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子供が目標を乗り越える為に必要な「最後までやり抜く力」を育むための親の関わり方

子供には、何事にも途中であきらめずに最後までやり抜いて欲しいものですよね。やり抜くことで達成感を味わい、子供は「次はこれをしたい!」っと目標を定めるようになります。子供のやる気をなくさないように声かけにも注意が必要です。子供の頑張りを褒めるだけではなく、親が口を出さずに見守ることも効果的です。子供が自分でやり抜くことが大切なんですよ。

子供の【最後までやり抜く力】を育むことで、子供は挑戦するという事を身をもって体験します。
大人になっても、目の前の目標に挑戦する・しないで、人生が変わると言っても過言ではないと思います。
今回は、子供の【最後までやり抜く力】を育むために家庭での日常生活でできる事を紹介します。

目次
▼ やり抜く力がなぜ必要なのか
▼ 最後までやり抜く力を伸ばす日常生活
▼ 子供の興味や関心を広げるポイント
▼ 続けるか続けないかは、子供が決める
▼ 子供のやる気を刺激する会話
▼ さいごに
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やり抜く力がなぜ必要なのか

子供が将来成功できるかどうかは、生まれ持っての才能よりも最後までやり抜く力で決まるといわれています。
それでは、やり抜く力とはどのような力で、なぜ必要なのでしょうか?



やり抜く力って何?

やり抜く力とは、目標が実現するまで粘り強く取り組む能力のことをいいます。
それには、目標に向かって努力する「情熱」と、困難に打ち勝つ「忍耐力」が必要です。
最後までやり抜いた経験は、次の目標に向かう情熱に繋がっていきます。



やり抜く力のある子どもは成績が伸びる

やり抜く力のある子供は、難しい学習課題を前にしたときに人を頼ろうとはせず、自分の力で答えを導き出そうとします。
最後まで考え抜くことができる力は、成績が伸びる大きな条件の1つです。
理解力に優れ、先生の話を聞いただけで理解ができてしまう子供よりも、苦労をしながらもわからない問題を最後まで考え抜くことができる子供の方が、成績は確実に伸びていきます。



社会人になってもやり抜く力は必要!

やり抜く力は、学校での成績だけではなく社会人になっても必要な能力です。
任された仕事を途中で諦めてしまうようでは、社会では通用しません。
始めのうちは慣れない仕事に四苦八苦をしていても、忍耐強くやり抜くことで仕事にも慣れて周りから信頼される社会人に育っていきます。

最後までやり抜く力を伸ばす日常生活

最後までやり抜く力は、急に伸ばすことはできません。
日常生活の中でのママやパパの関わり方によって、少しずつ身についていくものなんです。



「できた!」喜びを多く経験させていく

子供は小さい頃からの「できた!」という喜びを数多く経験していく中で、やり抜く力をつけていきます。
たとえ小さな目標であっても、その一つ一つを達成させていくことが大切です。
達成感を得る喜びが多いほど最後までやり抜く力はより強くなっていきます。



結果ではなく努力をほめる

最後までやり抜く力を育てるためには、ママやパパがたくさんほめてあげましょう。
ほめるときの大切なポイントは、結果ではなく努力をほめることです。
テストで100点を取ったときには「満点が取れて偉いね」ではなく「毎日一生懸命に勉強をして偉いね」とほめてみてください。
努力をほめることにより、子供は次の目標にチャレンジする意欲が生まれ、最後までやり抜くようになっていきます。



失敗から再び立ち上がる経験をさせていく

子供にとっては、失敗経験も大切です。
失敗をさせないために障害を取り除いてあげることよりも、失敗をしたときに再び立ち上がるためのサポートをしてあげましょう。
子供は、目の前の障害に向かって試行錯誤をし、工夫をすることで最後までやり抜く力を身につけていくのです。
子供がつまずいているようなときでもすぐに手伝うのではなく、しばらく見守ってあげましょう



親の甘やかさない姿勢が子供のやり抜く力を育てる

最後までやり抜く力を育てるには、ママやパパの甘やかさない姿勢も大切です。
わがままは許されないことを教えてあげましょう。
子供はわがままが許されると何でも自分の思い通りになると勘違いをし、我慢をすることが苦手な子供に育ってしまいます。

子供の興味や関心を広げるポイント

日頃から子供がどんなことに興味や関心を示すのかを掘り下げ、興味や関心の幅を広げてあげることも大切です。



子供を観察しよう

ママやパパは、子供の好きなことを見つけてあげましょう。
それには、日頃から子供をよく観察することが大切です。
子供は、どのようなときに生き生きと活動しているでしょうか?
逆に、すぐに飽きてしまうことは何でしょうか?
やる前から我が子には向いていないと決めつけてはいけません。
習い事や地域の行事にも積極的に参加をさせて、さまざまな経験をさせることも大切です。



子供を見守り励まそう

いくら興味や関心があることでも、ママやパパが関わりすぎると子供はすぐにになってしまいます。
焦りは禁物です。
温かく見守ってあげましょう。
そして、達成感を味わえるように励ましてあげてください。



親が手本を示そう!

我が子を最後までやり抜く子供に育てたいのであれば、ママやパパが手本を示してあげてください。
特に子供と一緒に過ごすときには、一生懸命な姿を見せてあげましょう。
鬼ごっこやブロック遊びでも、子供と思い切り楽しむ姿を見せることで子供の心に深く刻まれていきます。

続けるか続けないかは、子供が決める

子供には失敗経験をさせたくないというのがママやパパの気持ちです。
でも、最後までやり抜く力を育てるには、失敗経験を生かすことが大切です。
そのためには、続けるかどうかを子供に決断させましょう。



何をするかは子供に決めさせる

習い事や受験などは、ママやパパの押しつけだけで一方的にやらせてもうまくいかないことが多くあります。
大切なことは、何に挑戦するのか選択肢を示した上で子供に決めさせることです。



失敗したときに続けるか続けないかも子供に決めさせる

子供は好奇心が強く、何に対しても強い興味を示します。
しかし、諦めて投げ出すことが多いのも大きな特徴です。
また、失敗に終わってしまうこともあるでしょう。
そのようなときに、何が何でも最後まで続けさせることがベストだとは限りません
成長段階の子供にとっては、途中でも諦めた方がよいことも数多くあります。
大切なことは、失敗をしたときにサポートをしてあげることです。
失敗も、子供にとっては貴重な経験です。
続けるかどうかを親が一方的に決めるのではなく、失敗をした悔しさを子供と共有した上で、次へのステップについて子供に決めさせてあげましょう。
失敗をしたときにどうすれば良かったのかを子供自身に考えさせることも最後までやり抜く力を育てるための経験になります。

子供のやる気を刺激する会話

子供のやり抜く力は、ママやパパの問いかけ次第で大きく影響します。
ポイントは、子供のやる気を刺激し、子供自身が答えを導き出せるような問いかけをすることです。



ママやパパの問いかけ次第で子供のやり抜く力が変わる

ママやパパの問いかけは、子供にとって大きな影響を与えます。
兄弟で比べて「お兄ちゃんはできたのに、どうしてあなたはできないの!」と言われた子供は、やり抜く力は一気に小さくしぼんでしまいます。
「あなたは、○○できるわよ」など 子供の力を肯定する言葉をかけることで、子どもは自信を持ってやり抜こうと頑張ります
最後にちゃんとお子さんの頑張りをほめてあげてくださいね。



簡単に答えを教えない

子供が失敗をしそうになったときに、先回りをして簡単に答えを教えてはいけません
「どうしたらよかったのかな?」などと問いかけをして、子供に考えさせて答えを導き出すような工夫をしましょう。
あくまでも子供が自分の力で答えを出したり解決策を考えたりすることが大切です。
子供が自分で決めたことは、親から一方的にやらされたことよりもはるかに最後までやり抜こうとする力は高くなります。

さいごに

子供は、色々と経験し達成感を味わうことで、やり抜く力を身につけていきます。
挑戦する内容は、子供の成長に伴い難しくなってくるものです。
例えば、料理の手伝いは混ぜるだけだったのに、卵を割るようになり、包丁で野菜を切るようになり…っとステップアップしていきます。
親としては、要点を教え、見守りながら子供が失敗したとしても励ましたり、頑張りをほめてあげましょう。
子供は、失敗を重ねるうちに きっとできるようになります。
やり抜く事で達成感を味わい、子供のやる気が育まれます。
目標に向かって頑張る事は、お受験でも大切になります。
そのためにも、子供のやり抜く力を育むよう心がけてくださいね。

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