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【小学校受験】願書には志望校への親の熱意が伝わるもの!受かるための願書作成ポイント

お受験での願書の書き方は親として悩むものですよね。親として子供にどのように向き合っているのか、また受験する小学校の教育理念を理解しているのかなど受験生の親として問われてきます。家庭の教育方針やしつけなどについて記入する際にも実際のエピソードにも触れることで家庭生活が想像しやすくなります。気になる願書の書き方のポイントを見てみましょう。

小学校受験が近づいてくると、親が一番悩むのが願書の書き方ではないでしょうか?
「できるだけ好印象が持たれる願書にしたい!」誰もがそう考えるものです。
親御さんとても、ご自身のための願書をこれまで何回も書いてきたわけですが、お子様の願書となると気持ちが また違ってきます。
今回は、小学校受験の願書の書き方についてのポイントをお教えします。

目次
▼ 願書作成の基本!何度も練習し丁寧に書く
▼ 願書には受験生の親としての心持ちが現れる
▼ 小学校受験で重視される「志願理由」記入には学校説明会への参加が鉄則
▼ 願書は親の考えや日頃の親子関係が垣間見れる
▼ 家庭での生活についても書くことで「教育方針」や「しつけ」が伝わりやすくなる
▼ 子供の性格についての筆記ポイント!短所を長所に変えるようなしつけを記す
▼ 実際のエピソードを書くことで家庭での日常生活がリアルに伝わる
▼ さいごに
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願書作成の基本!何度も練習し丁寧に書く

お子様の願書は、家庭をそのまま映しだします。
小学校側としても、お子様のことを理解する資料であり、選考を進める上での判定材料にもなるのです。
そう考えると気を使い、最後まで悩んでしまうのが願書の存在なのです。
まずは当たりまえのことですが、願書の基本を押さえておきましょう。

基本的に書き損じをしないように仕上げることが基本です。
そのためにも願書は数部用意しておく方が安心です。
絶対に誤字脱字を出さないように何回も下書きをし、完璧なものを提出するようにしてください。
お子様の代わりに親御さんがお子様のことを伝えるという信念を持って書いてください。



細かなことに留意すること

願書は一発勝負で書くものではありません。
できるだけ何度も記入練習をすることをお勧めします。
提出期限直前の短い時間に仕上げるようなことは避けてください。
修正液や二重線を引いての訂正などは、願書としてかなりマイナスの印象を与えてしまいます。
そこ注意をしてください。

印鑑も簡易なシャチハタのようなものを使わないようにしてください。
きちんとした印鑑を使用してください。
住所を書き込む欄には番地をきちんと書き込むようにしてください。
略して書くようなことは絶対にしないでください。
まずは最低限、願書を書くルールとしてきちんと受け止めておきましょう。

願書には受験生の親としての心持ちが現れる

願書はすぐに書けると考えている方も多いようです。
実は、一筋縄でいきません。
それが願書というものです。
それぞれの項目に、誠実に答える姿勢が受験生の親としては望ましいのです。
そこを基本姿勢としてご自分でも考えておいてください。
時間のかかる書類作りだと考えていただく方が安全です。
とりあえず間に合わせたような願書というのはプロが見ればすぐにわかるのです。

小学校受験で重視される「志願理由」記入には学校説明会への参加が鉄則

その小学校に子供を入学させたいと考えた理由をどのように答えますか?
パンフレットに掲載されているものを引用するような志望動機を述べるのは、あまりにも軽率です。
ここで学校側はどの部分をチェックしているのかご存じでしょうか?
それは、「その家庭が必ず入学してくれる家庭かどうか?」を見定めているのです。
そう考えると志望理由の欄には、いい加減なことは書けません。
つまり、事前に学校説明会などに足を運び、親御さんの目から感じた学校の雰囲気や、そこに感じた魅力を的確に願書に記載されていることが大前提です。

願書作成時に生きてくるのが、小学校説明会で聞いた話の内容です。
必ずメモをとって自分の中で気になったフレーズや内容をきちんとチェックしておくと良いでしょう。
その熱心さが学校側に必ず伝わるものです。



小学校側は志望動機欄を通して受験生の家庭を知りたい

お子様が将来的に入学をした後に、その小学校の「建学の精神則り、学校生活を送ってもらえるかどうか?」その部分を知りたいのです。
そして願書の中に記載されている志望動機欄から、家庭環境その家の教育方針を読み取ろうとしているのです。

願書は親の考えや日頃の親子関係が垣間見れる

小学校受験を決めて志望校を絞り込んだ段階で、願書に書き込むことを考えていきます。
例えば、志望する小学校の宗教や、共学校か女子校か?などについても、親の考えを正確に伝える必要があるのです。
そして、子供の性格普段の様子についても詳細に記載できることが、なお良い状態です。
やはり最終目標としては、我が子の合格です。
そこを狙って心証の良い願書を書き上げるのは、親としての務めです。

小学校によって、望ましいと考える教育方針はそれぞれです。
ただ、親御さんがお子さんに向き合う姿勢の理想は同じです。



志望校の教育理念で一番惹かれた部分を挙げて書くのがポイント

志望校に対して願書の記載内容で、好まれる書き方というのはどのようなものでしょうか?
学校説明会パンフレットなどを照らし合わせて、一番心に響いた部分をそのまま素直に願書に書けばよいのです。
自分たちの教育方針志望校の教育理念が、どのようにリンクしているか?」ここが肝心なのです。
ここだけは譲れないという教育方針を打ち出すことも大事です。

家庭での生活についても書くことで「教育方針」や「しつけ」が伝わりやすくなる

受験する小学校の願書を書く際には、理想だけを述べるのではなく、普段から家庭で実践していること幼い頃からしつけの面で必ず実行していることなどを挙げればよいのです。
お手伝いなどを例に挙げても良いでしょうし、実際の行動を示すことで願書を通して、その家庭への信頼感を抱けるものなのです。

「日常生活の中でお子さんの感性をどのように磨いているのか?」
これは情操教育という捉え方でも大丈夫です。
普段から打ち込んでいる習い事を例に挙げても好感が持てますし、同時に親御さんの熱い気持ちを願書に書くことで熱意が伝わるものです。



家庭で大事にしている習慣はありますか?

家族の間で大切にしている習慣などがあれば例に挙げて書いておいてください。
例えば、国際感覚を身につけるために定期的な海外旅行、というようなスケール感のあるものよりも、家族揃って夕飯を囲む習慣や、週末の過ごし方など家族の日常について触れることが好ましいのです。
身近なことが一番伝わりやすいものなのです。

お子さんに対する理想を長々と書くのではなく、本当に身近な目標として、どのような子供に育ってほしいのかという思いを親目線で加えておくと、より印象も良くなります。

子供の性格についての筆記ポイント!短所を長所に変えるようなしつけを記す

願書ではお子さんについて書く欄もあります。
「家庭の中で、どんな子供なのか?」が問いかけられています。
そこで褒めちぎる必要はありません。
長所や短所を織り交ぜて述べればよいのです。
そして「短所に関してはどのようなしつけをして、短所を長所に変えるように試みているのか?」という点についてもきちんと意見を述べておいてください。

願書に一旦書いたものは、面接時に繰り返し同じ内容を質問されることに繋がります。
だからこそ、普段はしていない習慣や、間に合わせのようなしつけ方法をそこで述べるべきではないのです。
必ず、面接時にそこが引っかかってしまいます。
それよりも、普段の接し方や、自分の家庭において一番大切にしていることを素直に願書へ記入する方が良いのです。

実際のエピソードを書くことで家庭での日常生活がリアルに伝わる

字の美しさや丁寧さから、親御さんの雰囲気をすぐに読み取ることができます。
そして内容面でも、具体的なことが書かれている願書には真実味がより、増していくものです。
嘘や理想で固めたような願書ほど、嫌われるものはありません。
言い換えれば、これまでの育児の方針を書面でアピールをするチャンスということです。

面接官の目に留まるような内容を目指していただきたいと思います。
そこには、リアルさが必要です。
お子さんとの日常生活の中に、その家の教育方針が見えてくるものです。
小学校受験の担当者はプロ中のプロばかりです。
そこを踏まえて誠実な願書を作れることが、親として問われるのです。


さいごに

願書の出願は、志望する小学校にどのような家庭なのかを見てもらう手段の一つです。
実際に願書を元に面接を進める私立小学校や国立小学校があります。
願書作成後は、必ず手持ち用にコピーをしておくことが大切です。
お子さんのお受験に向けた頑張りをさらに底上げする為にも親御さんが作成する願書は重要なものとなります。
そのためにも、日常生活の中でお子さんの心の成長などを感じた際にはメモを取ることを習慣づけてくださいね。
メモを書きとめることは、願書を作成する際に大いに役立つことでしょう。

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