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小学校お受験には欠かせない!子供の集中力はどう育てるか?

何事も集中力が勝負と言われる中で、幼児キープできる集中力について考えてみました。小学校受験においても、集中力がない子は、いろんな場面で不利な思いをするものです。人の話を聞けない、指示を守れない、というのはすべてが集中力のなさが原因となっています。 今回はお受験に必須といわれている「集中力」というキーワードを深く解説してみましょう。

目次
▼ 子供の集中力を高めるために親ができる簡単な方法とは
▼ 最近、増加中と話題?相手の話を聞けない子供たち
▼ 子供は誰よりも正直者である!面白くない楽しくないと集中力は育たない
▼ 子供が欲しがっているものを何でも買い与えるNG行動
▼ お受験塾でも子供へ指示は一度しか言ってもらえない。その中でどう考え判断するか
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子供が集中力を身に付けるために親ができることは?

【集中力】 【長く続けさせるという習慣】 【親の工夫が必要】

まず簡単に集中力を付けるためにできるのは、幼い時期から一つの遊びを長く続けさせるという習慣です。その遊びとは何でもよいので。子供が5分、10分と長く遊びを持続させていることに意味があるのです。5才児にとって20分程度の集中が持続できるというのは、見事なことと言えます。
それを実現させるためにも普段の遊びの中で、集中力を持続させられるようには親の工夫が必要となります。
すぐにおもちゃを取り換えて遊ぶような子供さんは、どうしても集中力がないと評価されてしまいます。
例えば子供の好きなキャラクターは何でしょう?トーマスやアンパンなど好きなものにはとことん集中して遊ぶ時間を作ってあげましょう。親が遊ぶものを次々に変えていては、子供もその性格が影響し何事も持続できなくなってきます。

お受験について最後に問題となるのは子供の集中力です。赤ちゃん時代を過ぎておもちゃで遊べるようになったときに、まずは子供がどのようなおもちゃに興味を持つのか?ということを親御さんは真剣に観察をしてみてください。女の子や男の子で興味をもつものも変わってきます。観察していると、その子の資質が見えてくるのです。

遊びながら脳を鍛える方法。遊ぶ時間を有効活用!知育玩具で精一杯遊ばせる

【絵本】 【知育玩具】 【幼少期】

幼少期の遊びはとても重要だと言われています。その際には多くの種類を与えるのではなく、何かその子が集中できるものを与えることに意味があります。積み木をはじめ、知育玩具というものは集中力と子供の創造力を両面で支える役割を持っています。それ以外でも、その子が長い時間遊べる「遊び」には夢中にさせる魅力があり、やがて育まれている集中力が育つ芽を持ち合わせるのです。

集中力というのは日常生活の中でも十分に育てることができます。絵本に集中させる、知育玩具に集中させる、親の話に集中させるという多方面で力を発揮するものであり幼児にとっては、全ての始まりに値するほどのものなのです。そもそも探求心のない子は、何をしても中途半端に終わる可能性があるのです。特に小学校受験ともなると、様々な場面で集中力が必要になってきます。



最近、増加している?相手の話を聞けない子供

いつも塾に通ってくれている生徒さんですが、どうしても落ち着きがなく集中力にも欠けているというマイナスポイントが最後まで足を引っ張ったという苦い経験があります。
こちらは様々な手を使って個別指導の折にも、その子の集中力を高めようと努力をしてみました。それでも、その子は10分程度が経過すると席を立とうとします。トイレに行きたいと席を立ち、お腹がすいたなどと全く集中力を欠く発言を繰り返すようになりました。

教材も途中で時間切れになり、その授業の中では何一つ達成できないという日も多かったように思います。これでは、先が思いやられるという矢先に、大けがをして、結果的に塾に通うことを断念されました。集中力がないということは、注意力も散漫と言うことにもなります。
結果的に自転車で転んで大けがをして、しばらく入院をする結果になり、お受験も断念されたと後から聞きました。
ご自宅で子供が集中できる環境は確保できていたのでしょうか?
環境を整えてあげることは親にとって大切な子育てです。

・部屋の清潔さ
・勉強机の整理整頓
・部屋の照明
・風の通り

環境の清潔さは何よりも大切となります。

幼児期のうち抑えておくポイント!集中力の散漫

まだ幼い時期には何をしても数分で飽きてしまうというのは、誰にでも起きる現象です。それでも、親がそこで諦めずに遊びの楽しさや、長くその遊びに集中することで生まれる喜びを教えてあげる必要があるのです。

例えば積み木遊びなどがそのよい例になります。
子供が自由に積み上げようとしたときに、ある程度の高さになると崩れてしまいますよね?そこで子供はそれ以上の高さに積み上げるとまた倒れて来る、とい学習をするのです。

その瞬間に学びがあり、すかさず親御さんは声をかけてあげて欲しいのです。
「次は積み木を横に並べてみようか?」同じおもちゃでも遊びのバリエーションは豊富です。親としては最初にモントレーションをしながら子供に指し示していくのです。子供が興味を示した時に時間を見てください。おそらく1-分以上は経過しているはずです。
こうやって遊びの中に集中力を取り入れて、無理なく子供が集中できるように仕向けるのが一つの目的なのです。何をやっても長続きしないというのは、幼い頃に親御さんが遊び方や正しい集中の仕方を教えなかったためなのです。そうならないように、とにかく散漫な性格にならないように、親は集中力を高めるということに意識を向けるべきでしょう。

子供は誰よりも正直者!面白くない楽しくないと集中力は育たない

【興味】 【楽しい】 【遊び】

子供は何をしていてもそのことが「楽しい「もっとやってみたい」と思わせるものではなければ絶対に集中することはできません。人は自分の興味があることには次も見てみたい、やってみたいとというストレートな欲求を示すものです。子供もそれと同じ感情を抱いているのです。興味がないことを、長い時間をかけて続けることは苦痛になる一方です。ますは楽しくなるように、仕向ける必要があります。子供一人の力ではおもちゃもなにもかも、楽しいというところまで行きつかない場合が多いからです。

楽しいという心が集中力を持続させるのです。
例えばプリント学習でも子供が自分の中で「できる」「わかる」という気持ちが先立つ時にはどんどん、前に進めたいという気持ちになるものです。逆に今一つ理解が出来ず、何をどうすれば良いのかわからない場合には、次もやってみようという気持ちには至りません。それが当たり前の感情です。

集中力とは勉強以外の部分から育むものと考える

例えば塗り絵が好きな子供は自分で好きな色を選んで10分以上の集中をして塗り絵を続けられます。お絵描きでもピアノの練習でも同じことが言えます。自分の心の中で、落とし込めるものは何にでも興味を持てるのです。そして「もっとやってみよう」という意識に最終的には到達するわけです。これがいわゆる集中力の入り口にあるものだと考えてください。
家全体で取り組んでいるものは何でもよいのです。
お手伝い一つを例に挙げても決まった時間は家族全員が例えば掃除に集中するなど、気持ちを散漫にせずに一つのことに取り組むわけです。このお手本を大人が示すと、子供もそれを体得していくのです。とても重要なことだと思います。

欲しがっているものを何でも買い与えるのは控える

【物の大切さ】 【遊び方】

物を大事にする、一つのおもちゃを大事にすることは集中力に繋がっていきます。一通りの遊びを終えて、次はそのおもちゃで何をして遊べば楽しいのか?ということまで考えられるようになると、子供も一皮むけて、次の段階に進んだと言えるのです。
何事にも集中をするというエネルギーは親が種を撒く必要があります。多くのおもちゃを買い与えてしまった後では、子供は一つのおもちゃに回帰することができません。

どうしてもあれもこれも・・という状態になり最終的には散らかしておしまいということになりかねません。この部分をよく考えて、与えるおもちゃの量も決めておけば良いのです。遊びがどんどん発展するということは、子供の中で集中力が育ち始めたという証拠です。これは喜ばしいことですので親としても素直に歓迎すべきことです。必要なのは、遊びもすべて子供任せにせずに一言、声をかけて長く遊べることに対しては称賛をしてあげてください。これはとても肝心なことになります。

お受験塾においての集中力はどう育てれば良いのか?

あくまでも同じ年齢層の子供が集まる任意の場所とは言え、全ての親御さんが子供に受験をさせるために集まってきているのです。当然、ほとんどの子が集中力にも長けていて、すぐに集団授業などにも溶け込めるはずです。
そこに全く、集中力のない子供がそこに混ざってしまうことで場の雰囲気が悪くなることも考えられます。正直なところ、お受験塾に通うという段階である程度の集中力は求められます。

塾に通うと自然に集中力が身に付くという考えは捨ててください。逆に、集中力を養えた子が集まると考えた方が無難です。それを考えると自宅での躾の際にも徹底的に話に集中できるような子供に育てなければ意味がありません。
逆に、何事にも手を出し過ぎると子供は「親が聞いてくれているから大丈夫」というような気持ちになるのです。子供の目で見て耳で聞いたことを自分の中に理解させることに意味があるのです。まずは一つも遊びに集中をすることを身に付けさせて普段の会話などでも、「今なんて言ったかもう一度言ってみて」などと繰り返し学習をさせれば効果は絶大です。

お受験塾でも指示は一度しか言ってもらえない

【口頭指示】 【お受験】

実際にお受験本番で、指示行動口頭試問などで、先生から出される指示は一度きりです。人が話すことをすべてきっちりと聞き取ろうという気持ちがないと。集中をして聞こうという気持ちにはなかなかなれないものです。このあたりに大きな差が生まれてしまいますので何としてでも集中力を育てなければいけません。親御さんもお受験を本気で考えるときには我が子の集中力についても冷静に判断をするべきでしょう。

結果的に集中力の高い子は、何をしても完成度が高くペーパーテストの点数もとても高得点にあるのです。すべてのことは集中力が司っていると考える必要もあります。この機会にお受験においても、集中力がかなりのカギを握っているということを親御さんも自覚をされて取り組んでみる必要があるのではないでしょうか?

家でも指示は一度だけにする

お受験の場面ではどうしても指示行動が多くなります。先生から出されるとおりに色を塗るなど、とにかく人の話に集中できていない子は不利になることがあまりにも多いのです。この聞く力を育てるためには、集中をして聞くという作業が必要になります。普段から親御さんが子供に何かを指示するときに、何度も同じ指示を出してはいませんか?子供にすれば、また同じことを言ってくれると勘違いしてしまうのです。人の話を一度で聴かないといけない、という良い意味での切迫感が必要になります。

そのためにも家の中でも指示は一度だけということを厳守してください。せっかく親御さんが何かを指示しても、なんと言ったのかを聞き逃しているような散漫な集中力ではお受験の問題などは一つも満足に解くことはできないでしょう。子供を追いかけまわして躾をする際に、何度も同じことを連呼することは辞めましょう。それを無くしてしまうと子供は親の話を一度で聴かないといけないという、気持ちにようやく気付いてくれるはずです。

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