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小学校受験・基礎的なことが不得意にならないようにするために

小学校受験ではどのような問題が出題されるのか?ということは情報誌や塾の内部情報などで事前に知ることができます。 ただ、いきなり「苦手な分野」があるとすれば、それは早期に改善しておく必要があります。 そのあたりを十分に考えて子供への対応を考えてください。

 

小学校受験ではどのような問題が出題されるのか?ということは情報誌や塾の内部情報などで事前に知ることができます。
ただ、いきなり「苦手な分野」があるとすれば、それは早期に改善しておく必要があります。
そのあたりを十分に考えて子供への対応を考えてください。

目次

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まずは具体的にどの分野が苦手なのか知る

多くの分野が出題されますが、特に言語、記憶、常識以外の部分に苦手意識が集中するようです。
例えば、数量や推理、図形などが苦手で、なかなか前に進めないというお子さんは、早めにその分野についての対策を立てて、しっかりとおさらいをする必要があります。
苦手に思っている以上、気持ちの上でもとても緊張をしてしまいそのまま、本番を迎えてしまうと悲惨な結果になってしまいます。
塾の授業ではいろんな領域の問題をとにかく数多く解いていきます。ある程度は慣れることも必要です。そのためには懸命に、その問題に取り組もうとする意欲が必要になります。

自分の中では、「出来ている」と思っている領域でも、実は全く理解違いという場合もあります、図形などは特に間違いやすい分野です。
ただ、同じ分野のものをずっとやり続けるというのも、子供にはストレスになります。一番良い方法は自分の中で、楽しく解けるということです。
もっとやってみよう!という気持ちは、苦手を克服するために必要なことです。

 

 

┃図形の問題の基礎は点線なぞり

小学校受験の出題の中に、点線や実線をクレヨンでなぞるという問題があります。
一見、とても優しい問題のようにも思えます。ただ、子供にとってクレヨンなぞるということは、とても大儀なことなのです。
一筆でなぞるというテクニックには、訓練が必要になります。視線を二個以上向う側にあるものに置いて、なぞっていくという方法が必要になります。
これも、家庭学習でおさらいをしておく必要がある分野です。この出題方法としては、ペーパー上にただ点線が描かれているようなものではなく、ストリー性のある出題方法が多いことをご存じでしょうか?

ここでもきちんとお話を聞いてから作業に取り掛かるという段取りを踏まないといけません。例えば次のような感じです。

学校の帰りに傘を持たずに歩いていると急に雨雲が出てきました。
あっという間に空が暗くなり、いきなり雨が降り出しました。

このようなお話を聞いた後に、雨の部分に点線が引いてあるところを雨のイメージの色でなぞるという出題です。
どうでしょうか?簡単なようで結構難しいと思いませんか?お話をきちんと聞いていないと、余計な部分にクレヨンで描き入れてしまう可能性があります。
小学校受験においては、このような問題をパーフェクトに回答できることが何よりも重要だと考えます。


大人の感じ方と子供とでは捉え方に違いもある

大人にすればこのような問題は何でもないはずです。話さえ聞いていれば雨の部分に点線が入ってるのだから、そこをなぞればOK?と簡単に解釈できます。
それでも幼児にとっては何度も繰り返さないとなかなかクリアできない類の問題でもあるのです。子供は、何に対しても素直な気持ちで興味を示します。
苦手だな、と思ってもそこで大人が諦めずに、何度でも正確に解けるように頑張らせてみてください。大人が簡単に思っても、子供にはとても難しい問題でもあるのです。

「これくらいの問題が解けなくてどうするの??」などという禁句は絶対に言わないようにしてください、それが子供のモチベーションを保つ方法でもあるのです。
ここで重要なのは、できないと思い、いきなり苦手意識を持ってしまった苦手分野に対しても、優しく声をかけて、何度もトライするこことで子供は徐々に伸びて行きます。
そこで頭ごなしに叱りつけると、子供は萎縮してしまい、ますますの苦手意識を増殖させてしまうだけです。

 

┃ここはぐっと我慢をするのは親の役目

点むすびは極端に苦手な子と得意な子に分かれる傾向がある分野です。
特別なテクニックがなくても、集中力さえあれば、そのまま点をなぞるだけで良いのです。
これほど簡単な問題は他にないのでは?思えるほどです。ただ、そこでイライラしてしまうとどうしても、親子の間で辛辣な言葉が飛び交ってしまうのです。


図形の問題・発展編

この問題は、塾でもかなりの演習を積む領域になります。
ペーパーテストの上半分に点線をなぞった線でできた図形が描かれています。これを同じように下側に掛かれている点線を結んで模写するというものです。ここで躓いてしまう人が多いのです。
最初の頃は、なかなかうまくできなくても当たり前です。視線を上下に動かして正確に上のお手本通りの図形を描くのは、なかなか難しい問題です。塾では左手で上のお手本をなぞり右手で模写していくという方法を教え込みます。
これを習得するためには結構な時間がかかります。ただ、これが的確な方法でもあり、正確にも模写をする方法なのです。

この問題が塾で出されると、泣きながら取り組んでいる生徒が過去にいました。
自分でも思うように描けないことに腹を立てて、かんしゃくを起こしてしまう場合もあるほどです。この練習も時間をかけることで、確実に取得できるものです。
何度でも挑戦させて、短い時間に模写が出来るようになるまで、演習を積むほかありません。
お母さんとしては図形の発展編で、点数を落とすようなことは困る!と思い、ついつい熱くなってしまうのも無理がありません。
焦らず何度でも挑戦させることが図形の問題を苦手にせずに済む方法です。実際の問題を解く時間は、30秒ほどが理想です。
到底、その時間では無理なことはわかっています。少しでも時間を短縮させて且つ正確な線を描けるようになることを目標にして、取り組ませてください。


記憶系の問題に苦手意識を持たないようにすること

苦手と思った瞬間、子供の表情は曇ります。それを親が察知して追い詰めないようにすることは、育児の上でも当たり前のルールです。そこで詰め込まないようにして、必ず子供の可能性を引き出してあげればよいのです。
その役割は日中の時間を一緒に過ごすお母さんが担ってあげてください。記憶の問題というのは、必ず幼児に備わっている「記憶力」に働きかけることで、ブラッシュアップされるものです。鍛えれば必ず記憶力は高まるというのはどの塾でも親に話していることです。
理解をする力よりも、記憶をする力の方が先に伸びると考えれば良いのです。一つでも出来ることが増えると、子供の可能性はどの分伸びます。

お話の記憶については、人の話にどれだけ集中しているのかが問われる問題です。好奇心旺盛な子供の場合には、大人が語ることに対して目を輝かせます。そこを上手に刺激しましょう。このお話の記憶の練習をするときには、ラフな姿勢ではダメなのですよ!ここだけは守ってください。お受験本番のような緊張感を保ちながら背筋を伸ばして食卓などで、聞かせるようにしてください。ほんの少しの工夫で、子供は良い緊張感を覚えていきます。お話に集中できるような環境を親が準備して、子供に対して繰り返しお話の記憶の問題を演習させるのです。


子供の苦手意識の連鎖を生み出さないことが肝心

お受験の中ではまずクレヨンなどの色を認識できることが肝心です。
幼稚園などで普段からクレヨンに触れている場合には、自然に覚えていくはずです。もしもクレヨンなどに触れる機会が少ないときには、自宅でお母さんがクレヨンの色を説明しながら、横についてあげて子供に自由な絵画を描かせればよいでしょう。
そして、ハサミが上手に使えることも大切です。ハサミは怖い道具!と思ってしまうと持つことすら、苦手になってしまうからです。ノリも同じです。手が汚れるから嫌いなどというのは、理由にならないのです。

折り紙を丁寧に折れることや、鉛筆やクレヨンを上手に操れることについても、最初から苦手意識を持たないように注意をしながら、親が接してあげることが肝心です。それが出来てから次の檀家に進めるわけです。
まずは最低限で良いのです。これらの領域については苦手意識を持たずに済むように、普段から遊びの中に取り入れて数多くの経験値を積んでおくことを、お勧めします。

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