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小学校受験に失敗するタイプの子供とは?

小学校受験の試験内容を考えると、「我が子が受験に不向きではないか?」っと心配になることはありませんか?プレッシャーに弱い、暗い印象の子供など、お受験に不安な性格のお子さんにはどのようにお受験準備を進めていけばいいのか、また、お受験に失敗しやすいタイプの子供とはどのようなタイプなのかみてみましょう。

お金をかけて塾に通って家庭でも真面目に勉強をしていても、小学校受験に失敗をしてしまうという子がいます。
講師をしていた時期にも、何人もそのようなタイプのお子さんを見て、なんとも複雑な気持ちになったものです。
今回は辛辣ですが、小学校受験に失敗をするタイプのお子さんについて、まとめてみました。
ちょっとした心配りや、お子さんへの声掛けで方向転換できる場合も多いのです。
それがうまくできない場合には、残念ながら「受験自体に向いていないのでは?」と考えなければいけない状況になってくるのです。

目次
▼ プレッシャーに弱いタイプの子は、早めの通塾などで人や場慣れをしましょう
▼ 暗い印象の子には、家庭でより楽しく過ごせる時間を作ってあげましょう
▼ 協調性がなく問題行動をおこす子供は不合格になりやすい
▼ 親子の時間を増やしてお子さんの心に栄養を!
▼ さいごに
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プレッシャーに弱いタイプの子は、早めの通塾などで人や場慣れをしましょう

例えば、お子さんの小学校受験を考えている親御さんの中には、冷静に自分の子供を分析している方がいます。
「幼稚園のお遊戯会などの場面でも、決して目立った役をしたがらない、引っ込み事案な性格がお受験の場面で足を引っ張らないでしょうか・・・・。」
実際に受けた相談です。
この時に、例えば「場数」を踏めば何とかなります!という答えを無責任に行うこともできず、一つだけアドバイスをしました。

「今与えられていることを100%こなさなければいけない!」というプレッシャーに弱い子というのは確かに存在します。
ただ、そこをプレッシャーと捉えるのか、与えられたチャンスととらえるのかはお子さんの性格次第です。
「何か得意なことを人前で発表するような形はどうでしょうか?」とお伝えしましたら、その方のお子さんはピアノが上手に弾けるということを教えてくださいました。
ソロでピアノを演奏するということは、面接官の前で自分の思ったことを即座に答えることと似ているのです。



お稽古事を通して発表の場面になれる

結局、極度の緊張をすると懸念されていた女の子もピアノの発表会を経験してからは、自分の中で何か憑き物が落ちたような感じになりました。
人前でピアノを弾いたことがきっかけで、物おうじをしなくなったのです。
幼稚園児の中にある、ターニングポイントというのは、案外と些細なことの塊なのです。

それでもダメで、何をしても人前では緊張の連続で本領を発揮できないという場合には、通常よりも早い段階に小学校受験を決めて、通塾をしながら、人に慣れて 場にも慣れる訓練を始めた方が良いでしょう。
もしも、面接で一言も話せないまま終わったとしても、必ずしも不合格通知が届くとは限らないのです。
だからこそ、せめて受験本番までの間は精神的に無理のない範囲で、お子さんには練習の場を与えてあげませんか?
それが小学校受験専門の塾の役割です。
最初に、事情を話し緊張が高まると何もできなくなるという類の話は先に通しておきましょう。
そのうえで、引き受けていただけるということであれば、講師の方でも配慮をして、お子さんの持っている可能性も上手に引き出してくれるはずです。

暗い印象の子には、家庭でより楽しく過ごせる時間を作ってあげましょう

ご両親はいつも笑顔でしょうか?
不機嫌な顔で子育てをしていると、お子さんの表情は暗く沈んだ雰囲気になってしまいます。
それが小学校受験の場面では、表に出てしまうのです。
つまり「感じの良い子」に育てて置く必要があります。
ある程度は人格の問題にも関わる話です。
それでも、笑顔で誰にでも接することができる子は、それだけで相手に好印象を与えるものです。

子供に笑顔を作れというのは、酷な話です。
親として、その子にいつも楽しい思いをさせてあげられているでしょうか?
怒ってばかりという状況にはありませんか?
お子さんの表情が乏しい場合や、印象が暗いと感じたときには身の周りに起きていることを、今一度見回してください。
親子の時間が絶対的に不足していることで、お子さんの気持ちを取りこぼしている可能性もあるのです。



親子で時間を共有する

一度出かけたときにでも写真を多く撮影してみてください。
お子さんの笑顔は何枚程度ありましたか?
笑顔というのは、周りを暖かい気持ちに包むものです。
それが叶わないとなると、暗く寂し印象になってしまいます。
お子さんの笑顔は、親御さんとの時間で取り戻せるはずです。

小学校受験には面接テストが課せられています。
このときに、百戦錬磨の面接官に暗い印象を与えないように努力をすることが求められます。
一生懸命 答えようとする態度や、面接官を真っ直ぐ見つめる態度などがそうです。
これも家庭内で過ごす時間が心に余裕を生み出すのです。

協調性がなく問題行動をおこす子供は不合格になりやすい

行動観察などの場面で、なぜか相手に乱暴を働いてしまった場合にはマイナスになってしまいます。
やはり小学校で問題を起こしそうなタイプの子というのは、現実に存在するものです。
それを面接官はすぐに見分けるのです。
他の受験生に危害を加えるような暴力的な子の場合には、受験自体に問題があるのかもしれません。

どうしても喧嘩を繰り返す落ち着きがないというような場合には、小学校受験を考える前に、今のお子さんの状態を医師に確認をしてもらい今後の進路についても考えておく方が安全でしょう。
お子さんには何の罪もありません。
時間を掛けて受験の準備を重ねてきたとしても、行動観察の場面で起こしてしまった問題行動一つで、不合格になってしまう場合も多いのです。



小学校受験に向いているかどうか?を考える機会

どれだけ受験の為に費用を積んでも、合格に至らないタイプの子は、受験本番の日に何らかの問題行動を起こした子です。
もしくは、面接時に何か奇行を起こした場合などが当てはまります。
親として本番前にフォローができることがあるかもしれません。
場合によっては、受験自体を断念せざるを得ない場合もあります。

精神的にナーバスになっていて、相手にケンカをしかけてしまうようなタイプの子もいます。
これを行動観察でされてしまうと周りの受験生には多大な迷惑がかかります。
そのようにならないように親としても、見極めてあげたいものです。

小学校を受験するお子さんは、まだまだ幼稚園児です。
何が起きるかわからない状態で、受験本番を迎えるわけです。
どの親御さんも気に掛けるのは、「何か問題を起こさないか?」という点に尽きますよね。

親子の時間を増やしてお子さんの心に栄養を!

受験準備期間中でも、家族のイベントを積極的に作って出かける機会を多く持つようなご両親がいます。
お子さんは、あと少しで受験本番という状況の中でも、お愉しみが多い生活を送っているわけです。
・「模擬テストが終わったら○○ができる。」
・「面接のテストが終わったら○○に行く。」
というようなイベントごとを親が意識的に作ることは良いことです。

受験本番までの間に、お子さんの息抜きをどれだけ考えてやれるか?
これはある意味、合否に直結してくるものです。
そこをきちんと押さえて、受験本番に臨めば大きな失敗はないはずです。
お子さんを信じて送り出す前に、親としてできることは積極的に行いましょう。

小学校受験に失敗するタイプの子というのは、通塾をしている最中にでも講師側が敏感に感じ取るものです。
少しでもそのような兆候が見られた場合には、親御さんにお伝えをして改善を図っていただく。
それしかないのです。
どうしても改善が見られない場合には、残念ながら受験自体を断念せざるを得ないわけです。
小学校受験というのは、相手が居ての結果です。
小学校側が合格と決めてくれるまでは、あくまでも受験する側は努力を積むほかないのです。
親として今一度お子さんの様子を見守り、大手を振って送り出せるように、足りていない部分は付け足すなど、最後まで努力を行ってください。

さいごに

我が子がお受験に向いているかどうかは親として非常に気になるところですよね。
小学校受験では、行動観察での「協調性」に重きを置いている私立小学校・国立小学校が多くあります。
それは、入学後の集団生活には必要になるからです。
もし、お子さんに協調性がなく、人の話を聞くことができないくらい落ち着きがない場合は、お受験について考え直す必要が出てくる可能性もあります。
しかし、早めに訓練することで協調性や先生の話を聞くことができるようになってきます。
それでもお受験に向いていないと感じるときには、親としてお子さんのためにもお受験について再度考え直すことも必要になるでしょう。

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