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幼稚園受験に向けた2歳児に必要な環境とは?

幼稚園受験は、子供にいつからどのような教育をすればいいのか悩みませんか?受験シーズンの1年前にあたる11月から本格的に受験準備が始まります。その頃には、基本的な生活習慣を身につけさせ親元を離れる訓練を始めてましょう。今回は、幼稚園受験を予定している2歳児に家庭の中でできるお受験対策や両親の教育方針の重要性について紹介します。

幼稚園受験を考えているご家庭にとっては、何もかもが未知の世界です。
家庭の教育方針と言っても、まだまだお子様が2歳~3歳という段階では、何をどのように捉えればよいのか悩みませんか?
今回は、幼稚園受験について詳しく解説をします。
準備は早ければ早い方が良いと言われているのが、幼稚園受験です。
幼いわが子と一緒に、幼稚園受験の準備を始めてみませんか?

目次
▼ 子供の幼稚園選びは 家庭での教育方針がポイント
▼ 幼稚園受験で問われる親の姿勢
▼ 幼稚園受験に向けた2歳児に必要な環境とは?
▼ 4月以降の幼稚園受験の準備は?
▼ 2歳児のステップアップはゆっくりマイペースで!
▼ さいごに

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子供の幼稚園選びは 家庭での教育方針がポイント

まずは、お子さんの教育について両親の考え方をまとめましょう。
例えば、

  • 家庭の教育方針はどのようなものなのか?
  • 最初から英才教育を受けさせてスパルタ教育の枠にはめ込みたいのか?
  • 自然に勉強が好きになってほしいと考えるのか?

など、ご両親の胸の内は様々です。
簡単に考えると、どんな子に育ってほしいか?ということです。
そして、幼稚園を受験してまでその幼稚園に入園させたいという動機をまとめておいてください。
幼稚園受験で大切なのは親子間でのコミュニケーションがどれだけ円滑に取れているかということです。

最初に行うことは、幼稚園の情報を集めることです。
幼稚園受験と言っても大きく分けると2つの種類に分かれます。

  • 付属幼稚園
    …大学や高校まで一貫教育を行う

  • 小学校受験対策の幼稚園
    …小学校受験する幼児が多い幼稚園

小学校受験を予定している場合には、小学校受験のためのカリキュラムや環境が整っている幼稚園を選択するのがよいでしょう。



親子で志望園の行事を見学

春には志望している幼稚園の見学会や運動会が行われます。
観覧ができる場合には申し入れてその幼稚園の行事を見学することは、親子にとって良い刺激になります。
自分の子供を入園させたいと考える幼稚園には足を運んで、こまめにホームページを閲覧して新しい情報を常にキャッチできるようにしておいてくださいね。

幼稚園受験で問われる親の姿勢

幼稚園受験の場合には、両親の教育方針親の姿勢を深く観察されます。
願書に書かれている内容が精査され、面接ではこれから入園してくる子供の性格面や資質が観察されるのです。
子供の様子や親としての気持ちを普段から育児日記のようなものに記しておくことで、当時の気持ちに振り返りやすくなります。
また文面にする事で、わが子への思いというものが手に取るようにわかります。
多くのお受験幼稚園では、親子面接が実施されます。
その幼稚園の教育方針を吟味しておく必要があります。
志望する幼稚園の教育理念を頭に叩き込んでおいてください。
何を聞かれても簡潔に回答できることが、何よりも望ましことです。
そこに、家庭の教育方針を盛り込むことがポイントです!



志望園を決定した後

幼稚園受験に必要なことは、「日常的な挨拶や返答の仕方や自分の身の回りのことが、最低限できているのか?」という点です。
つまり生活習慣が見られていると考えてください。
まだまだ幼い未就園児に、何もかもを完璧に仕込むということは不可能です。
それでも、幼児の生活のすべてを遊びと捉えて家庭の中でも無理なくルール約束事、そして順番などを教えられるようにしてください。

幼稚園準備のために幼児教室に通う場合には、運動言語などを取り入れた指導が行われます。
決して未就園児を机に座らせてペーパー問題を解くというような高度なテクニックを要することを最初から求めません。
それよりも大事なことは、お友達との関りの中でお互いに良い刺激を受けて好奇心の幅を広げることです。
その中で、善悪の問題や仲良くすることの意味を学んでいくのです。
兄弟姉妹がいない場合には、幼児教室に通うことは有意義な経験になります。

幼稚園受験に向けた2歳児に必要な環境とは?

11月スタートと考えて年間を通じての育児とともに子供の成長を促してみてください。
まず、11月には母子分離を試みてください。
全く平気な子もいれば、片時も親から離れられないというお子さまもいます。
そこからお友達と遊ぶ楽しさを理解して、挨拶返事という基本的な生活習慣を身に着けさせてください。
12月から1月にかけては季節の行事が多くなる時期です。
外の世界に目を向けて、クリスマスシーズンの街並みやお正月の雰囲気を 2歳児なりに感じ取れるような環境を作ってあげましょう。

そうすることで、徐々に周囲への興味と関心を育むことになります。
少しずつ言語がでるようになり手先も器用になり始める時期ですので、遊びの中にも手先を使うブロックや紐通しなどを組み入れて幼稚園受験に必要な手先の作業などについても少しずつ家庭生活の中で準備していけばよいのでしょう。





冬の時期に行う幼稚園準備とは?

2歳児にも四季があります。
寒い時期には、なかなか同年代のお友達と公園で遊ぶというチャンスに恵まれません。
そこで、幼児教室に通い集団活動を介してお友達との関り方を学んでみるのも良いでしょう。
家庭では難しい 両足でジャンプしたり平均台などを使っての運動は、専門の講師の下で安全に行う方がとにかく安心です。

家庭では、積み木やカードを繰り返し使って「これなあに?」という質問をしながら形の認識やモノの名前を少しずつ覚えるようにすればよいでしょう。
11月からスタートさせている幼稚園準備をさらに充実させるのが、冬の時期にできる事です。



4月以降の幼稚園受験の準備は?

気温も上がり始め風邪をひく心配も少なくなる時期には、1日1回は大きな公園で思いっきり走らせるような運動を取り入れてあげましょう。
活発に体を動かすことで脳もかなり活性化されるものです。
そろそろ、「幼稚園受験の準備も家庭だけでは難しいかも?」と親が感じる時期でもあります。
その場合には、幼児教室に通い幼稚園受験のための準備を補えばよいのです。
家庭では、身近な道具の正しい使い方を身につけて手先の器用さを高めます。
そして、親子の会話を通じて自分の気持ちを伝える力を身に着けることを重要視してください。



夏の時期にできる幼稚園準備は?

これまで積み上げてきた生活習慣を定着させるようにしてください。
上を目指すよりも、今できていることを確認をしながら進める方が確実です。
言語や数量、形の構成、リズムなどは、幼児教室で楽しみながら進めていければよいのです。
秋以降は、親子の遊びを通じて様々な知識をお子さんに蓄えさせてくださいね。

2歳児のステップアップはゆっくりマイペースで!

2歳児、3歳児には「イヤイヤ期」というものがあります。
何を促しても「いや!」と答えることがマイブームになっているような時期です。
そこで何よりも重要なのが、「2歳の時点で母子分離ができているかどうか?」という点です。
幼稚園入試の場合には、原則、母子分離が前提になります。
そして、「年齢相応の基本的な生活習慣が身についているかどうか?」が考査の対象になるのです。
小学校受験のペーパーテストのように、繰り返し演習することで何とかなるという問題でもありません。
実際には、遊びの形式で行われる行動観察の中での振る舞いが合否を分けます。



考査では何を見ているのか?

実際に、幼稚園の考査では、

  • その子がきちんと指示を守れているのか?
  • 慣れない場所でも積極的にお友達と関わろうとしているかどうか?
  • 初めてのお友達とも仲良くなれるか?

という点が見られます。
これは日頃から十分に慣れておかないとなかなか厳しい問題です。
幼稚園受験において お子様が頑張る点は、日常的な生活習慣の定着です。
そして幼稚園受験の場合には、親の姿勢や熱意が面接などで問われます。

  • 親御さんが、園の方針をどこまで理解をしているのか?
  • 幼稚園の行事等への親御さんの協力体制はどの程度か?

ということです。
幼稚園の情報を十分に収集して、まずはご両親の間で志望する幼稚園を熟知することから始めればよいでしょう。

さいごに

幼稚園の受験をするお子さんは、まだまだ幼いものです。
家庭では、ものの名前や挨拶の習慣など親子で楽しみながら子供に教えるのが効果的です。
幼稚園に入園の準備のためにも規則正しい生活リズムを身につけ、親離れの練習を少しずつしてくださいね。
親子で一緒に楽しみながら、お子さんの語彙力や生活習慣を身につけさせましょう。

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