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小学校受験・難関男子校を受ける時のレベルとは?

親の意向で難関男子校を最初から狙うという家庭も存在します。親が名門私立小学校出身の場合には、第一志望が男子校になることは稀ではありません。最初の意思を決定するまでの時間は両親の間でもいろいろと悩ましい相談事が増えるのは無理にないことです。何よりも、難関男子校となると、ペーパーテストが難しいということがまずは挙げられます。

親の意向で難関男子校を最初から狙うという家庭も存在します。
親が名門私立小学校出身の場合には、第一志望が男子校になることは稀ではありません。
最初の意思を決定するまでの時間は両親の間でもいろいろと悩ましい相談事が増えるのは無理にないことです。
何よりも、難関男子校となると、ペーパーテストが難しいということがまずは挙げられます。
試験日自体も横並びで同じような日程になることが多く、併願が厳しいのも現実です。
それだけに第一志望をどの小学校にしようか?と迷う暇もなく受験の計画を立てなければいけなくなるのです。
ひとまずペーパー難関校に向き合うための特訓などに視野を向けて考えるのは妥当な線だと思われます。

目次

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□最難関私立小学校のペーパー対策について

最難関校である男子校となると、ペーパーテストの出来栄えが占めるウエイトは大きく、ただ単に問題を解くことだけにとどまらずに、こどもの知的レベルに対応できる問題が多くなることが言えます。
自分で考えて答えを導き出すという単純そうに見える作業でも、問題の意味や回答のルールをわかっていいないと、なかなか点数にはつながりません。
そこで何が一番のポイントなのか?と考えてみるべきなのです。
つまりどんな問題に対しても聴く力を持たないと、自分で考えるところまでは辿り着かないのです。

知的レベルというと一般的にはIQという表現をしています。
ただ普通に生活をしているだけでは、実際の知的レベルなどは測定不可能です。

そこで小学校受験だけに現局して考えてみると、物事への適応機能がどうか?という結論になります。
物を多く知っていることは当たり前であり、様々な問題に対して柔軟に対応する力や根気がないとまずは多くのペーパーテストをこなせません。
ましてやスピードアップをすること自体が困難になるのです。
中には、よく考えると簡単に解けるような問題でも、スピードの速さと正答率を求められる場合もあるのです。
すまり、スピードを持って回答を続けていくというテクニックが男子校で特に難関と呼ばれる小学校には多い傾向なのです。

 

■精鋭たちがしのぎを削るというだけでも難関校の証

とにかく時間を十分に費やして受験本番の臨む子供が集まります。
塾や自宅でも演習を十分に積み上げて制限時間内に問題を解くことに長けるトレーニングを積んでいるのです。

男子の難関校に立ち向かうためには、何よりもスピード感が必要です。

そして正答率も伴うことで、合格圏内により近くなれるという考えられるのです。
そのために、年長になってからの受験準備では、少し時間が足りないとう印象もあります。
理想的なのは年中の夏ごろから、志望校に対しての対策を築き上げて、常に制限時間を意識しながら問題に向き合うように訓練をしておいてください。

時間の感覚的に数分がどのくらいの長さなのか?

を体で覚えることが小学校受験では特に求められます。
そのときに慌てて問題に向き合うようなことでは、正答率も下がってしまいます。
5歳~6歳の子供に、どれを求めること自体が難しいことです。
それでも年長の秋以降になると、すべての問題に対してスピード感を持って向き合えるようになるのが理想的です。
親としては、自宅学習の際にはまるで、マラソンランナーの伴走者のように

「あと少しで時間が来るよ」
「少し急いでみて」

など、これを掛け乍ら問題を解きながら時間の感覚を覚えられるように協力してあげてください。


□制限時間の中で問題を解くということ

まずはペーパーテストの幅広い領域を満遍なくおさらいをした後に、問題に取り組む必要性があります。
問題を解く速さを身に付けるまでには、問題を理解することの重要性を今一度、子供に教えてください

とりあえず問題に取り組む、というだけでは正答率も下がってしまうからです。
設問の意味を一度で聴き取り、すぐに回答に取り組むという姿勢は訓練を積むこと以外では、身につかないものです。
早く問題が解けてもほとんどが間違っているということであれば、そこには何の意味もないからです。

まずは発展レベルの問題を取り組むことから開始してください。
いきなり応用問題を制限時間で解く練習をすることは、おすすめできません。
それよりも、プリント学習の際には、初歩から応用レベルの問題を数多くこなしたほうが、絶対に身につくものは大きいのです。
すべての領域を初歩から応用レベルにまで引き上げるのには、相当な時間が必要になります。
そのためには、逆算をして

小学校受験の準備期間をどの程度設ければ良いのか?

を考えれば良いのです。

 

■領域別に完成度を高める

志望校の過去問を見るとどの程度の領域から出題されるのか?というある程度の傾向が見えてきます。
塾の方でも問題分析をして対策を講じるものです。
その際に重要な領域に関しては、何度もプリント学習を繰り返すなど、とにかく取りこぼしのないような準備態勢で臨んでください。
そして特に重要であると思われる分野については、年長の最初のころには、入試レベルにまで高めておけば、残りの時間にはその力をさらに充実させることに集中できます。
子供は飲み込みが早いので、一度問題のテクニックを身に付ければ、驚くほど速い段階で応用問題を解くことができるようになります。
このタイミングを逃さないように、親としても常に声がけをしながら子供のテンションを守れるように努力をしてください。

そして次の段階では、お話の記憶など「記憶系」の問題を重点的に演習することをおススメします。
記憶分野の問題については、入試直前まで演習を積むことは、どの塾でも強化していることです。
年長に上がってからも、記憶分野に対して苦手意識が強いという場合には、難関校を受験すること自体に懸念があります。
出来るだけ記憶の模倣や記憶に関するゲームなどを通じて「記憶をする」という習慣を身に付けてください。
記憶系の問題が弱点になるようなことがないように対策を進めてください。


□ペーパーテスト対策の極みは聴き取りの力

ペーパーテストを毎日大量に解いていても得点が取れないというタイプの子供はいます。
これには大きな原因が潜んでいるのですが圧倒的に聴き取る力不足が関連していることがわかります。
結局は、どれだけ準備をしたとしても正確に問題を聞き取る力がないと、どうしても得点が伸びないという傾向にあります。
聴き取りの力が不十分な状態で、ペーパーテストを何枚こなしても、結果には結び付きにくいという結果になるので
す。
ペーパーテスト対策を間違ってしまうと、どうしてもパターンで覚えてしまいます。
時には問題の形を変えてでも、正答率が高い状態にまで完成度を高めておかないと、思わず応用になった途端に点数が取れないということも起きうるのです。

聴く力を高めるために集中的にペーパー問題を解くことは良い演習になります。
それでもパターン学習に陥らないようにだけ配慮してあげてください。
機械的に解けるようになっていても聴く力だけでは、応用問題には対応できなくなるからです。
次に必要なのは考えて解くという作業です。
わかっていてももう一度考えるという余裕が欲しいわけです。

 

■考えて解くことを習慣化する

少しでも出題パターンが変わってしまうと、まったく問題に向き合えずにパニック状態になってしまう子供がいます。
これは機械的に問題を覚えてしまったデメリットです。

どうしてこの答えになるのかな?

ということを考えられることが、応用問題までも網羅できるようになるポイントです。
習っていないことや、領域を超えるような出題はあり得ないのです。
ただ、出題の仕方が違うだけで、わからないと感じてしまうのであれば、まだまだ演習不足ということになります。
常に難関校を受ける際には、考えて解くということを習慣化することが必要なのです。

出来るだけ早い段階から、考えながら解くということを身に付けさせてください。
わかっている問題だらかと言って、いきなり回答をし始めるのではなく確認をしつつ丁寧に回答をすることが必要です。
そこにスピード感が伴えば、なお理想的というわけです。
適当に数だけをこなすような、やり方をしていると必ずどこかで落とし穴に見舞われるものです。
難関校を狙うということだけに特化した講座を受講することは、子供のテンションも上がり仲間とも競い合う気持ちを持つことにもつながります。
ただそれだけではすべてが合格に結びつくとは考えにくいのです。
すべてのペーパーテスト問題については、考えながら解く必要性を感じて向き合えるように努力をしてください。

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