世界に通用する子供を育てるお受験総合ブログ

全国の幼稚園小学校中学校幼児教室を探す
お受験TOWN[お受験タウン]ホーム >

早稲田実業初等部の面接と個別テスト、行動観察を打破する対策とは?

早稲田実業初等部の面接を実際に体験した人の話によると面接はかなり内容の濃いものということでした。通り一遍の質問にとどまらないところが、早稲田実業初等部らしさというところではあります。詳しくまとめてみました。

早稲田実業初等部の面接を実際に体験した人の話によると面接はかなり内容の濃いものということでした。
通り一遍の質問にとどまらないところが、早稲田実業初等部らしさというところではあります。
詳しくまとめてみました。

 

目次

スポンサードリンク




面接で聞かれる内容はどのようなことか?

何か一つの質問に対して子供が答えたとします。
たとえばその答えに対してさらに、面接官は質問を重ねていくという方法で面接は続いていきます。
あくまでも質問は子供へと集中するのも特徴です。
そこで、親が手助けをしているようでは本末転倒です。
子供に聞かれている質問には、子供がはきはきと答えることが原則です。
これはまずは最低限のスタンスですので注意をしてください。

「幼稚園から帰ってきたらどんな遊びをしていますか?」

という質問に対して子供は普段遊んでいる内容を的確に答えます。

するとさらに質問の上に、質問が重なり続けて聞かれる内容としては

「○○遊びはなぜ面白いのですか?」

こうやって、やや突っ込み気味の内容の質問が面接では数回続きます。
つまり内容を掘り下げた質問はあるということを心得ておいてください。
いい加減に答えているとそこで、バレてしまう!?ということも多々あるわけです。
やはり普段の遊びや家でのお手伝いなどには、常に本当の答えを解答できるように心がけるように子供にはしっかりと指導するべきなのです。

 

 

 

早稲田実業初等科での面接ポイント

質問に回答するとそこから、発展した質問をされることが分かっていますので絶対に黙りこまず何とか答えようとする力を養っておいてください。
願書に記入した内容は親がきちんと覚えておくことが必要です。
それに沿った内容の質問があることが多いからです。
面接官と言葉のキャッチボールを心地よくできるかどうか?が最大のポイントと言えます。

 

1次試験通過者への面接内容

親が同席している場合には、父親母親に対してそれぞれの質問をします。
例えば次のような内容です。

父親へ「普段は何を信条として子供に接しているのか?」
「小学校に上がった子供に望むことはなにか?」

母親へ「これまでの子育ての中で大変だったことは何か?」
「小学生にあったときに、絶対に身につけてほしいと思うことは?」

これは主だった質問ですが、実際には子供への質問に終始し、親には質問はなしという場合もあるようです。
面接官に何度か同じような質問をされる場合でも、しっかりと自分の言葉で応えられることが何よりも求められることではあるのです。
自分の言葉で受け答えが出来るのは幼児にはハードルの高いことです。

早稲田実業初等部を目指す場合には、面接官との質疑応答で個性が光る子供であることが第一条件となります。
質問のペースは、矢継ぎ早な部分もあります。
そして質問の量も多めとかんがえておいてください。


行動観察で発揮したい個性

行動観察と言う場面ではその子供の本質が見え隠れするものです。
面接官はプロの目線で子供の本質に迫ります。
集団の中でひとりだけはみ出したような行動をとっていないか?あるいは、自分よがりな行動をしていないか?がポイントになります。
自己主張が弱めの子供でも、協調性のある子供であれば面接官はその部分を評価します。
どれだけ周りの子供と歩調を合わせて行動ができるのか?が最大のポイントです。

早稲田実業初等部では基礎的な生活習慣=生活力がどの程度身についているのかを考査しているのです。
決して年齢にそぐわない内容の設問があるわけではないのです。
幼児が行動できる範囲の出題で自分がどの程度、自立できているのかを面接官に示すチャンスでもあるのです。
どんな場面でもすぐにあきらめるような体質の子供は、早稲田実業初等部では不利になります。
周りの同年代の子供にきちんと向き合い相談をしながら、何かを作り上げるということが目的です。
そこで、早稲田実業の教育方針への理解を確かめられるのです。

 

 

文武両道で去華就実の本当の意味は?

これから子供が社会に出て必要とされるものは精神力と健全な体だということです。
そしてその力が備わってこそ一人前ということを説いているのです。
そして見た目だけがどれだけ華やかであっても、それだけでは成り立たない。
社会で役に立つ人になるためには、見た目よりも中身ということを徹底するという意味であることを親も理解しておいてください。

 

巧緻性で見られるのは自主性

普段の生活の中でどのようにしつけをされてきたのか?が巧緻性の場面ではわかります。
よく、洗濯物をたたむことも家庭では巧緻性の勉強になると言われています。
確かに、荷物の出し入れなどの課題が出される年度もありました。
何事も丁寧に行えるかどうか?という点はその子の個性です。
ゆっくりでも丁寧に作業が出来ているのか?スピードはあるけれども雑なのか?というところです。
試験管が何かの見本を見せて、次は子供たちが模倣をするというテストもあります。
これは、そこまでの観察力と集中力を持って取り組むことができるのか?を試す課題です。

常に試験本番であるという意識を持つことは、普段の塾でも子供たちに言葉がけする内容です。
程よい緊張感と自分が評価の対象になっているということを意識することです。
試験官に見られているということをどこまで、意識しながら行動することを強いられるのです。
また受験準備期間中にそれが自然体であることが望ましいのです。

 

手先の器用さは何事にも万能

自分の頭の中で、何かをひらめかせることは、重要なことです。
その発想力や出された課題を最後まで粘ってあきらめない子供であるかどうか?は重要なポイントです。
結局は巧緻性というのは、器用さだけでは乗り越えられない生活力の有無が問われることになります。
家庭生活において子供が年齢相応の生活習慣の元で暮らしているかどうか?が瞬時に露見する場面でもあるのです。
何でも自分で行おうという自立心があることは、とても重要なことです。


早稲田実業初等科で絵画は重要

求められるのは画力ではりません。
最近は小学校受験専用の絵画教室まで開設されているようですが、実際には質問に対して自分が思い描くことを表現できるかどうか?ということなのです。
想像したことを絵画にするということは、ある程度の慣れがないとできないことでもあります。
これは演習が必ず必要になります。
お受験塾に通ってる場合には、学校別対策として早稲田の絵画については、子供がきちんと理解をして絵画制作に取り組めることが望ましいのです。

例えば家庭でだんらんをしている様子を絵画に表現するという場合を想定してみます。
実際に家族で鍋を囲むような絵が描ける子は、本当に家庭教育が行き届いている子だと言えます。
そこには偽りは何もありません。
そして未来のことを聞かれて自分の姿を描くことが課題だった場合などでも同じです。
即座にイマジネーションを膨らませて絵画に表現をすることは、最初は難しく感じても、何度も何度も練習を重ねると、少しも難しいと思わなくなります。

 

 

製作途中に質問をされる場合も

試験官は子供が絵を描いている場所まで巡回して、質問をして回ります。
今描いているものは何か?場所はどこか?など単純な質問ですが、きちんと答えることが何よりも重要なのです。
自分が描いていることを的確に説明する力も、いわゆる言語能力と直結する部分だからです。
自分がいま何をどうしたいのか?が説明できることは高い能力なのです。
そこを試験官は見ているわけです。


最終的に求められるものは?

学校と家庭が同じ教育論を持ち合わせ、方向性に相違がないことは何よりも重要なことです。
規律正しく家庭の中でも堅実に育てられているような子供は早稲田に向いています。
人として最低限のマナーとして人の話を最後まで聞くということを日常的に行えることも、必ず必要なことです。
生活習慣から創造性まで幅広いものを求められていますが、対策をきちんとしておけば、必ず乗り越えられるものばかりです。
そういう意味でも、早稲田実業初等科に対応するためには早急な準備が必要だと言えるのです。

スポンサードリンク



TOP