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慶応義塾幼稚舎対策について・慶應義塾に相応しい子供とは?

日本国内の私立小学校の中でも最難関と言われている慶應義幼稚舎への受験準備について、最新情報を集めてみました。なぜそれほどに最難関と言われるレベルの出題が多いのでしょうか?またそこから受験をする子供の「何」を見極めようとしているのか?という視点で考えると様々なものが見えてくるのです。

日本国内の私立小学校の中でも最難関と言われている慶應義幼稚舎への受験準備について、最新情報を集めてみました。
なぜそれほどに最難関と言われるレベルの出題が多いのでしょうか?またそこから受験をする子供の「何」を見極めようとしているのか?という視点で考えると様々なものが見えてくるのです。

目次

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同じ慶応系列の小学校でも進学先が違うということを知っておくこと

言わずとしれた慶応幼稚舎からは慶応大学を目指しての進学がある程度の成績を収めている場合は問題なく可能です。
但し慶応横浜初等部からの進学先は湘南藤沢中等部への進学となり、慶応義塾幼稚舎から中等部への進学とは若干異なります。
今回は慶応幼稚舎への受験に絞り込んでの情報をまとめております。

まずは縁故のない状態での幼稚園児が慶応幼稚舎を受験するということを前提にしてお話を進めます。
なによりも親は慶応幼稚舎が生徒に求めているものをきちんと理解をすることから始めるべきなのです。

ペーパーテストがないという状況での受験

コツコツと勉強をして確実にペーパーテストならば合格ラインを保てるという子供も大勢いますが、慶應義塾幼稚舎が求める生徒はそのライン上の子供ではありません。
慶応側が言う子供の魅力とはいったいどのようなものなのか?ということが余りにも漠然としています。
それでも、やはり行動観察と運動・絵画が受験のポイントになります。

それでも単にありきたりの準備を進めるだけでは合格を勝ち取るのは厳しいところなのです。
学校考査を課さないということがかえって準備の難しさを際立たせてしまうのです。
そこには福沢諭吉の精神が色濃く流れているのです。
福沢諭吉の教えによると、子供時代に大切なのは「獣心」を養うことを優先せよと教えています。
子供は子供らしく元気な姿を見せることが当たり前という教えが息づいているのです。


慶応が求める子供らしさとは?その教育理念に沿う子供

まずは願書提出の際に親には福沢諭吉の教育論への感想文を課せています。
これは親にとっては高き壁になるわけですが真摯に取り組むほかありません。
そして子供への考査にはペーパーテストを課せずに、行動観察、絵画、工作を中心に行うという方針は長年かわっていません。

模写体操を課せる場合もあります。
この時に四角四面に真似ているとそれは配点が高めになるのですが、どこまで一所懸命に観察をしてふざけずにまじめに取り組めているのか?がポイントになります。
そこに子供らしい一所懸命さが加わればなお、好印象なのです。


大切なのはポテンシャルの高さ

福沢諭吉の教育論は難しいことが書き並んでいるという印象がありますが、実のところそれだけではないのです。
福沢諭吉が考える教育というのは、ただ頭が良いという利発な部分だけをさすのではないのです。
そして、運動能力が高いということだけを評価するものでもないと考えているのです。
ではどのような子供が真に評価されるのでしょうか?

これは、とても簡単に答えが出るものなのです。
つまり常に自分の発想力を持ち続けてマナーよく気品を持ち合わせた向学心を指すのです。
まだまだ幼稚園児に何がわかるのか?と思われる場合もありますが、簡単に言えばお受験に向き合うポテンシャルの高さに子供らしさがあれば、福沢諭吉の唱える教育の真価がそこに現れていることになるのです。
慶応を目指す子供たちが絵画教室で描いた絵というのは、とても色彩感覚に富んでいるもので、躍動感に満ちています。

絵を見るだけで、楽しみながら自由な発想を広げたことが伝わってくるほどです。
その上自己主張がそこにはきちんと含まれているという魅力的なものが多いのです。
これこそ子供らしさの象徴でイマジネーションが画用紙の中に、イキイキと描かれているわけです。
そこに慶応が求める「独創性」がきらりと光れば、なお合格へ一歩近づけるということです。

 


個性と言う名の強みを持つ

体操の実技の中で模倣体操がありますが、最後に自分が好きなポーズを取ってくださいという指示があります。
これをきちんと明るくこなせると、かなり好印象なのです。
また絵画を描く指示行動の場合にも、面接官が受験生のそばまで巡回して質問をしていきます。
「何を書いているの?」「これはなに?」と言う質問に明るく答えられることが必要になるのです。
つまりこれが個性ということになります。
出来るだけ目立つ個性のある絵画が望ましいと言われています。

それもにじみ出る感性のまま描けることが素晴らしいことだと言われているのでうす。
この場合にも幼児が扱える様々な画材を使えることが肝心です。
明るさの中にも個性が光るような絵画を描けるようになるまでには、やはり練習が必要です。
お絵描きを特に強化しているような授業を受けられる塾に一時通うというのも良い方法だと言えます。


明るく元気な子供とは

ズバリやがて世に出て何か大きなことをやり遂げるような人格の可能性があるかどうか?ということだと考えられるわけです。
慶應義塾幼稚舎ではそのような原石の子供を求めているからです。
おとなしく静かにしているようなタイプの子供はなかなか合格ラインに乗ってこないというのが現状です。
堂々と自分の意見が言えて朗らかさのある子供が圧倒的に有利なのです。
男の子ならば、自分をしっかりと持っているタイプの子で、女の子ならば活発で明るいタイプが好まれます。


慶応幼稚舎を志望する場合には塾選びも肝心

慶応幼稚舎に合格をするためには慶応への受験経験者が多い塾を選ぶことが重要なポイントです。
お受験の内容というのは大きく刷新されない限り大きくは変わらないものです。
この普遍的な部分をきちんと分析をしいて、近年の傾向を加味した状態で深く分析を行える塾が望ましいと言えるのです。
ズバリ、慶應に合格できる力をつける必要があるのです。
生半可な気持ちでは合格圏に入ることも困難な状態です。

机に縛り付けて鬼のようにペーパーテストを行うような塾に行く必要はありません。
ペーパーテストを課せない分、自分の方から何かを発信できるような強さを持ちあわせた子供が理想的なのです。


ペーパーテスト以外で輝く子供であるために

普段から慶応対策としては積木遊びやパズル遊びに多く触れておくことをおすすめします。
じっくり考えることや、粘り強くその問題などを解決するための準備として積木やパズルは役に立つのです。
何か困難な場面に出くわしても、行動観察の場面では、しっかりとした生活習慣を生かした受け答えが出来るように、いろんな子供同士でのディスカッションなどの経験が大切です。
学力よりも大事なものがあると慶応幼稚舎は考えています。
つまり、学力を超えた知力や思考力を受験では試されていることを、しっかりと押さえておきましょう。


独創的であり指示は完ぺきに守れる昔ながらの子供のようなタイプ

現代の子供は何でもインターネットで解決が出来るような暮らしぶりが当たり前になっています。
それよりも、アナログタイプでも自分の力で様々なことを考えられて、人からの指示は一つ残らず完璧にこなせるとうことで何に置いても、素早く理解ができるという利発さが際立っているタイプの子供が合格しやすいようです。
人見知りなどは、基本的になくて当たり前、と考えています。

ハイカラな考えが出来なくても地道に、問題解決力を持てるようなタイプの子供は慶応幼稚舎向けの子供です。
子供の個性というものは幼稚園児までの間、数年かかけて築いた個性です。
それが、どのように受験に作用するのか?と言う点が一番大切なのです。
遊びも上手で体いっぱいを広げて、全身で夢中になるほどに遊べるタイプの子供が慶応の求める子供だと言えるのです。

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