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お子さんの自立心を潰すのは、実は親??

お子さんが困った様子をしていると、何でも手を出したくなるのが親心です。ただこれから向き合おうとしている小学校受験本番では何も手助けをしてあげられません。まずは今の生活の安価でお子さんの自立しようとしているその大切な「芽」を潰していないかどうか?ということを親として考えてみてください。

お子さんが困った様子をしていると、何でも手を出したくなるのが親心です。
ただこれから向き合おうとしている小学校受験本番では何も手助けをしてあげられません。
まずは今の生活の安価でお子さんの自立しようとしているその大切な「芽」を潰していないかどうか?ということを親として考えてみてください。

目次

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お子さんが新しい勉強に取り組もうとしているとき

例えば小学校受験に向けて塾に通い出したとします。
何でも新しいことを始める際に、すぐに自分のペースに乗れるタイプと、逆のタイプの子がいます。
依頼心の強い子ほど、すぐに親に訴えます。
「できない」と言う言葉を一度吐いただけで、親がすべて助けてしまうと、その子はまず、伸び悩みます。
親はいてもたっても・・・という心境になるのは当たり前のことです。

それでも、新しいことに取り組むたびにお子さんは強く賢くなっていくのです。
あまりに長い時間、かんしゃくを起こしそうになるほどにパニック状態のお子さんをそのまま放置するのは、精神衛生上、よくありません。
塾でも、何度伝えても理解をせずに同じところで立ち止まるお子さんには、きちんと個別対応をしていきます。
一度何かに躓いてしまうと、なかなかその先まで進めない子も大勢いるからです。

一番の理想は?

何回も出来ないことに対してチャレンジをする精神を応援してあげることが必要です。
そして、それでもわからない、できない、と言う場合には簡単なヒントを出してさらに、自分で考えられるようにしてあげるのが理想的な接し方です。

回答をそのまま明かしてしまうのはお子さんにとってはマイナスでしかありません。
ここで、お子さんが最後まで自分でやり切ろうとする、伸びる芽を潰してしまっていることに、どうか親が気づいてください。
お受験の本番では同年代のお子さん同士が凌ぎ合います。
これが現実です。

大切にしておきたいのは、お子さんが自分で出来たという達成感です。
すぐにこれがバネとなり、前進していくものです。

何でも横から手を出している間は、まずお子さんだけで何かに最後まで取り組むということは、難しくなるでしょう。
「やったあ!できた!」という声が響く瞬間、お子さんはとても幸せな気分に浸っているわけです。
そんな自尊心や達成感を見守る必要があるのです。

 


親のその一言で凹むのは日常茶飯事

お受験向けのテストの点数が取れずに、お子さんが自信を無くしているときに、親はどんな言葉でお子さんを励ませば良いのでしょうか?とても簡単なようで、なかなか難しいのが現状です。
頭ごなしに「なんでできなかったの!」「ダメだね!」という批判を浴びせないようにしてください。
たいていの親御さんは、叱るときの第一声として、このような言葉が口から出ているのです。

また、甘やかしすぎるのも問題です。

「難しかったからできなかったんだね」と同調してしまうと、お子さんは、それほど頑張らなくてもよいのだと勘違いします。
理想的には次のような言葉が適切だと思います。

「頑張ったのに惜しかったね。悔しいね、次を頑張ろうね」



これはお子さんを労わりつつ背中を押している言葉になります。
そして、必ず次は大丈夫という気持ちを込めて、意気消沈しているお子さんを引き上げるのは親の役割です。


お子さんは親の言葉に左右されやすいもの

あまりにも唐突に受験勉強だからと言って、これまで以上に厳しく接していくというのは、問題があります。
お子さんとしてみれば、急に遊びに機会が減り、塾に通い出し、知らない先生や知らない同年代の人と勉強をするわけです。
これほどのストレスはないと考えてあげてください。
そこで、必要なのは親が手を貸す部分と、黙って見守る部分の線引きです。
幼児教室とは違って小学校受験向けの塾では、お子さんだけで授業を受けます。
まずはここが最初のハードルになります。
急に親から離されて不安になって、泣き続けてしまう子もいます。

そこで親の出番です。
教室に来る道中でお子さんと色々な話をしてみてください。
そして、「今日から頑張ってお勉強しようね。帰りにジュースを買おうね」
という小さな約束でも何でもよいのです。
お子さんは待っててくれる親が居て、帰りにお気に入りのジュースを飲めると思うだけで小さなテンションが上がるのです。

逆にあまりにも、プレッシャーになるような言葉を立て続けに与えるのは逆効果です。
例えば

「きちんと勉強をしないと○○小学校に入れないよ」
「ちゃんとしないと、○○を捨てるよ」


 

これは、お子さんの証言に基づいて、アンケートを取った結果親が多く口にする言葉の数々です。
お子さんにすれば強迫観念を持つのも無理がありません。
親は必死にお子さんを思って言葉を掛けています。
それでも、時に、それは大きな逆効果を生み出すことにも繋がるわけです。

 


お受験生を持つ親として

一緒に頑張れる部分は一緒に頑張れば良いのです。
家庭学習などは、たいていの親が毎日時間を決めて〇を付ける係を担っているものです。
ある時はお母さん、時間があるときはお父さんという風に、分担をしながら進めることで、お子さんはどこか安心感を持つようにもなるのです。
これが大事なことです。
お受験というのは、心の安定したお子さんが圧倒的に有利です。
そしてすべてのことに置いて、経験値が高いことも強みになります。

常に、もっと頑張ってみよう、やれるだけやってみようとう意識を持つことが受験準備期間中必要です。
お勉強はつまらないもの、退屈なもの、と捉えるのは普通です。
それでも、お受験の頻出問題の中にある「空間の認識」などについては、積み木を問題通りに組み立ててお子さんとゲーム感覚で取り組むと、きっとまた新鮮な気持ちで知識を吸収しようとするはずです。
数の感覚についても、おはじきなどの、実物を使いながら理解度を高めると、お子さんはとても楽しみながら覚えてくれるようになるのです。
つまり、お勉強の習慣というのは、とても重要です。


わからないことをそのままにせずに徹底的に向き合う

自分で頑張って解いてみようと考えたときに、お子さんはすぐに行動に移します。
それは親が見ていても気持ちよいほどの勢いです。
一番嬉しいのは「もっとやってみる」「もう一回やってみる」という言葉が出るようになった瞬間です。
このような言葉が出るためにも、躓いた部分は親と一緒に見直して演習をすることが必要です。
おさらいをすることは、過干渉ではありません。
むしろ、わからないまま放任すると悪影響が及びます。

お子さんが何かにぶつかったときこそ、伸びる時期であることをきちんと見据えてあげてください。
ある意味、お受験は逞しさが必要なものです。
自分で自分のことができて、自分のことが語れるというのは最低限のラインです。
まずはここまでの所作が自然に出来るように、お子さんを引き上げてあげることが大切です。
そのためには、親も日常生活の中で、お子さんとの時間を多く共有し、悩むときは一緒に悩める親であってください。
そうすることで、きっとまた一つ進歩を遂げるはずです。

 


お受験準備に不必要なのは「負」の気持ち

常に自信のなさが表に出るタイプの子がいます。
どうしてもすべての行動に臆病になります。
そうならないように、まずは何でも挑戦させてください。
もしもできないことが明確な部分だけに、そっと手を貸せば良いのです。
何事に対しても「必ずやれる」という気持ちを持てることが大切です。
困難に見舞われるたびに、パニックを起こしていた子も、親の言葉がけで、どんどん負の気持ちから脱却して行けるものです。
それを信じて日々の暮らしを充実させることに集中してみてください。

そのためにも、親の方が心配をし過ぎるあまりに、ネガティブな言葉を吐いてしまわないように配慮することも必要です。

明るく笑顔で塾に送り出して頂けるお子さんは常に快活なのです。
そして元気に帰っていきます。
お受験ではこのようなお子さん本来の明るさや利発さを考査するわけです。
どのお子さんにも年齢相応の良さはあるのです。
十分にそれが受験本場で発揮できるように後押ししてあげることが、何よりも重要なポイントです。

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