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小学校受験に万が一失敗した時の親の対応力

小学校受験には絶対、ということはありません。どれだけ十分に準備をしても、その日のアクシデントや、予想外の出来栄えのために不合格になることも十分にあり得るのです。それをどうしても回避できなかった場合には、小学校受験は失敗という結果になってしまうのです。

小学校受験には絶対、ということはありません。
どれだけ十分に準備をしても、その日のアクシデントや、予想外の出来栄えのために不合格になることも十分にあり得るのです。
それをどうしても回避できなかった場合には、小学校受験は失敗という結果になってしまうのです。

目次

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時間をかけた分だけ安全というわけではない

お受験はその日次第、という言葉が言い表すように時間をかけたからと言って必ず合格が出来るものでもありません。
親が熱量を込めた分に、必ず子供が答えてくれるわけでもないのす。
期待が大きければ大きいほど失敗をした時の親のメンタルは落ちこんでしまうのが当然なのです。
親子で小学校受験のためにこれまで歩んだ分だけ、落胆は大きいのです。
そんな時に親はいつまでも悔し涙を流している場合でもありません。

案外と平気な顔をしている子供の様子を一番に見守ってあげてください。
受験当日までの頑張りのすべてに称賛の気持ちを向けてあげられる親でいたいものです。
なかなか冷静には振る舞えないのは当たり前ですが、気持ちを少しでも早く切り替えられるように努力をするほかありません。
不合格という事実は変えようがないからです。
小学校受験の合格発表は、郵送である場合が多いので、わざわざ子供にその郵送物を見せる必要はありません。
逆効果になる場合もあります。
子供には刺激の強い経験になりますのでよく配慮をしてください。

試験日から合格発表までにスパンは短い

試験が終わればすぐに、合格発表の日が訪れます。
合格発表がいつなのか?ということを子供に明確に知らせてしまうと神経質な子供の場合には、ソワソワと落ち着かないということになります。
出来るだけ合格発表の日については言及しないようにしてください。
これは万が一の不合格に備える親としての最低限のマナーです。
小学校受験が終われば、しばらくは受験関係の内容は会話の中に出さないようにするのも、優しさです。

子供は終わったことに対してはすぐに流せるだけの適応力を持っています。

子供は受験当日まで時間のある限りは、精一杯の努力を重ねてきたはずです。
親がかけた経費や時間以上に、子供心に頑張った記憶は残るものです。
それをまずは精一杯に褒めてあげることを一番に考えてください。

そしてよく頑張ったけれども、どうしてもご縁をいただけなかったということは後日、冷静に話をして伝えましょう。
不合格になったことで反発を起こすような子供も稀にいますが、親の対処次第です。

 


今からで出願できるところはないかどうか??

一次募集で不合格になった場合でも小学校によっては二次募集をするところもあります。
親として賢く振る舞うために、最初の受験の最中に、万が一の対応策を塾の関係者たちと協議をしておくのも転ばぬ先の杖ではないでしょうか。
そんな縁起の悪い話はしたくない、とプライドの高い人は考えるかもしれません。
それでも受験には合格と不合格しかないのです。
受験に失敗をした瞬間に次に向かう先を考えないといけません。
そのために、親は豊富な情報量を持って対応するべきです。

もしも、まったくの個人で受験をしている場合では、塾の関係者とのパイプはありませんので、インターネットの情報を駆使して次の受験を考える他ありません。
それを考えると、やはり塾に入って小学校受験に挑む方が、万が一の場合にも手当は早くなる場合もあります。
親は子供を励まして次の受験に向き合うために声がけをしなければいけません。
下がってしまったモチベーションをもう一度上げるために、努力をする必要もあるのです。


親としての落ち込みとの闘い

ここで自分までは落ち込んでしまうと、次の出願準備などにも間に合わなくなります。
そこで、重要なのは塾関係者からの助言です。
そのあたりのコネクションは先々のことまで考えると非常に重要になります。
親としてのモチベーションを支えてくれるのが情報量を持って接してくれる塾関係者なのです。

正直なところ、小学校受験に失敗したときには、想像以上の落ち込みを体験するものです。
それは予め覚悟をして臨むとしても、実際に体験すると対処の仕方すらわからなくなるのが親としての状態です。

それよりも、子供のモチベーションを何とか保つために最大限の努力をしましょう。
マイナス要因を拾い集めるよりも、前を向ける努力をしましょう。

どうして合格を頂けなかっのか?を考えるよりも次をどうしようか?という選択の方が正しいのです。
親として最悪の状態の時に、どのような対処をするのか?これは子供の人生に影響をしていくものです。
泣いている場合ではありません。
子供の将来に責任を持って、次の一歩を踏み出せるように心を立て直して下さい。


子供が味わう最初の失敗

受験というのは、子供が日常では味わうことのない最初の失敗です。
親はどうしても子供には過剰な期待を寄せてしまうものです。
それが叶わなかったときには、子供と共に失敗を体感することになるのです。
子供は親のそのような様子を見ながら、自分も「失敗」をしたことに気が付くものです。
5歳前後の子供にとって人生最初の失敗をどう乗り越えれば良いのでしょうか?子供にはその術はありません。
親が操縦をして子供を次の道に導いてあげなければいけないのです。

あっさりと穏やかな春休みを迎えて地域の公立小学校に通うのか?
二次募集に今から追いける小学校にチャレンジするのか?


それは親が決めなければいけない重要事項なのです。

気を遣う子供であれば、親を泣かせまいと無理な笑顔を振りまく可能性もあります。
それは、子供としての精一杯の気持ちと行動です。
それに報いるためにも親は軌道修正をしてください。
人生にはこんな失敗もある、と諭せるようにこれまでの頑張りを共に称えあいましょう。
そうやって辛いことも乗り越えられる強さを持てると今度はもう一度実のステップに進めるように努力をしましょう。


受験の失敗を大きな前進につなげていく

小学校受験だけが人生ではありません。
ただ、あくまでも私立小学校の二次募集に掛けるということであれば、そこまでのモチベーションをさらに保たなければいけません。
親としてどこまで頑張れるか?が問題になります。

子供の本当の幸せはどこにあるのか?


それは親としての欲目ではないのか?


を今一度親同士で話し合い、子供を交えてもう一度チャレンジをしてみるのかどうか?という選択は最終的には子供と一緒に決めるべきです。

二次募集の場合には、どうしても子供が頑張る場面が多いのです。
一度失敗をしているだけに、子供のダメージも計り知れません。
そこからの再起となりますので、親としての後押しもとても重要になります。
小学校受験だからと言って大したことはない、ということは決してありません。
それは子供にとっても一大事です。
親はそれを重要に受け止めて、一緒に最後まで走り抜けるような精神で挑んでください。

 

小学校受験は親子の絆を強靭にする

これまで泣き笑いの時間を過ごしてきたはずです。
暑い日も、寒い日も子供の手を引いて塾に通い、塾の関係者に叱咤激励をされながらここまで歩んできたはずです。
それを思い返してください。
子供はずいぶんと、出来ることも多くなったはずです。
だからこそ、今があると考えられるようにすべてに感謝を持てる親でいてください。
そして、次の正しい選択をしてあげてください。
それが親としてのベストの振る舞いです。

小学校受験は子供が年齢的にまだ幼いということで、親の出番も多いものです。
そして親が気持ちを砕いて子供に接していくという大事な時間の積み重ねです。
それを小学校受験の思い出として着実に親子の絆を強くするものだと受け止めてください。
何年か過ぎた後に振り返ると、とても大事な思い出でもあり親と子を共通の目標で後押ししてくれた体験となるのです。
ただ平凡に過ごしているとこんなにも気持ちを向けることを経験することもなかったはずです。
それをよく考えながら、これからの子供の人生についても真摯に考えて進んでいきましょう。

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