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小学生の記憶力・集中力を鍛える ~「右脳」のトレーニング方法~

「左脳」は、論理・言語を司り、「右脳」は想像・記憶・表現を司ります。会話や計算など、日常生活では左脳が使われています。子供の学習能力を向上させるためにも右脳は鍛えたいものですよね。右脳を鍛える為にも、リラックス効果のある音楽を聞く、暗記カードを使うなどできる事からトレーニングを始めましょう。子供が、楽しく取り組めて継続できることが大切です。

「右脳教育」という言葉を聞いたことがあると思いますが、実際にどのような効果があるの?どのようにするの?と疑問を持っている人も多いと思います。
脳には「右脳」と「左脳」があり、それぞれ処理している内容が異なります。

  • 左脳
    「論理的な思考」や「言語」をつかさどる
  • 右脳
    「表現力」・「想像力」・「記憶力」に大きく影響

右脳を発達させることにより、勉強面だけでなく芸術性コミュニケーション能力を高める効果が期待されます。

目次
▼ 勉強意欲がアップする右脳のトレーニング
▼ 右脳を鍛えるメリットとデメリット
▼ 日常生活で簡単にできる右脳の鍛え方
▼ 幼児期には音楽が効果的!モーツアルトの曲で右脳を刺激!?
▼ 脳は 鍛える程活性化される
▼ まとめ
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勉強意欲がアップする右脳のトレーニング

右脳を鍛える方法はいくつかありますが、勉強要素と関連させることにより相乗効果が期待されます。
一般的にはパズルブロック等を使用するのですが、市販の暗記カード等を利用することで楽しく取り組むことができます。
また、音楽を聴くというトレーニング方法を利用する場合も市販されている学習教材を利用することでリズムよく習得することができます。
速読法というトレーニング方法であれば、親子や兄弟、友人同士で速さを競った本読みをするとゲーム感覚で取り組めます。
これらの方法は、誰でも簡単にとりくめ「これも勉強!?」と子どもに思われるくらい楽しく取り組めます。
楽しく取り組めるからこそ集中して継続することができます。




右脳を鍛えるメリットとデメリット

右脳を鍛えるメリットは、記憶力集中力がアップするので勉強には効果的です。
創造性も高まるのでクリエイティブな発想をすることができます。
これらは「よくできる子」に共通した項目になります。

右脳を鍛えることはさまざまな良い効果がありますがデメリットもあります。
右脳はトレーニングをして鍛えるものなので、トレーニングを受け続けることで自主性が育ちにくいということがあります。
さまざまなトレーニングを受けることで瞬時に判断し、記憶する習慣がついているため物事に敏感になりやすく感受性も過敏になる傾向があります。
感受性が豊かであるということは良いことであると受け止められがちですが、感情の起伏が大きくなりやすく情緒が安定しにくいというデメリットがあります。
勉強面ではメリットの多い右脳トレーニングですが、精神面の発達に関しては注意が必要です。

日常生活で簡単にできる右脳の鍛え方


出典:楽天【脳トレ生活】

日常生活でできる一番簡単な方法は左半身を使うことです。
食事のときにスプーンやフォークを左手で持つことで右脳に刺激を与えることができます。
慣れてくれば左手でお箸を使ってみましょう。
簡単そうに思えても意外と難しいです。
左手でボールを投げるという方法も同じよう効果があります。

小学生であれば、学校で計算カード(単語帳タイプ)を使用しています。
これは、暗唱しながらカードをスピーディに目視するので右脳を活性化する勉強方法といえます。
このようなカードタイプの教材は英語や計算だけでなく、多くの種類があるので必要に応じて利用します。
ポイントは暗記しようとじっくり見るのではなく、スピーディにカードを見ることです。
最近では、「右脳を鍛えるDVD」や「右脳を鍛えるアプリ」等もあります。
これらのうち自分に合うものを選択してスキマ時間に取り入れることで効率的に右脳を鍛えることができます。



幼児期には音楽が効果的!モーツアルトの曲で右脳を刺激!?

育脳には「モーツアルトがよい」と聞いたことがありませんか?
育脳だけでなく、胎教やリラックスにもすすめられているモーツアルトは脳に良い効果があります。
その理由は高周波です。
リラックス効果のある音楽にも高周波を利用していることが多く、それらの音楽は右脳を刺激します。
幼児期クラシックが良いとされるのはこれらの効果があるからです。

モーツアルトに限らず、クラシックやリラクゼーション音楽を聴くことで代用できます。
通常の速さで聞くことでも効果はありますが、より効果的な方法を選択したい場合は倍速で聞きます。
クラシックを倍速で聞くと頭が締め付けられるような感覚を体験できる人もいますが、これは脳が刺激を受けている証拠です。
ただし、これは長時間するものではなく、短時間のトレーニング方法です。
また、気分が悪くなる人もいますのでそのような人は通常の速さで聞いてください。
音楽を聴くことは、何かの作業と並行してできますし、音楽を聴きながら作業をすることで作業効率が上がるというデータもあるのでぜひ試してみてください。

脳は 鍛える程活性化される

人間の体は鍛えることで能力が上がります。
筋トレをしないと筋力が上がらないように、脳もトレーニングすることで能力を上げることができます。
脳を鍛えるには実際にどうしていいのかわからないと感じる人も多いですが、上記のような方法を実践するだけでよいのです。
トレーニングで効果を体験しやすいのは集中力です。
小学生に音楽を聴かせながら15分間集中して勉強させます。
15分間も集中できない場合は5分程度でかまいません。
指定した時間がクリアできたら少しずつ時間を延ばします。
これを繰り返すことで集中できる時間を延ばすことができます。
人間の脳はさまざまな刺激を受けることで活性化し能力が上がります。
また、トレーニング継続することが重要なので「できることから」始めましょう。

まとめ

右脳のトレーニングはいつからでも始めることはできますが、脳が成長している年齢に行うことでより大きな効果が期待できます。
小学生の期間は知識を詰め込む勉強ではなく、五感を使った体験を通じて脳を活性化させましょう。
日常生活で簡単に取り入れられるトレーニング方法がたくさんあるのでぜひ試してください。

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