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小学校入学に向けた5~6歳児の家庭での教育方法の紹介

子供が年長になると小学校入学を意識するものです。早寝早起きなどの生活習慣や自分の事は自分でできるようにしつけておくことが、小学校入学に向けて家庭でできる事としてあげられます。小学生になると45分の授業があります。子供の集中力や自分の考えを話す力を鍛えるためにも、親子の会話や絵本の読み聞かせなどが効果的です。

小学校に入学すると子供の環境は今までとガラリと変わります。
入学前までに規則正しい生活リズムなどを日常生活の中で習慣づける事で、学校生活に適応しやすくなります。
今回は、5~6歳児の特徴と、入学前の年長さんだからこそ身につけて欲しいことを紹介します。

目次
▼ 才能を伸ばすには6歳までが勝負!知っておきたい5~6歳児の発達について
▼ 規則正しい生活習慣や会話力は小学校生活をスムーズにしてくれる
▼ 子供が授業45分間集中できるように家庭で事前に教育できる事
▼ さいごに
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才能を伸ばすには6歳までが勝負!知っておきたい5~6歳児の発達について

私たち人間の脳は生まれてから6歳頃までが最も大きく発達するといわれています。
この時期にママやパパたちがしっかりと関わることで、子供の才能は大きく伸びていくのです。

それでは、6歳になった子供はどのようなことができるようになるのでしょうか?
もちろん個人差はみられますが、一般的な発達についてご紹介します。



相手の気持ちが理解できるようになる5~6歳児

子供は、5歳を過ぎた頃から母親やお友だちの喜びや悲しみ、嬉しさなどの感情を表情や仕草から読み取れるようになってきます。
そのような気持ちになった原因についても、自分の経験などから考えられるようにもなり、相手を思いやる気持ちも出てきます。

また、自分の気持ちをある程度コントロールできるようになってくるので、我慢をすることや相手の気持ちに合わせた行動がみられるのもこの時期です。
年下の子供の面倒をみる姿や、お年寄りへの優しい言動などがみられることもあります。



きちんとした会話ができるようになる5~6歳児

5~6歳児になると、知っている単語数が増えて発音も上手になり、しっかりとした話ができるようになってきます。
赤ちゃん言葉も減り、きちんとした言葉を使って会話ができる子供も増えてきます。

自分の気持ちや考えを言葉で伝え、質問にもしっかりと答えられるようにもなってくるので子育てが少し楽になるかもしれません。



手先が器用になる5~6歳児

5~6歳児は筋肉が発達してバランス感覚も身につき、運動神経が急速に発達してくるのが特徴です。
手先の器用さもこの時期に発達します。
小学校入学前までに積極的に指先を使うことで、脳が発達していくことは広く知られています。

はさみを使って直線や曲がった線を切ったり、折り紙で遊ぶ経験を多く積んだりした子供は、思考力や記憶力などを司る大脳が刺激されて賢い子供に育っていきます。



規則正しい生活習慣や会話力は小学校生活をスムーズにしてくれる

小学校入学で何よりも大切なことは、規則正しい生活習慣を身につけることです。
基本的な生活習慣が身についた子供は、その後の学力が確実に伸びていきます。



早寝・早起き・朝ご飯の習慣

規則正しい生活を送ることは、子供の体調心の成長学力などに大きく影響してきます。
小学校で成績が伸びない子や体調不良になりやすい子供の多くは、不規則な生活をしているのです。

生活習慣は、一日で身につくものではありません。
毎日の積み重ねが大切です。
それぞれの家庭の事情でどうしても生活が不規則になることもあるでしょうが、小学校入学を機に子供の生活習慣を見直してみてください。



自分の力で着替えができて、服をたためる

小学生になると、体育や生活科などの学習で着替えることが多くなります。
小学校では、着替えの手伝いは誰もしてくれません。
自分一人の力で手際よく着替えられるようにしておきましょう。
また、脱いだ服をきちんとたたむことや汚れた服は別にするなどの衣類の管理ができるようにしておくとベストです。



自分の気持ちを伝えられる

子供によっては、恥ずかしがり屋で自分の気持ちを思うように言えないことがあります。
家庭の中では、お母さんや お父さんが察してくれるので、困ることは少ないかもしれません。
でも、学校ではそうはいきません。
自分の気持ちをきちんと伝えることが必要になってきます。

自分の気持ちをしっかりと伝えられる子供にするためにも、母親や父親が先回りをして解決してはいけません。
日頃から、言葉で説明する機会を多く作ってあげましょう。
ポイントは、叱らずに待つことと、自分の気持ちを言えたときには褒めることです。

子供が授業45分間集中できるように家庭で事前に教育できる事

入学前の学習の準備については、先取りをしすぎてしまうと小学校に入学してからの学校での勉強がつまらなくなって逆効果だという意見を耳にします。
それでも、次のことは入学前までにはできるようにしておいた方がよいでしょう。



人の話を聞ける子

学習は、人の話を聞くことから始まります。
授業中に先生の話に耳を傾け集中して聞ける子供は、学力も向上していきます。
ただし、小学校の授業は45分サイクルで行われています。
45分間ずっと集中して聞くことはとても難しいことです。
大切なことは、先生の合図で素早く聞く姿勢ができることです。

人の話が聞ける子に育てるためには、親子の会話を楽しむことです。
母親が一方的に話をしてはいけません。
子供の話にも耳を傾け、共感をしてあげましょう。
また、本の読み聞かせも聞く力を育ててくれます。





椅子に座って45分じっとしていられる子

幼稚園や保育園では、自由に生活する時間が多くあります。
立ち歩いてもそれほど問題になることはありません。
でも、小学校では45分間 机に向かって学習することがほとんどです。
しかも、45分の授業が4時限も5時限も続くのですから、大変な集中力が必要になってきます。

ですから、5歳をすぎたらお家でも少しずつ机に向かう習慣をつけるようにしましょう。
最初は10分程度で構いません。
ママが夕食の準備をしている時間に、台所のテーブルでお絵描きや絵本を読むことから始めてみてはいかがでしょうか?
大切なことは、学習の中身ではなく机に向かう習慣づくりです。



自分で考える子

小学校では、自分で考えることが求められます。
先生や親から言われたことはできても、自分で考えて行動することができない子供には、大きな伸びは望めません。
入学前までには「自分で考える力」の土台をつくってあげましょう。

自分で考える力とは、「やりたいこと」と「やらなければいけないこと」を自分で考えることをいいます。
自分で考える力を育てるには、子供自身がやりたがることを積極的にやらせることが大切です。
我が子が好きなこと、やりたいことをみつけて意欲的に取り組めるように、しっかりとサポートしてくださいね。



ひらがなが読める子

小学校では、持ち物を区別するために自分の名前が読めないと不便です。
もちろん入学してから ひらがなの読み書きを練習しても遅くはありません。
でも、5~6歳の子供は文字に関心を示す絶好の時期です。
このような子供の意欲を逃さずに、ひらがなの学習に導いてあげるのも母親や父親の大切な役割です。

まずは、入学前までに自分の名前を読めるようにしましょう
そして、文字と絵を対応させながらひらがなを覚えるようにすると、楽しく身につきます。
ひらがなを書くときには、鉛筆の正しい持ち方と書くときの姿勢を教えてくださいね。





時計を意識した生活

小学校では、時間によって細かく動いていきます。
時計が読めないと、先生の指示どおりに行動できなくて自信を失ってしまうこともあります。
ですから、ご家庭でも時計を意識して行動できるようにしておくとよいでしょう。

ただし時計の概念は難しく、5~6歳児にはなかなか理解できないかもしれません。
たとえ時計が読めなくても「長い針が9になるまでにお片付けを終えましょう」などと声かけをしてください。
大切なことは、時間を意識しながら生活できるようにすることです。
そのためにも、身近にアナログ時計があったほうがよいでしょう。



さいごに

お子さんが5~6歳になると、小学校入学を意識し始める時期ですよね。
まだまだ子供は成長途中です。
初めて知ることや初めて体験することがたくさんあります。
子供は、何度も繰り返し学んで習得をするものです。
日々の生活の中で、少しずつ教えてあげてくださいね。

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