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自分のことは自分でできることは、お受験では最有力!

子供にとって家庭の中というのは一つの核であり小さな社会です。そこで子供の役割というものがきちんと定められていると、子供は自分のやるべきことに対して責任を持つようになります。家の中での役割というものがあります。これは、小学校受験の口頭試問や行動観察を視野に入れたときに、必ず重要なポイントになります。

子供にとって家庭の中というのは一つの核であり小さな社会です。
そこで子供の役割というものがきちんと定められていると、子供は自分のやるべきことに対して責任を持つようになります。
家の中での役割というものがあります。
これは、小学校受験の口頭試問や行動観察を視野に入れたときに、必ず重要なポイントになります。
そこで親はむやみに過剰な手出しをしない!ということを、決めておいてください。
自主性や小さな自立のチャンスは見逃さないようにしてください。

目次

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親に告ぐ!できることまで奪わないで!

子供は自分のことは自分でするという習慣を幼い時期から学ぶだけの力を持っています。
例えば、幼稚園などに行く前の日に、バッグの中にハンカチとティッシュがきちんと入っているのか?を確認させるようにしてください。
自分の持ち物を強く意識するのと同時に、自分のことは自分で、という習慣が少しずつ宿り始めます。
この機会を逃してしまうと、細かなことはすべて親がやってくれるという甘えに繋がります。
通園バッグというものは、その子がその場所に通うために必要な持ち物です。

だからそ、親が後でそっと見直すとして、まずは子供自身に何を持って行くのか?忘れ物はないのか?確認させるようにしてください。
自分で最小限の準備を整えるようになってからは、通園バッグをはじめ道具をすべて大事にするようになったという親の嬉しい声を聴いたことがあります。
何でも与えられていると物のありがたみはわかりません。
幼稚園などに行くための準備を自分ですることでさらに、登園が楽しみになるという相乗効果もあるのです。

面接時に発言出来る内容

「幼稚園に行く前にいつも何をしていますか?」
という質問に対して、子供は自分で通園バッグの中をチェックしているという内容を答えられるようになるのです。
これも大きな自信につながるものです。

そして、家の中で自分だけでできるようになったことを少しでも多く、確認をさせてください。

幼児が自分の力で起きるということは、なかなか至難の業です。
これを目覚まし時計の力を借りて毎日頑張っているというのは、涙ぐましい努力です。
これもいきなり受験を意識しながら行わせるのは酷な話です。
最初からその様にうまくできないので、まずは親が起こしてそこからの準備を少しでも多く自分でできるようになったことを体験させてください。
これがいわゆる「子供の仕事」です。
家の中でも、幼児はいろんな体験ができるのです。
親に見守られている状況の中、子供はどんどん、自分だけで出来ることを見つけ始めます。
これがとても重要なことなのです。

 


自分のことをさせながら意見を言わせるようにしつける

例えば子供に対して、「明日のハンカチを自分で選んで入れておいてね」という指示を出すとします。
そうすると子供は、ハンカチが入っている場所を見つけて意気揚々と自分で準備をしてくれます。
そして、あえて、子供にいろんなことを聞いてみるのです。

「○○はどう思う?」
「今日のおやつは○○と○○どちらが良い?」


 

こんな質疑応答を親子の間で頻繁に交わすようにしてみてください。
そうすることで、意外とすぐに自分の意見を言えるようになるはずです。
自分で選ぶということを学んで、最小限の自立を施せるようになります。
何でも親が誂えて準備をしているようでは、お受験の殺伐とした時間を勝ち抜くことはできません。


自分の持ち物を選ぶという訓練

例えば子供がこれから使うお受験用の日用品などを購入するときに、少し考えてみてください。
どんな細かなことでも子供に選ばせて(常識の範囲で)自分の意見をスムーズに語れるような環境を整えてあげてください。
鉛筆や消しゴムなどを選んだときにも、細かく聞いてみれば良いのです。

「この鉛筆の何が気に入ったのかな?」
「どうしてこの消しゴムが必要なのかな?」


 

ありきたりな質問ですが、子供は一生懸命答えようとします。
これが口頭試問の基礎になる部分です。
「何とか答えようとする意欲」が問われているのです。
日々の生活上の話上でも、語彙力というものはふんだんに育つ可能性が高いのです。
ものに対しては好みや趣味が介在します。
そこをあえて、突っ込んで聞いて、何がどう気に入ったのか?と言うところまで言葉で表現できるように育てていきましょう。

 


行動観察を見据えての考え方

子供の中には、自分の意見をはっきりと言い過ぎて、わがままが過ぎるのでは?と幼稚園などでも評価されてしまう場合があります。
ここにも個性が顔を出すのですが、言うべきことは、正しく判断をして明らかにおかしいと判断した場合に「いや」という言葉が使えるかどうか?にかかっています。

行動観察では待ったなしで、いろんな場面が次々と訪れます。
自分が先に遊んでいる道具を横取りしようとする子供や強引に奪おうとする場面も残念ながら数多く繰り広げられるものです。
この時に、明らかに相手が不正をしているということは、幼児にも判断が付くのです。
そこで、果たしてどこまで自分の意見を発言出来るのか?ということです。


同年代の子に「いや」と言える勇気

同年代の子に「いや」と言える勇気

「私が先に遊んでいるから貸せない」
「横取りするのはやめて」


 

などと、正義を感じて発言をすることはとても重要なことです。
つまり、ここで大事なのは、自分の意見をはっきりと第三者に伝えるという術です。
普段から親子で、会話を通じて語彙力を付けさせていると、万が一のアクシデントに対しても「言葉」を使って相手を鎮静化させることにも繋がるのです。
交渉力などという大げさなことではなく、ルール違反を指摘するだけの語彙力を持つということに繋がるわけです。
これは幼児期に育んでおけばお受験の場面ではかなり有利に働くことに違いありません。

この状態も、自分のことは自分で出来るという類の判断になります。
何か自分に不利なことが降りかかった時には大声で泣きわめいて周囲を驚かせるという「泣き落とし」はお受験以外の場面でも往々に受け入れられていない方法です。
泣いて逃げるよりも、自分の意見をしっかりと話してみんなで考えるという方法を考えるだけの力を少しずつ育てていけばよいのです。
いわゆる「しっかり者」がお受験を制します。
これはお受験の世界では揺るぎない事実です。

 


子供の自分で出来る力を育むために

まず親は手助けをしたくてもそこで、ぐっと我慢をしてください。
最小限の手助けしかしない、というスタンスを親が取れば子供も「頼る前に自分で考えなければ」という思考に徐々に向いていくものです。
最初から手ほどきをするという、愛情のかけ方もあります。
やはり自分で考えることを習慣化させるためにも、不要な手出しをしないようにしてください。
子供には自分の失敗や困難に対して、どうすれば良いのか?という考える機会を与えたいのです。

解決法を最初に提示してしまうと子供は全く考えようとしません。
親が答えを出すのを、待っているだけです。

「こんな時はどうすれば良いかな?一緒に考えてみよう」


 

そんな声掛けが必要です。
それで子供が試行錯誤をして、今困っていることに対しての答えを出した場合には、それを一旦は受け止めてください。
もしも大幅な間違いがあった時には、正せばよいのです。


何度同じ部分を練習しても到達できない場合

塾でも、同じ単元ばかりを取りこぼす子がいます。
それ以外のものはスムーズにできても、口頭試問や面接の練習で固まってしまう子が多いのです。
この場合には、思い切って一旦その学習から離れて全く違うことに取り組むなど、子供なりの気分転換図らせるようにしてください。
頭ごなしに失敗や、理解度の遅さを指摘してしまうと子供はますます、劣等感を持つようになります。

「そのうちできるようになる」という言葉は一見、とてもいい加減な言葉に聞こえますが、実は「そのうち」「つぎに」という言葉を子供はアクティブに捉えるものです。
今がだめでも次があるという予感を持たせるわけです。
お受験というのは、良い意味で子供がマインドコントロールされていることが、最初は大切になります。
徐々に、お受験をする意味を自分でも理解できるようになれば、特にお受験に洗脳する必要もなくなるのです。
何事も導入がすべてです。
自分のことが自分でできるようになるきっかけは、親と子の頑張りの中に必ず潜んでいるものです。

 

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