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理想の家庭ってなに?お受験中、明るく過ごせていればそれで結果オーライ!

お受験に臨む時に、「親は偉大な存在でなくてはならない!」などという決まりはどこにもありません。父親は重要ポストについていて母親には高い教養があって・・というのはごく一部の家庭の話にすぎません。そのような幻想に惑わされずに、まずは現実を見てください。

お受験に臨む時に、「親は偉大な存在でなくてはならない!」などという決まりはどこにもありません。
父親は重要ポストについていて母親には高い教養があって・・というのはごく一部の家庭の話にすぎません。
そのような幻想に惑わされずに、まずは現実を見てください。
その「理想」とは、個人の価値観です。
お母さんが明るく、お父さんがどっしりと構えているような家庭は、それだけでも、幸福感が伝わってくるのです。

目次

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面接に向けて「しゃべり方の練習」は必要?

世の中にはお受験に関してもマナー教室というものが存在しているのをご存じですか?椅子の座り方から立ち振る舞いまでをすべて、お受験向けに改善してくれるという、夢のような場所です。
そこに通って親子の間でもマナーを高めようというのは、素敵な発案です。
余裕があればそんな場所を訪れてみるのも良いことでしょう。
それでもまずは、家庭生活に目を向けてみませんか?現状、親は子供に対して、たくさん話しかけていますか?子供の語彙力は、親のおしゃべり度によって変わるということを知っていますか?そんなこと関係ない・・・!と思うかもしれませんが実は、親がおしゃべりな家庭の子供は、語彙力が豊かというデータがあります。
子供の中には、何かを聞かれても押し黙ってしまうタイプの子がいます。
これは、面接などでも絶対に不利だと、覚えておいてください。

そして、押し黙る性質というのは親に似てしまうということも、知っておいてください。
思い当たりませんか?ご両親どちらかが、妙に無口なタイプで何を聞かれても、ハキハキと答えないタイプであるとか・・これは顕著に表れるものなのです。
普段から、何か自分の考えを相手に伝えようと、努力が出来ない人は、周囲には暗く陰鬱な印象を与えてしまうものです。

塾では子供に「とにかく何かを話すこと」を訓練します

模擬面接などを通じても、子供に言葉を語らせる練習をしますが、普段の生活の中でも、親が無口なタイプの場合にはいわゆる「口が堅いタイプ」として、どうしてもハキハキと物が言える子よりも劣って見えてしまうのは仕方のないことです。
家庭の中で、それを自覚する場合には、親は出来るだけ具体的に表現をするように頑張ってみてください。
大人でも十分に必要に応じて変わることが出来るのです。

家庭生活の中では、お母さんが中心になって具体的に言葉を話すよう努力をするのです。
子供の園での様子を聞き出すときにも

「今日は朝の時間は何をして遊んでいたの?」


と、具体的に子供に質問を投げかけてみてください。
そうすると子供も、聞かれたことを、誠実に回答しようと努力するわけです。
その次に、お手伝いを頼むときにも、より具体的に指示を出してみてください。

「食器棚の一番下のお皿を3枚とってきて頂戴」



いかがでしょうか?何をどうする?という依頼がすべてそこに含まれていることになります。
こうして、子供とのやり取りの中に、より具体的なことが含まれることで、子供とのやり取りの中に、表現力が少しずつ芽生えていくのです。
決して言葉以上の方法で、やり取りをしないでください。
手を出して指示するなどは、もっての外です。

 


夫婦円満とはお受験にも役立つ

夫婦で良く話し合う家庭は、とにかく何かにつけて円満です。
子供は親が楽しそうに話している様子をいつも見ています。
そして聞いた言葉を覚え、感じたことを表現しようと努力するようになります。
夫婦の間に会話が絶えないような家庭の子は、本当に感受性が豊かです。
家族中が常に無言で、会話のない暮らしをしている子供は、無口でどこか暗い印象を与えてしまうものです。

家族でお出かけをしたときにも、常に会話を意識しておいてください。
いいのです。
何を話してもとにかく「しゃべる」ということで、子供には語彙力が伴ってきます。
何も働きかけないと、当然子供にも何の変化も起きないわけです。
そこで、まずは夫婦円満、家族平和であることが下地になります。
買い物に行ったときにも、さりげなく物の名前を言葉にしながら会話をしてみてください。
必ず子供は、そんな親を見て育つのです。


親の価値観を絶対に押し付けないこ

例えば、旅行に行く時にも親のどちらかの趣向を尊重したとします。
子供は全く興味のない場所であったとすれば当然、その旅先で発見などあるわけがないのです。
できるだけ子供が関心のある場所に連れて行き、子供の興味の幅を広げてあげてください。
そのためには、お出かけの計画段階から、上手に子供を乗せてその話し合いにも参加させるという方法が妥当です。
親としては、あまり行きたくないな、と感じた場所であっても、そこは子供の気持ちを可能な限り優先してあげてください。
そうやって子供の好奇心は育っていくものです。
お出かけ先で、一つでも何かを得ようという気持ちが重要です。
子供は家族で出かけることが大好きです。
その楽しさの中に学びが伴えば、一石二鳥だと思いませんか?

子供が饒舌に何かを話し出したら、最後までその話を聞く姿勢を持ってください。
親が想像もしていないような場所に興味を示す場合もあります。
季節の行事を観たときに、想定外にその雅な雰囲気に感動する場合も多々あります。
親がここは絶対に楽しめる!と思った場所が、不発に終わる場合もあります。
これは残念な気持ちになりますが、子供の興味がそこになかったと諦めるほかありませんよね。

 


子供と一緒にカレンダーを見る習慣

子供が見やすい場所に、わかりやすいカレンダーを貼るというのは、どの家庭でも行っているちょっとした工夫です。
例えば長期のお休み中には、その日が終わればそこに〇をつけるなどして、今が何月何日なのか?を意識づけるという方法もとても役に立ちます。
そのうち、1週間というのは7日間であることや、日曜日には、親がお休みでということがわかるようになるのです。
お受験の準備には季節感も大事ですが、日にち感もとても大事だと思います。
今が何月何日か?くらいは、答えられるようにしておきたいものです。

季節の行事もカード学習だけでは、なかなか上達しないものです。
それよりもカレンダーに描かれている絵などで、「今月は節分が来るね」「もうすぐ端午の節句だね、こいのぼり出さないとね」などと、季節が関わる会話を通じてどんどん語彙力が高まるのです。
マイナーな行事にも、この際目を向けてください。
例えば9月のお月見になどは、至って地味なイメージがありますが、すすきと団子を家のリビングに飾って「これが9月のお月見の準備だよ」と具体的に説明をすれば、かなりのインパクトになるはずです。


親子で感動を共有すること

幼児の間にいろんな感動を得ることは、小学校に入学してからの情緒に大きく影響するものです。
子供が「凄い!」と思ったことには、親も一緒に感動を味わってください。
雪が積もったときには、童心に帰って子供と雪遊びを楽しめる親こそが、お受験を成功に導ける親なのです。
特別に難しいことではないはずです。
子供の感動に付き合うということは親として、とても重要なミッションであることに、気づいてあげてくださいね。


子供目線のものの考え方が重要

子供と一緒に生活をするということは、そこに苦楽を共にするということでもあります。
小学校受験という大きな目標を掲げたときに、常に、子供の目線で物事を考えられるような柔軟さを親は持っていてください。
親がそう考えても、子供は同じような気持ちにはなれないこともあるのです。
そこは、一旦子供目線で考えて、その次には親の意見を伝えるという方法です。
子供も、お受験の最中には、色々と心理的な圧迫も多くなります。
そこは、明るい家庭であることによって、子供は何度も救われるはずです。
そう考えると、やはり家庭の在り方というのはお受験の結果にも直結することだと強く思うわけです。

幼い子供の言葉や行動にはすべて、意味があります。
時には間違った行動や、常識違いの考えもあります。
それを全否定せずに、まずは聞き入れて何がどう違うのか?を説明することも時には必要なのです。

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