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幼稚園受験の事前準備って何が必要なの?そこが知りたい!

幼稚園受験を考えたときに、「うちの子口が重いから心配・・・」などというネガティブな声が 聴こえてきます。それでも実際に、園側が知りたいことは、どの程度お喋りができるか? ということよりも、幼稚園の教育方針と入園希望の家庭の教育方針とがどの程度一致 しているか?ということです。

幼稚園受験を考えたときに、「うちの子口が重いから心配・・・」などというネガティブな声が 聴こえてきます。
それでも実際に、園側が知りたいことは、どの程度お喋りができるか? ということよりも、幼稚園の教育方針と入園希望の家庭の教育方針とがどの程度一致 しているか?ということです。
園にはいってから、何かが違う、と感じるのは遅すぎるのです。
まずは面接時に聴かれそうな内容を、両親として予め話合い、意見を統一しておくことが肝心です 。

目次

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面接時に垣間見える親子の関係性

普段から親子の関係性が良好で、良いコミュニケーションが取れている親子の場合には 短い時間の間でも、面接を通して親子関係はすぐに伝わります。
雰囲気の良い親子、というのは どの場面でも良い印象を相手に与えることができます。
そして親として、子供の個性を十分に 理解をしているかどうか?という点も問われます。
まだまだ、成長段階で子供は伸びていく盛りです。
その際に、子供の現段階での性格はどのような雰囲気なのか?を、面接官は探ろうとします。

親としても願書には書ききれない子供の個性を的確に語らなければいけません。
普段は、真摯に 子供に接していない忙しい人が、幼稚園受験向けに付け焼刃で「良い親」をアピールしたとしても それは無意味です。
幼稚園側が知りたいのは、親の体制と子供の資質です。
無理なアピールはせずに、等身大で育児を語れるように自信をつけてください。



志望する幼稚園をどれだけ親が理解しているか??

 

幼稚園によっては附属で大学までエスカレーター方式で進学を前提にしている場合もあります。
大きな組織としての建学の精神などが打ち出されている場合が、ほとんどです。
まずはその幼稚園が どのような教育方針で園児たちに教育をしているのか?をきちんと把握しておいてください。
そして 幼稚園側が主催する入園説明会には、出来るだけ両親が揃って参加をされることを、おススメします。
その理由は、実際に説明をしてくれる園長先生の文言や、幼稚園教諭たちの雰囲気などを目で見て 感じられるチャンスだからです。

それ以外にも入園希望の家庭には、幼稚園の行事への招待が相次ぎます。
これは時間をやりくりして 出来るだけ出席できるように心がけおきましょう。
行事に参加を繰り返すうちに、確固たる志望理由というものが親の気持ちの中で固まるはずです。
そこから、いよいよ願書の提出という流れになります。


志望する幼稚園の魅力はなにか?どこに魅力を感じるのか?

 

例えば国際社会を視野に置いた英語教育に力を注ぐ幼稚園も最近は増えてきました。
そして、モンテッソーリの理論に基づく教育や、園児の自由遊びに重きを置いている幼稚園など 様々な教育方針が交差するものです。
そこで、親としてどの教育の下で子供の幼稚園生活を 送ってもらいたいと考えるか?をはっきりとしておきましょう。

説明会を見聞きすることで、その幼稚園の方針がはっきりと伝わるようになります。
附属小学校~大学まで併設されているような場合には、系列校へどのような形で進学が可能に なるのか?というところまで説明会では言及する場合がほとんどです。
聞き逃さないようにしっかりとメモを取るなど、真摯に説明会の機会を活かしていきましょう。



志望園を決めた後には考査の準備を始める

もしも、普段からちょっとしたことで、地団駄を踏んで泣き叫ぶような気質のある子供の場合には 受験の場ではかなり不利になることだけは知っておいてください。
たとえば幼稚園受験を見据えた 早期教育を行う塾や、幼児教室に一時期、入室をして都合が悪くなったら泣いてしまうという その気質を、鍛えるという方法も取れます。
とにかく泣かないこと、を目標に幼児教室での時間を 積みかさねるという親も結構多いのです。

返事は簡潔に行うというルールも親から子供へ伝えてください。
どんな場合でも受け答えを はっきりとした声で答えられるような訓練を家庭でも積んでください。
もしも、集団遊びにあまり 慣れていないという場合には積極的に公園などに連れていき、多くの子供たちと触れ合えるようにしておいてください。


基本的な生活習慣が問われるということ

人に何かを聞かれたら一生懸命答えようとする意欲が必要です。
そのためにも、自分でできることは 出来るだけ任せてみるという親の勇気も必要です。

それは幼稚園受験の世界では特別なことではありません。
年齢相応のことが普通に出来ることが、合格圏内に入ることが可能になるラインなのです。
そのために 行われるのが、行動観察という領域です。

行動観察では、子供の素の部分が出てしまう状況です。
そこで、独りよがりな行動をするなど あまりにも破天荒な行動を取っている場合には、合格を逃す場合もあるようです。
ここで一番の難関は実のところ「親子遊び」という領域です。

親子遊びとは?

決められた課題に沿って、親子でその遊びを実践することが問われます。
どんなふうに お互いに声をかけて、一つのことに視野を向けているのか?どの程度の集中力を傾けて 一つの目的に向き合えるのか?という内容になります。
照れくささも手伝い、なかなか 普段通りの行動がとれない場合もあります。

それでも、ちょっとした親子の会話の内容を試験官はすかさずチェックをしています。
そうやって自由遊びの時間が終わります。
あまりクヨクヨせずに、前向きに取り組むようにしてください。
子供に聞かれていることを、ついついエキサイトした状態で、親が答えてしまうようなことだけは避けるようにしてください。


子供以上に緊張をしてしまう親たち

 

初めての幼稚園受験に際して、あらゆることに対して緊張を露わにしてしまうと 受験生である子供がきにかけるようになります。
まだ2,3歳児の幼児の場合には 一人で出来るようになることを少しでも増やすべきでしょう。
それも、親が家の中で 見られるようになると、また一歩前進したようにも思えるのです。

家の中で、幼稚園受験に向かって、出来ることが増えてきたときには、やや大げさと言われても オーバーアクションで喜んであげましょう。
それが子供の自信につながります。
自分でなんとか しようとする態度が幼稚園受験の本番では必ず功を奏するのです。
とにかく「やってみよう」 「頑張ってみよう」という意欲があるかないか?によって評価は大きく分かれます。

それを見ている 親も、異常なほどに緊張をしてしまいます。
そこは、上手に折り合いをつけて、子供と共に幼稚園受験の準備を進めながら親の方も成長できるように努力をしましょう。


家庭での生活が何よりも受験を左右する

小学校受験以上に、子供の年齢が低いので何かにつけてまだまだ大変な時期を いかに乗り越えて行けばよいのか?を考えなければいけません。
子供に合う幼稚園は どの幼稚園なのか?そして、無理のない範囲で準備を進めることができるかどうか? という点においても十分に吟味したうえで、考えるべきでしょう。
自分の子供の 許容範囲を超えた状態での、幼稚園受験準備は、かなり厳しいものになります。

その一番の壁が「母子分離」が出来ているかどうか?という点になります。
何をする ときにも親が一緒でないとできない、という未就園児の場合には、受験自体が困難になります。

そのあたりの状況をよく観察をして、今後のことを決めなければいけません。


日常生活の達成度が幼稚園受験を決める

 

自分で美味しく食事を摂れるかどうか?


着替えができるかどうか?


一人遊びができるかどうか?


という点を親としてシビアに観察してみてください。
それが一つでも出来ないという場合には、 幼稚園受験を前向きに考える前に、今一度子供の心の成長を見守るようにしてください。
その上で 幼稚園受験の準備を「親子で進める」というスタンスを持つようにしてください。

体調面でも不安定になりやすいタイプの子供の場合には、まずは体力をつけることから 考え直さないといけません。
幼稚園受験というのは、子供の総合力を判断される機会だと改めて考えておかなければいけません。

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