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学習院初等科をめざす人のための対策について

小学校受験の志望校の中でも難関校として名高い学習院初等科を志望する場合の、受験対策のについてまとめてみました。例年、出題傾向はほぼ似ているのが特徴です。学習院初等科に対しても塾なしで合格をするのは、やや厳しい一面があることを知っておいてください。

小学校受験の志望校の中でも難関校として名高い学習院初等科を志望する場合の、受験対策についてまとめてみました。
例年、出題傾向はほぼ似ているのが特徴です。
学習院初等科に対しても塾なしで合格をするのは、やや厳しい一面があることを知っておいてください。
ペーパーテストがない分、行動観察や個別テストでの出来栄えが合否に繋がると考えられます。
是非とも、学習院初等科の準備を行う際には、合格実績のある塾を選んで抜かりのない準備に勤しんでください。

目次

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個別テストの傾向について

予め提示された絵を見ながら先生の話を聞いて質問に答えるという形のテストがおこなれます。
人の話を聞くという基本的な動作と、質問の内容に答えるという思考力が同時に働く必要がある高度な技です。
ただ、この出題は学習院初等科でも頻出問題として取り扱われています。
また、推理思考についての出題も多いのが特徴です。
小学校受験の世界ではいわゆる苦手分野になりやすいのが、推理思考なのです。
この分野はしっかりと時間をかけて克服するべきでしょう。
質問の意味を絶対に聞き間違わない訓練も塾では行います。
何度も説明を聞き直せるものではありません。
一度ですべてを把握するという能力もここでは必要なのです。

常識問題では順番通り(季節など)に並び替えるなど、当たり前の常識が試される場面が多いのも学習院初等科の特色です。
実際のところ高いレベルが求められることが有名です。
決して簡単と言い難い考査に加えて保護者面談がふくまれています。
ペーパーテストが課せられない分、巧緻性などには長けている必要もあるのです。
総合的に考査内容すべてにおいて、精通している必要もあります。
当たり前の生活力や年齢相応の人格というものを親がどれだけ子供に教え込めるのか?がポイントになります。
しつけというのは即日身につくものではありません。
マナー同様に生涯人として必要なものです。
常識問題についても季節や行事などを知っていることで答えられるわけです。

大人と対等に話せる語彙力がついている必要性

大人と話すときに、話していることがきちんと伝わるレベルの語彙力はどのようにつくものでしょうか?これは家庭教育の中が基本となります。
普段から他愛のないことを親と話せるような子供は、どんどん語彙力を高めていけるのです。
親の言葉遣いが悪いと、どうしても悪影響が出てしまいます。

学習院初等科ではそのようなものは論外と考えられます。
学習院の教育方針を十分に汲み取った親が子供を受験させているわけです。
そこには美しい国語力という目標があるのです。
言いたいことをきれいな日本語を使って説明をすることを、何よりも意識するべきなのです。

当然のことながらその子供が何を話しているのか?が相手に伝わることが当たり前のことですが必要になります。
特に他の小学校よりも厳しく言葉遣いや形容詞の使い方などをチェックされる傾向があります。
これは、当たり前のことですが現代っ子の子供にとっては難易度の高い問題でもあるのです。
お受験の準備の際には、綺麗な日本語で分かりやすく理路整然とした喋り方を身に着けられるようにしておくことも重要です。
正しい言葉とは?どのようなものなのかを今一度確認をしたうえで、準備を進めておきましょう。
学習院初等科では美しい日本語を重んじています。
そこを重要視して、ものの言い方なども重々に気を配れるようにしてください。
一部の生徒はマナー教室に通い、立ち振る舞いなどを学ぶという情報もあるほどです。
幼児であっても学習院を目指すとということはそのレベルに達していることが大前提です。

 


巧緻性テストと制作テストについて

ここで出される指示はたった1度です。
これを聞き逃さないようにする高い集中力が求められます。

折り紙や紙を折ることやハサミで指定された場所を切ることなど、基本的な動作が指示の中に入っています。
そしてセロハンテープやガムテープで留めるという所作も、集団テストの中には含まれることが多いことを知っておいてください。
切り貼りという単純な作業であっても、どこまで丁寧に几帳面さを前面に出せるのか?が大きなポイントです。
少なくとも最後までやり遂げようとする行動が試験官の目に留まれば良い印象を持ってもらえるはずです。

基本的な文房具を器用に使いこなせることが必要です。
幼稚園や保育園では使用しないようなテープ類が出題の道具として登場する場面もあります。
そこを考慮して過去に出題されて使われた道具などには精通していることが肝心です。
自宅でも積極的にそのような文房具に触れる機会を増やして受験本番に備えてください。


集団テストでは?

お話の記憶を着た後その内容に即した絵画制作をするという設問が多く出題されています。
そして同年代の子供同士間でのコミュニケーション能力を遠目から観察しているのです。
指示を出した通りに体を動かすことができているかどうか?が肝心な部分です。
耳で聞いたものを頭で描いて絵画作成をするという高等テクニックはどうしても、訓練の末に出来上がる所作です。
そこまでのレベルに達せるように、塾では反復練習をしますl

運動テストも行われますが、音楽にのせてリズム体操をすることやボールをドリブルすることや屈伸運動など多岐にわたります。
ただ試験官の言うとおりに行うというだけでは物足りないのです。
ここでも、1度の指示をパーフェクトに読み込み、具体的に行動をすることが必要なのです。
いずれの場合にも試験官の方に全神経を集中させてよく考えるという基本姿勢が身についていることは重要ポイントです。


学習院初等科は国語の教育に熱心な学校

自分の思っていることを的確に相手に伝えることは年齢相応以上の能力を持っていることになります。
そして根拠とともに示せるというのは非常に高い能力です。
子供が普段口にする「どうして?「なぜ?」という質問に対しても親は真摯に答えを探してください。
そうすることで、どうして?なぜ?という質問を受けた時に、真摯に受け答えをしようとする態度が身につくのです。

塾に通っている場合には、早い段階で子供が学習院初等科への適性があるかどうかを調べる必要があります。
明らかに適性がないという状態で受験を決行するのは無理があります。

 


学習院初等科の行動観察の傾向について

必ず最初に決められた約束があります。
そのルールをどこまできちんと守って行動できるのかが一つのポイントになります。
学習院では特に品の良い振る舞いという点に重きを置いています。
皇室ゆかりの学校ということで最も当たり前の校風です。
それには親のしつけの行き届き方が左右するものが多いのです。
学習院初等科で求められる、品格のある行動とは一朝一夕にできあがるものではありません。

学習院初等科では入学後の教育方針として、友達を大切にして生き物を可愛がり仲間で助け合い、芸術や自然に親しむことを軸に教育を展開していきます。
人として当たり前の挨拶や行動が出来ることが品格につながります。
学習院では特に行動観察で粗野な行いをしていないかどうか?相手に迷惑をかける行為をしていないかどうか?をチェックします。
逆に何事も協力しあうというスタンスを取れる子供には高評価が与えられるわけです。


面接では親の教育方針が問われる

育ての方針とはどのようなものか?を家族の間で今一度考えてみてください。
親の教育方針は実際にどのようなものか?は学習院側が知りたい内容の一つです。
面接の場面で親が理詰めの内容を語れることは当たり前のことです。
実際に学習院初等科の、面接時には子供は同伴しません。
真の意味で両親面接ということになるのです。
子供が不在の状態で親が自分たちの間で話し合っている教育方針をプレゼンテーションするような形です。

ここで学習院が掲げているような教育内容と一致するような発言が出来ると、さらに面接の状況としては良い印象を残せるはずです。
狭き門にも関わらず毎年大勢の受験生が集まる伝統校の受験突破のためにも、まずは面接を乗り切りましょう。
親としてはなぜ学習院の初等科に進ませたいのか?という根拠がどうしても必要です。

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