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小学校お受験に必須!家で子供の集中力を育てる子育て~その②~

勉強に限らずスポーツの世界においても子供の集中力が大切と言われます。どのように幼児が習い事の中で集中力をキープできるのかが課題となってきます。子供の集中力について考えてみると、小学校受験を考えている家庭もそうでない家庭でも集中力がない子供と集中力がある子共は、その後の成長過程で多く影響を与えます。

最近の子供は人の話を聞けない指示を守れない、などと指摘されていますが
集中力のなさが原因と考えられます。

今回はお受験に必須といわれている「集中力」というキーワードを深く解説してみます。

お受験に大切な「集中力」と思っていても実際は、その後の成長に大切な子供の集中力キープについて考えます。

目次
▼ 集中力とは勉強以外の部分から育むものと考える
▼ 子供が欲しがっているものを何でも買い与えるのは控える
▼ お受験塾においての集中力はどう育てれば良いのか
▼ 家でも指示は一度だけにする
▼ お受験塾でも指示は一度しか言ってもらえない
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集中力とは勉強以外の部分から育むものと考える

例えば塗り絵が好きな子供は自分で好きな色を選んで10分以上の集中をして
塗り絵を続けられます。

お絵描きでもピアノの練習でも同じことが言えます。
自分の心の中で、落とし込めるものは何にでも興味を持てるのです。
そして「もっとやってみよう」という意識に最終的には到達するわけです。
これがいわゆる集中力の入り口にあるものだと考えてください。

子供の興味や楽しいと思えるおもちゃは一人一人違ってきます。
その子に一番あったおもちゃを、親が選んであげると良いでしょう。

家族みんなで、楽しく取り組んでいるものは何でもよいのです。

お手伝い一つを例に挙げても決まった時間は家族全員が例えば掃除に集中するなど、
気持ちを散漫にせずに一つのことに取り組むわけです。

このお手本を大人が示すと、子供もそれを体得していくのです。

とても重要なことだと思います。

子供が欲しがっているものを何でも買い与えるのは控える

物を大事にする、一つのおもちゃを大事にすることは集中力に繋がっていきます。
一通りの遊びを終えて、次はそのおもちゃで何をして遊べば楽しいのか?
ということまで考えられるようになると、子供も一皮むけて、次の段階に進んだと言えるのです。

何事にも集中をするというエネルギーは親が種を撒く必要があります。多くのおもちゃを買い与えてしまった後では、
子供は一つのおもちゃに回帰することができません。

どうしてもあれもこれも・・という状態になり最終的には散らかしておしまいということになりかねません。

欲しがってるものを与えすぎてはいけない理由

  • 物を大切にしなくなる
  • すぐに飽きやすい性格になる
  • 選択力が養われない
  • 想像力が養われない

この部分をよく考えて、与えるおもちゃの量も決めておけば良いのです。遊びの幅がどんどん発展するということは、
子供の中で集中力が育ち始めたという証拠です。これは喜ばしいことですので親としても素直に歓迎すべきことです。

必要なのは、遊びもすべて子供任せにせずに一言、声をかけて長く遊べることに対しては称賛をしてあげてください。
これはとても肝心なことになります。

お受験塾においての集中力はどう育てれば良いのか?

あくまでも同じ年齢層の子供が集まる任意の場所とは言え、全ての親御さんが子供に受験をさせるために集まってきているのです。

当然、ほとんどの子が集中力にも長けていて、すぐに集団授業などにも溶け込めるはずです。
そこに全く、集中力のない子供がそこに混ざってしまうことで場の雰囲気が悪くなることも考えられます。

正直なところ、お受験塾に通うという段階である程度の集中力は求められます。

塾に通うと自然に集中力が身に付くという考えは捨ててください。
逆に、集中力を養えた子が集まると考えた方が無難です。
それを考えると自宅での躾の際にも徹底的に話に集中できるような子供に育てなければ意味がありません。
逆に、何事にも手を出し過ぎると子供は「親が聞いてくれているから大丈夫」というような気持ちになるのです。

子供の目で見て耳で聞いたことを自分の中に理解させることに意味があるのです。
まずは一つでも遊びに集中をすることを身に付けさせて普段の会話などでも、
「今なんて言ったかもう一度言ってみて」などと繰り返し学習をさせれば効果は絶大です。

家でも指示は一度だけにする

お受験の場面ではどうしても指示行動が多くなります。
先生から出されるとおりに色を塗るなど、とにかく人の話に集中できていない子は
不利になることがあまりにも多いのです。

この聞く力を育てるためには、集中をして聞くという作業が必要になります。

子供の聞く力を伸ばす

普段から親御さんが子供に何かを指示するときに、何度も同じ指示を出してはいませんか?
子供にすれば、また同じことを言ってくれると勘違いしてしまうのです。
人の話を一度で聴かないといけない、という良い意味での切迫感が必要になります。

そのためにも家の中でも指示は一度だけということを厳守してください。
せっかく親御さんが何かを指示しても、なんと言ったのかを聞き逃しているような
散漫な集中力ではお受験の問題などは一つも満足に解くことはできないでしょう。
子供を追いかけまわして躾をする際に、何度も同じことを連呼することは辞めましょう。
それを無くしてしまうと子供は親の話を一度で聴かないといけないという、
気持ちにようやく気付いてくれるはずです。

 

お受験塾でも指示は一度しか言ってもらえない

実際にお受験本番で、指示行動や口頭試問などで、先生から出される指示は一度きりです。
人が話すことをすべてきっちりと聞き取ろうという気持ちがないと。

集中をして聞こうという気持ちにはなかなかなれないものです。
このあたりに大きな差が生まれてしまいますので何としてでも集中力を育てなければいけません。
親御さんもお受験を本気で考えるときには我が子の集中力についても冷静に判断をするべきでしょう。

結果的に集中力の高い子は、何をしても完成度が高くペーパーテストの点数もとても高得点にあるのです。

すべてのことは集中力が司っていると考える必要もあります。
この機会にお受験においても、集中力がかなりのカギを握っているということを
親御さんも自覚をされて取り組んでみる必要があるのではないでしょうか?

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