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達成感で子供の学習意欲を高める!やる気を引き出す【褒め方】と【達成感を味わうため】の注意点

子供は、達成感を味わうことで『やる気』が向上します。子供がテストなどでミスをしてしまっても、「これだけできるようになったんだね。頑張ったね。」など褒めることで、「また頑張ろう」っとやる気が引き出され、学習意欲が増してきます。子供の努力を認めて褒めることで、達成感は増しやすいものです。

子供の勉強で「やる気」を引き出すにはどうすればよいでしょうか?
鼻先にニンジンをぶら下げて…などとよく言われますね。
ご褒美をちらつかせて勉強を促しても、「やる気」を持続することはできません。
何故ならご褒美の要求はどんどんエスカレートして、親は物入りですし、子供はそのうちご褒美では動かなくなるからです。
親からのご褒美よりも自分のしたいことをやりたい欲求が強くなり、勉強をしたくない気持ちは高まってしまいます。
では、どのようにすれば、子供の勉強を「やる気」にさせることができるでしょうか?

目次
▼ 子供の「やる気」を引き出すのは達成感?!
▼ 子供が達成感を味わうための注意点!
▼ 子供のやる気を刺激する褒めかたのコツ
▼ まとめ
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子供の「やる気」を引き出すのは達成感?!

例えば、跳び箱を飛ぶとき、3段が飛べたら次は4段が飛べるようになりたくなります。
決して3段が飛べたから4段のことは考えないということはあまりないでしょう。
子供だけでなく大人も同様で1つやり遂げると次に進みたくなるものです。
それこそが達成感というものです。
達成感を味わえば、子供の「やる気」を引き出すのはたやすいことなのです。
では、達成感を味わわせるためにはどのようなことに注意すればよいでしょうか?
次の項目を見てみましょう!

子供が達成感を味わうための注意点!

達成感を得るためには「出来た!」という感動なしにはあり得ません。
「出来た!嬉しい」という感動は、一生懸命に何かに集中した際に感じる事ができるので、誰かに教えられ強制的に勉強して感じるものではありません。
子供の力を信じて自分で達成感を感じることが大切です。
そして、子供の集中は親が思うほど長くは続きません。
この集中を切らないための勉強法には注意点がいくつかあります。



注意点①
長時間の無理な勉強を強要しない

小学生ならば集中できるのは学年×10分とよく言われています。
1年生なら10分、2年生なら20分ということです。
勉強時間がその時間のみということではありませんが、ダラダラと時間ばかりかけるのではなく、こまめに休憩をしたり、教科を変えたりして子供の集中力を切らないようにしましょう。



注意点②
子供のレベルにあった問題集を選ぶ

私立受験などの場合を除いて、家庭学習で使用する問題集は、言葉が簡単で文字が少ない問題集など短時間で解けるものにするのがいいでしょう。
難しいものではなく、よく考えれば全問解けるくらいの子供にあったレベルのものを選びましょう。
難しすぎても簡単すぎても子供は達成感を味わうことができません。
わが子のレベルを見誤らないことは、子供に家庭学習を充実させ達成感を味わわせるために必要です。



注意点③
子供が小さいうちは出来る限り目の届くとこで勉強させる

統計でも自室で勉強するよりもリビング食卓などの人の目がある場所で勉強する方が成績は伸びると言われています。
リビングや食卓は人の動きもあり、集中しないように思われますが、自室は子供の好きなもの・遊び道具・ベッドなど勉強には必要ないものが多く、また人の目が届かない分ついついそれらに気を取られ勉強には集中できません。
こそこそ自室で遊びながら長時間部屋に拘束されて勉強するよりも、さっさと勉強を済ませて堂々と遊んだほうが子供も楽しめるものです。
ただし、人の目と言っても親や他の家族がテレビをみたり、遊んだりしている場所ではさすがに集中して勉強できないでしょう。
子供が勉強している時間には他の家族も本を読んだり、仕事をしたりして大切な時間を共有しましょう。



注意点④
達成感は褒めることで倍増します

子供が集中して勉強し、達成感を感じることができたら、大げさに褒めたり一緒になって喜んだりしましょう。
ただし、その手が使えるのは低学年の間だけです。
成長するにしたがってわざとらしく感じるようになるものです。
年齢を重ね、小学校高学年にもあれば本人が達成感を味わう事だけで先を見るようになります。

子供のやる気を刺激する褒め方のコツ

子供のできる事が増えると褒めたいものですよね。
誉め方は、子供のやる気にも影響します。
子供のやる気を刺激する褒め方をまとめてみました。

  • 何に対して褒めているのか伝える
    「掛け算の3の段が、言えるようになったじゃない!すごいね」
    など、子供の行動を具体的に褒めます。
    どんな事で褒めたのか子供に伝えることは大切です。
    「またやろう!」っという気持ちを育みます。
  • 結果だけ見ずに「過程」を誉める
    子供が何かに成功したら、その頑張りを認めることが重要です。
    失敗しても、努力したことを十分に褒めてあげましょう。
    努力を認めると 成し遂げた際の達成感がアップします。
  • 他人と比較しない
    NG「○○くんは、お姉ちゃんよりも かけっこが速いね。」
    お友だちや兄弟と比較しないように気をつけましょう。
    個人差があるのは当然の事です。
    自分の頑張りを評価してもらえることが大切なんですよ。
  • お手伝いをしてくれたらお礼をいいましょう
    「テーブル拭いてくれたの?ありがとう。ママ助かるわ。」
    子供が自発的にお手伝いをしてくれるときなどお礼をいいましょう。
    自発的な行動を肯定されることで、自分の行動に自身が持てるようになります。
  • その場で褒める
    幼い頃は、記憶力はまだまだ未熟です。
    すぐにその場で褒めてあげましょう。

まとめ

子供が勉強をやる気になるためには達成感はとても大切です。
幼い頃から達成感を味わうことができる家庭環境を保ち、習慣を身に着けることが大切です。
無理だと思うことは始めから挑戦しなかったり、少しつまずき途中で諦めたりしては達成感を味わうことはできません。
途中で投げ出さずに最後まで取り組む姿勢は、大人たちの声かけや生活の中で両親・家族の背中を見て子供は身につけていくものです。
両親や家族は、子供のためにお手本となる様に務める必要があります。
子供が、達成感を味わって一歩先をめざすために惜しみない協力をしましょう。

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