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小学校受験の合否を分ける!子供との家庭生活を通して気をつけて欲しい【3つのポイント】

どれだけお金をかけて塾に通っても、親子で講習を受けても結果に結びつかないことは現実に起きるものです。小学校受験に臨むと決意したその日から、子供にはコツコツと努力をして習得できるものは身につけて欲しいものですよね。小学校受験は幼稚園児としてのコミュニケーション能力や基礎的な学力が問われるのです。

小学校受験は、生活習慣の積み重ねが結果を生むのです。
今一度、視点を家庭に戻して考えてみてください。
今回は、家庭生活での3つのポイントを紹介します。

目次
▼ 小学校受験に向き合うために必要な3つのポイント
▼ アクシデントに強くなる!自主性のある子供は柔軟に考えて対処できる
▼ 子供の社会性を高める!家庭内で社会生活への土台作りをする
▼ 小学校受験を目指す子供におすすめ!トランプ遊びや積み木遊びで脳を鍛える
▼ さいごに
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小学校受験に向き合うために必要な3つのポイント

小学校受験では家庭や塾でこれまで教わったことを総括して、自分で考えて応用できるかどうかが問われるのです。
例えば、口頭試問などでお子さんが何を聞かれているのかわからない場合にどうされますか?
多くのお子さんはパニックになってしまい、酷い場合には泣き出すパターンもあります。
それでは考査の対象にもならないのです。
受験のテクニック的な部分は塾でも学べます。
それ以外のお子さんの対応力というもいのは、家庭で磨かれるべきことなのです。

自分で判断が付かない場合や要領を得ないときには、自我を出す前に わからないことを質問するという習慣が必要です。
例えば、家庭の中でアクシデントが起きたとしても、すべてのフォローを親がしているようでは、お子さんは何も成長できないのです。

【小学校受験準備期間中の3つのポイント】

  1. アクシデントにも対応できる柔軟性
  2. 家庭内で培う社会性
  3. 受験に直結する遊び

まずはこの3つのポイントを念頭に置いてご家庭での受験準備を進めてみてください。
必ず受験の合否に関わる効果を感じられるようになります。

アクシデントに強くなる!自主性のある子供は柔軟に考えて対処できるようになる

お子さんが飲み物を飲む際には、こぼさないようにと口出しをしてしまいませんか?
多くの親御さんは、お子さんが起こす可能性のあるアクシデントに先回りをして注意をする傾向があります。
それでは、考える力注意力は身に付かないのです。
それよりも、お子さんに こぼさないように飲もうとする注意力を身に付けさせてください。
もしも、こぼした場合には「どうすれば良いと思う?」っと お子さんに聞いてみてください。
すると、周りの大人がするように、台拭きで後片付けをしようとするはずです。
大人の真似をするということで最初は良いのです。
自分が困ったときに、どうすればよいのか瞬時に考えて動くという脳を育てる必要があるのです。



アクシデント発生時に対処できるのか

アクシデントが起きた際には、柔軟さを持って自分なりに対処することが一番大切なことなのです。
この柔軟さは、日々の生活の中で養われていきます。

行動観察などを通じて、その子の持っている「資質」が試されます。
つまり、生活の中でもすべての所作を、親御さんが手助けをしている環境では何ひとつ成長しないのです。
ある程度の失敗を経験することで、お子さんは成長をしていきます。
自分で考えて行動ができる子供は、自発的な子が多いのです。

家庭でのしつけが、小学校受験の合否にも関わってきます。
小学校受験では、その子の自主性やものの考え方がみられるのです。
子どもにとって、家庭生活学びの場でもあります。
家庭生活の基盤は、親子のコミュニケーションです。
親子の絆を深めるためにも、日常生活での会話を通じて我が子への理解を深めてくださいね。
親子の信頼関係があることで、子供は安心して自分の考えを行動に起しやすくなるものですよ。



「経験」は子供の自主性を育む

お子さんの事を考え先回りして行動をするということは、確かに親の愛情の一つです。
但し小学校受験という場面ではそれが逆効果を生む場合も多いことを知っておいてください。

小学校受験に合格する家というのは 家族の会話が圧倒的に多いことが、調査の結果わかっています。
親がなんでも手を出しすぎず、子どもの行動を待つ姿勢を貫いていることも特徴的です。
家族の中でも丁寧な言葉遣いを徹底するということも、重要視されることです。
家庭で敬語を話すのは堅苦しい印象ですが、面接などで緊張をしてしまうと ついつい普段の言葉使いが出てしまいやすいのです。
せめて丁寧な言葉遣いを家族間で徹底するということに注意を払っていただければと思います。

反対に小学校受験に失敗をするご家庭の特徴としては、家族の会話が少ないことや親が子供の事に関して積極的に手を出してしまう家庭がほとんどです。
家庭生活を通して、お子さんが自分で考える機会を与え、お子さんの自主性を育てるように心がけましょう。
子供が「できた!」っという達成感を味わうことにもつながります。
自主性がある子供は、好奇心が向上しやすく「やる気」を持って何事にも挑むようになるのです。

子供の社会性を高める!家庭内で社会生活への土台作りをする

お子さんがなどに通うことは効果的な受験対策ですが、家庭生活の中にも お受験に繋がることがあるのです。
家庭の中にあるものすべてが教材となります。
日頃の生活を通して、子供は 親のやり方などをスポンジのような脳で吸収していくのです。
そう考えると、日常生活の大切さを痛感されられますよね。

家庭生活の中での経験は、子供の成長に繋がるのです。
例えば、買い物に行くことで社会性を鍛えることができます。
また、家に来客がある場合も社会性が育まれるのです。

お子さんの社会性を高めるためにも、家族での「お出かけ」は おすすめですよ。
人と接することや様々な体験を積むことで子供の社会性が育まれるのです。



ルールを守ることは集団生活の基本

まだまだ幼いお子さんにとって、行動範囲というものは限られています。
それでも、些細なことで社会生活の輪を乱す場合もあるのです。
年齢が小さいうちから社会のルールというものを徹底して教えることはお子さんの成長面ではとても重要なポイントです。
社会のルールがわからない場合には、どうしても自分の我を通そうとすることが増えてしまいます。
「譲ること」「待つこと」は、家庭生活を通して覚えるのです。

兄弟姉妹がいる場合には、親のしつけで「相手を尊重すること」「譲り合うこと」を学ぶチャンスは多くあります。
逆に一人っ子の場合には、なかなかそこまで学べないというのが現状です。
お子さんが将来 困らないように、子供の社会性を育てることは親としての務めなのです。
その第一歩として、お子さんが幼稚園などでの集団生活をスムーズにできるように、家庭内でのルールを決めて守らせるのも効果的です。
ただし、家庭のルールから大幅に逸脱しないように、お子さんには言い聞かせるなど しっかりとしたしつけが必要になります。



失敗したときこそ子供が伸びるとき

小学校受験の行動観察などでは、予期せぬアクシデントが待ち受けているかもしれません。
言われた指示が全く頭に入らず、どうすれば良いのかパニック状態に陥ってしまう子供もいるのです。
わからないことは、「聞く」ことが大切です。
そして、困ったときには「助けを求める」という生きていく術を学んでほしいのです。
もちろん一人で何とか乗り切ろうとする強さも必要です。
ただ、親御さんの過干渉が、お子さんの伸びる力を奪う場合もあることを知っておいてください。

家庭生活を営んでいると、毎日が平凡ということばかりではありません。
日々の生活の中では、様々なことが起こります。
同じ目線で、お子さんの生活力を高めてあげてほしいのです。

  • 困ったときは助け合う
  • 迷惑をかけたときは謝る
  • わからないときには尋ねる
  • 自分の欲求ばかりが通るわけではないと悟る

これらは5才児であっても、既に兼ね備えておきたい事柄でもあるわけです。

小学校受験を目指す子供におすすめ!トランプ遊びや積み木遊びで脳を鍛える

ゲーム機ほど、お子さんが興味をかきたてられる遊びはありません。
高価なおもちゃでもありますが、忙しい親御さんにとっては子供の良い遊び相手になることは広く知られています。
それでも、小学校受験を控えているお子さんには、あまり役に立たないものとして切り捨てて考えているご家庭も多いことを知っておいてください。
ゲーム機を購入するのは、小学校に入ってからでも検討できます。
受験前には、ゲーム機よりも受験に関連したおもちゃを使って遊ぶことを覚えさせると受験勉強への効率が上がると言われています。

例えば、

  • トランプカードやサイコロ
    …数の大小や数字を常に意識しながら遊べる
  • 積み木
    …空間感覚を養う
  • など

知育に効果的でありながらも、小学校受験に関連する遊びもあります。
遊びながら楽しく習得したことは子供の記憶に残りやすいものです。
楽しく遊びながら学んだことに関連する問題が試験に出題されたときには、苦手意識を持つことなく正答を導き出せるようになるでしょう。





絵本で子供の語彙力を高める

お子さんの語彙力を高めるためにも、絵本の読み聞かせの時間も必要です。
お受験準備期間中は、1日1回でも絵本を開いて文字や絵に視線を合わせて過ごす時間も効果があり、想像力聞く力を育みます。
想像力は、「巧緻性・工作」テストで惜しみなく発揮されるものです。
聞く力は、「行動観察」や「面接」の基本となる力です。
日常生活での親子の時間のアイテムとして絵本を活用するのもおすすめですよ。





外遊びも大切な経験

良く晴れた日には、親子で公園に出かけて 体を動かす遊びをされていますか?
ボール投げ縄跳び、どれも原始的な遊びですが、体を動かすことはリフレッシュにもつながります。
そして、小学校受験においても、ボールや縄跳びは度々登場するアイテムです。
そこを意識して少し早い時期から、外遊びの習慣をつけておくこともお受験のポイントです。

公園などでは、自分が遊びたい遊具で先に遊んでいる人がいれば「待つ」ことを覚えます。
しかし、最近は待てない子供が増えています。
順番を守れないことは、ルール違反とみなされるのです。
幼いながらに「社会のルール」を覚えることは、これから先の集団生活を送るうえで大いに役立つのです。
また、公園などで会う人に「こんにちは」「さようなら」っと自分から挨拶ができる子供は、コミュニケーション能力が高いのです。
お受験では、人見知りをして実力を発揮できないお子さんも中にはいます。
初めて会う人とコミュニケーションをとれることは強みにも繋がります。
なんせ、受験本番では、初めて会う同じ年齢の子どもと力を合わせて作品をつくる考査などがあるのですから。




さいごに

小学校受験は塾に通えばなんとかなると思っている方もまだ多いようです。
実はそうではないのです。
お子さんの小学校受験には、「塾」と「家庭生活」の両立が高い相乗効果を生み出します。
お手伝いも家庭生活の中だからこそ行える立派なお稽古です。
親子の会話や外で遊ぶことなど家庭での親とのかかわりが お受験に繋がっていくのです。
ただ、お子さんがやろうとしていることには手を貸さずに、最後までやり遂げさせてくださいね。
助けを求めてきたときに、アドバイスをしてあげればいいのです。
たとえ失敗しても最後まで頑張ったことを褒めてあげてください。
子供は、達成感を味わうことで「やる気」をもって物事に取り組むようになります。

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