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どう過ごす?小学校受験直前のお子さんとの時間

いよいよ数カ月後に受験本番というタイミングの夏休み以降は、どのように過ごすのが一番良いのでしょうか?9月から11月頃までの具体的な例を挙げて考えてみました。この時期は受験準備の最終期間に当たります。ここは、お子さんのモチベーションを横目で眺めながら、受験本番までの時間を有意義に過ごしたいものです。

いよいよ数カ月後に受験本番というタイミングの夏休み以降は、どのように過ごすのが一番良いのでしょうか?9月から11月頃までの具体的な例を挙げて考えてみました。
この時期は受験準備の最終期間に当たります。
ここは、お子さんのモチベーションを横目で眺めながら、受験本番までの時間を有意義に過ごしたいものです。

目次

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□夏休みが終わっていよいよ9月の時期

夏休みの間は多くのお子さんが塾の夏期講習に参加をする時期です。
そしてこの時期は幼児が一番伸びる時期ということを、塾側も心得ていますので精鋭の講師達が、充実をした授業を行うことでお子さんの持つ力をワンランクアップさせる時期でもあります。
大いに夏期講習後の時間を有意義に使えるように度量をしてください。
まずは9月になってからの時間の過ごし方を考えてみました。

夏期講習で培ったものを崩さないように、さらにおさらいを重ねてペーパー学習などで知識の確認をする時期だと考えてください。
この時期には夏の総まとめとして模擬テストなどが行われます。
習熟度テストという形で成績を数字で表すために、塾がオリジナルのテストを実施する場合も増えてきました。
ここで夏の疲れを溜めてしまっている子は、一度中だるみの状態になります。
案外とこのパターンは多く、夏バテと受験バテでお子さんがどうしようもなく、へこたれてしまうことを嘆く親御さんが増える時期でもあります。

 

■中だるみで疲れが取れない時には7日間お休みをする

私は講師時代に、同じような相談を受けて対策を考えるときにまずは、脳が疲れた状態で塾に来ても、何も捗らないことや集中力が途切れてしまうということを説明します。
そのうえで、振替ができる範囲で次の週はお休みをしてもらい、一度お子さんをリフレッシュさせてくださいとアドバイスをするようにしていました。
受験勉強の最中に休みを取るというのは致命傷になるのでは?と悲壮な面持ちで語る親御さんも確かにいました。
それでも、やはりお休みをしてゆっくりと心を入れ替える時期も必要です。

幼児の場合には、体力の消耗も心配になります。
そこで栄養のあるもいのをしっかりと食べて、英気を養うことで、またやる気が戻ってくるのです。
この、お子さんの心の機微を見逃さないでください。
思い切ってスランプ時期には休む勇気が次につながるということを、親が知ることが大事なのです。
恐れずにお休みをして次の波に備えることが何よりも重要なのです。

そしてお子さんのいつものペースが戻って来たら、本格的に指導開始とします。
親御さんが学校説明会等々に出向く機会も増えて忙しくなる時期でもあるので、親子で、ゆっくりとした時間を取った後はそこから秋に向けて駆け出しましょう。



□志望校を決定するための時期が9月

併願校を含めて、最終的に

どの小学校を受けて併願はどうするのか?

の意思を固める時期です。
いろいろな志望校に迷いながらも最終的に「ここならうちの子に合う!」と親が直感した小学校が進むべき道であることはほとんどです。
最終的に志望校を決定する時には、今一度初心に立ち返って自分の子どもの性格や資質を見直します。
そして公立小学校に進まずに、受験をしてまで他の小学校を選ぶ意味を考えます。
そこで、何の気持ちの迷いもないという場合に限り、そのまま受験校を決定すれば良いのです。

この機会にはできるだけご両親が何度も話し合うべきです。
決めた志望校が実施する説明会や校舎見学会などには積極的に参加をして、自分たちの意思をしつかりと確かめるべく、学校をその目で観察をする機会としましょう。
そしてそこに通う在校生たちの雰囲気などを自分たちの目で確かめて、この学校ならば大丈夫と太鼓判を押せたら、ますます親子で気持ちを高めて最後のお受験準備に取り掛かれば良いのです。

 

■迷いや疑問は塾を頼りにする

ご両親だけで何かを考えても結論が出ない場合も多いのです。
そんなときには塾の意見を参考にすれば良いのです。
意見を聞き、お子さんの成績や資質面を第三者の目で語ってもらうことである程度の方針は固まるはずです。
志望校についてもこの時点で心が変わらない限りは、最終決定として良いでしょう。
お受験組にとって9月というのは、志望校変更が可能な最後の時期と考えておいてください。
それも含めて、この時期は重要な時間であることを、親がまずは強く意識するべきでしょう。

夏が過ぎるころというのは親御さんもお受験に対してストレスが溜まってくる時期です。
そんな場合も塾の面談を大いに利用してどんどん相談をもちかけることで、新たな視線をもてるようになるものです。
最後は親の描いた直感に従うことを講師側も必ず提案するはずです。
それまでの間は十分に相談期間とすれば良いのです。



□夏休みから秋にかけては生活リズムを整えることが重要

夏というのはお子さんにとっては楽しいイベントが目白押しのシーズンです。
そのためになんとなく夜更かし気味にもなりますので、そこは生活のリズムを整えるために、節度のあるスケジュールで動くようにしてください。
そして秋になると、幼稚園や保育園でも遠足やバザー行事、そして運動会などの練習という行事が目白押しになります。
受験生であるまでに保育園児でもあり幼稚園児なのです。
盆踊りや夜店など、お子さんが楽しみにしているイベントには、親子で参加をすることも良い思い出になります。
昼間は塾に通っていても夜は夏祭りに出かけるというような、メリハリのある夏の生活が理想的です。

それぞれの行事で楽しい思いをすることを優先してください。
そうすることで、また塾でも頑張れるようになります。
お子さんのこれまでの積み重ねや力を信じて園での行事を楽しませてあげることがとても大切です。
中には、行事が多いとついつい、お勉強が疎かになるからお休みをさせるという方針の方もいます。
これが正しい判断かどうかは、親御さんが決めることですが、後から口頭試問の質問項目で遠足や運動会についての感想を聞かれるような場面では、不参加の場合にはかなり不利になることだけは理解しておいてください。

 

■秋は親のがんばりどき

行事が多いとお子さんのモチベーションがなかなか、受験の方には向かないのは確かなことです。
これはある程度、行事が終わるまでは仕方のないことです。
こんなときには、園の行事に参加してくれる祖父母との交流を主にするなど、人とのコミュニケーショ力を高める時期にすれば良いのではないでしょうか?親は心のスイッチを持っていたとしても、お子さんにはありません。
その時々に楽しいことを優先させてあげれば良いのです。

一通りの行事が終わる頃には秋も深まってきます。
親子で公園に行って、どんぐりを拾い、落ち葉を集めるような穏やかな時間を持つことも大事です。
そしてお子さんが落ち着いているときに、お受験を頑張ろうという話をさりげなくして、再びお受験準備へのモチベーションを図れば良いのです。
季節の流れはお子さんの気持ちを穏やかに誘ってくれるはずです。
お受験準備から離れている時間には、親子で交わす会話がとても大切になってきます。
いつも頑張っているからきっと大丈夫!ということを、親から子へ温かみのある言葉で伝えることが重要になるのです。



□受験直前の時期には

いよいよお受験本番、と言う時には塾に通う回数も増えて周囲の大人からの声掛けも熱量を増して来るのは仕方のないことです。
その緊張感をわくわく感に代えるお子さんと、緊張に負けてしまいそうになるタイプのお子さんとがいます。
ここでも、親御さんがお子さんの心に寄り添って、充実感を味わえるような時間をできるだけ多く、作る必要があります。
塾の帰りに美味しいジュースを飲んで帰ることが励みになりました、という体験談を聞いたことがあります。
ささやかな親子の時間でも、お子さんにはすべてが特別です。
おいしいジュースの思い出は、お受験のしんどさや辛さを和らげることもできるのです。

ピリピリとした空気の中で、親と過ごすさり気ない時間が、お子さんを心から癒すことを知っておいてください。

受験が終わり無事合格をしたお子さんが言いました。
「もう、週に1回電車に乗ってここに来られないのは寂しいな・・・」

そんな風に感想を述べてくれるというのは、塾側としては非常にありがたい限りです。
お子さんは親が切実に思う程、受験準備期間を苦にされていないことがほとんどです。
ですので、思いっきりチャレンジ精神で受験本番を迎えることにも意味があると考えても良いのです。

 

■受験当日はとにかく余裕を持つこと

親が緊張をするとお子さんもその倍の緊張を感じるものです。
親にとっては難しいことですが、

とにかく普段通りの時間を過ごす

ことに徹してください。
特別な朝食も何も必要ありません。
とにかく、親御さんはお子さんに寄り添うだけで良いのです。
ただ、ふとした時間にギュッと手をつなぐだけでもお子さんは安心感に包まれるのです。

5歳という年齢を考えるとまだまだ、大人のようにパニック状態になるような子は少ないのです。
それよりも、受験本番が終わったら

「何を食べようかな?」

という会話などを楽しみながら試験会場に迎えるのが理想です。
あまりにも早すぎる時間に到着するのは、却って妙な緊張を招くだけですので注意をしてください。

お子さんなりに、これまでの塾での学習で「受験をすること」の意味を教わっているはずです。
その小学校に入るために、頑張ってきたことを讃えてあげればよいのです。

必ず頑張れるよ!と笑顔で親がお子さんに言ってあげられることは、とてつもないパワーを生み出すものです。

それも普段通りの口調で親が自然に話すことに意味があります。
お子さんは

「○○が終わったらなにをしようか?」

という問いかけが大好きです。
そんな会話で十分ですので、道中でお子さんにさりげなく語りかけてあげましょう。
そうすることで、一気に緊張が解けるはずです。
お子さんはまだまだ幼くとても単純なのです。
そこを理解してあげてください。

 

■一つの受験日が終わったら

最初の受験日を無事終えたら、とにかく出来栄えなどを聞き出すのはやめておいてください。
そしてもしも、お子さんの方から

「○○が出来なかった」
「難しかった」

という言葉が聞けた場合には、親御さんは書き留めておいて塾に連絡を入れておきましょう。
そして併願校がある場合には、次の受験日に向かいます。
「次に向かう」という切り替えが親子で必要になります。
幼児は日々進化しています。
だからこそ、いつまでも失敗を引きずらずに1回1回の受験を新鮮な気持ちで送り出せるようにするのがコツです。
受験直前には、緊張を和らげることに片方の親が専念するのも良い方法です。
遊び役はもう片方の親か祖父母ということでも良いのです。
最後の数カ月には家族親族総出で、頑張るご家庭が多いのも確かです。
まずはそこまでのお子さんの頑張りを褒めて、当日無事に乗り切ったことをさらに褒めてあげることで、お子さんは充実した気持ちになれるはずです。

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