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小学校入学前までに学習習慣を身につけるポイントとおすすめドリル5選!

小学校に入学すると、教科書を使った授業が始まり、新しいお友達ができたりと今までとガラリと環境が変わってしまいます。家に帰ると、家庭学習に取り組んだり習い事が増えたりと家庭での生活リズムも変わっていきます。学校では、授業中きちんと椅子に座って先生の話を聞くことができるのか、授業についていけれるのかと心配になりませんか?

小学校入学にあたって、

  • 早寝・早起き
  • あいさつ
  • 時間の管理
  • ルールーや約束事を守る
  • 持ち物の管理
  • 人の話を聞く

などの生活に関する事は、子供の側にいることでしつけをしやすいですよね。

小学校に入学すると、授業 1単位【45分】ずっと机に向かって先生の話を聞き自分で考え学びます。
入学前までに、家庭学習の習慣をつけておく事で、授業を受ける姿勢が身に付きやすくなりますよ。
今回は、小学校入学前の年長さんが家庭学習を身につけるためのポイントとおすすめのドリルを紹介します。

目次
▼ 日常生活の中で子供の考える力を育む方法
▼ 集中力を育てて ぐんぐん伸びる子に!
▼ 家庭学習を進める上でのポイント
▼ 学習意欲を高める おすすめのドリル5選
▼ さいごに
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日常生活の中で子供の考える力を育む方法

勉強するために机に向かっても考える力がなければ答えを導き出すのに苦労します。
考える力は、日常生活で育むことができます。
生活に取り組みやすい方法をピックアップしました。



親子の会話で子どもの考える力を育む

2歳~5歳頃の子供はよく質問を投げかけてきます。
「なぜ空は青いの?」
「あの人はどうして手袋をしているの?」
「どうして葉っぱが揺れているの?」
など、答えられる質問から答えられない質問まで、幅広い質問をしてきますよね。

「ママにはわからない」と投げやりな回答をするのではなく、
「空はね~」
「葉っぱはね」
「あのおじさんは寒いのかも」
など会話を広げるようにしましょう。
子供の興味を削いでしまわないことが大切です。
子供の質問に丁寧に答える親の姿勢や声掛けは学習において重要な役割を果たします。

子供が興味を持って取り組んだものやその姿を、
「頑張ったね」
「すごいね」
「集中していたね」
など褒めてあげることで、
子どもの「またやってみよう」 「もっと頑張ろう」という気持ちを育みます。



なぜ注意されたのか理解させる

子供のしつけを考える上で、褒めることと叱ることのバランスは難しいですよね。
子供を褒めて自信を持たせることは大切ですが、悪いことをしたときは叱ってしつけることも必要です。
かといって叱りすぎると自己肯定感がなくなってしまうためバランスが難しいのです。
子供が何かをやろうとしたとき、結果を評価するのではなく、やろうとした過程を認めてあげることが大切です。
逆に子供が悪いことをしてしまったとき、気持ち過程をわけて教えることが基本となります。
例えば子供が怒って物を投げてしまったとき、「物を投げるなんて悪い子!」という叱り方ではなく、「怒る気持ちはわかるけど物を投げるのはよくないよ」という叱り方です。
褒めるときも叱るときも、過程結果を分けて冷静に考えることが重要なのです。

集中力を育てて ぐんぐん伸びる子に!

小学校に入学してから授業や家庭学習に取り組む為にも集中力が必要になります。
大人の集中力の持続時間は、平均45分~50分、最長90分と言われています。
幼児の集中力の目安は「年齢+1分」、小学校低学年は「約15分」です。

好奇心旺盛な幼児期に遊びなどを通して集中力は少しずつ高めることができます。
集中力を高めるために家庭でできることをまとめました。



おもちゃ、絵本などで集中力を高める

知育玩具や積み木、ブロックは想像力を刺激しながら集中力を高めてくれる効果があります。
絵本は、子供の好奇心を刺激し、その世界感に引き込まれることで集中力を高めます。
小学校入学前の年長さんには、小学校で習う算数や国語などの授業に取り組みやすいように数字や文字に慣れ親しみやすいおもちゃもおすすめですよ。





整理整頓で集中しやすい環境に


出典:楽天【キャラクターズハウス】

子どもが遊んだ後は、部屋はおもちゃなどで散らかったままではありませんか?
棚を置くなど、おもちゃを片付けるスペースを作ることで、子どもは片づけをしやすくなります。
家庭学習を進めるようになると、周りから興味のあるものを片付けて視界に入らないように心がけると効果的なんですよ。
子どもは、自分で片づけをする事で、自分の持ち物を管理する能力が身に付きやすくなります。

収納のしやすい環境作りのポイント

  • 収納場所は一緒に考える
    大きいものは見せる収納、小さなものは分かりやすいように分類をして収納するのがおすすめ。
    子どもが収納しやすいように引き出しタイプや小さめのカゴが効果的です。
  • 片付けるタイミングを定着させる
    お出かけ前や寝る前など習慣づけましょう。
    まずは、習慣づけることが大切です。
  • 整理整頓した後は褒める
    褒められると嬉しいものですよね。
    次にも頑張ってやってみようとやる気につながっていきます。

はじめのうちは、親が一緒になって片付けると子どもも嬉しい気持ちで整理整頓に取り組めるでしょう。
子どもは収納を習慣づけることによって、「このおもちゃはココに片付けようかな」っと判断力が身に付きます。
また、整理整頓された部屋で机に向かうことで集中力アップにつながります。



睡眠をしっかりとる

《必要と考えられている人間の年齢別睡眠時間》

年齢 望ましい睡眠時間
0~3ヶ月 14~17時間
4~11ヶ月 12~15時間
1~2歳 11~14時間
3~5歳 10~13時間
6~13歳 9~11時間
14~17歳 8~10時間
18~25歳 7~9時間
26~64歳 7~9時間
65歳~ 7~8時間

出典:「必要と考えられている人間の年齢別睡眠時間(2015 米国国立睡眠財団公表)」
早寝早起き朝ごはんで輝く君の未来~睡眠リズムを調えよう!~(文部科学省)冊子

22時~翌日2時は、「睡眠のゴールデンタイム」と言われます。
この4時間は成長ホルモンの分泌が活発になる時間です。
睡眠不足になると、脳の機能は低下し、思考力、記憶力が鈍くなり、集中力の低下を招きます。
そのためにも21時までには寝かしつけるようにしましょう。

家庭学習を進める上でのポイント

小学生になると学校の授業のほかに家庭学習が始まります。
年長のお子さんが、家庭学習を習慣づけるためのポイントをまとめました。
机に向かう習慣をつけることで、集中して学習に取り組める姿勢を養います。



毎日 机に向かう

幼児の集中力は、5~10分程度です。
机に向かうのは、毎日5分でも構いません。
はじめのうちは、塗り絵でもいいんですよ。
ペンや鉛筆を持って机に向かうことからはじめましょう。
少しずつ慣れてきたらワークブックなどに取り組んでみましょう。
知ることが楽しくなると、学習意欲の向上につながります。



家庭学習の時間帯を定着する

「帰宅後すぐ」や「寝る前」など、机に向かうタイミングを決めておくと生活リズムの中に家庭学習の時間が定着しやすくなります。
低学年では学力の差はあまりありませんが、中学年・高学年になると自分で勉強をできる子とそうでない子の差が出てきます。
自分で勉強ができる子になるためにも勉強の時間を生活リズムに刻むことが土台となります。



最後は、学習内容を確認して褒める

はじめのうちは、自ら机に向かって勉強した事を褒めてあげてくださいね。
徐々に子どもが勉強した内容について、褒めたり間違っていた場合は一緒に考えたりしてください。
子どもは、親と一緒に考えることで考え方を学びます。
例えば、算数の繰上げ計算や辞典の使い方など親と一緒にする事で、吸収していくでしょう。
ここで注意して欲しいのは、ご褒美にゲームやお菓子の時間を与えないことです。
「自分が学びたいから勉強をするんだ!」という気持ちを忘れないように家庭学習に取り組んで欲しいですよね。

学習意欲を高める おすすめのドリル5選

小学校就学前のお子さんが家庭学習を進めやすい おすすめのドリルを紹介します。


考える力がつく算数脳パズル 新はじめてなぞぺー 年中~小学1年

まだ文字があまり読めない園児や新1年生くらいの子どものためのドリルです。
問題文が少なめで、おうちの方が読み聞かせながら使えるような形で作ってあります。



ドラえもん はじめてのめいろ・さがしっこ 3・4・5歳

ドラえもんをナビゲーターにした、未就学低年齢向けドリルシリーズの第4弾。
キャラクターやどうぶつをつなぐめいろや、点結び、なぞなぞ、2枚の絵の違いを探したり、影あてなどをしながら、
幼児期に伸ばしたい【基礎力】【洞察力】【推理力】【観察力】【巧緻性こうちせい】【運筆】【記憶力】を養います。
はさみで切ったり、のりで貼る工作のページ、絵を描いたり、ぬりえをするページもあり、子どもの創造力も伸ばします。
子どもが楽しく学べるので、運筆の練習から小学校受験の入門まで使える1冊です。



5歳 もじ かず ちえ(学研の幼児ワーク)

もじ・かず・ちえの3分野が入った総合ワーク。
ひらがな清濁音の「書き」、簡単な数の合成と分解、推理力・思考力を問うものなど、1冊でバランスよく学習。
シールを使う問題やパズル的な問題もあり楽しく取り組めます。



やさしいひらがな1集 (もじ・ことば 3)

ひらがながほぼ読めるようになった子供向けです。
1.書きやすい文字から練習
書きやすい順に、ひらがな清音45文字を練習していきます。
「しか」の「し」のように、ことばとひらがなを組み合わせて覚えます。
2.5文字ずつまとめて復習
練習したひらがなを、5文字ずつ復習します。
太い線をなぞることから、自力書きへと、少しずつ難しくなる構成です。
くり返し書いて、読み書きの力を定着させます。
3.さいごに、45文字をまとめて練習
本書の中でくり返し練習した45文字を、50音表のなかで書いて、
ひらがな清音の読み書きのまとめをします。



きらめき算数脳 入学準備~小学1年生 かず・りょう

幼児~小学1年生向け。
オールカラーのオリジナル問題でどんどん思考力が身につく。
数の考え方や数的感覚を学習。

さいごに

共働き家庭が多くなり、親子が一緒にいられる時間が少ない家庭が増えています。
その中で子供との時間を大切にする家もあれば、家に帰ってから家事に追われて子供となかなか関われないという家もあるでしょう。
平日は難しくても、休みの日に思いっきり遊んであげるなど、短い時間の中でもたっぷり愛情を注いであげてくださいね。

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