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光塩女子学院初等科対策について

幼稚園から高校までの一貫教育を女子教育の環境下で過ごさせたいと熱望されて受験を決める親が多い学校でもあります。大学受験に向けての対策も万全で、学校生活中で十分なカリキュラムを組んでいることで高い進学率を誇る一貫校としても有名です。試験日としては二日に渡り行われますので、高い集中力と注意力が求められる受験本番となります。

幼稚園から高校までの一貫教育を女子教育の環境下で過ごさせたいと熱望されて受験を決める親が多い学校でもあります。
大学受験に向けての対策も万全で、学校生活中で十分なカリキュラムを組んでいることで高い進学率を誇る一貫校としても有名です。
試験日としては二日に渡り行われますので、高い集中力と注意力が求められる受験本番となります。

目次

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光塩女子学院初等科 ペーパー対策について

難易度が高く広範囲からの出題というのは、毎年のことで各分野においては高い習熟度が求められる小学校でもあります。
そのために、年中の秋ごろまでには受験対策を開始しておく方が無難でしょう。
その理由は基礎的な習熟度だけでは対応しきれない応用問題も出題される可能性が高いからです。
出題意図に応じた対応は、当たり前の求められることです。つまり出題に対しての指示を完璧に聞き取ることが大前提となります。
これは基礎を固めるという段階の中で、習得しておきたい部分です。そして録音された内容が当日音声で流されるということに慣れた準備も必要になります。

問題をしっかりと聞いて完璧に回答をすることが合格圏内に入る秘訣でもあります。
内容が多いので、一つの単元で躓いてしまうと、あとに響いてしまう可能性もあります。
ペーパー対策としては基礎を完璧に固めることを最初の目標としてください。

┃具体的なペーパーテスト対策として

毎年同じような問題が出題されるのではなく少しずつ内容を変えて出題されます。その中でも頻出される分野は次の通りです。

〇お話の記憶
〇数の複合問題
〇位置の移動・対応
〇図形分割・構成
〇言語、しりとり、常識
〇推理・思考
〇広さ、長さ比べ


 

試験時間はペーパーテストだけで40分を設けています。比較的じっくりとプリント向き合う姿勢を考査されるということも忘れずに、キョロキョロせずに集中して取り組む姿勢が望ましいのです。特に、光塩女子学院初等部対策としては、すべての分野をバランスよく学んで、どの分野に対しても一応の対応が出来る自信が必要です。
何かに絞り込んだ対策というのは小学校受験においては適当ではありません。

塾に通うことで集団授業という形の経験を積むことになります。周囲に惑わされずに黙々とペーパーテストに向き合う姿勢が重要なのです。

┃1日目のペーパーテストに必要なこと

ペーパーテストの問題については、最初にペーパーテスト上に描かれている絵や図だけでは解答が不可能なものばかりです。
出題の内容をよく聞き取ることに必要性があるのです。まずはCDプレーヤーから流れる音声による、出題方法に慣れることが必要です。
筆記用具は鉛筆を使いますので、運筆の訓練もしっかりおこなっておきましょう。
どの分野も1年以上の時間をかけて習熟度を高めることで、合格圏内に到達できるのです。ペーパーテストの出題内容を瞬時に理解をし、演習を重ね、どのような問題に対しても苦手意識を持たないことが合格への秘訣です。



行動観察について

行動観察の中には、

①集団テスト
②運動テスト


 

が含まれています。集団テストの内容としては、少人数に分かれて指定された「ごっこ遊び」や「劇遊び」などを通して、その子供がどのように振る舞うのか?が考査内容となります。
様々な状況下の中でどのような雰囲気でその子供が過ごしているのか?人当たりや言葉遣いは適切か?などはカトリックの女子校らしい視点から、厳しく考査されていると常に意識をしておいてください。

難関校と言われる理由は、その教育方針に見合う子供に入学をしてほしいという学校側の願いからです。
実際には、行動観察の占めるウエイトは大きく、生活習慣やしつけ面の到達度も、子供の振る舞いを見るだけで面接官や試験管は見抜くことが出来るのです。
普段通りの行動が出来れば、行動観察の場面でも普段通りに振る舞えるのです。自然体で、自分の力を出し切れることが重要なことなのです。


┃お友達と協力をしながらこなす課題

ペーパーテストのように自分一人で取り組むことが、ほぼ完ぺきにできても人とのかかわりの段階で、うまく自分の感情を表に出せない子供がいます。
瞬時に何かが起きたときに固まってしまい、自分の考えや術を持たないというのは、小学校受験においては大きなマイナスとなります。
そして周りのお友達と協力をしあうという習慣がない子供にとっては「協調性」に欠けるという評価に、なりかねないわけです。
そのために塾などでは常に、様々な状況を想定して子供に演習を積ませます。

困ったことが起きたときに「こんなときはどうすれば一番良いと思う?」と問いながら課題に取り組ませるのには、時間がかかります。
子供自身が物事に対しての解決策を持たないと、自主性にも欠けるという評価されてしまうのです。行動観察の所要時間は60分です。
この長い時間の中で、自分自身を見失わないでお行儀よくそして品性を感じさせる行動が出来ることを目指します。中には先生が何かを質問をして、自ら挙手をし、指名されたら答えるという場面もあります。この時に、どのように回答をし、どのように行動が出来るのか?なども、考査の中では参考になることです。

┃運動テストについて

簡単なじゃんけんゲームやバランス運動などで、年齢相応の運動能力を考査します。特に運動能力に特化している必要性はありません。
当たり前の指示を、きちんと守れてその行動が伴えばそれで良いです。
男子校の一部に求められるような、特別な運動能力を問うわけではありませんのであまり気負わないようにしてください。
塾では学校別に対応してもらえますので、親としては運動分野については家庭では追求せずに、他の分野のおさらいを強化することに、努めてください。

┃「光塩」という意味を親が捉えて子供に伝えておく必要性

光とはろうそくを意味します。ろうそくは自分をすり減らしながら周りを明るく照らします。
塩は解けながら味をつけていきます。ここに、真の教育方針が隠されていることを親はいち早く理解するべきでしょう。

周囲の人に喜んでもらえるような奉仕の精神を持つ女性というのが、光塩女子学院の大きな教育方針なのです。
他人のためにも惜しみなく奉仕できる精神とは?を親が心から受け入れ自らの気持ちにも問いかけ、子供に伝えておくことが肝心です。

これは直接的に面接対策にもつながりますので、親も心して理解するべきでしょう。
その上で面接時に聞かれることに誠意をもって答える姿勢が求められます。
親に対しても誠実さを求めるところが、光塩女学院初等科の求める部分でもあるのです。



面接について

子供に対してはなかなかシビアな質問が多いことが聴き取りの結果見えてきました。

〇食べ物の好き嫌いはありますか?好きもの何ですか?嫌いなものは何ですか?
〇あなたはどんなときに「ありがとう」と言いますか?
〇どんな時に叱られますか?
〇褒められる時はどんな時ですか?


 

普通の名前や幼稚園での遊びなどについての質問よりもより、宗教的な観点からの質問が多いのも特徴的です。
人に感謝をすること、されることなどについての道徳は、即席ではなかなか構築できないものです。親として、何を家庭で教えるべきなのか?は学校説明会などを通じて、学びそして学校に相応しい子供に育てられるように、受験期間中を通して行動することが大事です。

親に対しての質問も、具体的な回答をすることが面接を乗り越える一つのポイントです。教育方針などについても、表面的な内容だけを理解しているようでは面接官が求める回答には程遠くなります。

 

〇志願理由を簡単にお話ください。
〇父親→子供と休日はどんなふうに過ごされていますか?
 父親→家庭の教育方針を教えてください。


〇母親→どのようにして本校を知りましたか?
 母親→子供のどの部分を今後は伸ばしたいと思いますか?
 母親→子供の長所と短所をお話ください。


 

これらに類似した質問が予想されます。十分に準備をして本番に備えるようにしてください。


光塩女子学院初等科が求めるものとは?

自分の中で、自分で出来ることは積極的に行動をし、出来ないことは他人の助けを求めるような誠実さを教訓としています。
そのときには丁寧な言葉で、心底困っていることを相談できるような潔さも必要です。
それには言葉によるコミュニケーションが欠かせません。
光塩女子学院初等科の受験を考えている親としては、大人に通用する言葉遣いや同年代の子供に対しても、物腰の柔らかい低姿勢な行動ができることを目標としてください。それを普段の生活の中でも実践し心得ていただきたいと思います。

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