小学生の勉強時間について
小学校に入学してしばらくすると、宿題が出て本格的な家庭学習が始まります。この時期は帰ってきて、まず勉強する習慣をつけることが大事になってきます。まだまだ勉強でうるさく言いたくはないのだけど…うちの子の勉強時間は足りているのかしら…等々、心配になってきますよね。
目次
小学1、2年生の学習目安
小学校に入学してしばらくすると、宿題が出て本格的な家庭学習が始まります。
この時期は帰ってきて、まず勉強する習慣をつけることが大事になってきます。
まだまだ勉強でうるさく言いたくはないのだけど…うちの子の勉強時間は足りているのかしら…等々、心配になってきますよね。
小学校では、一般的に20分~30分くらいかかる量の宿題を出していると言われています。
ですので、1日の勉強時間のうち、20分~30分は宿題にかかる時間ということになります。
1、2年生が家庭での勉強に集中できる時間は、10~20分くらいです。
無理に長い時間勉強させることは避けて、宿題ができたらほめてあげることを繰り返して、勉強することを習慣づけるようにしましょう。
小学3、4年生の学習目安
3、4年生になると学校で習うことも増えてきます。
この時期は、勉強時間が30分以下というのは、少なめかもしれませんね。
宿題以外でも、勉強時間をつくれるようにサポートしていきたいところです。
例えば、宿題が終わった後に自主勉強で学校の漢字ドリルや算数ドリルやったり、市販のドリルや、インターネットの無料の学習プリント等を使って自主勉強します。
時間にすると、1時間くらい取り組めるといいですね。
小学5、 6年生の学習目安
5、6年生になると、中学受験を視野に入れて勉強に励む子もいます。
今はインターネットで、子ども向けの無料学習プリントなどが配布されていたり、自主勉強について公開しているHP等も多数あります。
宿題の他に、家庭での勉強を自主的に計画して取り組む力も必要になってきますので、このようなツールを使って、自分で適切な勉強量を決め、勉強することもおすすめです。
長時間ダラダラとやるよりは、限られた時間でここまで勉強する、ここまで理解したい、ここまで成績をあげたい…等と決めて取り組むことが大切になってきます。
ある調査では、5、6年生の勉強時間の平均は1時間20分前後だそうです。
中学校へ繋がる勉強
中学校に入学すると、小学校の時代とは違って教科毎に宿題が出されることもあります。
授業のスピードも速くなって、内容も難しくなってきます。
ついていけるかな?と不安になる保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
そこで5、6年生の頃から、上手な勉強のやり方を身につけておくと安心です。
中学校では部活もあるので、好きなことをやりながら、勉強もちゃんとできるように、身につけておきましょう。
具体的には、授業中にわからないところがあったらその日のうちに理解できるように心がけることが大切です。
特に、教科毎にやる単元テストは、100点になるまで取り組みます。
その繰り返しで、学力向上に繋がっていきます。
”わからないところをそのままにしない”ことが良い勉強方法です。
小学校時代に塾へ通うべき?
そういった意味では、塾に通うことは”わからないところがわかるようになる”のであれが、有効です。
近年、小学校時代に塾に通う子も多数いますが、その目的は、中学受験もしくは小学校の補習的なものだろうと思います。
塾といっても、個別指導(1対1、1対2)だったり、集団指導だったり、形態は様々なので、お子さんに合う場所を選んでいきたいですね。
あくまでもお子さんのやる気をしっかり確かめて、決定していけると良いです。
また、塾だけでなく通信学習や家庭教師といった選択肢もあります。