世界に通用する子供を育てるお受験総合ブログ

全国の幼稚園小学校中学校幼児教室を探す
お受験TOWN[お受験タウン]ホーム >

小学校受験・行動観察で頑張れる子供になるために

小学校受験においての行動観察の対策をどのように考えておられますか?実際に小学校受験のことだけを考えて日々、塾に通い自宅では予習復習をして又幼稚園が終わると塾に来るという生活をさせていると、5歳、6歳児としての多感部分がそぎ落とされているような気がます。小学校受験には確かに、テクニックが必要です。

小学校受験においての行動観察の対策をどのように考えておられますか?実際に小学校受験のことだけを考えて日々、塾に通い自宅では予習復習をして又幼稚園が終わると塾に来るという生活をさせていると、5歳、6歳児としての多感部分がそぎ落とされているような気がします。
小学校受験には確かに、テクニックが必要です。
ただ、それ以上に必要なのは、普通の遊びの発想があるかどうか?という点です。
兄弟姉妹がいない場合には大人の環境の中で子供は育ちます。
一人遊びもすべてネット環境の画面の中でしか行えないというのは、寂しい限りです。

目次

スポンサードリンク




小学校受験準備はそこまで詰め込まないで!

幼稚園が終わり週に2回程度、小学校受験の準備のために通塾される方が多いようです。
実際には、その週に2日も幼稚園児にとってはなかなかハードなスケジュールです。
ここで、大切にしていただきたいのは、塾に通わない日の午後からの過ごし方です。
小学校受験に受かるために、さらに他の習い事を増やして切磋琢磨をするべきと考える親御さんもいます。
ただ、塾に通う日以外は、ごく普通の感覚が持てるお子さん育てをしていただきたいのです。

公園に行って同年代のお子さんと沢山遊ばせてあげる。
ここで、学ぶのはまさに、集団行動においてのマナーです。
これほどリアルな勉強の場はありません。
他の習い事で技術を磨くというよりも、同年代の子と遊んでマナーを会得する方が有益なのです。
時にはお友達を家に招いて、おやつを一緒に食べるなど他の親御さんと自分の子供を交流させる場も必要です。

幼稚園が終わった後にできる家庭での教育

小学校受験での行動観察の中には共同作業などの指示もあります。
協力をして何かを作り上げるというような作業です。
これをどのようにこどもは学んでいくのでしょうか?見ず知らずの幼稚園児同士が言葉を交わし本番の場面で指示行動をするわけです。
家庭でも子供同士に何かをさせるという指示を出してみていただきたいのです。

子供同士の考えを合わせてその指示を守れていれば100点です。
そこで協調性がない子というのは考査には弾かれてしまいます。
それはどうしようもない事実です。
ブロックを一緒に組み立てさせることや、ひとつのおもちゃを仲良く二人で分けて遊ぶというテクニックが求められるのです。
子供通しの関わりはどのようになっているのか?ここを厳しくチェックされると思っておいてください。
塾に行かない日には家庭にこもるというよりも、受験準備期間中は自然な形で子供同士の交流ができる場所に意識的に出かけるというのも方法です。

 

公共の図書館などに出かけてみる

社会性というのは幼い幼児の場合には、経験で積み上がります。
他のお友達のお母さんにもきちんと挨拶できるようになることで、誰に対してもきちんと挨拶のできる子になれます。
もしも地域の関係上、なかなかお子さんたちの集まる場所が見当たらないという場合にはどうすればよいでしょうか?

 

あえて受験に関係のない場所に通わせる

お受験に関係のない、お子様向けの体操教室や子供が多く通っていそうなスイミングクラブなどに気分転換を兼ねて通わせるというのも手段です。
親から離れて、体育会系特有の縦社会というものを学ぶはずです。
そして横社会としては同年代のお子さんたちとの触れ合いの時間を持つこともできるのです。

意外と、お受験に関係のない運動系の習い事の場面で社会性というのは養えるものです。
他のお友達とも協力をする、そしてお友達の親には目を見て挨拶をするなど、最低限のマナーを会得していくのです。
これは訓練式で良いと思います。
週に2日以上も、受験関係の施設に通わせることは有益とは言い難いのです。
行きかえりのお迎え時に、自分の子供が他の子どもたちにどのような接し方をしているのか?が見て取れます
その場面で大きなマナー違反をしているような場合には、直ちに是正するべきでしょう。


団体行動で学んだことを行動観察に生かす

団体行動というのは、幼稚園や保育園で養われるべき知識や常識です。
物を壊さないことや友達の仲良くするということは2歳にもなるとわかってくるものです。
行動観察に必要なのはその部分をさらに発展させたものなのです。
まずは親御さんこの部分をしっかりと意識しておいてください。
「行動観察」とはなにか?ということです。

ただ団体の中にたたずんでいるだけではだめなのです。
自分らしく振る舞える知力が必要になってくるのです。
試験であるという性質上、必ずそこには「指示」があるのです。
いわゆる「言ったことを守れているかどうか?」なのです。
そこに合否はわかれるわけです。
指示を守れる子というのは、小学校受験に王道を歩行けている子どもです。
そこまでの鍛錬を家庭と塾の二人三脚で積み上げても、本番近くになるまで、少しも出来なかった生徒さんも実際に指導してきました。


家庭でも指示を守れない子はダメ

親御さんにも聞いてみました。
家庭ではどんな風にされていますか?そうすると塾に来ているときだげ頑張っていますが、家庭では言うことを聞きません。
そのようなショックを受けるような回答が返ってきたときに、思わず言葉を返したものです。

 

「小学校受験では指示を守れることがマストです」


本音で言えば、塾のときだけができて、家ではグダグダ・・・というタイプのお子さんは受験自体に向いていないと考えます。
行動観察というのは、結果的に試験官が言ったことをパーフェクトに守ることに意味があるのです。


素直さと従順さ

小学校受験準備で秀でているようなタイプの子は、まずは聡明です。
そして男の子、女の子性別は問わずに、感じの良い子が多いことに気づきます。
先生の指示をキラキラとして目で待っているというような印象です。
これはもはや家庭教育のなせる業です。
行動観察の場面では感じの良い子には、お友達は集まります。
そして指示行動をする際にも、嫌味なくリーダーシップを取れるタイプです。

結果的にはそのようなタイプのお子さんは経験値がとても高いわけです。
親御さんは詰め込み野宿生活をさせているわけではありません。
休日には家族でお出かけをして自然観察や、キャンプなどを楽しむような家庭です。
季節に応じて様々な場所にでかけ、人にも慣れている生活を送っていることで、こうして素直さや従順さが備わるのです。
その陰にはご両親の力が絶大です。


子供を一つの人格として見つめる

出来たことに対しては心から一緒に喜べるような親。
そしてできないことにはとことん向き合える親。
決して子供をけなすようなことをしない親が、一番の鏡です。

模試の結果が全く受け入れられず、お子さんを塾の廊下に立たせたまま、怒り心頭で退席してしまった親御さんが過去にいました。
子供はそんな辛い経験をいつまでも覚えているものです。
人格を無視されたと感じ、もう何も頑張れなくなるものです。

人格として認めて、生活を丁寧に送ることで行動観察の場面でも、そつなく過ごせるはずです。
家庭教育信じてお子さんを信じることに尽きるわけです。
行動観察は、特に「地の部分」が出やすいものです。
気を抜かず試験当日までの家庭生活を大事に送り塾で習ったことを、丁寧にフィードバックする。
この繰り返しだけでも随分と結果はちがってくるはずです。
いじけずそして、張り切りすぎず自然体で過ごせるお子さんに育てることが重要です。

 

スポンサードリンク



TOP