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【私立小学校の選び方の基礎知識】確認しておきたい 5つのポイント

11月以降、年長クラスでは私立小学校の合否がわかり、年中クラスのママは心が揺れる時期。その後年末年始で家族が一同に集まると、さらに具体的に子供がどの小学校を受験するか?学費はどれぐらい必要なのか?通学時間に無理はないか?などなど話は尽きません。また、私立小学校にはそれぞれ独自のカリキュラムがあり特色豊かです。

私立小学校といっても男女共学なのか?カトリックかプロテスタントか?仏教校か?
特徴のある教育方針を持つ学校にわが子や保護者としての自分に適するのか、考えなければなりません。
夫婦間、両家の両親間での意見の擦れ違いのせいで、関係が悪くなり日常がギスギス・・・なんてことになると子供はどんどん不安になり、「何のための受験なのか?」となってしまいかねません。
思いやりと感謝の心のある環境で、子供の良い面はどんどん育まれます。
まずは、身近である お母さんと お父さんは節度ある会話を日常的に交わしてくださいね。
では、私立小学校を選ぶ際に確認して欲しいポイントを紹介します。

目次
▼ ①志望する私立小学校は男女共学か否か
▼ ②宗教系小学校なのか
▼ ③志望校の学習進度はどのようなものか
▼ ④小学校卒業後の子供の進路を考えているのか
▼ ⑤お子さんが小学校入学後は 母親の生活はどうするのか?
▼ さいごに
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① 志望する私立小学校は男女共学か否か

私立小学校には、男女共学の小学校のほかに男子校・女子校があります。
お子さんの将来を考えて男女共学なのか別学なのか悩むところですよね。
それでは、まずそれぞれの特徴を見てみましょう。

【男女共学校の特徴】

  • 同性・異性とのコミュニケーションが自然と身につく。
  • 男女がいるので多様な価値観に接することができる。
  • 男性と女性の特徴に基づく役割分担が習慣付きやすい。
  • 男女一緒に授業を受けるので性別の特性や成長に応じた教育が難しい。

【男子校・女子校の特徴】

  • 勉強に取り組みやすい環境を得られやすい。
  • 異性とのコミュニケーションを高めにくい。
  • 男女間のトラブルがない。
  • 一生付き合える友人ができやすい。
  • 男女間の役割分担がなく、リーダーシップや自主性が育ちやすい環境。

特に女の子の場合は、女子校に向くか、向かないか?があると言われます。
学校見学に行って子供自身に選ばせることも大切です。
本人が「行きたい!」と思うこと、そして、多くの子供達を見続けている幼児教室の先生に意見をいただくのもオススメです。

小・中・高校と男女別学の学校に進学すると、大学や社会に出てから初めて異性と接するというお子さんもいらっしゃいます。
そのような場合は、異性に慣れるのに時間がかかる場合もあります。
成長するとクリアできますが、コンプレックスは少ないに越したことはありません。
幼い頃から、体験イベントや習い事で自然と異性との距離感を身につけるのも男女別学の学校に進学する予定のお子さんには効果的です。

② 宗教系小学校なのか

日本の多くの家庭が無宗教ですが、宗教を特徴とした学校はそれぞれに素晴らしい面があります。
躾けに厳しいカトリック。
日本古来の伝統を大切にした仏教。

実際に、東京の私立小学校には、

  • キリスト教
  • キリスト教プロテスタント
  • キリスト教カトリック
  • 仏教
  • 仏教浄土宗
  • 仏教日蓮宗
  • 仏教真言宗豊山派
  • 仏教浄土真宗本願寺派
    など

宗教系の学校が存在します。
宗教系の小学校は、宗教活動を通して道徳教育を行います。
宗教本来の精神を学ぶことは、学習面や生活面にプラスになることが多くあります。
学校説明会に保護者が参加して、校長先生を始め先生方の考え方に共感できる学校を選びましょう。
また、私立小学校の印象は学校案内のパンフレットにも表れます。
受験希望校のパンフレットはきちんと読み比べて学校を選びましょう。

③ 志望校の学習進度はどのようなものか

小学校選びの際に、その私立小学校の教育方針や校風は親としても重視したい部分ですよね。

私立小学校のカリキュラムは学校により それぞれ異なり、

  • 学年に応じた授業をするか?
  • 学年を先取りした授業か?
  • 特定の科目に特化しているか?(語学や芸術面)
  • 課外授業が多く たくさんの事を経験させるのか?

などのそれぞれ違う特徴を明確に打ち出している学校もあります。

先取り授業の小学校の場合は、家庭学習は必須です。
保護者が短時間でも子供の弱点を補強してあげられるのかがポイントになります。
学業だけではなく、感受性の強い子供時代のうちに伸び伸びとさまざまな課外授業を経験し、自由にのびのびと育てる環境をつくる私立小学校もあるのです。

④ 小学校卒業後の子供の進路を考えているのか

小学校受験の前に、お子さんの将来のために考えて欲しいのが「小学校卒業後の進路」についてです。
小学校受験後の進路と、私立小学校の形態についてみてみましょう。

小学校卒業後の進路として、

  • 系列の中・高または大学まで行かせたいのか?
  • あるいはさらにステップアップし、常に受験を続けていくのか?

また、私立小学校は、

  • 幼稚園・小中高校・大学 一貫型
  • 小中高校一貫型
  • 小学校単独型

に大きく分けられます。

お子さんの小学校卒業後の進路を想定して受験する小学校を選ぶのもポイントの一つです。

⑤ お子さんが小学校入学後は 母親の生活はどうするのか?

お子さんが小学校に入学した後の母親の生活について考えていますか?
例えば、

  • 子供の成長に合わせて職場復帰するのか?
  • 正社員としてますますスキルアップするのか?
  • 自営業の場合はそのポジションなのか?

お子さんのお受験だけではなく、母親自身のことについても考えるいいタイミングです。

近年、学校での保護者活動は以前に比べ控えめな傾向ですが、子供の教育をお任せしている学校行事に無関心でいるわけにはいきません。
おぼろげながらも視野に入れておくべきでしょう。
また、小学校給食の有無については必ずチェックしておきましょう。

さいごに

お子様の幼稚園受験や小学校受験が最終目標ではありません。
親としても子供に愛情を注ぎ、子供の成長を楽しみながら過ごしたいものですよね。
長いようで短い子供の学校生活や母親として生きていく ご自身の人生設計も頭の片隅に置いてくださいね。

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