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小学校受験では家庭でのしつけが肝心!日常生活のマナーを子どもに身につけさせて好印象へ!

小学校受験と「しつけ」はとても関係しているものです。家庭でどのようなしつけをされているのか面接や行動観察などの考査を通して試験官には伝わるものです。挨拶や箸の持ち方などお子さんに日常生活を過ごすために必要なマナーなどを、きちんと親として子供に教えることは基本です。しつけを通して、どのようなお子さんに育って欲しいのかが試験官には伝わります。

「しつけ」はどの場面でも とにかく「家庭の教育」を物語るものです。
面接の際に、普段の生活ぶりというものは案外ともろく露見します。
そこをとにかく重要視しておくことが肝心です。
幼い頃から「厳しいしつけ」が王道を行くという考えを持つ人がいます。
お子さんは幼い頃に教えてもらったことでも、あいにくすぐに忘れてしまう場合があります。
幼稚園に入園した時期から、少しずつしつけ面についても考え始めて、できれば受験に対応できるような子どもに育てることを目標にしてみてください。

目次
▼ 家庭での生活習慣にヒントあり!指先を鍛え子供の巧緻性を高める
▼ お受験本番直前に急には身に付かない巧緻性
▼ 行動観察を他の受験生と協力して達成するためにも親がしつけたい善悪の判断
▼ コミュニケーションの基本である挨拶をしつけて好印象な子どもへ!
▼ 【小学校受験の基本】元気よく挨拶をすることが礼儀作法の第一歩
▼ さいごに
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指先を鍛え子供の「巧緻性」を高めるには 家庭での生活習慣にヒントあり!

小学校受験を考えるご家庭では、お子さんはまだまだ幼く、お受験に向けてまずは基本的な生活習慣を身につけることが肝心なところです。
お箸の持ち方などは幼い頃から習慣付けておかないと、小学校受験の場面でいきなり つまづきかねません。
お弁当などもすべてスプーンのようなもので食べる習慣があるお子さんは、お箸の持ち方をよく知りません。
これが後から 入学考査に大きく響いてしまうのです。
「巧緻性」の試験では、お箸を使って豆を容器に移すというような動作を考査する場合があります。
これは意外と難しい作業です。
箸の持ち方というのは、案外とできない子が多いものです。

家庭生活の中で鍛えることができる巧緻性の出題も最近は多くなってきました。
これは日本人として当たり前にできる所作であり、小学校受験の場面でも箸を正しく持って豆を容器に移せるかどうかという簡単な指先の器用さを考査するのです。
「そんなことで受験の合否が決まるわけがない!」と思われる父親や母親がほとんどだと思います。
確かに、その通りなのですが、幼稚園児の日常生活を見るときに箸使いというものはとても重要な位置を占めます。
どの受験塾でも、お箸使いの訓練は必ず行うものです。
ただ、本来は訓練などをせずとも、普通に身についているべきことではあります。



幼い頃からお箸の練習はプラス効果を生む

お箸を大人になってもなかなか上手に使えないという方もいます。
これは、幼い頃からの生活習慣によるものなのです。
例えば、小学校受験を特に考えていない子供でも、ある程度の年齢に達したときに お箸使いの練習を積んでおくと絶対に良い効果を生み出します。
お箸を正しく持てるということは、お子さんにとっては一つの財産です。
それほど、箸使いというものは、日本人として重きを置かれる所作の一つでもあるからです。
基本の持ち方さえマスターすれば何の問題もありません。
その前に親御さんも、この機会に正しいお箸の持ち方ができているのかをチェックしておくと良いでしょう。
そもそも、小学校受験の単元で度々見聞きする「巧緻性」というのは、何事もきめ細やかに上手にできる所作という意味を指します。
これをあえて小学校受験の際に出題するということが、どのような意味を持つかを、親御さんがきちんと捉えることがまずは大切です。


お受験本番直前に急には身に付かない巧緻性

お絵描きをすることや、ひもを結ぶというような巧緻性はすぐに、マスターできるものではありません。
ここで必要なのは、与えられた課題(ひも通しや箸使いなど)をどれだけ丁寧に取り組めるのかという点です。
雑な動きは、幼児であるどのお子さんにも ありがちな話です。
そこであえて落ち着いて丁寧な作業ができることに、高い評価が与えられるのです。
生活習慣の中でも、靴を揃えることや、衣服をたたむということは自然にできるようになっておきたいものです。

自分の身の回りの事を丁寧にこなす習慣を身につけることこそが、小学校受験対策につながるのです。
ペーパーテストは枚数をこなし、コツさえわかればどんどん知識は蓄えられるものです。
筆記試験は、訓練さえすれば突破できる科目でもあるからです。
それに反して巧緻性については、入試直前では功をそうすることは困難なのです。



小学校受験担当者はここを見ている!

「巧緻性」という手先の器用さや丁寧さは、広く考えるとお子さんの意欲の強さにもつながっていくのです。
指先を動かして作業を行うことで、脳への刺激も十分に得られるからです。
最初は何もかもうまくいかないことが当たり前です。

巧緻性の考査中に、お箸使いひも結びが思うように出来ずにかんしゃくを起し途中で投げ出してしまう子供もいます。
あえてそこで、何度も挑戦する意欲根気よく取り組める様子を見ると、試験官はその子の素質や努力を怠らない性格などを瞬時に見抜けるものです。
これはお子様の真の力に変わっていきます。

行動観察を他の受験生と協力して達成するためにも親がしつけたい善悪の判断

良いことはとても良い、悪いことはとても悪いというメリハリのある認識を持つことは幼児期でも重要なことです。
兄弟姉妹のおもちゃを横から奪うような遊びを日々続けていると、そこで善悪の判断がつかなくなってしまうのです。
日々の積み重ねで善悪の判断が既に鈍ってしまい、親御さんも教えるタイミングをなくしてしまうのです。
このようなお子さんは幼稚園でも同じように善悪の判断が付かずに、他人に迷惑をかけることが多くなってしまいます。
そのためにも、幼い頃から親御さんが、心を鬼にして善悪の価値判断を お子さんの目の前で行えることが必要になります。

善悪の観念が育っていないと、小学校受験の場面でも席を譲ることや助け合うという気持ちを持てなくなります。
そして人の使っているものを横取りするような態度を取ってしまいます。
「行動観察」の考査中に、初めて会う子供と協力して課題に取り組むためにも善悪の判断はお子さんができるようにしつけて欲しいのです。
これは家庭教育の延長にあるものです。
なぜいけないのか理由を、お子さんに丁寧に説明をしていただければ完璧です。
最初の頃は「ほかのお友達が悲しい気持ちになるから」という理由でも良いのです。
お子さんに伝わる方法で話してあげてください。

コミュニケーションの基本である挨拶をしつけて好印象な子どもへ!

挨拶というのは初対面の人に対して大きなインパクトを与えるものです。
小学校受験の場目でも、挨拶はとても重要なポイントでもあります。
挨拶というのは自分の気持ちや意見を相手に伝えるための最初の第一歩と考えてよいのです。
挨拶ができる子というのは、相手の気持ちまで明るくする子です。
明るくハキハキとした挨拶ができるタイプのお子さんは利発なタイプです。

小学校に入ってからも元気に挨拶ができる子というのは、誰からも好かれます。
そして、社会で生活をしていくうえで必ず必要であるマナーを守れる子として認められるのです。
ただ、挨拶は急にできるようになるわけではありません。
あいさつをする習慣がお子さんに根付いていることで、自然に挨拶ができるようになるのです。
そこには家庭生活の在り方が影響するのです。



挨拶は家族同士でも守るべきこと

家庭の中で「おやよう」、「おやすみ」という言葉だけでも十分に挨拶になるのです。
言葉に発してみることが一番重要であるわけです。
幼稚園から帰宅したら「ただいま!」と元気に言える子供に育てたいものですよね。
幼い頃から挨拶を徹底していると、大人になってもその習慣を保てるものです。
当たり前の挨拶すらできないというのは、小学校受験の場面ではかなり不利になってしまうのです。



絵本などを使って挨拶の練習

最近は、知育絵本などで挨拶をシリーズにしたものが多く販売されるようになっています。
これを使って、子供がTPOに合わせた挨拶ができるようにしておくと、いざという時に困らずに済みます。
挨拶ができるということは、人に対して明るく快活な印象を与えることに繋がっていくのです。

日頃のしつけと言っても、語気を強めて上から目線での指導の仕方はよくありません。
生活を営みながらそこに対応した、しつけが必要になるのです。
できれば地域のイベントなどにも積極的に参加をして、様々な年齢層の大人に対しても「こんにちは」「おはようございます」などという基本の挨拶を交わせるようなしつけを行うとベストです。
挨拶の重要性をこの機会にお子さんと一緒に学ぶ姿勢で臨んでください。


【小学校受験の基本】元気よく挨拶をすることが礼儀作法の第一歩

お辞儀をしながら挨拶ができるお子さんを見ているだけで清々しい気持ちになれるものです。
礼儀作法が身についている お子さんは、しっかりした印象を周りに与えます。
たとえ就学前でも、小学校受験という大舞台に立つという意味を親子で考えていただきたいと思います。
礼儀作法をしつけることは、日常生活のマナーを身につけることにつながります。

挨拶に始まり挨拶に終わると考えてもよいと思います。
そして挨拶とつながるのは「返事」です。
指示を受けた後に「はい」という返事ができることはとても良い傾向です。
受験塾などでも、お子さんに 受け答えや挨拶については徹底的に指導をします。
ただ、塾に来ているときだけ なんでもできても、家庭に帰ると全くできなくなるということでは、意味がありません。



小学校受験での必要事項

人の目を見て話しを聞くということは、すべて受け身の体制です。
指示行動についても同じことが言えます。
面接口頭試問については、質問されたことに対して、自分の言葉で応答することが求められるのです。
必ず先生に聞かれたことに対しては「はい!」と元気よく返事ができるようにしつけましょう。
そこが基本中の基本です。
なかなか、その子の生活習慣などは急には改まらないものです。
同年代の子が集まって考査は進みますが、やはり生活の基本的な常識が伴っているタイプの子は、どこか群を抜いて見えるものです。
利発さ聡明さというのは、ハキハキとした話口調や、気持ちの良い返事から成り立っているものです。

さいごに

人に対しての挨拶や礼儀法としての箸使いは、幼稚園に入る頃から家庭でもきちんとしつけておきたい部分です。
小学校受験の巧緻性によく出題される「ひも通し」や「紐結び」などは、楽しみながら身につけられるように、親御さんが工夫をしてあげましょう。
それらも当たり前にできるようになると、お子さんは ますます いろんなことに挑戦することが楽しくなるはずです。
お受験だからというよりも、どんな場所でも通用するような常識のある子どもに成長させることが親の務めなのです。

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