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年長児の夏本番!有名塾で組まれるカリキュラム情報その(2)

ペーパーテスト以外の単元を特に集中的に学べるというのも夏期講習ならではの体験です。この機会に、普段よりも密に、行動観察などの力を身に着けられるように子供には積極的に知らないお友達ともマナーを持って接することが出来るように働きかけてください。

ペーパーテスト以外の単元を特に集中的に学べるというのも夏期講習ならではの体験です。
この機会に、普段よりも密に、行動観察などの力を身に着けられるように子供には積極的に知らないお友達ともマナーを持って接することが出来るように働きかけてください。

目次

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普段よりも緊張感を持って臨む行動観察と集団活動

一人っ子家庭に育つ子は基本的にシャイでなかなか自分の意見を、前向きに発言できないという傾向があります。
また兄弟姉妹のいる子の場合には、目下の子にはやや乱暴なものの言い方をするという傾向もみられます。
このように逆に目立つようなことではなく入試においてはとても重要視される行動観察などを卒なくこなせるように、子供には場慣れの夏になるように親は送り出してあげてください。

いきなり緊張ばかりが先走り、自分の発言も全くできないということでは本番で困ります。
夏期講習では主に、過去に出題された内容に類似した状況での行動観察の場面を想定して、子供たち取り組ませるという形が多いのです。
子供に必要な表現力は自分の思うことを発現する力なども夏の間に何とか克服できるように、カリキュラムは組まれています。
普段は個別学習を中心に準備をして居る子供にとって同年代の幼児同士で学習する機会というのは新鮮で刺激的なものです。

体操と指示行動について

これは何度も反復をして練習をするほか基礎的なものを定着させることは難しい分野でもあります。
ボールを使った行動や実際に出題されている「熊歩き」などを学びます。
マット運動が苦手という子供も最近は増えています。
通っている幼稚園などで特に、体操の機会が少ない場合には、夏期講習という場面で苦手を少しでも減らせるように頑張らせてください。

小学校受験の出題の中でサーキット運動というものがあります。
これは夏期講習に通う前から各塾でも十分に対策をされていることですが、何度も練習をしないと指示通りの運動がスムーズに行えないという意外な落とし穴が控えている問題なのです。

 


サーキット運動は繰り返し練習を

夏の間にもサーキット運動を取り入れる塾が多いようです。
ただ、このサーキットに関しては守る指示があまりにも多く、なかなかすぐにはパーフェクトに習得できないという難しい面があります。
そして幼児同士ですので、待つ間にどうしても私語が増えることが指摘されます。

自分のつけているゼッケンの番号を最初に覚えておくことからスタートします。
そしてボールを巧みにドリブルしながらコーンにぶつからないようにジグザグに走行します。
少しでもほかの何かに気を取られてしまうとすぐにコーンにぶつかり、ボールは手のひらから逃げていくのです。


ボールの仕舞い忘れと平均台からの落下

ボールはドリブルが終わった後にはどこに置いてくるのか?そして平均台は慌てて渡ろうとすると落ちてしまう可能性があるということ子供は事前に学ばなければ実践はほぼ無理です。
ここで出される細かな指示をどこまで守れているのか?が肝心になるのです。
普段から明るくおしゃべりなタイプの子供の場合には、ついつい待ち時間の間に、隣の子供とおしゃべりをしてしまうことも多々あるのです。
そんな誘惑にも負けずに、試験管の指示だけを忠実に守れるのか?と言う点も、ウエイトが大きい部分になるのです。

家の中でそうですが、細かな親の指示を守れない子というのは必ず存在するものです。
言われたとおりに出来て当たり前というのが小学校受験の世界です。
先生に出された指示をパーフェクトに頭に入れて実技で示すというのは、かなりハードルの高いことだと思います。
それを夏期講習の間に、専門的に学べる講座と言うのは意味があります。

 


行動観察はテキストのない実技

行動観察のトレーニングを積んでいない子供は、初めて出会う同年代の子供に対してなかなか自分の意見を告げることができません。
名門私立小学校を狙う場合には、早い段階から行動観察を強化しておく必要があります。
これまで、十分に専門的な指導を受けてきた子供にとっては、最近出題傾向の強い内容を実践的に学びます。
この内容については先に受験を終えた子供に実際に内容を聞き取ったうええで、推測される内容を塾側が精査して行う行動観察になります。

だからこそ意味が深く、これから求められるのが積極的なコミュニケーション能力であることを学んでいきます。
話し合う力を持つことの重要点や、初対面の子供同士がグループディスカッションを行うということについても本番さながらに学んでいきます。
ペーパーテストを課せない代わりに、行動観察の場面で子供がどの程度の生活力を持ち合わせているのかを考査していくのです。
試験官が一番見たいのは幼児のコミュニケーション力です。
自分の思いを表現する力を持つことは子供にとっては絶大な自信につながることなのです。


これまでの間に行動観察の指導を受けていない場合

夏期講習を選ぶ際には、外部も対象にしている塾を選ぶことが大切です。
そして、これまでの準備状況に合わせたレベルで行動観察の夏期講習を選べるようにしている場所を選びましょう。
いきなりこれまで半年以上もトレーニングを積んでいる仲間と一緒に行動観察を行うのはかなりの難易度が重なるのです。

そこで、行動観察の基本を学ぶクラスへの参加をおススメします。
その後に応用編と言う形で、子供が少しでも行動観察での振る舞い方を学ぶのです。
いきなり挫折をしてしまうと、なかなか行動観察の際に、自分を表現することができなくなります。
そのためにも夏期講習を十分に利用して、子供に自信をつけさせるように、声がけをして後押しをしてあげてください。

 


夏期講習では何を選択するのかを重要視する

まず、ペーパー対策はどの子供も選択します。
それ以外については夏の間にサーキット練習を強化するのか?あるいは行動観察の面をもう一度定着させるのか?というのは親の選択で良いと思います。
あれもこれもというのは、あまりにも負担が多すぎるという見解もあるほどです。
一番の弱点をこの段階で見極めることはかなり重要なことです。
まんべんなく出来ているようで、意外と苦手になっている分野も必ずあるはずです。
その部分を特にテコ入れするのが、夏期講習であるという見識を持って臨んでください。

中には口頭試問の練習をしっかりと行うというコースを設けている塾もあります。
夏の講習会で2日連続という計画で道具を使った作品作りやその作品に対して自分で発言が出来るようにする訓練をしていきます。
これも家庭学習ではなかなか困難なものですので夏の講習会を大いに利用するべきでしょう。
巧緻性については、常に道具を器用に使えることが原則的に大切になってきます。
指示されたとおりの作品を作るという達成感を一度でも味わうと、次も頑張ろうと思えます。
そして本番に向けても意欲的に取り組めるようにもなるのです。


夏期講習を受験本番に生かすために

これまで積み上げた基礎力を総仕上げすることをまずは目標に置いて参加させるようにしてください。
そしてできれば、応用力の強化まで、夏期講習の間に進めることができればかなり安心だと言えます。
もちろん受験の勉強を始めたタイミングにもよりますので個人差があるのは当然です。
今の子供の状態をきちんと把握したうえでとにかく積極的に出来るように頑張ってください。

いつの時代も夏を制する者は強いのです。
幼児にも同じことが言えるのです。
一回り心身共に大きく成長を遂げる子供の様子を温かく見守るのは親の務めです。
夏の家庭学習だけではなかなか定着しない知識については、夏期講習に参加することで良い刺激を受けて、大事なポイントをしっかりと理解できるように心がけましょう。
そして今までの積み重ねがある子供の場合には、さらにその力を底上げできるように、夏期講習に参加させて力を補えば良いおです。
年長になると学校別の対策が非常に重要になってきます。
そこを留意しながら体調を整えつつ、夏の学習に勤しめるようにがんばってください。

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