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志望校合格に向けて子供と一緒に頑張れる親の重要性

子供の受験準備をサポートし、子供のやる気を高めるだけが親の役割ではありません。受験生を持つ父親・母親として志望校の情報収集や面接対策などの努力も必要になります。子育てをしながら時間を見つけて受験準備を進めるのは大変なことです。しかし、親子で一緒に志望校合格に向けての努力が大切になるのです。

お子さんが幼稚園終わりに塾に通い、研磨を積み どんどん成長をしているさなか、一番お子さんに近いお母さんの方は、小学校受験のために何か努力をされているでしょうか?
小学校受験のお子さんをお持ちのご家庭の中には、「塾に丸投げしておけば何とかなる」という考えを未だに持ち続けている方がいるのも事実です。
私が講師時代に出会った、記憶に残る お受験ママたちの様子を思い返してみました。

目次
▼ 子供を志望校に合格させる 親の印象とは?
▼ 入学考査を乗り越えるためにも親自身の学ぶ姿勢が大切
▼ お受験のプレッシャーに勝つ!子供の成長を素直に喜ぶ気持ちが子どもへの愛情を深める
▼ お受験準備期間中の子供のモチベーションを高めたい!親の接し方がキーポイント
▼ 子供を志望校へ入学させる!努力で合格を勝ち取る親になる大切さ
▼ さいごに
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子供を志望校に合格させる 親の印象とは?

お子さんの入塾に伴い初めてお会いした時から印象のよいお母さんは、愛想の良くハキハキとされた雰囲気をお持ちです。
また、お子さんも母親と同じような印象でした。
ニコニコとして愛想の良いお子さんというのは、どのような場面でも得をするものです。
実際に、合格に近い親は、普段から家庭の中でも自分自身も努力を忘れない方が多いのです。
率直に言えば、とても頭の良い方です。
語彙力が豊富で何を話しても、頭の回転の速さも兼ね備えられており、会話をしていても楽しく飽きません。
つまり、合格に近い親というのは、きらびやかに着飾った親ではないのです。

言葉遣いが綺麗で、丁寧な生き方をされている方という印象があります。
何事も慎重に、そして周囲への気配りも忘れないようなタイプのお母さんは、お子さんに対しても決して声を荒げることはありません。
そして、塾で習ったことを、まるで自分が学んでいるかのように一旦自分の中に落とし込める人です。
わからないことがあった場合には、素直に 「○○がわかりにくいのですが・・」と言ってこられます。



知らないこと、わからないことを恥じない親

小学校受験の塾に付き添ってくる親御さんには、あまり生活感を感じることはありませんでした。
やはり、経済的なゆとりがあるからなのかという考えもよぎりましたが、何度も接するうちに そうではないのだと感じました。
実際には、そのような親御さんは、御自身も小学校受験に向けて体制を作られていることが特徴です。
子どもが持ち帰るプリントを、お母さん自ら解いてみる。
口頭試問もすべて、おさらいをしてみるという真摯な態度で一回の授業を無駄にしない方が多いのです。

親が問題の意図を理解できていないのに、お子さんに対してどんなフォローが叶うでしょうか?
「自宅での復習の仕方がわからない」とこちらに助けを求めて来るような親御さんの方が、ずっと潔いわけです。
「小学校受験に向けて親も子どもと一緒に常に学習をしている」というスタンスを取れるかどうかが肝心なのです。

入学考査を乗り越えるためにも親自身の学ぶ姿勢が大切

子どもの受験に向けて頑張っている親御さんは、講師や塾に対して常に低頭な態度を示されることも特徴的です。
お子さんを預けているということに対して敬意を払ってくださいます。
これは、「自分も一緒に小学校受験の荒波を超えて行きたい!」という親御さんの心の表れだと感じています。
わからないことは素直に質問をして、解き方のわからない空間図形などの問題については講師に説明を求める。
このように、自分が学ぼうという姿勢の親御さんの場合には、本当に合格に近い方なのだと、感じるものです。
親として、自分がわからない問題をお子さんが解くという不可思議なことが許せないと感じるのでしょう。

まずは親が受験問題をすべて網羅できないと、お子さんに対して何の手助けも声がけも出来ないと感じてしまうという声も聴いたことがあります。
つまり、純粋に受験に向き合うということは、このような状態を指すのだと思います。



最後まで受験を楽しめるかどうか?

お受験の世界は、模擬テストなどを重ねるうちに、どんどんデータ化され 本当にイライラが募りやすい環境です。
それでも、最後までお子さんを信じて待てる親御さんには尊敬の念を抱くほどです。
悪いことをしたら叱ることは当たり前です。
それ以外に、成績が悪いからと言って叱るというのは、5歳程度のお子さんには心底伝わりづらいことだと思うのです。

実際、叱られるよりも褒められたいと思うのは誰も同じです。
でしたら、受験準備期間を親子で楽しむくらいの勢いで取り組んでみませんか?
お子さん一人で立ち向かうにはあまりにも壁が多いのが「お受験」です。
側にいる親御さんは、叱咤激励をする側に回る時と、伴走をしながら共に汗を流す時期があっても良いと思うのです。
何が正解ということはありません。
それよりも、最後まで受験というものについて、真摯に向き合いつつも、良い意味で楽しむ余裕を少し持っていただきたいと思うのです。

お受験のプレッシャーに勝つ!子供の成長を素直に喜ぶ気持ちが子どもへの愛情を深める

小学校受験をされた お子さんをお持ちの親御さんの中には、「お受験を楽しめるわけがありません。小学校受験の準備期間中は長いトンネルの中にいるような気分でした。」という表現をされる方もいました。
そう感じるのも無理はありません。
お子さんの少しの停滞や伸び悩みに 目くじらを立てることさえやめれば、お子さんの少しの変化に対しても喜びを得られるようになります。
そこが受験生を持つ親の伸びしろ部分でもあるのです。

受験の期間中は、盲目になりすぎて我が子のことだけを考えて過ごしている親御さんも中にはいます。
それは不正解ではありません。
お子さんを愛するがゆえに、合格に導きたいというプレッシャーから起きてしまう行動なのです。
ただ、この時点で、「何も楽しめない」「苦しい」という感情を抱いてしまった場合には、後からもっと苦しくなることは容易に想像できます。



お受験は長い人生の中で ほんの一時期のこと

小学校受験というのは、戦にでも出るかのように強い緊張感でいっぱいになるものです。
お子さんの将来をそこで決定づけるかとごとく、塾に通い模試を受けて一喜一憂する。
これでは、親御さんの身が持たなくなります。
広い意味で考えると「小学校受験」は人生のうちのごくわずかな幼児期に経験することです。
だからいこそ、親御さんにはお子さんの最大の理解者でいて欲しいと思います。

万が一、志望校に合格できなかったとしても、お子さんやご自身を責めない覚悟が必要です。
そして、素早く気持ちを切り替える強さも求められます。
人生において、「小学校受験」は、ほんの一部のことに過ぎないと捉えておいてください。
もし、失敗に終わったとしても、公立小学校に元気よく通えば良いのです。
プラスのことだけを考えましょう。
自分を責めず、状況を認めつつ先に進めば良いのです。

お受験準備期間中の子供のモチベーションを高めたい!親の接し方がキーポイント

受験生である我が子と向き合って、これまで経験したことがないような状況に戸惑う親御さんも多いのです。
親として、子どもの努力を必ず結果につなげてやりたいと思うものです。
小学校受験の準備期間中は、親が子供の味方であり最大の話し相手になってあげてほしいのです。
赤ちゃん時代から育て上げたお子さんが、新たな第一歩を踏み出すためのお手伝いと考えてください。

義務的に捉えると、親御さんの方が根を上げてしまいます。
それだけは避けたいものです。
受験の準備も、我が子のため、そして、自分自身の夢のためと、きちんと割り切って取り組んでください。
自分が一番大変などと思わないでください。
お子さんは、きっと年齢的にもっと苦労をされているはずです。
ただその苦労をあくまでもお勉強の一環と捉えさせて、楽しい思いを上書きしてやれるのは親御さんだけです。



合格に近い親は「子供の気持ちを切り替える魔法」が使える親

お受験の定番である濃紺スーツを着用した親御さんは、子供の志望校合格を目標に着実に歩き始めているのです。
子供のお受験に向き合い、合格に近い親に慣れるような努力を積んでください。
いつもと別人のような雰囲気になり違和感を感じる場合でも、ここはお子さんのために努力を積み上げましょう。

通塾の前後に立ち寄るお店などがあっても良いと思います。
お子さんにとってはその場所は一緒に通える「行きつけのお店」です。
受験の最中に悔しい思いをしたときも、模擬テストで合格ラインに達することが出来なかった場合でも、大好物が食べられるようなお店は息抜きに作っておいてあげると良いでしょう。
本来合格に近い親というのはマジシャンのように、子どものモチベーションを操作できなければいけないのです。





受験の準備期間中に親も変身するもの

お受験本番までの約1年というのは、お子さんにとっては劇的な変化が起きる時期でもあります。
親も当然、そのお子さんの変化同様に変わる必要があります。
つまりは、進化です。本を読む、情報を集める、自分にできることを可能な限り実行してみてください。

考え方というのは、なかなか変わるものではありません。
大人になってからの性格も同じように変わることはありません。
それでも小学校受験に挑むということを自分なりに受け止めて、良い方向に気持ちをシフトさせてください。
そうする事で、自分のモチベーションを「お受験モード」に変えることができるのです。

子供を志望校へ入学させる!努力で子供の合格を勝ち取る親になる大切さ

小学校受験は親が主役ではありません。
それでも、お子さんの年齢を考えると、親が評価される部分はかなり多いと考えておいてください。
願書から始まり面接までの期間は、これまで味わったことのない緊張感でいっぱいになるでしょう。
それが、「お受験」というものです。
お子さんの進むべき道を選ぶ、最初の関門なのです。
それを素直に感じ取って親子で真面目に挑むことが必要になるのです。

合格というのは、勝ち取るものです。
そのために、親御さんも密かに努力を重ねてください。
願書に向けて文字の練習をすることも地道な努力です。
志望校の情報収集を緻密に行うことも同じです。
そして、心よりその小学校の教育理念に情熱を傾けることが出来れば、また一歩合格に近づけている証なのです。
何もせずにお子さんだけが努力をしているような形では、なかなか思うような合格切符を手に入れることはできません。



さいごに

「お受験」は、親にとっても子供と同じように、生涯一度の経験です。
幼稚園時代の後半から本番までの時間を、どれだけ密に過ごしたのかが合格に近づくポイントです。
家庭教育を徹底し、お子さんを温かく包み込むように親子で一緒に目標に向かって歩みましょう。

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