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お受験の準備は早い方が合格率アップにつながるの?いつから受験準備に取り組むのが効果的?

小学校受験に向けて親子で早期に準備に取り組み、着実に合格へ近づきたいと思うものですよね。小学校受験では、子供の成長段階にあわせた受験準備を進めることがポイントです。まだ理解力が乏しい子どもにあれこれと理解させようとするのには無理があるものです。そのため、お受験本番の1年前になる年中クラスから本格的に準備に取り組むお子さんが多いようです。

お受験を考えて、お子さんが母親のお腹にいる頃から熱心にお腹に語り掛けているという親御さんもいます。
実際に幼児教育や塾では「少しでも早い準備を!」という啓発を促しています。
親御さんとすれば何を信じれば良いのか迷うところです。
今回は「お受験の準備が早いと合格率が上がるのかどうか?」について考えてみました。

目次
▼ 本格的な小学校受験準備の前に志望校が求めている子どもについて理解する
▼ 気になる私立小学校や国立小学校の情報収集は受験本番の1年前には開始する
▼ 小学校受験のペーパーテストを勝ち抜くには子供の集中力が大切
▼ 早い段階からの受験準備が合否に直結するとは限らない
▼ 志望校合格へ!親が子どもに家庭でできる事とは?
▼ 子どものペースに合わせた受験準備が理想的
▼ さいごに
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本格的な小学校受験準備の前に志望校が求めている子どもについて理解する

実際、小学校受験に向けての準備はいつから始めればよいのでしょうか?
この答えは、各家庭の価値観によって異なります。
実際には、お子さんが年少クラスや年中クラスになってから塾や幼児教室に通いを始めるご家庭が多いようです。
但し、受験準備期間中の4,5歳児にとって、自分自身で保てるモチベーションには限りがあります。
お子さんのモチベーションを保つためにも親のサポートは不可欠です。
志望校に考えている小学校が、お子さんに何を求めているのかをきちんと把握したうえで準備を始めなければいけません。
それ以外の早期の準備にはあまり意味がないという見解もあるほどです。

幼稚園時代に通うのは楽しんで通える幼児教室がベストです。
お受験という形で本格的に準備をする場合には、1年前からお受験塾に通うことで、ある程度のテクニックも受験に必要なことも身に付きます。
受験生を持つ父親や母親に一番必要な「忍耐」は、他のお子さんとなんでも比べ過ぎないということです。
幼稚園のお友達同士で受験塾に通うことはおやめくださいね。
なぜかと言いますと、一緒に過ごす時間が長い分、親としても子供の比較をしてしまう可能性が高いからです。



お受験は個人的なもの

お受験は、誘いあって頑張れるようなものではありません。
また、子供の成長にも個人差があります。
特に未就学児の場合には、千差万別という言葉通りに それぞれに個性もあるわけです。
当然、同じように受験準備を進めても成果の出方は子供によって異なります。
子供の成長段階によっては、飲み込みの良し悪しに差が出るものです。
もし、お子さんの飲み込みが悪いなどということを悩まれている場合には、そのことを苦にしないようにしてください。

お受験が不安を駆り立てるような機会になってはいけないのです。
受験生の親として志望校に沿った準備を整えることに力を注いでくださいね。
それが少し早めの準備に繋がることなのか冷静に考えながら進めてください。
実際にお受験本番の1年前からお受験活動が活発になるのは親御さんの方なのです。

気になる私立小学校や国立小学校の情報収集は受験本番の1年前には開始する

お受験活動が本格化する受験本番1年前には、お子さんは幼稚園の年中クラスです。
4歳児に何かを集中的に教えようとしても、実際には難しいこともあります。
実際に受験対策を考え始めるのが1年前というのは一つの目安です。
一番の理想は、年中の後半から小学校受験を目標に通塾を開始するなど計画を具体化すれば良いでしょう。

父親や母親は、実際に志望校に通っているお子さんをお持ちの親御さんから話を聞くなど、自分たちなりに志望校に対してのリサーチを念入りに開始すれば間違いないでしょう。
受験生となるお子さんには、1年前からの準備を特におすすめします。

小学校受験のペーパーテストを勝ち抜くには子供の集中力が大切

志望校への合格確率の高い傾向が見られるのは、1年前からの準備を開始したご家庭のお子さんです。
これはいつの時代も同じです。
その理由は特に子供の年齢を考えての話でもあります。
お子さんにペーパーテストの対策を延々と行うのは効率が下がるばかりです。
中には、「公立小学校に通うよりも小学校受験をさせたい」と入試半年前に思い立ったご家庭でも合格できる確率はかなり高めです。
そのようなご家庭では、実際に子供の集中力が違います。
お子さんも親御さんも、短期決戦ということを意識されているからではないでしょうか。

受験準備とはいえ、ペーパー三昧の生活を1年以上も前から始めるのは、子供にとってなかなかハードなことです。
お子さんの方が、お勉強自体を嫌ってしまうという可能性もあります。
但し、半年を切った状態からの合格率を考えると限りなく低いということは知っておいてください。



家庭でのしつけや教育が小学校受験を後押しをする

小学校受験の場合には、入学考査を実施している全ての小学校で一律の出題をするわけではありません。
単に知能指数的なものをペーパー中心に考査をするという小学校の場合には演習中心の準備をすれば大丈夫でしょう。

お受験小学校の中には巧緻性の部分を重要視する場合もあります。
お絵描きなどは、なかなか家庭では上達できるものではありません。
工作も同じことが言えます。
あえて絵画教室工作教室などに単発で通うことで、ある程度はクリアできます。
小学校受験に向けて巧緻性の分野に力を注いでおくことで、試験本番に お子さんは落ち着いて作品作りに取り組めるようになります。

それ以外の口頭試問などは、自宅で十分におさらいができるものです。
家庭での当たり前の生活には、ルールがたくさんあります。
小学校受験で求められているのはとにかく、常識的なことばかりです。
これは、塾に通わなくても親御さんが教えられることばかりです。

早い段階からの受験準備が合否に直結するとは限らない

例えば中学受験の場合には、小学校3年生の時点で塾通いを開始するパターンが多いのです。
ある程度準備は、早い方が良いという暗黙の了解のようなものが存在するからです。
ただ、小学校受験の場合にはそれははっきりと言えるものではないのです。

小学校受験に向けての準備が早い分だけ知識が頭に蓄積される年齢なのか考慮する必要もあります。
経費と時間をかけても途中で塾を投げ出すようなパターンを何例も見てまいりました。
おすすめなのは、やはり半年や1年前から本格的な受験準備をスタートさせることです。

志望校合格へ!家庭で親が子どもにできる事とは?

志望校は、ある程度「こんな子供に入学をしてもらいたい」という希望を持っているのです。
つまり、その小学校に入ってもらいたいお子さんを学校側が選ぶという体質はいつの時代も変わらないのです。
お子さんによっては、飲み込みが遅いタイプの子もいます。
逆に、何事も取り組みが早く、段取りの良いタイプの子もいるのです。
親御さんから見て、少しでも準備が早い方が良いと判断した場合には、1年前から受験の準備を始めるのも悪くないはずです。

早ければ早い方が良いというわけではありません。
受験でお子さんの何を考査するのかは、受験する小学校によってさまざまなのです。
行動観察に重きを置いている学校に対して、1年前からできる対策というのは ないのです。
それよりも半年前程度から集中的に行動観察については、人の言うことを聞けるように訓練をする方がより効率的と言えるわけです。



小学校受験に向けて家庭でできることとは?

例えば、「読み聞かせ」などは親御さんの時間の許す限り毎日行えるものです。
夜の静かな時間に1冊の本を読む心の余裕というのは大人にも必要です。
そして、本の読み聞かせは、お子さんの言語能力を高めます。
親子の会話の中で、語れる言葉が多くなることで口頭試問などの対策にもなります。
これは、家庭でできる受験準備の一つでもあります。
幼児教室や塾に任せきりではなく、お父さんやお母さんも受験準備を意識しながら家庭での生活をすることが大前提です。
こうして親の方も、子どもの受験に対して前向きに取り組めるようになると小学校受験の現実味が増していきます。

情報収集については少しでも早い段階で、情報を集めることで安心感も違ってきます。
親の心の準備という意味でも、志望校の資料や説明会の日程などについては早めに情報を察知して、具体的な行動を起こせるように努力をしておきましょう。



子どものペースに合わせた受験準備が理想的

お受験本番に向けて1年前から本格的な準備を始めるご家庭が多いのが実情です。
しかし、必ずしも1年前からの準備が合格へ結びつくのかと言いますと、そうとは限りません。
どのご家庭にでも、お子さんのペースというものがあります。
なんでもコツコツと長い時間取り組めるというのはある意味 長所でもあります。
逆に短期集中型で、何事も完結できるタイプのお子さんもいるのです。
そこはあくまでも個人差があることを親がしつかりと把握しておいてください。

5歳児の集中力というのは、正直なことろ定かではありません。
あくまでもまだまだ幼い子供の取り組みです。

お子さんが

  • 一気に勉強をするタイプなのか?
  • みっちりと時間をかけた方が伸びるタイプなのか?

それを一番わかるのは親御さんです。
お子さんのためにも、正しい判断をしてあげてください。



半年を切った状態の受験準備は厳しい

例えば、受験本番の3カ月前から急に塾に通いだすというタイプのご家庭では、なかなか結果に結びつかないことを体感しました。
実際に急な進路変更ということで、夏以降に入塾をしてきたお子さんがいました。
週末ごとの特別セミナーに親御さんも参加されて短期決戦という形で小学校受験にトライされましたが、実際のところ結果には繋がらなかったという事例がありました。

やはり3カ月を切るとなかなか合格率に繋がらないというシビアな面があるのは事実です。
既に複数の小学校を併願して、一つでも合格切符を手にしている場合は別です。
全く合格ラインに届いていない状態で、どこでも良いので合格したいというような受験勉強の仕方で結果は出にくいのです。
小学校受験にはお子さんの「自習」などは絶対に伴いません。
モチベーションもすべて親頼りの部分がありますので、試験本番まで半年を切った状態でお子さんをコントロールをするだけでも大変なのが現状です。

さいごに

年中クラスの夏休みから集中できれば小学校受験の夢ではありません。
但し、ある程度の生活習慣を身につけさせるためにも、家庭での教育環境が整っていることが条件です。
その場合には、塾である程度 磨きをかけるだけで合格率アップにつなげることも可能です。
しかし、お子さんのタイプによるという部分はどうしても否めないところです。

お子さんにしても、小学校受験というものに「慣れる」時間が必要です。
受験塾に通うことも、全ては本番をスムーズに迎えることにつながります。

あくまでもお子さんのタイプにあわせた準備期間を設定できる親御さんでありたいものです。
周りとなんでも足並みを揃えようとするのは、お受験の世界に限っては別物です。
お受験というのは個人競技と考えてください。
お子さんのタイプによって、適切な準備期間が半年、1年、1年半という単位で変わってくるのも事実だからです。
そこを踏まえて親御さんはしっかりとお受験の予定を立ててあげることが大切です。

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