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【私立の小学校・中学校へ進学】公立と比べてどの位お金が必要なの?

私立小学校の学費は6年間で約522万円。私立中学校は3年間で約300万円。(文部科学省「平成28年度子供の学費調査」より)共働き家庭の増加に伴い、子供が私立小学校の進学する家庭も増えてきました。学費の他にも塾や習い事の費用も必要になりますよね。気になる世帯年収と子供の学習費を貯める為にできる事をまとめてみました。

目次
▼ 【小学校】私立・公立の『学校にかかる教育費(6年間)』など必要な学習費まとめ!
▼ 【中学校】3年間で必要な学習費(学費など)、私立と公立徹底比較!
▼ 私立の小学校・中学校へ子供が進学している家庭の世帯年収は?
▼ 子供の「学びたい」を大切にしたい!学習費の捻出の為にしたいこと!

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【小学校】私立・公立の『学校にかかる教育費(6年間)』など必要な学習費まとめ!

公立小学校は、授業料は無料ですが、給食費や教材費などの諸経費があります。
私立小学校は、授業料の他に、入学金、施設整備費などの費用があります。また、私立の場合は交通費がかかる場合もあります。
文部科学省の「平成28年度子供の学習費調査」をみてみますと、小学校の6年間で子供の為に必要な学習費は、公立で約193万円、私立では約917万円と、私立の方が約720万円高くなりますね。
その内、学校教育費(学校にのみ支払う教育費)は、公立が約36万円、私立が約522万円と私立が約486万円高くなり、約14.5倍の差があります。
私立は授業料の他に校外学習が多くあることなども大きく影響しているようです。

小学校6年間に必要な費用
公立小学校 私立小学校
学校にのみ支払う教育費 約36万円 約522万円
学校給食費 約27万円 約27万円
塾や習い事 約130万円 約368万円
計(6年間) 約193万円 約917万円

平成28年 度学習費総額(年間平均)
公立小学校 私立小学校
学校教育費 60,043円 870,408円
学校給食費 44,441円 44,807円
学校外活動費 217,826円 613,022円
322,310円 1,528,237円

※学校教育費・・・授業料、入学金、学用品費、通学用品費など
※学校外活動費・・・学習塾・参考書・習い事などの支出

平成28年度 学校教育費の内訳(年間平均)
公立小学校 私立小学校
授業料 0円 461,194円
修学旅行・遠足・見学費 6,738円 41,797円
学校納付金等 10,135円 226,022円
図書・学用品・実習材料費等 19,049円 30,923円
教科外活動費 2,714円 12,512円
通学関係費 17,574円 89,317円
その他 3,833円 8,643円
60,043円 870,408円

※学校納付金等・・・入学金、検定料、私立学校における施設整備資金、学級費、PTA会費
※図書・学用品・実習材料費等・・・学校の各教科などの授業で必要な文房具類、体育用品、
 楽器、製図・技術用具、裁縫用具等の購入費及び調理用の材料購入費等
※教科外活動費・・・クラブ活動(課外の部活動を含む)、学芸会・運動会・芸術鑑賞会、
 各教科以外の学級活動(ホームルーム活動)、児童会・生徒会、臨海・林間学校などの
 ために、家庭が直接支出した経費(飲食、お土産等の個人的に要した経費を除く)
※通学用品費・・・通学のために必要な物品の購入費。ランドセル、かばん、雨傘等
※その他・・・学校の徽章・バッジ、上履き、卒業記念写真・アルバムの代金等
(文部科学省 平成28年度子供の学習費調査より)

【中学校】3年間で必要な学習費(学費など)、私立と公立徹底比較!

公立中学校は、入学金、授業料、教科書代がかかりません。
私立中学校は、入学年度に他の学年度より学費がかかります。東京の私立中学校の入学金の平均は約25万円ですが、そのほか寄付金などが必要になる学校もあります
文部科学省の「子供の学習費調査」をみてみますと、中学校の3年間で子供の為に必要な教育費は、公立で約143万円、私立では399万円と、私立の方が約256万円高くなりますよね。
また、学校教育費(学校にのみ支払う教育費)は、公立が約40万円、私立が約300万円と私立が約260万円高くなり、約7.5倍の差があります。

中学校3年間に必要な費用
公立中学校 私立中学校
学校にのみ支払う教育費 約40万円 約300万円
学校給食費 約13万円 約3万円
塾や習い事 約90万円 約96万円
計(3年間) 約143万円 約399万円

平成28年度 学習費総額(年間平均)
公立中学校 私立中学校
学校教育費 133,640円 997,435円
学校給食費 43,730円 8,566円
学校外活動費 301,184円 320,932円
478,554円 1,326,933円

※学校教育費・・・授業料、入学金、学用品費、通学用品費など
※学校外活動費・・・学習塾・参考書・習い事などの支出

平成28年度 学校教育費の内訳(年間平均)
公立中学校 私立中学校
授業料 0円 425,251円
修学旅行・遠足・見学費 25,038円 74,169円
学校納付金等 13,994円 261,545円
図書・学用品・実習材料費等 23,839円 37,689円
教科外活動費 31,319円 57,008円
通学関係費 35,914円 135,961円
その他 3,536円 5,812円
133,640円 997,435円

※学校納付金等・・・入学金、検定料、私立学校における施設整備資金、学級費、PTA会費
※図書・学用品・実習材料費等・・・学校の各教科などの授業で必要な文房具類、体育用品、
 楽器、製図・技術用具、裁縫用具等の購入費及び調理用の材料購入費等
※教科外活動費・・・クラブ活動(課外の部活動を含む)、学芸会・運動会・芸術鑑賞会、
 各教科以外の学級活動(ホームルーム活動)、児童会・生徒会、臨海・林間学校などの
 ために、家庭が直接支出した経費(飲食、お土産等の個人的に要した経費を除く)
※通学用品費・・・通学のために必要な物品の購入費。ランドセル、かばん、雨傘等
※その他・・・学校の徽章・バッジ、上履き、卒業記念写真・アルバムの代金等
(文部科学省 平成28年度子供の学習費調査より)

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私立の小学校・中学校へ子供が進学している家庭の世帯年収は?

●私立小学校
文部科学省の平成28年度子供の学習費調査をみてみますと、私立小学校へ通う家庭の世帯年収は、1,200万円以上が46.9%を占めています。
6割が1,000万円以上の世帯年収の家庭となるようです。

●私立中学校
文部科学省の平成28年度子供の学習費調査をみてみますと、私立中学校進学の家庭の世帯年収は、1,200万円以上が34.6%を占めています。
約5割が1,000万円以上の世帯年収の家庭となるようです。


(文部科学省 平成28年度子供の学習費調査より)

子供の「学びたい」を大切にしたい!学習費の捻出の為にしたいこと!

子供の成長は嬉しいのですが、子供のやる気次第では、学費だけではなく塾や習い事など必要となりますよね。また、進学すると新たに制服や靴などの準備が必要です。事前に用意できるお金は準備しておきたいものですよね。そこで参考に学習費の捻出の為にできる事をまとめてみました。

①児童手当の貯金
15年間、使わずにいると約200万円(第3子以降は約250万円)貯まることになります。手をつけない専用の口座に貯めたいものですよね。
6歳になってから貯めても約100万円(第3子以降は約140万円)貯まります。手をつけずに貯金しておくと、入学シーズン等まとまったお金が必要になる時に安心ですよね。

児童の年齢 支給月額
3歳未満 一律15,000円
3歳以上小学校卒業前 10,000円
(第3子以降15,000円)
中学生 一律10,000円

※所得制限限度額以上の世帯収入がある場合は、当分の間の特例給付として一律5,000円(月額)支給されます。

第1・2子の4月生まれの場合の試算
児童の年齢 第1・2子
3歳未満 15,000円×3年間=54万円
3歳以上小学校卒業前 10,000円×9年間=108万円
中学生(卒業まで) 10,000円×3年間=36万円
合計 54万円+108万円+36万円=198万円

※中学校卒業までなので、生まれ月により合計金額は異なります。

第3子以降、4月生まれの場合の試算
児童の年齢 第3子以降
3歳未満 15,000円×3年間=54万円
3歳以上小学校卒業前 15,000円×9年間=162万円
中学生(卒業まで) 10,000円×3年間=36万円
合計 54万円+162万円+36万円=252万円

※中学校卒業までなので、生まれ月により合計金額は異なります。

②学資保険
 学資保険とは、子供の進級のタイミングで家計の支出を少しでも抑える為に教育費として備える保険です。
子供は成長するほどお金が必要になりますよね。そこで、子供が小さい頃から一定額を長期的に貯めていくのもおすすめです。
学資保険なら、子供の進学時期にあわせて教育費を準備できるのがメリットですよね。

③家計の見直しで支出を減らす
 通信費は、すぐに取り組みやすいかもしれませんね。契約の見直しなどおすすめですよ。
子供にものを買いすぎていないか確認です。もし、買いすぎているなら減らせた分は少しでも貯金に回せますね。

子供にかけた費用=愛情とは限りませんよね。しかし、子供の進学にお金がかかるのは事実です。子供がどんな進路を進んでもいいように蓄えをしたいですね。出来るだけ子供が小さい頃からコツコツと準備を進めましょう!

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