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鎌倉女子大初等部受験対策について

鎌倉女子大初等部は感謝と奉仕に生きる人づくりということを、学校の建学の精神に掲げています。親も学校の教育方針に対しては、深い理解が必要になります。確かな学力と健全な体力の両面を鍛えるという意味で、様々な活動が学校内で行われています。

鎌倉女子大初等部は感謝と奉仕に生きる人づくりということを、学校の建学の精神に掲げています。
親も学校の教育方針に対しては、深い理解が必要になります。
確かな学力と健全な体力の両面を鍛えるという意味で、様々な活動が学校内で行われています。

目次

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入試内容について

・ペーパーテスト
・面接
・制作
・行動観察
・運動


ペーパーテストについて

所要時間は25分~30分という短い時間の中で行われます。
出題用紙は5枚で1枚につき5問程度の問題になります。
出題領域としては年度によって多少の違いがあります。
各分野、しっかり演習を積んで本番に備えるようにしてください。

・図形(向き)
・数量(数の比較・分配)
・言語(接頭語のしりとり)
・常識(季節・おとぎ話)
・推理・思考
・記憶(お話の記憶・絵の記憶)


 


図形の向きについて

図形の向きの問題については、苦手意識を持たないように早い段階から、押さえておいてください。
たいていの問題の場合には左の□の中にあるものを、逆さまにするとどうなるでしょうか?右側からみつけて〇をつけましょう。
という問題形式になります。
ここでのポイントは、必ず絵の中に一つポイントを見つけるということです。
そしてそれを軸に絵が回転しても、そのポイントは変わらないのです。
必ず絵の中に印を見つけます。
それが、回転図形の解き方です。
子供の中にはイメージでこの問題を解こうとする子がいます。
それよりも、必ず元の絵にある、何らかのポイントを目印に解くようにしてください。

 


数の分配問題について

数感覚というのは、計算が出来ることとは意味が違います。
多くのキャンデーを同じ数だけ分けると、キャンデーは一人あたりいくつ貰えるか?という類の問題です。
この種類の問題は、ペーパー問題だけで解けても、なかなか定着しづらいものです。
数の感覚は日常生活の中にこそ、上達のガギがあります。
おもちゃを仲良く分けることや、割り切れる数のおはじきを、お友達と仲良く分けるというところから、数感覚を養えば良いのです。

これはよく配膳の場面でトレーニングをします。
予め、家族の数より1枚少ない数のお皿を準備します。
そして子供にあえて、「お皿はみんなのところにある?」と聞くのです。
そうすると、「足りない数」がわかります。
これは目視をして瞬時に数をカウントすることで、わかることです。
実際には簡単な足し算と引き算をしていることに過ぎないのですが、小学校受験の世界では具体的に実物で数感覚を養う方が、速く覚えます。

 


言語について

しりとりをする問題については、言語能力や語彙量が備わっていないとなかなか、得意になれないものです。
家庭の中でもしりとりは、ゲーム感覚で行うようにしておけば、いつの間にか子供は、しりとりの楽しさを知るようになります。
まずは「もの」の名前を多くしることから始めてください。
楽しみながら言葉を繋げるという意識を子供に教えてください。
受験のために、しりとりを練習するという意識だけでは、なかなか上達しないものです。

机の前に座っていないときにも、移動中、何かの待ち時間などを大いに利用して、親としりとりをしているうちに、言葉をたくさん学べるのです。
家の中にある家財道具や調理に使うアイテム、文房具などの名前をこの機会に、たくさん覚えられるようにしてあげると、しりとりが楽しいと思えるようになります。
最初は、子供が自分で知っている言葉で、しりとりをさせれば良いのです。
そこが基礎になります。

 


しりとりのコツがわかるようになったら問題に慣れる

しりとりの問題は、ペーパーテスト上では出された条件通りに言葉を線でつないでいく形になります。
まず、「言葉同士を探す」そして「線で結ぶ」という2つの作業が必要になります。
最初は、しりとりをするだけでも大変だった子供も、問題をこなしているうちに、どんどん上達していくものです。
少し発展させたような問題になると、絵を見ただけでそれが何かがわからないという場合があります。
幼児に課すテストですので、見当もつかないようなものを出題するわけがありません。
それでも、物の名前を知ることについては、際限なく覚えさせる方向で考えておいてください。

花の名前や季節の風物詩などについては、とにかく名前を知ることから始めてください。
これは常識問題にも応用できるようになります。
意図的に、その季節になると子供の目に、直接触れるようなものを見せるなど、図鑑の中から飛び出して実物を見せることで、知識を定着させてしまいましょう。
案外と難しい「毛糸」が「ボール」に見えるような場合には、正しい知識を植え付ける他ないのです。
絵と言葉が必ず一致しないと、しりとり問題は克服できません。
ここを重要視しておいてください。

 


行動観察について

その時初めて出会う仲間同士で話し合って何かのゲームに取り組むことや、ボール運び、パズルなどに取り組みます。
馴染みの友達とは違うメンバーと、初めて出会い、その場でいろいろコミュニケーションを取りながら、ゲームに臨むというのはハードルの高いことです。
誰とでもすぐに打ち解けて、仲間の間で持つべきルールや常識を学んでいる子供も場合には、そつなくこなせるものです。
これは経験値が左右することであり、なかなか付け焼刃ではどうなるものでもありません。
ここで「集団」での経験の多さが力になります。

ゲームの勝ち負けなどではなく、その場でどのように振る舞えるか?という点に視点が向けられているのです。
鎌倉女子大初等部は共学の小学校です。
男女問わず、物おじをせずに過ごせるかどうか?というところも、考査対象になります。
その子供が自然体で、行動観察の場にいることがとにかく肝心なのです。

 


面接

子供

好きな遊びは何ですか?
将来の夢を教えてください
幼稚園の名前を教えてください
幼稚園で仲良しのお友達の名前を教えてください
家で何のお手伝いをしますか?

   

保護者

本学への志望動機を教えてください
子育てについて教えてください
学校への協力体制について
家庭の教育方針について
将来の志望
躾について
現在の健康状態



個別で見る生活技能について

いわゆる巧緻性を見ますが、日常生活の中で十分に対応できるものばかりです。
例えばシャツの脱着や、風呂敷で何かを包む所作やビーズ通し、切り貼りなど、巧緻性の範囲は、広くいろんなことが出来て当たり前、という部分を頑張って押さえておく必要があります。



制作について

所要時間25分以内で制作をします。
のりとハサミを使って色紙を△や□に切り画用紙に貼りつけます。
この時に、のりを器用に使わないといけません。
また輪飾りを作るという課題が与えられる場合もあります。
色紙を均等に切ってつなげるということが、難しい場合もあります。

幼稚園では巧緻性を鍛えるという目的で保育をしているわけではありません。
どちらか言えば、巧緻性については小学校受験向けのトレーニングが必要になります。
鎌倉女子大初等部でも、のり、ハサミを使った巧緻性を問う課題が出されます。
たとえば単純に、線の上を切ることや、あらかじめ準備されている台紙の上に貼りつけるという単純作業ですが、ちょっとしたテクニックが必要になります。
のりは、出し方を間違えると手が汚れてしまいます。
そのあとの作業にも支障が出ますので、適量で良いということは、子供が事前に学んでおかないといけません。
家庭でも、のりを使って切り貼りを練習しておくと、当日困ることは何もありません。

ハサミについても同じです。
最初は幼児用のハサミを準備して、線の上を切る練習をすればよいのです。
市販でも子供の好きなキャラクターもので切り貼り遊びが出来るようなアイテムがあります。
慣れるためには、キャラクターものを使うと、定着するのも早いものです。
とにかく、巧緻性については慣れと回数をこなして身に付ける他方法はありません。
そこにも苦手意識を持たないようにとにかく、親が声をかけて得意分野にしてしまいましょう。


運動テストについて

体育館で実施される運動テストはまず、30メートル走りの中に平均台を渡るというアトラクションが含まれているコースを走ります。
またボールを受け止める所作や、平均台を使った年度もあります。
運動テストを行う前に、待っている時の態度や競技を行う際にポイントを先に説明されます。
ここから運動テストは始まっていると考えておいてください。

子供には全神経を使って、指示を出す人の言葉を受け止めるようにと、教えます。
何事においても聞く耳をもつことが、すべての結果を生み出すのです。

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