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私立小学校が求めない子ども像とは?教師が手を焼く子どもに思われないように

私立小学校では絶対に求めていない子ども像というものがあります。厳しい表現をすると、教師が手を焼くタイプのお子さんは入学させたくないと考えるのが当たり前なのです。私立小学校が欲しいと思う子どもと、そうでない子どもが、受験当日に混在することは事実なのです。とにかく試験官、面接官の心証を大事に過ごせるかどうかにかかっているのです。

私立小学校では絶対に求めていない子ども像というものがあります。
厳しい表現をすると、教師が手を焼くタイプのお子さんは入学させたくないと考えるのが当たり前なのです。
私立小学校が欲しいと思う子どもと、そうでない子どもが、受験当日に混在することは事実なのです。
とにかく試験官、面接官の心証を大事に過ごせるかどうかにかかっているのです。

目次

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このような子どもは試験に落ちる

家庭教育である程度、抑えが効いているタイプの場合にはそれほど、大きく路線を外すことはありません。
確かにこんなタイプのお子さんはNGというガイドラインは人権上、存在しません。
それでも、教育関係者から見ると明らかに私立小学校に向かないお子さんというのが存在します。
悲しいかなこれは現実的なことなのです。
初対面なのに挨拶ができないお子さんはどうでしょうか?

これまで、十分に幼児教室や塾で訓練を積んできているはずですが、挨拶の習慣というものは、身についたものなのです。
例えば、受験当日に何らかのアクシデントでペーパーテストができなかった場合を考えてみてください。
それでも、挨拶がきちんとできて、椅子に長く座っていられる落ち着きを持ったお子さんには、私立小学校でも頑張れる芽があるのです。
可能性という意味でも、点数が取れないことよりも、その頑張りを評価されるわけです。

座っていられない子は落ちる

塾に通っていても20分~30分という短い時間すら、座っていられないタイプのお子さんがいます。
これは本当に困った問題です。
このように落ち着きのない多動なタイプの子は、小学校に上がってからも始業時に席に就けていないタイプの子です。
そろそろ授業が始まろうとしているのに、廊下を走り回るようなタイプのお子さんは、私立小学校には不向きと判断されます。
そして、一定の時間に自分の椅子に座れないタイプのお子さんも同じように、小学校に上がってから手を焼くタイプです。

小学校受験というのはその時点でお子さんを考査するわけですが、何を見ているのかと言えば

小学校に進学してからの素行はどうか?と



いうことなのです。
実際に座っていられない、話を効けないというタイプの子は、無理をして合格を出したとしても、必ず先々が思いやられるわけです。
小学校受験の神髄はその部分にあるわけです。

 


指示を聞けない、約束を守れない

これは大きな欠点になります。
小学校受験では行動観察という考査でその子の「人となり」を観察するようにしています。
プロの教師たちが短い時間の中でもお子さんの行動パターンを観察するだけで、ある程度その子の素質がわかるわけです。
そこは教育委関係者ですから共通のレベルを持ち合わせています。
感じるものもやはり同じなのです。
指示行動一つできていないお子さんが入学をしてきた場合どうなるでしょうか?

例えば提出物を期日に出せないことが当たり前になっている常習犯は、必ず嫌われます。
約束を守って出せないということが日常茶飯事になりそうです。
教師の立場から言えば、クラスの統率が取れず、教師陣は結果的に手を焼くことになります。
その日1日の行動観察や面談を通じて、そこまでの予想ができるのかどうか?という疑問を持つ場合もありますがやはり、

「できる子」
「できない子」


というのは瞬時にわかってしまうものなのです。

小学校が求める子ども像からは大きくかけ離れてしまっている場合には、合格を手にすることが極めて厳しいと考えておきましょう。
毎日過ごしている親は案外とその盲点に気が付かない場合も多いのです。
第三者的に眺めたときに、明らかに同年代のお子さんと比べて落ち着きのなさが目立つという場合いは、かなり小学校受験の場面では不利に陥ってしまいます。


嫌われるのは馴れ馴れしい子

どうしても住まいの地域などによって、生活様式やご近所付き合いなどの雰囲気が違います。
例えば、大人に対してフレンドリーな気持ちを持って気軽に話してしまうタイプのお子さんがいるとします。
私立小学校の場合には、このように教師に一目を置けないタイプのお子さんを嫌う傾向があります。
学校の雰囲気そのものが、教師と生徒というけじめを重んじている場合には当たり前の感情になります。

親に対しても友達の親に対しても、フレンドリーな言葉を使って話すというのは時と場合によっては「人懐っこい子」として親しまれます。
それでも、お受験の場面では嫌われてしまうことを覚えておいてください。
なぜそう考えられるかと言えば、他人を重んじることができないという判断に至るからです。
そこは必ず押さえておいてください。
馴れ馴れしさは時に弊害になるものです。
お子さんには罪はありませんがお受験という特別な空間では緊張をして固まるようなタイプの子の方が有利に働く場合もあるのです。
口は災いの元ということを5歳児に当てはめるのは恐縮ですが、実際にそのような場面もありうるということを、あえてお伝えしておきます。

 


言葉遣いが荒れている子

正しい日本語の基準というものが親世代に至るまで、崩れてきていませんか?
俗語や二語文で簡潔に語ることは、よほど親しい間柄でないとまかり通らないことなのです。
もっと暴力的なものの言い方をするタイプのお子さんもいます。
言葉使いというのは、とても重要なことです。
これは教師を含め他人に敬意を払えない子ということになります。

たとえ5歳児であっても、親の教育が行き届いていると他人に対して「遠慮」や「譲り合う」という感情を持てるものです。
それでも、言葉遣いや態度一つを取ってみても、そこまでのレベルに達していないお子さんがあまりにも多いことを残念に思います。
まずは幼児教室や塾の入出の挨拶からきちんと行うように是正をして、かなり厳しく指導を入れることがよくあります。
それはすべてお子さんのためを思ってのことだと考えておいてください。


他人に対しての感情を持てるかどうか?

常に他人に対しても敬意を示すことはまだ5歳のお子さんには難しことかもしれません。
それでも私立小学校ではそのような態度が示せるお子さんを求めているのです。
これは親の教育如何にかかってきているのです。
徹底的にお子さんに対してはしつけを強化して、お客さんが来た時には挨拶をする。
初対面の人にも自分から「こんにちは」「おはようございます」「こんばんは」が言えるような心の余裕のある子に育てることは、かなり重要なことです。

普段の当たり前のしつけの中に、年齢制限はありません。
何歳だから何ができるということではないのです。
5歳児の今、小学校受験を行う際に、お子さんが当たり前の言葉遣いができて、当たり前の人との関わり方ができていればそれでよいのです。

 


公の場所での自分の出し方

家庭の延長でどこに行っても緊張感を持てない子がいます。
それは言い方を変えればおおらかで良い子という表現がまかり通ります。
ただ、それがほんの一部の人にしか浸透しないことでもあるのです。
残念ながら家庭の延長として公の場でも横柄な態度をとるような子は小学校受験をうまく乗り切れない場合が多いのです。
つまり、必要なのは切り替えです。

良い意味でも緊張感を持てるかどうか?ということです。
幼稚園の保育中でも、常に緊張をしながら過ごしているタイプの子と、きちんと公の場所と私的な場所を分けて考えられる子がいます。
自分の中にあるスイッチを上手に切り替えられるかどうか?ということにかかっているのです。


小学校受験の場面ではスイッチオン

常に緊張をして意識を持つことは、お子さんの中では特別な体験です。
この日さえがんばれば良い!という気持ちのまま、受験本番に臨めることが何よりもうれしいことです。
そして結果に一番繋がりやすい条件です。
堂々としていても他人への配慮が欠けているタイプの子は「自己中心的なタイプ」として判断されます。
逆に緊張のあまりに、ふてぶてしい態度を取ってしまうタイプの子は「図太い子」という烙印を押されてしまいがちです。

一番ノーマルなのが、今はきちんと頑張る時間、と自分に言い聞かせることができるタイプの子です。
これは数カ月で育成できるものではありません。
やはり幼児教室や塾、そして家庭教育の三位一体の教育のコラボレーションがあってこそ、花開く才能です。

他人に対しては常に敬意をもって接すること。

目上の人にはきちんとした言葉遣いをすること。




この2つは普段の家庭教育の中で徹底すべきことなのです。

 

将来的に入学しても教師を困らせるタイプ

入学後が楽しみなタイプと思わせることが、受験成功へ第一歩です。
逆に、この子が入学してきたら大変!と思われる事態が既に受験失敗の序章になっていることに気づいてください。
何をするときにおいても、だらしのない子というタイプは、お受験でどれだけ頑張っている様子を見せても基本的に合格に至らないケースがほとんどです。
これはペーパーテストで点数を落とすよりも手厳しい判断だということに親御さんが気づいておいてください。

そして、お子さんの資質や普段の様子を考え併せて本当に、私立小学校に向いているのかどうか?ということを自分の教育方針と照らし合わせて再度考える良い機会になるはずです。
本当に困りもの!と思われるのは、親としても忍びないものです。
そうならないためにも、できる努力はすべて行いたいというのが、親としての思いです。

そこを自分で線引きをしながらお子さんの気持ちに寄り添って今一度、小学校受験に向いているかどうか?という親の目線から考え併せてみいてください。
どうでしょうか?まだ改善の余地があると判断した場合には、即座にお子さんの弱い部分を強化して、家庭でも直せる部分は是正してみてください。

 


小学校受験で大事なことはお子さんの中身そのもの

 

5歳児がマナー教室に通って生活態度を改めるということは、なかなか難しいことです。
また現実味のないことでもあります。
そうではなくて、日々のしつけと当たり前のマナーを教え込むことは親の責任下に置かれているものであることを、親が知るべきだということです。
くれぐれも、小学校が嫌うタイプのお子さんに映らないように、まずは資質を見直して、できる範囲で矯正をすることが望ましいのです。
言葉遣いや挨拶については、塾で演習をすることはできません。
あくまでも家庭教育の中での問題だからです。

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