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小学校受験合格の秘訣!子供が勉強が好きになるために親ができる事

小学校受験では、子供のモチベーションを保つのも親の役割の一つとも言えます。お受験への意欲を高めるためにも子供には勉強が好きになって欲しいものですよね。勉強が好きになることで、考える力が育まれます。考える力は、お受験でも入学後も必要とされる力です。家庭で子供のお受験をサポートするためにできる事はあるのでしょうか?

小学校受験の準備を考える年齢はたいていの場合、4歳から5歳児です。
お受験本番に向けて、勉強を楽しみながら進められる勉強好きな子供になって欲しいものですよね。
そのためのコツをお教えしますね。

目次
▼ 勉強が好きな子供は「考える力」が育つ!たくさん褒めて「やる気」向上!
▼ お子さんによっては苦手な分野もある!そんな時でも子供に自信を持たせるのが秘訣
▼ 小学校受験に向け子供の学習意欲を高めるためにも親の姿勢がキーポイント
▼ 効率よく学習を進めるためにも子供の気持ちを第一に考える
▼ さいごに
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勉強が好きな子供は「考える力」が育つ!たくさん褒めて「やる気」向上!

幼稚園児のお子さんにとって、早く計算ができることもたくさんの言葉を知っていることも、すべては小学校受験では有利に働きます。
但し一番大切なのは、自分で考える力を身につけることです。
一切の依頼心を捨てるということは、家庭学習だけではなかなか困難です。
まだ甘えたい盛りの子供がそこにいるわけです。
親が受験準備のために何をどう指導をしたとしても、やはり子供にとっては父親と母親でしかないわけです。

小学校受験のための塾では、家庭ではできない学習姿勢を身につけさせる第一歩として、「勉強を好きになる」ということは「自分で考えられる力を身につけること」と、何度もお子さんに諭します。
そして、面接やペーパーに対しても自分だけの答えができるようになったときには過剰なくらいに褒めるのです。
この繰り返しを通じてお子さんは少しずつ小学校受験向けの体質に変わっていきます。



実際に指導をしていて感じること

お子さんの成長というのは特に 4歳児・5歳児の場合には目覚ましいものがあります。
脳はまだまだスポンジ状態です。
この時期の子供は、すぐに覚えようとします。
そして間違いを繰り返さないでおこうという意識の高さもうかがえるようになるのです。
実際には小学校受験の合否は子供の「意欲」にかかっています。
そのために、受験塾では集団授業という形がとられるのです。

同じ年齢のお子さんが、それぞれの志望校を目指して幼稚園から帰宅後に集まってお勉強をするのです。
そこに意義があるのだと教壇に立って感じたものです。
つまり、勉強が好きになるという以前に、物事を考えられる力を付けるというのは、これから小学校に上がってからの力にもなるわけです。
合格したからおしまい!というわけではありません。
小学校受験に向けての準備期間というのは、小学校に入学してからの基礎の部分にも相当するわけです。

お子さんによっては苦手な分野もある!そんな時でも子供に自信を持たせるのが秘訣

子供によっては、プリント学習になるといきなりテンションが下がり、少しも自分で考えようとしないタイプの子がいます。
もしかすると、このようなタイプの子は「難しい受験に向いていないのかも」と危惧したほどです。
しかし、根気よく考える楽しさを学ばせることで、いつしかそのプリント嫌いも克服できたのです。

あえて、プリントを見せずに口頭で問題を出して、答えをプリントに書いてもらうという手順の学習に変えてみました。
そうすると、そのお子さんは、自分で考えることに喜びを感じ素直に学習を楽しむようになってくれたのです。
この子の場合は、おそらく自宅ではなかなか打破できなかったことだろうと思います。
苦手分野がある場合には、受験塾に任せた方が安全です。
子供は、家で同じことばかりを注意されるような勉強の仕方だと、どこかで気持ちが折れてしまいかねません。
そうならないように 5歳児の気持ちを尊重することから始めてください。



毎日机に向かえるかどうか??

最近はリビングの一角に小さなスペースを設けてお子さんに座らせるような習慣を作っている親御さんが多いのです。
家事をしながらでも、お子さんの様子がわかる場所にあえてスペースを設けてみるのも ひとつの試みです。
1日10分程度で良いのです。

小学校受験を決めた段階で、お子さんに家庭での勉強の習慣をつけてあげてほしいのです。
そこに、プリントと鉛筆だけを置いて「やりなさい!」という方法は絶対にお勧めしません。
必ず親御さんが一緒になってお子さんの学習姿勢の基礎を築いてあげていただきたいのです。
いきなり、ペーパーでの学習ではなく お子さんが集中して取り組めることから始めましょう。
例えば、机に向かい習慣をつけるまでは、塗り絵や折り紙でもいいのです。
徐々に受験内容に沿った学習に取り組めるように導いてあげましょう。
そこから志望校別の学習を身につけ、受験塾などのアドバイスを経て「本番に臨む!」という意欲を育てていくわけです。

小学校受験に向け子供の学習意欲を高めるためにも親の姿勢がキーポイント

受験塾が終わり、家に帰っても親御さんが熱心にペーパー学習を何度もさせて、結果的に少しも上達できず志望校に合格できなかったという事例を見てきました。
十分に準備期間を設けて最初は順調でしたが、そのお子さんの場合、年中が終わる時期には なんとなく顔色が冴えず、教室に通いだしても元気がない状態が続いていました。
「何があったのか?」ということを親御さんと話し合いました。

模試の点数が低く、これでは志望校への合格が危ぶまれると思った親御さんは、何時間もペーパー学習を泣きながら抵抗するお子さんに課せたようです。
それが原因で受験自体にも影が差してしまいました。
親としての焦りがそのままお子さんへの期待に乗り移り、最悪の状態に陥ったパターンです。
結局は改善されず、そのまま塾を退会され公立の小学校に行くことを決意されました。



お子さんの能力と進路に見合った後押しを!

小学校受験も、そろそろ本番が近づくという段階ではどの親御さんも必死です。
そこで求められるのはバランスです。
ペーパーがうまくいかないときには、巧緻性や面接や口頭試問の勉強に力を入れてみるのはどうでしょうか?
しばらくの間ペーパーができなくても、また解けるようになるものです。

「勉強が好きになるかどうか?」は親の声掛けにかかっています。
何よりも親の感情をそのまま押しつけるようなことはやめてください。
そうすることでお子さんは潰れてしまうからです。
逆にできるようになったことを、どんどん 推し進めるのです。
その得意になったという気持ちの余裕が、次も頑張ってみようという意欲につながるのです。

 お子さんの学習意欲を高める言葉

  • 頑張ったね!
    間違っていたとしても問題を解く努力を認めることも大切です。
    問題がきちんと解けた際には、褒めてあげてくださいね。

  • すごいね!
    「こんな問題も解けるんだよ」と自信がつく言葉になります。

  • 一緒にしてみようか!
    なかなか勉強が手に付かない場合は、一緒に学習を進めるのも得策。
    「あらら…、できるじゃない!」っと上手に誘導してみましょう。

    などあります。

子供は、自信をつけることで意欲が増すものです。
小学校受験のすべてはお子さんのモチベーションです。
そこを私生活で支えるのは親御さんの役割です。

効率よく学習を進めるためにも子供の気持ちを第一に考える

小学校受験の準備期間は、大抵の場合 1年近くあります。
その長い時間を塾と家庭の往復で過ごすお子さんの気持ちを一番に考えてあげてください。
まだまだ幼稚園児です。
疲れている日もありますし、幼稚園で哀しいことがあった日もあります。
それを学習とは切り離して考えられるような年齢ではありません。
そこまでのスパルタの必要性は感じません。

お子さんができることを何度もさせて、自信を付けさせることが重要です。
「これは得意よね!」という分野から始めれば良いのです。
そして、塾に通う子供は、集団授業で嫌な気持ちをさらりと忘れて集中できる場合もあります。
幼稚園児のテンションというのは、誰がどう頑張っても修正できない日もあります。
逆に、急に何でもできるようになる瞬間もあるのです。



すべては「考える力」の有無

考える力さえあればお子さんは頑張ります。
懸命に解いて何かがわかったときの喜びを一度でも味わうと、次も頑張ろうとします。
小学校受験の範囲はそれなりに広く、学習することは確かに多くあります。
そこを親子二人三脚で本番までの間、学習を進めてあげてください。
これは、必ず必要なことなのです。
学ぶ力は日常生活の中にもそのヒントはたくさんあります。
自分の子供を信じて心を守ってあげてください。
それが小学校受験を制覇する一つのコツでもあるからです。

さいごに

小学校受験に向けて勉強に対するアレルギーを作らないようにしたいものですよね。
お受験では、ペーパー試験だけではありません。
親子で外に出かけて、お子さんが四季を感じることも大切になります。
たまには、息抜きに公園などを散歩して自然と触れることもお受験につながるのです。
机に向かっての勉強のほかに、親子で体験したり、学んだり、感じたりする事も大切なことなんですよ。
お子さんが楽しみながら学習を進められる環境を作ってあげてくださいね。

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