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小学校受験に向けて家庭でできる教育

私立小学校や国立小学校の受験をする子供は、お受験専門の塾や習い事に通うことが定番です。また、家庭でのしつけや親子の時間も大切なものです。衣服の着脱や社会のマナーなど親の側で子どもが学ぶことが合格への一歩へとつながります。というのも、願書に家庭での教育方針や親との関わりを記入する欄や面接で子供の家庭での様子を問われることもあるからです。


小学校受験を目指すご家庭では塾に通いペーパーテストや模擬試験などを受けることで、特に年中の秋頃からは忙しい1年を過ごすこととなります。
そこで、あえて家庭環境を今一度見直してみませんか?
受験には家庭環境が整っていることが合否にもかかわってくるからです。
まずは家庭の中を見渡しいてみてください。
お子様と過ごすための共有スペースや子供の部屋はどれくらい整頓できていますか?
今回は、お子様に関連性のある家庭生活を主眼に置いて考えてみました。

目次
▼ お手伝いは 指示された内容を実行する力を育てる
▼ 自分で整理整頓させ気持ちの切替を上手に!
▼ 外出は格好のお勉強の場
▼ 遊びを通して社会性と協調性が身につく
▼ 「絵本の読み聞かせ」など 親子の時間が子供の知識を育む
▼ お受験に必要な家庭環境とは?
▼ 愛情をかけて子どもを育てる
▼ ルールを守って生活をする
▼ さいごに
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お手伝いは 指示された内容を実行する力を育てる

幼い頃から、お手伝いの習慣をつけておくと生活をする力がつくと言われています。
実際に入試では面接をする人の指示を理解して、その通りに行動できることが求められるのです。
そこで、親が子供に対して何か一つ、指示を与えてそれを手伝ってもらえれば良いのです。
食事の時にはテーブルを拭いて食器を並べるというだけでも立派です。

このときに子どもが理解できる範囲の指示を与えるのです。
「お皿を並べる前にテーブルを拭いてね」という指示は守れていますでしょうか?
2段階の指示を与えてその通りにできているかを冷静に見守ってあげてください。
そしてできたことに対しては大げさにでも褒めてあげてください



母親は密かに育児日記をつける

受験を決意した心境から子供の様子を、記録しておいてください。
その時の親の気持ちや子供の言動なども綴っておくと、願書を作成するときに、振り返れるきっかけになってとても便利です。
簡単なメモでも良いのです。
受験準備期間中の様子をきちんと書きとどめておくことが後から必ず役に立ちます。

自分で整理整頓させ気持ちの切替を上手に!


出典:楽天【学校教材の専門店 美工社】

子供が過ごす空間には、お道具箱を置いて常に整理整頓を自主的にさせるように心がけましょう。
遊び終えた後学習を終えた後には一旦道具を片付けて整理整頓を徹底します。
そのスペースでお勉強をするという気持ちを引き締めてあげましょう。

自分が明日、着用する服などを前の日に準備しておくことができていますか?
一人で着替えができるようになるように訓練をしてください。
着脱テストを実施する小学校もあるほどです。
いつまでも親が手伝っているようでは進歩もなにもありません。
自分の服の整頓もできるようになると、良い習慣が身についたという進歩だと思います。

外出は格好のお勉強の場

小学校入試では初めて出会う人に対しての質疑応答になります。
だからこそ、物怖じしないような性格の子が合格につながるわけです。
誰に対してもきちんと挨拶ができることが基本中の基本です。
それが街のパン屋のおじさんでも、誰に対してでも、きちんと挨拶ができるようにしつけておきます。

外出は受験前には公共機関を使うことをお勧めします。
例えば面接の際に子供は面接官にどこからきたのか?という質問を多くします。
そこで、自分の住所とともに公共交通機関の中では必ずマナーを守ることを体験しておく必要があります。

遊びを通して社会性と協調性が身につく

受験を目指すお子様は、日々が忙しく遊んでいる暇などないと考えていませんか?
いえいえ、まだまだ子供なんですよですよ。
この時期の子供には、遊びも大切になります。
できるだけ同年代のお子様と大人数で遊べるようになれれば、それだけでも学習になります。
どのように協調性を示して社会性を身に着けているのか?を親が冷静に判断をしながら遅れている場合には然るべき対処をするべきなのです。

鬼ごっこをしているだけでも、そこには協調性社会性が必要になってくるのです。
実際に集団テストが行われる小学校では、行動観察がなされます。
その時に「どのような振る舞いをしているのか?」が試験官に採点されるのです。
社会性や協調性は、多人数で過ごす幼稚園でも培われるものです。
幼稚園教諭にその時の様子を聞いて、もしも足りていないと感じた場合には、初心に戻って考えてみてください。
同年代の子供たちと遊べるように公園に出かける機会を多く持つなど考えてみてください。

「絵本の読み聞かせ」など 親子の時間が子供の知識を育む

小学校受験の準備として家庭では昔話を多く読み聞かせるという方法もあります。
毎晩寝る前に、少しずつ絵本の読み聞かせをすることは試験の対策としてかなり有効です。
そして、一つだけ質問をしてみるのです。
登場人物の名前や、でてくる動物の種類などで良いのです。
絵本の読み聞かせは、幼児期だからこそ すんなりと受け入れられる親子の時間です。

そして試験の準備の最中も親子そろって出かける時間を持ってください。
近所の公園でも良いのです。
自然に多く触れ合うことは知的好奇心を高めるきっかけになるからです。

幼児教室受験塾にしかできない勉強もあります。
それは小学校受験のテクニックを学習することです。
志望校別の礼儀作法や面接の練習などはプロと一緒に勉強をしていけばよいのです。
家庭では一般常識やマナーを学び、受験塾では専門的な知識を持った講師に、小学校受験を突破できるテクニックを身に着ける演習を重ねるのです。

お受験に必要な家庭環境とは?

小学校受験を決めた時点で、その家庭の教育方針をきちんと定めるべきです。
受験塾に行かせているから大丈夫という考え方は少し違います。
ペーパーテストでだけで点数を稼げても必ずしも合格ラインに立てるとは限らないからです。
学校側は、「その受験生がどのように育てられてきたのか?」を知りたいのです。
どれだけ受験塾で受験対策を練ったとしても、「お子さんが、何に興味を持ってコツコツと努力をできるのか?」という点は一朝一夕には形には表れないものです。

そこで大事になってくるのは親子関係です。
お行儀社会的なマナーは親が教え込むものです。
小さな子でも他人の家に上がらせてもらう時には、玄関先で自分の靴の方向を変えられるものです。
それこそ家庭でのしつけの賜物です。
このようなさりげない所作は、行動観察や面接のときにすべて面接官に伝わるものです。

愛情をかけて子どもを育てる

優しい子というのは、優しい両親から受け継いだ優しさを持ち合わせています。
他人に絶対にしてはいけないことは、親から教えられるものです。
そして、自分がされたら悲しいことは、他人にもしないというルールも幼いころには培われるべきものです。
お友達関係においても、親が何も教えていない野放し状態であれば、好き放題の行動を取ってしまい調和を乱します。
どれだけルールを守って行動を取れているのか?」は、行動観察のキーポイントになります。
叱ることも、すべて愛情表現です。

ルールを守って生活をする

約束事やルールというのは、幼稚園生活の中でも重んじられることです。
それを家庭の中でもある程度の規律を持って、守らせることは子供の中では大きな成長を促すものです。
何事においてもルールは基本的に重要なことです。
小学校受験の指示行動行動観察の中でも「約束事やルールをどれだけ守れるのか?」が評価の対象になるからです。
受験塾だけではなかなか補いえない点は、家庭でフォローをする。
これが小学校受験を控える幼児を持つ家庭の在り方です。

さいごに

小学校受験の基本は褒めて伸ばすということです。
受験塾でも、頭打ちにあうような言葉を決して塾生に投げかけることはありません。
まだまだ幼稚園児という若齢であることを常に配慮しなければいけません。
そこには褒めて伸ばすという方法論が成立するのです。
体力を適度に発散させるために、外出や外遊びを十分に行える環境を整えてあげること。
体を動かす運動遊びに、休日は付き合うということを親の役割として担ってください。
上手に体力を発散できる子は、友だちと何をして遊ぶのかと考え思いっきり体を動かすことで協調性達成感を味わいやすいものです。
思いっきり遊ぶことは、学習意欲も出やすいのです。
幼児期の子どもの環境は、家庭での管理が重要になってくることばかりなのです。

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