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無宗教の家庭がカトリック系の私立小学校を受けるときには不利??

普段から特に宗教を信仰していない場合には、カトリック系の小学校を受ける場合には人に対しての「許す」ことの重要性を受験前に教えておくことが必要です。カトリック系の小学校が人気の日持つとしては、しっかりと学習をさせる傾向が強いことと、情操教育に対しても熱心に取り組んでいることが挙げられます。果たして、無宗教の家庭がカトリック系の私立小学校を受験する際に、何か特別に気に掛けておくことなどがあるのでしょうか?

普段から特に宗教を信仰していない場合には、カトリック系の小学校を受ける場合には人に対しての「許す」ことの重要性を受験前に教えておくことが必要です。
カトリック系の小学校が人気の日持つとしては、しっかりと学習をさせる傾向が強いことと、情操教育に対しても熱心に取り組んでいることが挙げられます。
果たして、無宗教の家庭がカトリック系の私立小学校を受験する際に、何か特別に気に掛けておくことなどがあるのでしょうか?

目次

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カトリックミッション系のメリットを知る

ミッション系の小学校には、これまで子供が習ったことのないような宗教の時間が必ず設けられています。
道徳的な考えをきちんと宗教の時間に教え込み、普段の生活の中にも位置付けて学校教育は進んでいきます。
家庭の中で特に無宗教である場合には子供が純粋に学ぶことで身につくことも多いのです。
そして家庭では教えきれない、他人への接し方や自分の心の持ちようなどを学べる機会が設けられると考えれば良いのです。
カトリックミッション系の小学校を受験した親は、他人を思いやる気持ちや物事への感謝を子供が持てるようになったと仰います。
確かに世知がない世の中において、ミッション系の思想は日常的には育たないものです。

多感な時期に学校教育の一環として、すべてのことに対して丁寧に取り組む姿勢が身につくという大きなメリットがあります。
特に親が無宗教であっても、学校と共に成長をする姿勢を親が持てることで、さらに、子供の可能性を広げる結果につながるわけです。


ごめんなさいと言える精神

相手に対して自分が悪い行いをした場合には、「ごめんさい」が言えることは道徳上当たり前のことです。
それを家庭の中で教えることも当然なのですが、最近はなかなか自分の方からごめんなさいが言えない子供が増えているようです。
これは行動観察の場面でも必ずチェックされることです。
特に普段の生活でも、何事も横柄にしている子供が急に何事に対しても丁寧に接することが出来るようになるとは思えません。
そこに、カトリックミッション系の小学校であることを意識すると、何が必要なのかがよくわかるようになります

つまり仲間と遊んでいる中で、もめ事が起きた場合や、明らかに自分が悪いと考えられるときには「ごめんなさい、が言えるが絶対に必要なのです。
そしてもう一つ重要なのは、カトリック系の小学校では許す気持ちを持てるかどうが、ポイントになります。
ごめんなさいと言われたときに「いいよ」と言って許しあえるかどうか?が重要です。
ごめんなさいと言える精神と譲り合い、許しあう精神がこれまでの子育ての中にどの程度根付いているのか?がカトリック系ミッションスクールでは大きなチェックポイントになるのです。


ほとんどの家庭が無宗教

親にとって志望校すべての在校生家庭がキリスト教信者であるかどうか?ということは最大の関心事かもしれません。
たいていは、無宗教だと思っていても問題はありません。
受験する際に現段階での信仰を問われることはあり得ないからです。
ただ、子供にとってみれば、毎日の朝礼や聖歌などは、見慣れないものです。
宗教の時間には戸惑うことも多いはずです。
年に何回が行われるミサについても、その意味が分かるまでには時間がかかるのは当然のことです。

これを純真な時期に学べることに対して喜びを感じ、キリスト教の考え方を少しずつ受け入れ親子で成長していくことに意味があると考えてみてください。
宗教とは強制するものではありません。
身に付けるものであり学ぶものです。
宗教的な土台を持つ小学校に入学できるという機会は、子供の人生においてはプラスになることが多いのも、言えることです。
そしてカトリック系小学校では、しつけ面では厳しい教育を受けるため、お行儀などには口うるさくチェックが入ることは親も覚悟しておくべきでしょう。

キリスト教の教え自体を100%受け入れることは最初からは難しいのは当然のことです。
あくまでも学びながら受け入れることの重要性がわかればそれで特に、問題はないのです。

 


面接時に気をつけるべきこと

キリスト教という教義に則り学校教育が行われている第一志望の小学校の面接時に、親が失態を侵すことは多いことをご存じでしょうか?
特に併願受験をされている方の場合に、併願校を問われて教義の異なる小学校にも力を入れて勉強をしているという回答をしたところ、雲行きが悪くなったという話を聞いたことがあります。
このようなことがないように、カトリック系小学校の敬虔な雰囲気を守り言動にも細心の注意を払う必要性をよく考えておいてください。

勿論、親としては併願校を無宗教とカトリック系と考えるのは自由なことです。
但しカトリック系ミッションスクールの場合には、単願で考えていることをアピールすると心証が良くなることは言うまでもありません。
そのあたりの細かな配慮については、塾の関係者などにもよく話を聞いて、親として失礼のないように取り組む必要性があります。


カトリックミッションスクールに通うために

家庭生活においても、当然のルールをきちんと守るという習慣を身に付けさせておくことが重要です。
人間教育を行うカトリックミッション小学校では、人としての素地がない子供を合格させることには躊躇をします。
それは面接などの場面で推し量れるものです。
人間関係をこれから築くうえで挨拶のルールや道徳的なマナーをより多く知っていることは、子供自体の財産になります。
家族に対しても当たり前のルールが守れるような暮らしを実践することに意味があるのです。

小学校に入学してからも、人に迷惑をかけない。
他人を思いやり譲り合うという精神を持てない場合には、集団生活自体が厳しくなってしまうのです。

そのためには、自分のことは自分で行えるようにしつけることが基本的に大切なことです。
そして、特に兄弟姉妹がいない家庭の育っている場合には、相手に対する思いやりの心をどのように育てるのか?について、親はよく考えるべきでしょう。
カトリック系の小学校での行動観察の場面では特にチェックされる部分ですので付け焼刃的な準備にとどまらずに誠心誠意、子供に対して相手を思いやる気持ちを教える努力を怠らないようにしてください。

基本的に相手が嫌がることをしない、ということを家庭教育の中でも強化している家庭は多いのです。
人間関係を築き上げる上でも、とても重要なポイントです。
この人間としての本質を、家庭の中だけで教えるのは、なかなか難しいことです。
それでも、相手に意地悪をしてはいけない、という言葉の教育は十分に行えるはずです。
周囲の大人がそれを子供に実践することが、絶対に大切なことだと言えるのです。
故意にお友達のものを隠すなど、人として道に外れていることをしないことを教えるのは、親の務めです。

 


言葉遣いを正して真っすぐに生きること

家族が汚い言葉を使っているいると子供の子供の言葉遣いはたちまち悪くなります。
これは小学校受験においても、悩ましい部分でもあります。
ペーパーテストやそのほかの領域についてはパーフェクトにできても、言葉遣いや立ち振る舞いが粗野だと判断されると、カトリックミッションスクールに合格できない傾向もあります。
この生活習慣は子供だけの責任ではありません。
むしろそのような家庭を築いている大人の責任と言えるのです。

それが受験という場面では大きく影響してしまうと考えてみてください。

カトリックミッション系の小学校の宗教に対しての問題をクリアできたとしても、どうしても言葉遣いの汚い子供というのは、合格圏内に突入すること自体が難しいという問題がつきまといます。
これを何とか是正して受験に臨む姿勢を保つことが重要です。
日常生活の会話をまずは見直してください。
長年培っている家庭のカラーを変えることは難しいことです。
それでも、カトリックミッション系の小学校を目指す際には、所作を見直して臨むほどの心意気が必要になります。
例えばペーパーテストの出来栄えが悪い場合には、演習をある程度、積み上げることで改善できることも多いのです。
その反面、人としての徳の部分が欠けている子供は、なかなか塾の指導だけでは改善できないことが多いことにも気づいておいてください。
とにかく根気よく指導をすることを、親として怠らないようにしてください。

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