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青山学院初等部・適性検査対策について

青山学院初等部の穏やかな学風や雰囲気にひかれて、志望する家庭が年々増えています。但し、青山学院初等部の考査はとても難易度が高いことを最初にお伝えしておきます。

青山学院初等部の穏やかな学風や雰囲気にひかれて、志望する家庭が年々増えています。
但し、青山学院初等部の考査はとても難易度が高いことを最初にお伝えしておきます。
実際にはノンペーパー校ということで、適性検査についても個人、集団の両方が行われるのですそして保護者面接という3つの試験形式で行われます

目次

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青山学院初等部の適性検査について(個別)

青山学院の適性検査を通過するためにはペーパーで答えるのではなく口頭で答えないければいけないというルールがあります。
この時点で口の重い子は、かなり不利になることがわかります。
かなり独創的な試験が課せられると思ってください。
子供は、十分な準備をしなければ、なかなかスムーズな対応とはなりません。
例えば、次にような質問に対して、明るくハキハキと回答できることが望ましいのです。
近年の出題傾向を分析してみました。

〇お話の記憶
〇四方観察(図形問題)
〇反対言葉
〇位置の記憶
〇点図形模写


 

上記の分野の問題が出題されていました。
ここで鍛錬が必要なのは、すべてのものですが特に。
図形の四方観察に強くなるための方法を考えてみました。


四方からの観察問題

この表現自体がとても難しいのですが、実際はあるものの形を反対側から見たらどんな風に見えるのか?が問題になります。
これは実際には目視できない図形の中までを想定して答えなければいけない問題です。
ペーパー上でイメージをして回答をしたとしても、なかなか正答には結びつかないのがこの手の問題です。
まずは自宅でも必ず積み木を準備しておいてください。
問題と同じように積み木を組み立てさせます。

この時点で、同じような形を作るために積み木を上手に扱えないという場合には、理解を得るためには相当量の時間がかかります。
塾でも、積み木をまずは組み立てさせて四方から実際に観察をさせることから始めます。
そうすることで、子供は四方からの観察問題に強くなっていくのです。


イメージだけでは解けない問題も多い

積み木を真上から見るのと真横から見るのはずいぶんの違って見えるのです。
最初は理解が薄い子でも、しつこいくらいに繰り返して図形の問題に取り組ませると次第に、立方体が頭の中で透けてみえるようになります。
ここまでの完成度は、塾でも必ず求められます。
積木は赤ちゃんや子供のおもちゃ?という認識が強い子供でも受験期間中には、塾でもたびたび登場するアイテムです。
そのうち、少しの愛着を持って積み木学習がたのしくなるはずです。
子供は受験期間だからといってガリ勉になる必要はないのです。
四方からの観察については、必ず積み木の形で出題されるとは限りません。
他の形をしたものでも、真上から見た場合、真横から見た場合という設問がされています。

積み木学習で四方からの観察を完璧に押さえることで、

それよりも大事なのは、実際にプリントと同じ形の図形を積み木で再現できることです。
ここまでの作業が黙っていても出来る子は、四方からの観察の問題についても素早く解決しています。
本番で急に、わからなくなる場合が多い系統の問題でもあります。
おすすめしたいのは家庭でも、親が積み木を組み立てて、子供に同じような積み木の形を作らせるというゲーム感覚の勉強方法です。

四方からの観察の問題を納得するまでに勉強をするためには、必ず積み木が必要です。
プリントを一旦置いてから、積み木学習に切り替えて学べば良いのです。
その方が子供の飲み込みも早いのです。

 


位置の記憶について

まずは方眼紙のようなマス目に、答えを書いていくことに苦手意識を持たないように対応してください。
この単元も鍛錬が必要な単元でもあります。
上から〇番目、左から〇番目という意義を伝えながら、その通りを指さすということは簡単なようで幼児にとっては、なかなか難しいことでもあります。
位置の記憶のところで、躓いてしまって先に進めずに癇癪を起す幼児も少なくはありません。
これは何度も繰り返し、指で刺しながら練習をしていくほかない単元でもあります。

縦軸と横軸を理解させて、右から何番目、左から何番目という表現をしたときに、難しいことを聞かれているというイメージを持たないように、しておいてください。
試験管と1対1で座り質問に順次答えていくのですが、最初から位置の記憶に苦手意識を持ってしまうだけで、緊張が倍増してしまいます。
十分に演習を重ねて、聞かれたとおりの場所を指させるようにして、正答率を挙げられるように努力をしてみてください。


お話の記憶について

ある年度は、2枚の絵を見せてそれぞれ記憶させてその違いを答えるという問題が出ました。
これには観察力と集中力が問われます。
普段から物事をきちんと観察する目を持ち、その違いを的確に指摘できるような訓練を積んでおいてください。
例えば、お話を聞いてその中に「出てこなかった動物」に青色のクーピーで×をつけましょう、と言う設問の仕方になります。
「出てこなかった」、という部分に設問があるところに、少し引っ掛け問題の要素を感じさせます。
お話の記憶の問題は1問ではありません。

お話に付随して、子供に対して、「もし○○ができたらどんなことをしたいですか?」というような飛躍した質問がされます。
口頭試問の形を取りますので、目の前で聞かれたことに対して、ハキハキと答える必要性があるのです。


お話の記憶は毎年出題されている

お話を耳で聞いて頭で理解することは当たり前のように大事なことです。
ただ、自分の考えた内容やその理由を口頭で述べるためには、同じような設定で何度も演習を積む必要性があります。
できるだけ、青山学院初等部の試験内容に即した講座を開催しているような塾で、本番さながらの演習を多く積むことをおすすめします。
一般的なペーパーテストと個別面接という形態の受験内容ではないので、最初から、心構えをしっかりと持ち、対応できるようにしておいてください。


適性検査Bについて

適性検査では20名以上のグループが一つになって試験を行います。
この時に受験生の数に圧倒されてパニックにならないようにしてください。
個別での受験対応を長く続けていた子供にとっては、大勢の幼児の中で、試験が行われること自体に慣れている必要があります。
その中で自己紹介や絵画制作、行動観察、そして運動と言う内容が繰り広げられます。
これまで出会ったことのない、初対面のお友達と楽しく協調性を持って遊べるかどうか?という点を考査していきます。

自己紹介内容としては、自分の名前や幼稚園の名前、そして試験会場までどのようにして来たのか?ということが聴かれます。
ある程度大きな声でハキハキと答える必要があります。
ここで声が小さく自分に自信がないような態度を取るとマイナスになります。
そして、周囲のお友達が自分のことを話している時に「聞く態度」も評価対象になります。


絵画制作について

あらかじめ準備されている材料を使って、指定されたものを作るという課題です。
青山学院初等部を受験する子供の場合には、しっかりと受験対策をしてきている子供が多いので、材料を切る貼るという作業は淡々とこなせる子供が多いのも特徴です。
気後れさせないように、絵画制作も何度も繰り返し、条件がなどについても、即座に対応できるように、演習を積んでおきましょう。


青山学院初等部に合格をするために

青山学院初等部では、このような形で入試は進んでいきます。
ペーパーテスト様式とは違いますので、実践を意識した学習の進め方が基本的に重要になります。
頭の中ではわかっていてもいざ、試験官の前で答えをきちんと口頭で答えるというのは、なかなか難しいことでもあります。
高度な適応力と、平常心を忘れないように試験本番に向き合える十分な準備を心がけてください。
口頭試問の形をとるということは、何よりも言語能力が年齢相応に備わっていることが大前提になります。
自分の話したいことを言葉を操作しながら話せることが一番重要になります。

実際にはペーパーテストの形式で試験を行いませんが、準備期間中はペーパーテストの内容を口頭で答えるという練習を重ねておいてください。
そしてどうしてそう思うのか?なぜそうなると思うのか?と言う内容を説明できる言語能力が試されます。
一般的に、青山学院初等部を目指す子供は、すべてにおいて、言葉の能力に長けていることが、求められます。
図形や、位置の記憶などについても口頭で答えるわけです。
ペーパーテストの過去問題などを使って、言葉で答えていくような練習を何度も積んでおく必要があるでしょう。

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