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暁星小学校対策「お話の記憶」と「ペーパーテスト」のスピードについて

暁星小学校には難題と言われる設問がいくつかあります。これに対応できるように、具体例を挙げて説明をします。ポイントさえ早い段階で押さえることができれば、攻略できるものばかりです。小学校受験においては、方法論はまかり通らない分野が、あまりにも多いのです。そこを細かく時間をかけてブラッシュアップすることで、暁星小学校のような難関校も、十分に合格圏内入る可能性も高まるのです。

暁星小学校には難題と言われる設問がいくつかあります。
これに対応できるように、具体例を挙げて説明をします。
ポイントさえ早い段階で押さえることができれば、攻略できるものばかりです。
小学校受験においては、方法論はまかり通らない分野が、あまりにも多いのです。
そこを細かく時間をかけてブラッシュアップすることで、暁星小学校のような難関校も、十分に合格圏内入る可能性も高まるのです。

目次

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1000文字程度のお話の記憶

お話の記憶というのは、どの小学校でも多く出題される問題です。
長く小学校受験の現場に携わっていましたが、結果的にこの分野が苦手というタイプの子は、集中力が途中で欠けてしまうことが多いことが経験上わかりました。
また、「聞き方」に全くセンスのない子供の場合にも、多くの配点を逃してしまい不合格になってしまうパターンもあるのです。
子供にとって1000文字程度の内容をある程度、把握するというのは、困難なことです。

お話の記憶についての準備は、試験本番の1年前よりも早い段階が望ましいと言えます。
この理由は、子供本人が十分に演習を重ねて習熟できるまでに差が大きい分野と言えるからです。

習得するために膨大な時間がかかるタイプの子供もいます。

 

〇例題として

8月のお祭りの日の出来事を描いたお話がテープから流れます。
内容としては、主人公のタロウ君はお祭りの前にサッカーの練習があったので他の子供より遅れてお祭りの場所に参加しました。
金魚すくいをして太郎君は1匹すくいました。
そしてお友達のジロウ君は2匹多くすくいました。
(この時点で太郎君1匹+2匹多くすくったことを推理できないといけない。
ジロウ君の金魚は合計3匹)スミレちゃんは、ジロウ君よりもさらに1匹多くすくいました。
(ジロウ君の金魚の数が3匹なのですみれちゃんが1匹多く救ったということで4匹)
お腹が空いたので、タロウ君はたこ焼きを食べました。
ジロウ君はアイスクリームを食べてスミレちゃんはハンバーガーを食べました。
後から来たお母さんにタロウ君は金魚とサッカーボールを預けました。
急に雨が降ってきたので、スミレちゃんが迎えに来た車で先に帰りました。
そのときにスミレちゃんが犬のお面をくれました。

このような内容の話がスピーカーから流れます。
子供には話の内容にある程度は即している内容の絵が描かれたプリントが渡されています。
号令が出るまではプリントを表向きにしてはいけません。

  1. いつの季節の話か?→〇をつける
  2. タロウ君はどの子か?→〇をつける
  3. お祭りの季節のころに咲く花はどれか?→〇をつける
  4. スミレちゃんが食べたものはなにか?→〇をつける
  5. タロウ君はなにをもらったか?→〇をつける

 

お話の記憶を完璧に押さえるためには、何よりも集中をしてテープから聞こえる声に耳を傾けます。
ここでは金魚の数をカウントする技量が必要になります。
お話の場面はどこで、季節は何で?金魚すくいで誰が何匹なのか?という点がポイントになります。
途中で食べたものの名前や誰が何を食べたのか?という記憶まで必要になるのです。

 

類似問題を数多くこなす

お話の記憶の場合には、筆記用具も指示されるのでそこまで、聞き取らないといけません。
聞きながら考えてその場面を想像する力がどうしても必要とされます。
半年程度の準備期間だけでは、ここまでの長い文章をイメージしながらポイントを記憶することが、なかなか困難です。
今回の例題中で難しいのは金魚のかずです。
プリントには子供が金魚を持っている絵が描かれていてその中に、金魚が、掬った分だけ入っています。

何匹持っているのが誰なのか?をわかっていないと答えることは困難になります。
そこが例題に挙げたお話の記憶の最大ポイントなのです。
国語力だけではなく、数量感覚の問題でもあるのです。
記憶と数量を同時に情報処理しながら設問に答えていくというのは、小学校受験の準備でしか訓練が出来ないことだと思います。
一般的に幼児が必要のない場面で、このようなお話の記憶の問題に取り組むことはまずありません。
そう考えると、テクニックが必要な内容と言えるのではないでしょうか?

 


暁星小学校・制限時間内に多くのペーパーテストをこなす

耳と目を同時に動かす、ということを生徒に教え込むのは小学校受験対策では欠かせないことです。
ペーパーテストもその日の試験官が読み上げるものはほとんどありません。
スピーカーから聞こえてくるものを聞き分ける能力が試されているのです。
子供も、ペーパーテスト対策を長い時間をかけて行うことで、解き方のパターンを習得します。
ただ、それだけでは絶対に不具合が生じます。
その理由は、新しい分野の問題がその年度については課せられるということも多々あるからです。

そのために、多くの分野の問題をランダムに学習することが要となります。
この問題にはこの方法、というパターン化は、子供にはまだまだ難しい問題となります。
それよりも今与えられている問題を頑張って考えて解答をする姿勢の方がよほど評価されるのです。
しかも正答率が高くスピード感がないといけないのです。


ペーパーテストを日々の習慣にする

長い時間をかけてあらゆる分野のペーパー問題を解いていると、スピード感も備わってきます。
塾ではそこをさらに磨き上げられるように、ケアレスミスを見逃しません。
しっかりと注意を促し、注意力を欠かさないように指導をするのです。

少しでも習熟度が低いと感じられた分野は、具体的なもの(おはじき、知育玩具)などを使って理解できるまで教える必要があります。
具体物を使ってペーパーテストの開設を丁寧に行う塾の場合には、通いだけの価値が高いと言えます。
子供もすぐに吸収をして、次の段階に進めるからです。

ペーパーテスト対策としてはとにかくスピード感が必要です。
それには、何度も反復をしてペーパーに向き合うことが必要です。

類似問題でも、少し応用力が必要な場合もあります。
それでも解答をする速度を高めていくとスピード感のある解答が、いつの間にかできるようになるのです。

 

暁星小学校の場合には20分の制限時間

20分というのは、あっと言う間の速さです。
暁星小学校の場合にも設定時間が短く、すぐに次の問題に進まないと多くの枚数はこなせないのです。
お受験の準備を始めたのが年中という場合には、まだまだゆっくりしか問題を解けません。
それでも、早くから準備を進めて演習を積んでいると年長になると、少しずつ早く問題が解けるようになります。
家庭学習では、1日数枚のペーパーテストがおさらいできれば上々と思ってください。
多くのプリントをこなさせようと考えるばかりに、過剰な受験勉強を幼児強いるのは困難なことです。

多くのプリントをただ、こなすのではなく、効率よく解答を進めるテクニックが必要です。
そこを塾では丁寧に解説をし、子供に教えていきます。
子供も小学校受験の準備として、ペーパーテストをてきぱきと答えるテクニックを身に着けます。
つまり、この場合でも大事なのは聞く力です。
指定されたクーピーを持って、指示通りの〇をつけることを、特訓していきます。
暁星小学校の場合には、広範囲の分野のペーパーテストが次々と展開されます。
迷っている暇などないと思ってください。
そのためには、作業効率を早める演習が功を奏します。

 

特に図形とお話の記憶と理解には注力する

暁星小学校の場合でもお話の記憶系と図形の問題は毎年出題されています。
自分の頭で考えて解くことを、瞬時に進めなければいけないのです。
聞き取りの力がそれには必要で、何をどう聞かれているのか?を間違わないければ、点数獲得に、つながります。
その分野の勉強を何度も積み上げたとしても、やはり聴き取りの力が弱いと問題をとりこぼしてしまいます。
まずは、演習の中でもお話の記憶と図形については苦手意識を持たないように心得てください。

パターン化した演習方法では、どこかで落とし穴ができてしまいます。
暁星小学校の場合には、いろんな分野を複合した問題や応用問題が駆使されています。
正答率を上げることが最終目的です。

その前に制限時間の中で精一杯自分の頭で考えて答えようとする意欲が必要になります。
最後まで諦めず、やり抜く力を養い、暁星小学校の対策となるように、頑張ってみてください。
どれだけ自分の頭で考えられるかがポイントです。

「どうしてこうなるのか?」



がわかっていると、ペーパーテストでの点数獲得にも役立つのです。

 

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