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面接で聞かれる「お手伝い」とはどの程度のことなのかわからない!実践すべきお手伝いについて

小学校受験の面接の際に、必ずどんな手伝いをしているか?どんな手伝いをさせているか?という問いがあります。いざというときに、困らないように実際のお手伝いについての内容をお子さんと一緒に考えておくと良いでしょう。そして年齢に応じたお手伝いを実際にさせておくと、お子さんも「家事」に対して目を向けてくれるようになります。家のことをわかって語彙も育ちますので、是非とも家庭の中でお手伝いを大事にしてください。

小学校受験の面接の際に、必ずどんな手伝いをしているか?どんな手伝いをさせているか?という問いがあります。
いざというときに、困らないように実際のお手伝いについての内容をお子さんと一緒に考えておくと良いでしょう。
そして年齢に応じたお手伝いを実際にさせておくと、お子さんも「家事」に対して目を向けてくれるようになります。
家のことをわかって語彙も育ちますので、是非とも家庭の中でお手伝いを大事にしてください。

目次

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最初は身の回りのことから始める

お手伝いと一概に言っても何をどうお手伝いさせれば良いのか?はすぐにはわからないものです。
そこで、まずはコツとしてその子の発達に応じているお手伝いを提案してみるのはどうでしょうか?とても簡単なことであればおおよそ2歳以降からでも実践できます。
お手伝いという意識がなくても、やはり家のために何かを手伝うという意識はとても重要なことです。
幼い時期から家事に参加することはとても重要なお手伝いの一つだと言えます。

一番大事にしたいのは、

お子さん自身が喜んでお手伝いをしているかどうか?



という点です。
そこをまずは考えておいてください。
お手伝いをすることでお子さんが喜びを感じることが最初の目的だからです。
そして幼いころからお手伝いをしていると、お子さんは小学校受験の面接の場面でもとてもナチュラルにお手伝いの内容をこたえることができるようになるのです。
それが何よりもの目的なのです。



2歳以降でお手伝いができることはなに?

自分の食べた後の食器を重ねるだけでも十分にお手伝いなのです。
この時に食べ残しがあると片付ける側が大変であることを学びます。
食べ残してはいけないということを自分で体感できるお手伝いの第一歩にもなるのです。
もしも、食器に危険性がなければ、自分の食べたものを流し台まで持ってくるという高等なお手伝いをさせてもよいでしょう。

これにはバランス感覚も必要ですので、3歳以降にさせてもよいお手伝いの一種と捉えてください。

家族が夕方になると取り込む洗濯物の片づけを手伝うというのも、案外とポピュラーなお手伝いの一種です。
たとえば洗濯物を分けるお手伝いやたたむ、お手伝いをお子さんに教えながら行うのはどうでしょうか?これは着衣をたたむという技術を習うことになります。
小学校受験の場面では必ず、衣服をたたむという手先の作業が必要になります。
その準備を兼ねて幼い時期からお手伝いの一環として学ばせておくのです。

とても良い提案だと思います。

庭先にある草花に水をあげるというお手伝いも簡単で良いことです。
植物は水を与えないときれいに咲かないということを、体感できるチャンスです。


大人に混ざってのお手伝い

一番やりやすいのは、テーブルの上を綺麗に片付けるということです。
食事の前に、食卓を拭くというお手伝いはこれから食事を食べるという前段階で必要なことです。
清潔な場所で食事をするということを学ぶ意味でも、とても良いお手伝いのひとつです。
キッチンに入って食器の出し入れなどは、まだまだ危険が伴いますので、できれば食卓周りの整備を任せるのが無難だと思います。

新聞を毎朝ポストまで取りに行くというのもスタンダードなお手伝いです。
家族のために何か自分も手伝うという意識が育ちます。
それが何よりも大事なことなのです。


大人のためになるお手伝いとは?

4歳を過ぎるとお子さんも本格的なお手伝いができるようになります。
簡単な食器を洗うことや、テーブルに食器を配膳する役割を任せても良いでしょう。
なかなか他の家事をお子さんに手伝ってもらうというのは難しい場合があります。
そこで、あくまでも簡単なことで家族のためになることを探せばよいのです。
お子さんにとってみれば大人の代わりになって、お手伝いをすることはとても有意義なことに違いないからです。


4歳を過ぎた時期のお手伝いは?

庭の草むしりなども立派なお手伝いです。
社会生活を意識したお手伝いをお願いする場合には、例えば一緒に商店街に出かけてお子さんに果物や野菜を買いに行ってもらうというお手伝いには学習効果も高いのです。
小学校受験を意識したお手伝いとしては、どの親御さんも体感されているお手伝いの種類です。
ただ、交通安全上、自宅に幹線道路が近いなどの事情から一人でお使いに行かせるのは危険という判断は当たり前です。
お手伝いは家の外に出て一人でやらなくては意味がないというルールはどこにもありません。

一緒にお買い物に出かけて、お金を預かり指定されたものをその個数だけ買ってくるというはとても良いお手伝いであり学習の一種でもあるからです。


社会生活を意識したお手伝いとは?

たとえば犬の散歩や犬のお世話というのは家庭内で行うお手伝いの一種です。
それでも、動物病院に一緒に同伴して、待合室で犬の相手をすることも立派なお手伝いです。
犬の散歩も同様です。
郵便ポストが家の近くにある場合には、危険防止を十分に意識したうえでポストまで手紙を出しに行くのもお手伝いです。

中にはごみの日に親と一緒にゴミ出しを手伝うという、本格的なお手伝いを実践させているご家庭もあるほどです。
ゴミ出しは汚いものという認識を持つことは間違っているのです。
お手伝いにはお子さんを成長させる効能が多く含まれていることには違いないのです。

 


お手伝いは押し付けではないということ

まずはお手伝いをやる気があるかないか?お子さんにやってもらわないとわからない部分も多いのです。
そこで、やって見せるということから始めればよいいでしょう。
そして上手に親の真似ができればほめてあげてください。
上手にできたことに対して賞賛の言葉を与えるだけで、お子さんの気持ちは本当に嬉しさに溢れるものです。

「ありがとう」
「お手伝いをしてくれるから助かる」


という親御さんの誉め言葉は、お子さんのモチベーションを底上げするものです。
何度もお手伝いをしていると、自分が家族のために貢献できていることを喜びに感じられるようになります。
それがすべてのことにおいての自信につながるのです。
お子さんにとって、なによりも自分に自信を持つことは大切な気持ちです。
受験本番においても、お手伝いをしていることを堂々と言葉で答えられるのは、誇らしい気持ちになること間違いなしです。
一つでも思い通りの答えを伝えられるとその瞬間に面接すら、楽しい場に変わるわけです。

お子さんのモチベーションとは一秒で上がり下がりするものでもあります。
そこを上手にコントロールできることが親としての務めです。


お手伝いを通して道徳を学ぶ

食事を作ってくれた人の手伝いをするために、テーブルを拭くことや配膳を手伝うことは、お子様にとっては、親への感謝と家族への貢献を同時に感じられる有意義な瞬間なのです。
つまり、自分なりに手間だと思うことも、積み重ねていくことで、立派な経験につながるのです。

大人になっても食事は与えられたものを食べるだけ。
後片付けは家族の仕事、というような投げやりな気持ちをもつのは、お手伝いの経験が少ないからだと思われます。
実際に、食事時間になると率先してお手伝いをするようなお子さんは、家庭の中での道徳を守れる子になるのです。

 


お手伝いで育つ自立心

生活力というのは家庭の中で育つものです。
お手伝いを兼ねて買い物などに積極的にお子さんを連れ出すことで、モノの名前を多く覚えられるようになります。
実際に、図鑑の中で学ぶよりもはるかに効率的で、奥の深い考え方ができるようになるのもお手伝いの効力なのです。

面接のときに正しくお手伝いについて回答できるためにもお手伝いをさせるという発想は違います。
私立小学校を目指すようなお子さんには、家の中での生活力を豊かに保ってほしいと考えます。
自分の立場や親への感謝はお手伝いを通してようやく根付くものです。
それ以外のところではなかなか、家事の大変さや、苦労はお子さんには伝わらないものです。


お手伝いをして初めてわかる親の苦労

毎日の選択や掃除、家事、料理というのは、やってもらって当たり前という感覚で過ごしているお子さんにとっては、手伝いの場面がない限り、具体的にその大変さなどは伝わりません。
だからこそお手伝いの意味があるのです。
お手伝いはお子さんにとって、自分で何かができたとう達成感を与える素晴らしい機会です。

是非ともお子さんには積極的なお手伝いをさせるように工夫をさせてください。
小学校受験というのは当たり前の常識が問われる考査が行われるのです。
それ以外の部分では、とにかくペーパーテストなどがありますが、生活力やお手伝いの有無については主に面接時に問われる内容になります。
普段から普通にお手伝いを習慣化させることに大いに意味があるわけです。

 


お手伝いで大きく成長する子どもの気持ち

 

お手伝いを通して、小さな社会貢献や家庭貢献を行えるお子さんは、大人になってもその経験を糧にできるものです。
何か一つでもお手伝いが全うできたときには、大げさにほめるようにしてください。
そうするとお子さんの笑顔がはじけるはずです。

小学校受験に向き合うお子さんには特に、社会性や常識人であることが望まれます。
そこを十分に親が意識しておくことで、お手伝いの意味合いも変わってくるのです。
当たり前のことが普通にできる子であるために、お手伝いは欠かせません。
家庭生活を充実させているお子さんは、どこを見ても満たされている感じがします。
それこそが家庭教育の賜物なのです。
どうかそのあたりを履き違えないようにきちんと、お手伝いの機会を与えてあげてください。


発達に応じたお手伝いをマスターさせる意味

 

背伸びさせてまでお手伝いをする意味がありません。
今の年齢や月齢でお子さんが容易にできるお手伝いを繰り返させればそれだけで十分です。
お子さんは家の中で自分の立場を強く意識するようになります。
それこそがまずは大事なことなのです。
お手伝いはお子さんを一回り大きく成長させます。
精神的にも豊かな感情を与えるからです。

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