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幼稚園受験での合否は何が決め手になるのか?

まだ幼い子供に対して幼稚園受験を決意したときには、複雑な気持ちになってしまうものです。 うちの子本当に大丈夫かな?何か大きな失敗をするのでは?と疑心暗鬼になるのも無理のない話です。 今回は「幼稚園受験」では何をどうみられるのか?について解説をします。

まだ幼い子供に対して幼稚園受験を決意したときには、複雑な気持ちになってしまうものです。

うちの子本当に大丈夫かな?何か大きな失敗をするのでは?と疑心暗鬼になるのも無理のない話です。
今回は「幼稚園受験」では何をどうみられるのか?について解説をします。

目次

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知能指数が優れているかどうか?ではない

幼稚園の説明会に参加すると、受験の内容がわかりますが2,3歳の幼児に対して点数で評価をするような形の考査形式はあり得ません。
まだまだ、幼く能力にも差がない時期に、ペーパーテストのようなものだけで
合否を判断するのは、幼稚園側も本意には思っていないことです。
それよりも、まずは次のようなことを参考程度に、考査するという感じです。

・運動能力
・数の大小
・常識
・図形や記号の判別


 

至って、簡単なものばかりです。
通常に年齢相応の発達をしている子供には、必ず解ける設問
ばかりですので、あまり臆することはありません。
親として家庭の中でもできる教育を、ゆっくりと子供の
ペースで進めて行けば問題ないでしょう。

幼い頃から英才教育を受けさせて、文字も書けて数字も理解できることだけが幼稚園受験では
武器になるとは考えないようにしてください。
それよりも情緒面や精神面で実年齢よりもほんの少し
上回っているタイプの子供は、比較的合格しやすいという傾向があります。

と言っても、ほぼ子供同士には
差がない時期です。
語彙力については親との関わりの中でいくらでも高められるものです。
そこを親としてはしっかりと担って、子供の幼稚園受験のために役に立てるように、振舞ってください。

運動能力について

運動能力というのは、タイムを計る、順番を争うという競技性のものではありません。
年齢相応の
運動能力の有無をチェックするという感じです。
簡単に言えば、普通に歩いて走ることができる
だけでも、通常の運動能力が備わっていることがわかります。
少し進めて、飛んでみるということも
中には、求められるかもしれません。
それでも、外遊びを多くしている子供に対しては「ジャンプ」と
声をかけるだけで、軽く飛ぶのではないでしょうか。
この程度のことができていれば何の問題もありません。

例えばボールを使った難しい運動を試すようなこともありません。
普段から幼稚園や保育園で外遊びを
のびのびとしている子供ならば、たいていのことはできるのです。
そこには大きな差はありません。
たまには。ほんの少し、難しい課題もあります。

 

片足立ち・ケンケン

小学校受験の領域でも出題されますが、幼児にとって体幹がしっかりしていないと出来ないこととして
片足立ちというものが挙げられます。
これは、少し練習をしないとそのコツをつかむことができません。

幼稚園受験を考えている場合にはリトミック要素のあるレッスンをしている塾や、リトミック教室に通うということも、考えてみると良いのでしょう。

リトミック教室というのは先生の出した指示通りの動きをどこまでできるか?とう面で役立ちます。
基本的にスキップやギャロップなども、リズムに合わせて出来るようになることが、リトミック効果です。
何よりも楽しみながら子供が様々なことができることが、望ましいのです。



幼稚園受験・知能面で問われることは?

知能と言ってもとても単純な内容になります。
言語面については、年齢や月齢では発達具合に若干の
差があるのは、どうしようもないことです。
それよりも基本的に先生のお話をきちんと聞けるかどうか?
そして聞かれたことに答えられるかどうか?の方が重要なのです。
自分の言葉で答えようとしているかどうか?
が考査では重要になります。

また図形や数量、記号と言うものをどこまで見分けられるのか?物の形や数が理解できているのか?
もチェックポイントになります。
それでも、いたって簡単な質問しかしません。
どちらが大きいかな?
どちらが多いかな?程度の問題だと理解しておいてください。
普段から絵本を読み聞かせる時に一緒に言葉を復唱することや、数をカウントするような癖をつけるだけでも随分と違います。


ペーパーテスト対策などは意味がない

小学校受験とは違って、まだまだ子供は物事に集中して何かに取り組めるような年齢ではありません。
それよりも短い時間でも親子の会話や、かかわりの中で、集中できる瞬間を持てることが大切です。
絵本の読み聞かせや図鑑などを一緒に眺めるだけでもかなりの学習になります。
塾に通い習得するというよりも、家庭学習の域で学ぶ方が子供の定着は早いと考えられます。
親が正しい日本語のシャワーを子供に与えることも、大きな差を生み出します。
赤ちゃん言葉ではなく、きちんと一人の子供として扱い正しい言葉をどんどん、覚えてもらえる
ように働きかけましょう。

これは塾では学べないことばかりです。
幼稚園受験では家庭でのしつけや、過ごし方がかなり重要視されます。
お受験と言ってもまだまだ、幼稚園が対象になります。
必ずしも、同じレベルまで達成していないと合格は
難しいという括りはどこにもありません。
無理をせずに気楽に準備を楽しみながら行う、というスタンスが一番良い形です。


幼稚園受験で問われる「社会性」とは?

一人っ子でわがままに育っている子供は、おもちゃの取り合いというスキルが全くありません。

兄弟に揉まれていない分、純粋無垢で何事に対してもピュアな対応をするものです。
時にはそれが
子供らしく映る場合もあります。
但し「幼稚園受験」の場面では低年齢の間であっても、協調性のなさや
譲り合う気持ちの欠落など、どうしても低い評価をされがちです。

自由遊びをする中で、あまりにも自分本位でおもちゃを独占するようなタイプの子供は、評価が
低くなってしまいます。
そこを何とか克服できるように、普段から同年代の子供との触れ合いを意識的に
持てるように、親も通う公園などを探して子供同士で学ぶ協調性やルールを、見守ってください。
幼い頃には、経験が力に代わるものです。
まずは、幼いながらでも子供の経験値を上げられるような暮らし方を親も身に付けて考えられるようになっておきましょう。


重要なことは「仲良く過ごせること」

親として何かと手を出したい気持ちになる瞬間が多い幼児期ですが、子供同士のやり取りの中で
育つものが多い
ことに気づいてください。
普段からお友達との関わりの中で、時には我慢を強いられる
場面もどうしてもあります。
そこで癇癪を起しやすいタイプの子供は、周囲に対して迷惑をかけて
しまうこともあります。
自分の気に入らないことが起きる度に、機嫌を損ねるようなタイプの場合には
性格的な問題も絡んできます。
出来るだけお友達とは仲良く遊べるように教えてください。

幼稚園受験の科目の中にも自由遊びというものがあります。
子供同士の場面で、その子供がどんなふうに
過ごしているのか?その様子を評価されることもあるのです。
自然な形で、社会性を身に付けて、自分以外の友達の存在も受け入れて何事もルールを守って遊べることが一番望ましいのです。


幼稚園受験を考える前に子供の資質を親が見抜く

明るく人当たりの良い子供かどうか?などは3歳程度では何もわかりません。
それでも親以外の
大人に話しかけられても穏やかに応えられるタイプの子供もいるのです。
これは天性のものでもあり
家族としての接し方などすべてが関連しています。
懸命に育てていても、なかなか情緒面が年齢に伴わない
と言うことも、稀に起きます。
それを隠して幼稚園受験の準備のために塾に入るのは、親として一考
する必要もあります。

子供が年齢相応の育ち方をしているかどうか?
普段は親と離れてどのような様子で過ごしているのか?


ということを幼稚園などにも問い合わせて把握しておくことが大切です。
もっとも幼稚園受験の準備期間中には
忘れてはいけない親のリサーリです。

親として見栄だけで、有名幼稚園を受験させようと言う考えは控えて、あくまでも今の段階で自分の子供が受験に向き合えるかどうか?を観察することから志望する幼稚園を見つけることが大切です。

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