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昭和女子大学付属昭和小学校・対策について

昭和女子大付属小学校が求める児童は、いろんなことを自分で考えて実行できる子子供であり、伸びる素地をもちあわせているかどうかを、様々な考査でチェックをします。行動観察の場面では子供同士でどのように協力をしあえるか?という部分を総合的に判断して合否が決まります。

昭和女子大付属小学校が求める児童は、いろんなことを自分で考えて実行できる子子供であり、伸びる素地をもちあわせているかどうかを、様々な考査でチェックをします。
行動観察の場面では子供同士でどのように協力をしあえるか?という部分を総合的に判断して合否が決まります。

目次

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特別入試枠について

昭和女子大学付属小学校を第一志望として、特別入試枠を獲得するためには、あくまでも志望校として強く希望していることが条件となります。
説明会の時に案内がある体験入学に参加をすることが絶対条件となります。
8月の中旬以降に実施されますので、7月1日以降に往復はがきで申し込むことから特別入試の準備が始まります。
こちらは親子で参加をすることになります。

体験入学に参加した家族だけに特別入試の案内書類が配布されます。
それ以外の方法で、特別入試枠はいただけないことになっていますのでご注意ください。
それ以外の入試は一般枠となります。
まずは入試の方法は若干違っていることや、昭和女子大学付属以外の小学校も受験するけれども、昭和女子大学付属小学校に合格が出来れば必ず入学を希望という場合には、特別入試を選択するのが賢明です。
いわゆる「専願」という扱いになりますので、より深く昭和女子大学付属小学校のことを知り、子供の入学後の姿までもシミュレーションできるようになれば、志望校としての良さや、親と小学校に望むことなどに対しても言及できるようになります。

出願時の願書内容にも注意を払う

特別推薦枠の場合には、特に親子関係の良好さが求められます。
そして普段の家庭環境は、親子で一つの作業も向き合うことで、試験官がつぶさにその様子を観察します。
親としても、自分が考査されているということに対して過度の緊張を感じる場合もありますが、できるだけ自然体に通り組むようにしてください。
アンケ―トという形で家庭調査票のようなものが渡されます。
こちらに家庭状況の詳細を書き込むことで、その内容に沿った質問が想定されます。

そして普段の家庭での様子や受験に対しての意気込み、自分たちの教育方針などについても、しっかりと語れることが必要ですので、親もしっかりと意識を持って取り組めるように努力をしてください。
無理に背伸びをしたことを答えるのは、面接としては不適切です。
あくまでも普段の家庭環境や今後の抱負などを素直に答えられるように努力をすることが大切です。



自己推薦入学試験制度

昭和女子大付属小学校では第一志望であり親子で入学を強く希望している場合には、自己推薦入学試験制度を利用できます。
推薦状というものが必要になります。

まずはここがポイントです。
今通っている幼稚園やお受験対策のために通う幼児教室や塾から推薦状を出してもらうことが原則必要となります。
その上で昭和女子大学付属小学校が実施する体験入学に参加することが必要です。

11月1日に自己推薦入学試験が実施されて同日の14日に合格発表がされます。
その後、2日もしくは3日に行われる一般試験にも受験をすることが条件です。
何度も試験会場に足を運ぶことになりますので、自己推薦入試試験制度については、あらかじめ予定をしっかりと立てて子供の体調管理にも気を配っておいてください。

親子で行う行動観察

特別推薦枠では親子で一つの制作を行うという行動観察があります。
親と一緒の場面では強い依頼心が出てしまう子供も多いものです。
また、親子の会話を通じてその親子関係のも浮き彫りになります。
そして、ほかの家族の前で出来上がった作品を発表するということまでは行動観察の一連の流れです。
その場だけで、良い振る舞いをしたとしても、試験官には見破られるものです。
親子の本当の関係性や、普段からの雰囲気というものは数分、その親子に接するだけでわかるものです。

親子での行動観察を課せるのは、自己推薦試の場合のみです。
親も、普段から言葉遣いや立ち居振る舞いなどに気を配り、付け焼刃で対応するのではなく誠心誠意、子供の親として立派に振る舞えるように心得ておきたいものです。



2019年度から入試にペーパーテスト導入

これまでの入試ではノンペーパー校でしたが、2019年度から新たにペーパーテストが導入されました。
頻出問題としては数量や記憶系など、幅広い範囲から出題されますので他の小学校同様に、ペーパー対策はきちんと行っておくべきでしょう。

〇記憶問題


テープから流れてくる1000文字程度の内容をまずは注意深く聞くことから始まります。
子供の能力ではこの内容を完璧に把握すること自体がまず大変な作業です。
そして、そこから設問に対して的確に答えていくのが記憶問題の解き方になります。
但し、それほど時間を与えられるものでもありません。
お話の記憶のコツとしては登場人物の名前を覚えることが必要です。
そしてどの季節で何をしていたのか?というところまでは最低限記憶するようにしてください。

話を聞き終えた時点で、その登場人物の持ち物などの質問が続きます。
つまりお話の内容を頭に描き、プリントに描かれている絵と合致するものを選んで行くということがお話の記憶問題のポイントです。

〇弁別問題


プリント中に描かれている様々な絵の数量を数えて、同じ数のものに〇をつけるという問題は、案外と引っかかりやすい問題です。
その数の読み方なども、線を引きながら数えていくなど、塾ではテクニックを教えられます。
ある程度は目視で数えられるのが理想ですが、似たような数の絵が描かれている場合には、やはり数える他ないのです。
ここにもスピード感が求められるので、演習を積むことが必要です。

〇数量問題


数量問題に、かなり苦戦する子供が多いのは事実です。
これは、家庭生活の中で応用問題として常に、学習をすることができます。
例えば食器を並べさせるということで親が一工をするのです。
4人家族に対してお皿を3枚だけ渡します。
そしてお皿は何枚足りないか?という質問を子供に投げかけて、1枚足りないということを認識させるのが数感覚の基本です。

兄弟姉妹がいる場合には、10個以上のキャンデーを渡して一人に何個ずつもらえるのか?ということを実践で学ばせます。
こうやって子供の数量感覚はみについていきます。
どうしてもペーパーテストの紙面上だけでは、学びきれなものが多いので、実物を使って、数の感覚を覚えさせる方が、より効果的に数量問題への理解度が高まります。

過去の入試問題

2018年度の特別入試では子供に向けては数名のグループに分かれて食器を並べる考査やお箸を使っての豆つかみなどが行われました。
特別入試枠での親子活動では親子の協同作業として考査されます。
親子でどのような会話を交わしながらドミノを並べるかどうか?という点にスポットがあてられるのです。

親子面接では、試験当日の親子活動への感想や普段の生活に対しての質疑応答が行われます。
特に難しい内容ではなく、ごく当たり前の内容であることがほとんどです。
常に丁寧な言葉遣いで対応をすることが大事です。


昭和女子大付属小学校に必要な準備とは?

ペーパーテストが含まれるようになったので、あらゆる分野に対しても精通しておく必要があります。
個別テスト対策としては言語や表現、巧緻性や運動リズム能力も大事になってきます。
行動観察や絵画制作など、とにかく押さえるべき点の幅が広いので、準備期間としては1年以上前からが理想的です。
試験管の出す指示を的確に理解をすることが大前提になります。

人の話をしっかりと聞けて自分の言葉で考えを伝える力も、受験準備期間中に養うようにしてください。
行動観察や個別対応についてはパターンをいろいろと変えて演習を積むことで、子供にもその力が備わっていきます。
周りに流されない強さというものも、行動観察には重要な要素です。
昭和女子大学付属小学校には、広い範囲からの出題が想像されます。
出来るだけ多岐にわたる演習を積んで、どのような問題にも対応できる力を養うことが受験準備としては求められます。

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