世界に通用する子供を育てるお受験総合ブログ

全国の幼稚園小学校中学校幼児教室を探す
お受験TOWN[お受験タウン]ホーム >

志望校を決める際の注意点!知っておきたい私立小学校や国立小学校のスクールカラー

志望する小学校への理解を深めるためには、学校説明会に参加することは必須です。志望校に足を運ぶことで、その学校や生徒達の雰囲気を知ることができます。この小学校で、自分の子供には学んで育って欲しいと思えるのが理想的です。また、実際に学内の様子を知ることで我が子がその小学校で学校生活を過ごせるのかが容易に想像できるはずです。

小学校受験を考えたときには、志望校が決まっているご家庭がほとんです。
事実、国立小学校を受験する場合には通学区域が細かく決まっています。
そのために引っ越しを考えるご家庭もあるほどです。
志望校合格に向けて受験準備を進める際には、必ずスクールカラーを意識する必要があります。
今回は、スクールカラーの大切さについてみてみましょう。

目次
▼ 志望校のスクールカラーの理解は大切!子供と志望校の相性を考える
▼ 私立小学校の求める子供像は学校により それぞれの特徴がある
▼ 国立小が求める子供像とは?社会性や自主性がポイント
▼ 志望する小学校を深く知ることで求められる子供像がみえてくる
▼ さいごに
スポンサードリンク



志望校のスクールカラーの理解は大切!子供と志望校の相性を考える

小学校受験をある意味、親のステータスと甘い考えで進めていると、子供の素質志望校のスクールカラーに大きな開きが出てしまう場合があることをご存じでしょうか?
特に私立小学校の場合には、各学校に建学の理念があります。
それらは、学校説明会などで親御さんがどれだけ感じ取れるかにかかっています。
また、学校説明会では面接で必要となるキーワードを受験担当教諭が語るものです。

学校説明会で説明される主な内容

  • 学校建学の精神
  • 教育方針
  • 特徴的なカリキュラム
  • 求める子供像
  • 卒業生の進路
  • 授業や施設の見学
  • 入試に関する説明
    など

学校説明会や公開行事の際には積極的に志望校に足を運び、その小学校のスクールカラーがどのようなものかを感じ取るのがお受験準備を進める上でも大切になります。
エスカレーターで進学が出来るからという安易な考えだけで志望校を選ぶようなことはしないで下さい。
まずは、お子さんの資質が志望校のスクールカラーと合うのが肝心なのです。

私立小学校の求める子供像は学校により それぞれの特徴がある

細かく分けて分析すると、私立小学校は学校ごとに趣きが異なるが根本にあります。
運動系の行事をどんどん推進していく学校や文化的なことに力を注ぐような教育方針など学校によって特徴はさまざまです。
これをスクールカラーと呼びます。

学校説明会などを通して、

  • わが子が、学校生活に馴染めるのか?
  • 6年間通学する事でどのように成長するのか?
    など

親として考えるものですよね。

どうしても合格したいという気持ちで妙な背伸びをする必要ないのです。
その私立小学校に相応しい資質があれば、それだけで既に合格範囲内と言われているのが小学校受験です。

個性の強い活発な性格のお子さんには、そのような教育方針を打ち出している小学校受験が相応しいのです。
学校説明会などで志望校に足を運ぶ事によって、在籍している児童達の雰囲気はその場で感じ取れるものです。
それほど、私立小学校の教育というものはきめ細かく、そして個人に対応したものだからです。
直感で「うちの子には無理かな」と感じた場合には、そこで少し考える時間が必要です。
親御さんの直感ほど、ストレートに受験の合否を分けるものはありません。
逆に、学校に一歩足を踏み入れた瞬間に、児童から感じ取れるインスピレーションが高ければ高いほど、お子さんには相応しい小学校であることは間違いありません。
親御さんが安心感をその小学校に持つということは、後々受験本番で面接官たちにストレートに伝わるものです。



子供の性格に私立小学校のスクールカラーにあうのか

スクールカラーというのは、宗教色にも左右されるものです。
カトリック系の小学校なのか無宗教の小学校であるのかというだけでもスクールカラーは変わります。
そこを理解しておくことが重要です。
私立小学校の受験の際に、その特徴は色濃く出るものです。
入学考査では、学校の嗜好に合う試験が実施されるものです。
体操テストを実施することで、活発なお子さんを探すことにつながります。
そして、巧緻性テストを重んじる学校の場合には、落ち着いて物事に取り組めるタイプのお子さんが合格ラインに近づくことができます。

私立小学校によって、スクールカラーは異なります。
似ているようで似ていないという校風を親御さんが理解することで、小学校の特徴を的確に捉えることができるのです。
そこがとても重要な志望校選びの場面でもあるのです。

  • 堅実な子ども
  • 明朗快活な子ども
  • 落ち着いたタイプの子ども
  • コツコツ努力をする子ども
    など

それぞれの個性があるお子さん達が受験をするのです。
だからこそ、お子さんの資質が十分に発揮できることが何よりも重要なポイントです。

国立小が求める子供像とは?社会性や自主性がポイント

必ず私立小学校国立小学校には、独自のカラーというものがあります。
国立小学校と私立小学校には大きな違いがあります。
国立小学校は、国立大学の附属小学校としての位置づけです。
要するに、国立大学の教員養成学部の学生が実習をする施設として存在します。
また、モデル校として他の学校の先生達が授業参観にやってくることもあります。
国立小学校では、環境の変化などについていける社会性や自分で考えて行動ができる自主性の優れたお子さんが求められているのです。
特に何かに秀でているようなタイプよりもすべてにおいてバランスの取れているお子さんがベストと考えているのです。



国立小学校が求めるタイプの子供像とは?

私立小学校受験タイプのお子さんは、習い事を多くこなして何かに特化しているようなタイプの子が多いと思います。
実際に小学校受験の現場に携わっていたときに、いかにも「私立向け」「国立向け」というスクールカラーを身にまとったようなタイプがはっきりとしていたのを覚えています。
やはり、小学校受験の準備を進めていく段階で既に、志望校のスクールカラーに近づけていることが合格への第一歩と考えてもよいと思います。

国立小学校が入学をしてほしいと考えている生徒は、やはりどんな指示にも素直に従える応用力のあるタイプの子です。
つまり、普段から何事にも素直に応じることができて、且つ勤勉なタイプが国立小学校向けのお子さんです。

国立小学校に通っているからといって、必ずその先にある中高大学へ進めるとは限らないのです。
つまり、内部進学という恩恵はあるようなものの、実際には外部から受験してくる生徒と同じような勉強をして鍛錬を積まないと思うように進学できないのです。
国立小学校に入学するお子さんには、自分で勉強がしっかりできる学習姿勢が保てることが大切なのです。



国立小学校は入学後も大変?

国立小学校は、常に実験計画という教育課程があります。
そこを担任の指示通りに臨機応変に動けて理解できる能力を持ち合わせているようなタイプのお子さんが必要になるのです。
常に、国立小学校は正しいデータを収集するという役割があります。
そのためには均一な能力をもった生徒が多く必要なのです。
予め、親御さんがそのあたりをきちんと認識できているかどうかが大事な部分でもあります。
そういう意味では、入学後も授業参観関係の行事が多い場合や模擬授業のような形で多くの見学者を招いてのセミナーなども多く開かれています。

教師たちは常に新しい教育を実践するために勉学を積んで生徒たちにそれを伝えることを使命としているのです。
一言で表すと力のある骨太なタイプのお子さんが国立小学校には向いていると言えるのです。

志望する小学校を深く知ることで求められる子供像がみえてくる

学校説明会を経て小学校の様子を少しの時間でも眺めるのは良い経験です。
パンフレットやインターネット上に記載されている言葉や画像だけでは理解できない部分が多くあります。
だからこそ、親御さんの目で見ることが必要なのです。
まず、説明会などを通して、その小学校の特徴求められている子供像について知って欲しいのです。
そして自分の子どもに近い部分が少しでもあれば、それは志望校選びの段階で少しもぶれていないということになります。

国立と私立に違いがあるのは、当たり前のことです。
加えて、私立の中でもスクールカラーが分かれていることを知れば、より良い受験準備につながります。
そういう意味でも、老舗と呼ばれる受験塾幼児教室に通わせることで、スタッフから多くの情報提供を受けることが得策です。
小学校受験専門の講師陣はこれまでの受験生の特徴をきちんと覚えているものです。
それらを総括して、お子さんがその志望校の雰囲気にあうかどうかを的確にアドバイスをしてくれるはずです。



お受験小学校に求められる子供とは?

スクールカラーというものは、その小学校に在籍しているお子さんの雰囲気にもよります。
実際に、その学校に多いタイプのお子さんは偏るものです。
偏るというよりも集まるという表現の方が適当だと思います。
家庭のしつけが当たり前に行き届いていることは最低ラインです。
そこから学校独自の視線でお子さんたちを考査するわけです。
元気さや落ち着きの度合いというのは、子供の成長段階で大きく変わってきます。

小学校受験では、下記のようなお子さんは正直なところ論外となります。

  • 何か少しでも自分に異変が起きたときに、大声で泣きわめくようなタイプの子供
  • ルールを守れないようなタイプの子供
    など

要するに、集団生活を送る上でも社会性が求められるのです。
また、自分の意思を持って自分の気持ちを語れるような明朗快活なタイプが好まれるのは言うまでもありません。
雰囲気の良いタイプのお子さんが、多くの受験校では好まれる傾向があります。
それは持って生まれた素質でもあります。個性でもあります。
お受験では、協調性があり自分の考えをはっきりと伝えることができる子供が加点されると考えておいてください。
それがスクールカラーによって、多少加減されると思っておけば、私立や国立が示すスクールカラーの意味がよく理解できるはずです。

さいごに

小学校受験というのは、確かにお子さんにとっては最初の試練です。
ただ親御さんの声のかけ方やリフレッシュの仕方次第で、お子さんの気持ちも随分変わるものです。
毎日塾通いのお子さんよりも、メリハリをつけて集中して勉強をした後に自然の中でリフレッシュする時間を持てる家庭のほうが、お子さんの五感を刺激するのです。
受験準備のストレスが溜まる前に息抜きをして親子でリフレッシュをするように心がけましょう。
そこをよく理解して、お子さんのコンディションをベストに保てる親でありたいものです。

スポンサードリンク



TOP