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入試本番間近!集中して子供が受験をできる環境を作るために親ができること

小学校受験の当日には、子どものコンディションや時間など気になることがたくさんですよね。お子さんが入学考査を落ち着いて臨めるように事前の準備も大切です。親が慌てていると、子供は目の前の受験に集中して挑めなくなりかねません。時間には余裕を持って行動し、お子さんのモチベーションを高めるように心配りをしてあげてくださいね。

入試願書の提出が終わりいよいよ、数日で本番を迎えるという時間を、親御さんとお子さんはどのように過ごすと良いのでしょうか。
どれだけ頑張っても、もうわずかの時間しか残されていません。そこであたふたと慌てても結果は同じと心得てください。
それよりも、「ここまでよく頑張った!」という労いの気持ちをお子さんに対して持つことの方が大切なのです。

目次
▼ 第一志望の小学校受験に集中!多すぎる併願校は得策ではない
▼ 面接で答えられない!?想定される質問内容のトレーニングは必須
▼ お受験本番は普段通りに!試験が始まる時期の生活の心得
▼ 入学考査当日の心得!子どもが落ち着いて試験に挑む環境をつくるのがポイント
▼ さいごに
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第一志望の小学校受験に集中!多すぎる併願校は得策ではない

志望校合格に向けて準備を進めてきたわけです。
まずは多くの小学校を矢継ぎ早に受験させるというよりも、志望校の入試本番に向けて気持ちを高める方が大切です
面接の日が近づいている場合には、志望校の出題例を見直して何を聞かれてもしっかりと答えられるように確認をしておきましょう。
それらの準備をおろそかにして、併願校の準備をするこことは決して得策とは言えません。

第一に志望校の面接をクリアできるように気持ちを傾けることが必要です。
面接では、しっかりと見据えて面接官の質問に答えなければなりません。
気持ちを他方に向けてしまうと、第一志望の小学校が求めることを十分に満たすことができなくなります。
そして、何もかもが中途半端に終わるという最悪の結果を招かないように、まずは、今 受験しようとしている小学校に向けての気持ちを親子で統一しておいてください。

面接で答えられない!?想定される質問内容のトレーニングは必須

小学校受験では、面接考査を実施する私立小学校が多くあります。
親子面接の場合には、お子さんが先に何かを質問されて答える場面があります。
親御さんが、そこでお子さんの方を何度も見したり落ち着かない様子を見せると、その行動自体にチェックが付けられてしまうのです。
つまり、お子さんの一言一言が非常に気になってしまうという場合でも、面接中は毅然として前を向いていてください
学校側は面接時間中の親の振る舞いにも大いに興味を持っているのです。
どんな親御さんなのか佇まいを見ているだけでも容易に想像できるのです。

普段の親子関係が浮き彫りになるような、掛け合いを面接時に露わにしないようにしてください。
お子さんが聞かれているのに、親御さんが過干渉な態度を取ることは最も望まれない親の姿として反映してしまいます。
面接を重視しているような小学校の場合には、往々にして親の過干渉などをチェックポイントにしているのです。
面接では、願書に書かれている事実の確認という意味での質問を繰り返されるケースもあります。



面接の質問内容を想定して答えを準備しておく

願書に、意気込み過ぎて哲学的なことを記載してしまった場合には、必ずと言っても良いほどに願書の内容に即した質問が投げられるケースが多いことを知っておいて下さい。
あまりにも気張った内容を願書に書きすぎると、思いのほか難しい内容の質問になる場合もあるのです。

例えば、兄弟姉妹で違う小学校に通うことを選択した場合などがそれにあたります。

  • 上のお子さんは他の○○小学校に通われていますが、なぜ本校を受験されようと思ったのでしょうか?
  • なぜ兄弟姉妹で同じ学校に通わせようと、お考えにならないのでしょうか?

このような場合の質問に対しての答えを、予め親御さんの中には準備をしておく必要があります。
家庭の教育方針は一つですが、上のお子さんにとって最良の学校が現在通っている小学校と判断したという内容で良いわけです。
考え方を否定する権利はどこにもありません。
それが、下の子に不利益になることは当然のことながらあり得ないのです。



途中で幼稚園を変えている場合などについて

お子さんが通っていた幼稚園を途中で転園した場合には、親御さんに転園についての質問が及ぶ可能性があります。
こちらに対しても、親としての思いを予めまとめておく必要があります。
相手に不信を与えないように、適格に受け答えをすることが誠実さを表します。
何よりも正直に、偽りなくその時の事情を簡潔にまとめておきましょう。

それ以外、例えば家庭が複雑な場合などについては、正直なところ願書に記載する欄がありませんので、お子さんが受け答えできる範囲で答えさせましょう。
例えば離婚をされている場合などについては、お子さんに簡単な答えを教えておくなど切り抜けるための模範解答を準備しておきましょう。
ほとんどの場合、家庭環境に対して踏み込むような内容の質問は少ないと考えても大丈夫でしょう。

お受験本番は普段通りに!試験が始まる時期の生活の心得

入学考査が始まった時期には、何かを新たに始めるということは絶対に避けましょう。
普段行きなれていない場所に出かけるようなことは据え置きにしておく方が良いでしょう。
試験期間中は極力、お子さんが心穏やかに過ごせるように配慮が必要です。
それは、暗黙の了解として家族全員で必ず守りましょう。
そのうえで、当たり前の日常を送ることが重要です。
試験は朝早くから始まります。

受験シーズンは、肌寒くなり始める頃です。
朝早く起きるのも少しずつ辛くなってくる時期ですので、夏休み時期から早く起きる練習は欠かせません。
それを差し置いては、何事も始まりません。
朝に強いお子さんは、1日を有効に使う術を習得できているお子さんです。
この生活習慣を崩さないように、受験当日まで保てるように努力をしてください。
そして、夜は静かに過ごし早く寝付くという習慣も同時に大切にしてあげましょう。



試験期間中だからと生活を特別に変える必要はない

急激に栄養価をあげるために、普段から食べなれていない食材の料理を作る必要はありません。
かえってお腹を壊してしまうというリスクも考えられるからです。
気持ちを穏やかに保つためには、普段通りの食事を食べて生活習慣を乱さないことに尽きます。
幼稚園を長く休ませることは、お子さんにとって幸せな選択とは言えません。
できるだけ普段と変わらない生活をすることが試験期間中には求められることだと心得てください。
体調さえ良ければ試験当日も午後から幼稚園に向かうなど、調整してあげるのも良いことでしょう。

入学考査当日の心得!子どもが落ち着いて試験に挑む環境をつくるのがポイント

まずは最低限、試験の集合時間に遅れないようにしましょう。
試験当日は、交通機関の利用にも備えて、時間に余裕を持って家を出るようにしましょう。
早朝の通勤時間帯に場合もあります。
試験当日までに練習をかねて同じ時間帯の電車に乗って会場まで足を運んでみるのがポイントです。
そうすることによって、本番当日に焦らずに済むこともできます。
あらかじめ練習をしておくことで、試験本番の日にも電車の込み具合や雰囲気をお子さんに対して伝えることが出来て重宝します。

試験当日を迎えたご家庭の中には、その日のうちに掛け持ち受験をするお子さんもいます。
これは併願の事情を加味するとどうしようもない選択の一つです。
その場合には、移動の合間などにトイレの時間を設けるなどして お子さんに対して一層気を配る必要があります。
お昼を挟む場合には、時間的に余裕をもって食べることが出来る軽食コーナーなどを予めチェックしておいてください。
あまりにも入試会場から遠い場所にあるところで食事をして、慌てて会場入りするような場合には息もあがります。
そうすると、受験本番で集中力を欠いてしまうきっかけにもなりかねないからです。
とにかく気持ちを落ち着かせることも必要です。
あがり症のお子さんの場合には、同日の併願受験は精神的な負担も大きいのでお勧めはできません。



併願の忙しさを乗り越えるために親ができること

「併願」をして分刻みで移動をしながら食事を摂るということは、今まで経験のないことです。
お子さんが次の受験に気持ちを向けるためにも、親御さんは先程終わったばかりの入学考査の出来栄えなどについての質問や評価は避けるようにしてください。
その日1日を、懸命にやり過ごそうとしているお子さんの様子を称賛してあげる方が、お子さんのモチベーションは上がるものです。
休憩時間にまでドリルを取り出し問題を解かせるようなことは、必要ありません。
そこまで追い込んでお子さんがそれに答えられるとは限らないからです。

今更頑張ろうねという言葉は必要ありません。
それよりもその日を無事に過ごせることを願いましょう。
お子さんの無事を願いながら、労をねぎらうような言葉がけを意識してください。
「終わったら○○に行こうね」という声掛けで良いのです。
お子さんにとっては、この日を境に受験本番を終えるわけです。
病気もせずに本番を迎えられたことに感謝をしつつ、試験に向けてプレッシャーをかけるような言葉は避けてください。
親は子供に対して、この日に限っては最大限の心配りをしてあげるべきなのです。



不安が尽きないのはどの親も同じ

入試当日は、子供も親も緊張をするものです。
子供の心が折れるようなことも試験の最中に起きるかもしれません。
お子さんはまだ5歳です。
だからこそ何の先入観もなしに親の敷いたレールをこの日まで黙々と歩けたのだと考えてください。
これまで何度もおさらいした部分は必ず力になっているはずです。
全く解けない問題などは最初から出題されません。
答えられる範囲の問題が出題されているのです。
お子さんは入試本番の波に上手に乗れれば勝てるのです。

少しでも入試に送り出す側が不安要素を顔に出すと、送り出されるほうとしては気にかかるものです。
不安な気持ちが表面に出ないように気をつけておきましょう。
試験の途中で親御さんのもとに戻り、お子さんが失敗を口にした場合にも、既に終わったこととして受け止めるように促しましょう。
「よく頑張った」、「偉いね」という言葉で締めくくるべきでしょう。
その日の出来栄えを話題にするような無神経なことは親がしないようにしてください。
どの親も不安の度合いは同じなのです。

さいごに

入学考査当日に、あれこれ心配をしても同じです。
これまでの積み重ねを信じてお子さんの背中を押してあげましょう。
そして、親元に戻ってきたときには抱きしめてあげてください。それだけで良いのです。
結果は努力の分だけついてくるものです。
万が一ご縁がなかった時には、できる範囲で次のことを考えれば良いのです。
親の務めとして、最悪の結果になった場合のことまで用意周到に考えておくことも必要になります。

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