男の子と女の子でしつけに違いはあるの!?それぞれの特徴と注意点
お受験では、家庭でのしつけも重要なポイントになります。面接が行われることも多く、子供の生活習慣やしつけについて親に質問されることもあります。男の子と女の子では性質がまるで違うかのように遊び方や周りとの関わり方が異なります。男の子・女の子の特徴を踏まえたうえで子供の成長を育みたいものですよね。
生まれたばかりの可愛い赤ちゃんの間はつかの間、2歳~3歳のイヤイヤ期に突入すると、日々の生活のなかで手を焼き、休まる暇もありませんよね。
SNSなどで話題のお昼寝アートをして、かわいく写真に残しておこう・・・など夢を膨らませていたにも関わらず、お昼寝どころか夜も寝てくれない。
思い浮かべていた生活のようにいかない、と疲れ果ててしまうこともあるのではないでしょうか。
色々と子供のために準備はしてみても、なかなかうまくいかないのが子育てです。
1人で不安や悩みを抱え込まないようにしてくださいね。
男の子と女の子の好きな遊びがあるように、好みや性格が違っています。
男の子に合わせたしつけと女の子に合わせたしつけの両方を確認して、子供に合わせたしつけの参考にしてみてはいかがでしょうか?
目次 |
▼ 子供をしつける際の注意点 |
▼ 幼児期の【男の子】の特徴と叱る際の注意点!叱る時は短時間で! |
▼ 幼児期の【女の子】の特徴と注意点!叱る際には話を聞いて! |
▼ 子供の成長における父親・母親の役割 |
▼ さいごに |
子供をしつける際の注意点
人間、十人十色という言葉にあるように、どの子として同じ子はいないのです。
そして、子育てに正解はありえません。
あの子に当てはまったものが、うちの子には当てはまらないなどは当たり前のことです。
成長スピードも性格もそれぞれ異なりますよね。
とはいえどうしても人と比べてしまったり、毎日の出来事に一喜一憂してしまいます。
同じ遺伝子をもって生まれた兄弟姉妹でさえ、全く違う性格なので仕方がありません。
子供の自立やある程度の礼儀を育てるためにも、ダメな事はダメとある程度のしつけは、子供自身の身を守るためにも必要です。
- 叱る時は、理由を説明する
どうして叱るのかきちんと説明する。 - 叱るべき時は、しっかり叱る!
他人を傷つけること、危険なことはしっかり叱ることが大切です。 - 他の子と比較しない
成長には個人差があります。
温かい目で成長を見守りましょう。
比較をすると、劣等感を感じ自信を失ってしまうかもしれません。 - 褒める
子供が頑張って達成したときには、褒めてあげましょう。
褒められると、達成感や親の愛情を感じて育ちます。
「また頑張ろう!」っとやる気もアップします。 - 感情的に叱らない
子供に恐怖心を与えると、萎縮してしまいます。
なぜ自分が叱られたのか考えきれなくなります。
他人の顔色ばかりうかがい、自分の意見が言えなくなってしまいます。
幼児期の【男の子】の特徴と叱る際の注意点!叱る時は短時間で!
男の子は空間認識の力が優れているので、言葉でどうこうと指示をされるより見て判断する力が長けています。
しつけでは、その能力をうまく利用しましょう。
例えば、お片付けをさせたいときに「これをこうしなさい」と言ってもなかなか男の子は理解してくれません。
そんな時は、おもちゃなど、片付けるものを戻す場所をきちんと決め、シールや色のついたボックスなどで分かりやすくすると良いでしょう。
お遊びを終わらせたいときに、「ごはんの時間だから、おもちゃさんをお家に帰そうね」などと声をかけてあげましょう。
時間制限などつけるともっと楽しく取り組んでくれますよ。
男の子の特徴と注意点をまとめてみました。
【男の子の特徴と注意点】
- 想定外の事をすることが多い
興味も持ったことは、後先考えずにすぐしてしまいます。
夢中になると自分の行動の予測ができない。
注意する際には、理由も教えてくださいね。 - 我慢が苦手
叱る際には、数十秒で短く何がダメなのかどうすればいいのか伝えるのが効果的です。 - 何度も同じ事をする。
1回は失敗してみないとわからない冒険好きな面もあります。
見守ってじっくり待ってあげることも必要です。 - 褒める際は、認めるだけでOK
「きちんと挨拶ができたね。」など - 甘やかしすぎはNG
身の回りの事を親がしてしまうと、自分では何もしない子になってしまう。 - 叱る時は、短く!
時間をかけて怒っても、飽きてほかの事に興味が移ってしまいます。
男の子は、同じ失敗を繰り返すのものです。
その都度 叱りましょう。
叱る際には、しっかりと子供の目を見ながら何故いけないのか説明しましょう。 - その場で叱る
時間が経過してから叱っても、子供は何故叱られてるのか理解できません。
良くないことをしたら、すぐに叱りましょう。
ただし、人が多い場所ではタブーです。人気のない場所に移動してから叱りましょう。
子供にもプライドがあります。
幼児期の【女の子】の特徴と注意点!叱る際には話を聞いて!
女の子は言語能力が長けているので、会話が成り立ちます。
話の細かい所まできちんと覚えているのも女の子の特徴です。
女の子は、協調性があり、そして、小さいながらにしっかりプライドがあり、子どもですが子ども扱いを嫌がります。
こちらが分かりやすく伝えようと考えて発した言葉に敏感に反応し、ムスッとヘソを曲げる事があります。
叱る際には、きちんと話を聞いて、子供の気持ちを理解して、何がいけないのか教えてあげましょう。
非常に小難しい性格ではありますが、逆に自尊心を引き出すと、どんどん率先して行動できるようになるでしょう。
「こんなことをしてくれてありがとう!ママ助かったよ!」というのをどんどん言葉に出していきましょう。
とっても誇らしげに率先して取り組んでくれるでしょう。
女の子の特徴としつける際の注意点をまとめてみました。
女の子の特徴と注意点
- 協調性がある
お友達との「おままごと」や「おしゃべり」が好きです。
女の子は、誰かと一緒にすることを好む傾向があります。
そのため 友だち作りや小さい子も面倒を見るのが好きです。 - 精神面の成長が早い
男の子と比べて、落ち着いている。
話を理解しようとするが、納得できないことは質問をしてくるでしょう。 - 叱る際には話を聞く
子供の気持ちを理解して、何がいけないのか教えてあげましょう。
自分の気持ちを理解してもらえることで、意見を素直に聞き入れる心の準備が出来ます。
その後は、「どうすればいいと思う?」っと考えさせると、自分で納得した行動が取れるようになっていきます。 - お手伝いをしたい
女の子はママの真似をしたがります。
自発的にお手伝いをしたがる場合には、させてみましょう。
最初は失敗が多いでしょうが、自分で考えたりママを真似たりして上手になっていきます。 - ママと同じとは限らない
同じ女性同士なので、女の子の気持ちが良く分かりますよね。
しかし、子供には、子供の好みや考えがあります。
ママの好みを押し付けないように気をつけましょう。
子供のしつけにおける父親・母親の役割
子供も大人も様々な性格を持っていますので、一概に「これ」といった正解はありませんが、しつけは奥が深くとても難しいのです。
男の子・女の子の性格を理解したうえでしつけをしてみてください。
父親と母親のしつけで重要なことは、両親が同時に怒らない事です。
一緒に怒ってしまうと、子どもは逃げ場がなくなってしまい気持ちを押し込めてしまいます。
怒りたくなる場面でも、父親が怒ったなら母親はぐっとこらえて怒られた子どものフォローをしてあげましょう。
注意したくなりますが、実は子どもにも言い分があるかもしれないのです。
そこで、二人で怒ってしまうと子どもはもう、何も言えなくなってしまいます。
だからと言って、怒った方を悪く言うようなことはしてはいけません。
怒られてシュンとした気持ちが落ち着くまでそっと抱きしめてあげるだけで十分です。
抱きしめられている安心感で子どもは小さいながらも自分で考え、反省する事が出来ます。
その時間を待ってあげましょう。
子育ての時間は長いようにも感じますが、過ぎてしまうとあっと言う間。
いつの間にか、一人で何でも出来る様になってしまうのです。
今の時間を大切に楽しんで子育てしましょう。
さいごに
子育てには、親の愛情が一番大切になります。
子供も自分で出来る事が増えると、挑戦したい気持ちややる気が育まれていきます。
お受験では、自分の事は自分で出来る力もみられます。
しつけをする事で、自分で靴を履くことやお着替えがスムーズにできるようになります。
お受験には、幼い頃からのしつけが大切なんですよ。