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【3歳・4歳】自立心が育つ時期の子供にあった脳を育てるために必要な家庭での教育

3歳・4歳の子供の脳は、基礎が完成しているといわれています。親子のコミュニケーションは、子供が楽しみながら知的好奇心などを育むためにも必要なです。また、生活リズムが整い、躾や社会のルールを学ぶことで自立につながります。小学校受験を志す家庭では、子供の受験準備を始める時期でもあります。子供の気持ちに寄り添いながら受験準備を進めてくださいね。

家庭での生活の中で、3歳・4歳の子供にどのように接すればいいのか悩むときはありませんか?
今回は、この時期の特徴と接し方を紹介します。

目次
▼ 脳の基礎が完成し自立心が芽生える3~4歳児
▼ 反抗期が3~4歳まで続くって本当なの?
▼ 基本的な生活習慣を身につけさせよう!
▼ 脳を育てる具体的な関わり方
▼ さいごに
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脳の基礎が完成し自立心が芽生える3~4歳児

3~4歳児の子育ては難しいという声をよく耳にします。
自我が強くなり、イヤイヤ期もまだ続いていて手を焼くことばかりですよね。
でも、3~4歳児は大人の脳への基礎が完成して自立心が育つ大切な時期です。



脳の基礎が完成する3~4歳児

3~4歳児になると言語や記憶を司る脳の領域が著しく成長し、大人の脳への基礎がほぼ完成します。
勉強やスポーツ、心の成長に必要な脳を準備する大切な時期で「三つ子の魂百まで」といわれるのは、このためです。

この時期に多くの刺激を与えることで、脳が活性化されていきます。
視覚・聴覚・触覚・臭覚・味覚の五感を通した刺激を数多く経験することで、子供の可能性が大きく広がっていくのです。



自立心が芽生える3~4歳児

3~4歳という年齢は自立心が芽生え始め、意欲競争心我慢する力などが少しずつ発達してくる大切な時期です。
さらに、幼稚園や保育園での集団生活の中で、自立心の芽生えが後押しされます。

反抗期が3~4歳まで続くって本当なの?

子供が3歳を過ぎれば、イヤイヤ期が終わって子育てが少し楽になると期待している母親や父親が多いかもしれません。
でも、3歳を過ぎてもそれまで以上に反抗する子供も多くいるようです。



第一次反抗期の特徴

2歳前後から始まるイヤイヤ期は、3~4歳頃で落ち着くのが一般的です。
このイヤイヤ期は「第一次反抗期」とも呼ばれています。
イヤイヤ期の期間については性格や環境などによる個人差があり、4歳を過ぎてもそれまで以上に反抗する様子がみられる子供もいます。

3歳を過ぎてからの反抗期の特徴は、自己主張ができるようになったことによる行動の表れです。
自分の思い通りにならないと我慢できずに手が出てしまッたり、おもちゃなどを投げたりします。
また、弟や妹が生まれて不安になり、ママやパパの愛情を確かめるために「赤ちゃん返り」をすることもあります。



第一次反抗期の子供への接し方のポイント

第一次反抗期の子供への接し方のポイントは、頭ごなしに叱らないことです。
まずは、共感してあげましょう。
「できなくて悔しいね」などと子供の気持ちに寄り添うことで、イヤな気持ちが落ち着くかもしれません。

「こっちのおもちゃで遊ぼうか!」っと子供の気持ちを切り替えさせるのも方法の一つです。
また、「今日のお出かけにはどの服を着たい?」と子供に選ばせるのもおすすめの接し方です。

基本的な生活習慣を身につけさせよう!

3~4歳で基本的な生活習慣を身につけた子供は、その後の学校教育の中で大きく伸びるといわれています。
多くのことを吸収できるこの時期だからこそ、母親や父親は将来伸びる子供の基礎作りをサポートしてあげましょう。



基本的な生活習慣を身につけてその後の「学ぶ力」を育てよう!

3~4歳の頃は生活リズムが整ってくる時期です。
起きる時間や寝る時間、食事などの時間はきちんと決めた方がよいでしょう。
また、あいさつや食事のマナー、片付け、お手伝いなどもこの時期に身につけさせたいものです。

基本的な生活習慣を身につけた子供は、その後も自立した生活ができるようになります。
さらに、考える力や粘り強さ、集中力が伸びることにもつながっていくと考えられています。
ママやパパは子供の意欲を大切にしながら基本的な生活習慣が身につくように関わり、「学ぶ力」の基礎作りに協力しましょう。



社会のルールや躾を身につけさせよう!

幼稚園や保育園に通い始め、家族以外の人や場所との繋がりが始まった3~4歳児だからこそ、社会のルールを身につけさせてあげましょう。
社会のルールや躾を身につけることで、自分の感情をコントロールする力周りの立場になって考えられる子供に育っていきます。

子供は、社会のルールなどを周りの大人を見て真似ることから覚えていきます。
焦らず、褒めながら身につけさせていきましょう
ママやパパが「~しなさい!」と命令口調で指示をすれば、子供は反発したり戸惑ったりしてしまいます。
理由を説明しながら「~しようね」と愛情をもって根気強く言葉かけをしてくださいね。

脳を育てる具体的な関わり方

3~4歳児の脳を育てるには、「楽しさ」が何よりも大切です。
生活や運動の中で興味を持ち、感動や喜びを経験することで集中力が身についていきます。
母親や父親は、子供が思わず挑戦してみたくなるような環境を用意してあげましょう。



スキンシップで脳を刺激しよう!

子供が3~4歳になったとはいえ、まだまだスキンシップは大切です。
抱きかかえたり手をつないだりして触れ合うことで、親子の絆が深まり子供の脳によい影響を与えます。

スキンシップによる肌からの刺激は脳に伝わり、成長ホルモンの分泌を促進します。
この成長ホルモンには、子供の知育や身体の成長を促す効果や免疫力を高める働きがあるのです。
親子のスキンシップは子供の情緒を安定させ、自尊感情を高めて自立心を育てる後押しをしてくれます。



ごっこ遊びで、記憶力や想像力や表現力を育てよう!

「ごっこ遊び」とは、目の前にはない物や人になったつもりで真似をするというイマジネーションが育つ遊びです。
3~4歳児であれば「ヒーローごっこ」や「お姫様ごっこ」、「動物ごっこ」などで楽しそうに遊びます。

この「ごっこ遊び」は、表現したい人や物についての情報を記憶し、再現するというとても高度な遊びです。
子供が楽しく記憶力想像力表現力を育むには最高の遊びでしょう。
母親や父親の役割は、子供がより多くのことに興味を示すように働きかけることです。



箸で食事をする習慣を取り入れよう!

指先をたくさん使うことは、脳を活性化させて記憶力思考力を向上させるといわれています。
特に、「つまむ・挟む・ひねる・貼る・折る」などの指先の動きは、4歳前後に身につけた方がよい能力です。
3~4歳でこのような経験をあまりしてこなかった子供は、小学校に入ってから細かな作業が苦手になってしまいます。

日常的に指先を使うには、箸で食事をする習慣をつけると効果的です。
毎日の食事の中で箸の正しい使い方を教えてあげましょう。



知的好奇心を育てるには図鑑がおすすめ!

子供が3歳を過ぎたら、図鑑を用意してあげましょう。
この頃になると、「好き」と「嫌い」の感情がはっきりとしてきます。
我が子が今どのようなことに興味を持っているのかをよく観察し、子供の興味に合わせた図鑑を用意すると、知的好奇心が大きく育っていきます。

図鑑は、昆虫や植物、恐竜、乗り物など種類が豊富です。
写真やイラストなどを使って、文字が読めない3歳の子供でも興味を持つ工夫がされていて十分に楽しむことができます。
子供が興味を持つきっかけづくりとして、ぜひ図鑑を用意してあげましょう。






さいごに

3歳、4歳になる頃には、大人と変わらないくらいに会話も上達してきます。
この時期には生活習慣を身につけさせ、「学ぶ」ことの楽しさを少しずつ教えてあげましょう。
お受験予定のお子さんの好奇心を高めることは、子供が楽しく学ぶことにつながり子供の「知りたい」気持ちの向上に効果的です。
遊びから学ぶこともたくさんありますので、お勉強の時間の他にもお友だちや親との遊ぶ時間を作ってあげてくださいね。

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