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志望する小学校向けの受験準備が功を奏する

中学受験のように「併願」をしてまで闘うような受験体制を5歳児に実践させられるでしょうか?私も講師をしていた時代に、体感しておりましたがほとんどの場合、その志望校だけに絞った受験対策を講じる親御さんが多いように感じてました。つまりお受験の志望校によって対策は随分と違ってくるのが本当のところです。かといって、やはり私立小学校に受かりたいと思い、早期教育や幼児教室、お受験塾などに通うわけです。そこは併願小学校を考えるのは尋常です。

中学受験のように「併願」をしてまで闘うような受験体制を5歳児に実践させられるでしょうか?私も講師をしていた時代に、体感しておりましたがほとんどの場合、その志望校だけに絞った受験対策を講じる親御さんが多いように感じてました。
つまりお受験の志望校によって対策は随分と違ってくるのが本当のところです。
かといって、やはり私立小学校に受かりたいと思い、早期教育や幼児教室、お受験塾などに通うわけです。
そこは併願小学校を考えるのは尋常です。

目次

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最悪、志望校に合格できなかった場合を想定して

組み合わせる併願校としては、ペーパーテストを重要視する小学校と、ペーパーテストがない小学校という組み合わせです。
これはよくあるパターンです。
ペーパー重視の小学校を併願する場合には、出題傾向や過去問を膨大な量、こなさなければ完璧な対策と言えません。
ここが悩みどころでもあるわけです。
実際にどのように対処すべきかと、親御さんもとても苦心される場面でもあります。

つまり受験準備としてはペーパーテストの内容を一応、広い範囲で演習をするカリキュラムの受験塾に通うことで、まずはフォローできます。
そしてペーパーテストがない小学校対策としては、絵画や工作、巧緻性や行動観察を主にみてくれるカリキュラムを選択することで、ほぼ小学校受験の範囲を網羅することができます。

ある意味、浅く広くという範疇にはなってしまいますが、5歳児の体力や能力ではそこが限界だと感じます。
詰め込んでも抜けるのがとても速いというのは、教育現場からの声でもあるんです。

お受験対策は欲張ればよいものではない

どの単元も人の何倍も時間とお金をかけるというのは稀なパターンです。
全部を100と考えてそれぞれに配分をするような考え方で良いのです。
2校の受験を考えている場合には200%の力を求めても、それはお子さんにも限界というものがあるからです。
無理なことは無理なのです。

併願校を考えるときには今通っている受験塾の専任講師とよく相談の上、実際の志望校の試験日は予備日などと被らないようにスケジューリングするべきです。
案外と同じような日程になっている学校同志は避けなければいけません。
小学校においては、1日だけで受験が終わらないところもあります。
このような場合には併願校も熟考するべきでしょう。
あくまでも親のエゴばかりで合格を目指すのは間違っています。
お子さんの体力や能力、そして能力などを考え併せて最適な方法を選択してください。
併願校を考えざるを得ない場合には、優先順位をしっかりと親御さんが理解する必要があります。

 


第一志望校に即したお受験対策を

小学校受験は中学受験以上のいわゆる「入試対策」と意味合いが違う準備の必要性があります。
学校によって試験内容が大きく違います。
カリキュラムをもとにして学力を問うという形でない代わりに、その学校向けの準備をどの程度周到に行えるのかによるのです。
基本的にはペーパーテストの有無と、行動観察。
絵画工作、巧緻性、体操運動、面接という分野に大きく分かれていきます。
この部分に対して、均等に力を入れて総合力を高めておくことが、最善だと言われています。


小学校のペーパーテストについて

どこのお受験塾に通っても、必ずペーパーテスト対策を行います。
もしも、自分の志望する小学校にペーパーテストがないという場合でも、万が一の併願受験を想定したうえで、ペーパーテストも容易に解けるような力をつけておきたいものです。
それはお受験対策には必要なテクニックでもあるのです。
記憶している知識だけをテスト上で問うのであれば、準備さえ完璧であれば満点も夢ではありません。

それでも小学校受験の場合には、言語、常識、数量、比較、記憶、図形、推理、思考という広い範囲から出題されることがほとんどです。
このように単元を表現すると、難易度を感じさせるのですが、実際にはコツさえ分かっていれば落ち着いて回答できるものばかりです。
憶することはありません。
一定期間、きちんと塾に通うなりしてお子さんに学習姿勢さえついていれば家庭でもおさらいできるものばかりです。
ペーパーテストについては志望校が頻出している問題を過去問題集から抜粋して演習するということも、必ず必要です。


行動観察に重きを置かれる小学校の場合

5名程度の幼児を1つのグループに見立ててその中で様々な課題を投げかけてお子さんがどのように振舞うのかを考査していきます。
ここではその5歳児の人間性や人としての道徳の有無などが問われてしまいます。
行動観察ほど、準備に手間取るものはありません。
講師としても、どうしても自分勝手な行動をとるお子さん制御する方法に苦心するほどです。
実際に、人の輪を乱す時点で私立小学校に不向きであることは感じてしまうものです。

そこをゴリ押ししてまで合格を目指そうとすると、荒が目立ってしまうのも無理のない話です。
行動観察というのは現時点で通ってる幼稚園などで日々繰り広げられているお子さん同士のコミュニケーションの一場面を切り抜いて判断するようなものです
そう考えると魔物であることが確かです。
その日に限って自分の子供が乱暴で言葉も粗野な場合も十分にあります。
5歳児のご機嫌などは天気予報と同じように変わりやすいものです。
あえてそこを自分でコントロールできるものでもありません。


行動観察の対策については念入りに

集団生活が苦手なタイプの幼稚園などに言われている場合には行動観察の場面では不利になることが想定されます。
それでも、他人とのコミュニケーションが苦手な奥手タイプのお子さんに限って、決められたルールを完璧に守れるものです。
それは一つの才覚と捉えるべきでしょう。
友達の地味ながらも、仲良くできていればそれだけでも評価です。
逆に言えば、何か特別な行動を図ってしまい目立つ子よりも、評価は安定するものです。
おとなしいタイプだからと言って、卑下するものは何もありませんので安心してください。

間違ってお行儀の悪い態度を取った場合でも、その後明るく快活に行動観察中に振舞えていれば、子供らしい明るいタイプの子とて後から評価されることもあるのです。

・おとなしくて発言ができない
・自分から声をかけることが苦手


 

というお子さんが本試験では、見事にその場を切り抜けることができる場合も多いのです。
お子さんには、普段からお友達との遊びを多く持たせることも必要です。
公園に出かけることや、家に呼んで一緒に遊ぶことや、およばれすることはとても重要な経験です。

 

ある程度はトレーニング次第

お受験塾などでも、ランダムにグループを作って指示行動をする場合や、自由遊びなどの演習をします。
回を重ねるたびに、ぐんぐんと伸びるタイプの子もいます。
最初は何もできずに、壁の方ばかり見つめて動けなかったタイプの子も、やはり場数を踏ませると、自分の動くべき方向がわかるようになるのです。
その時に声をかけてくれる同年代のお友達の一言で、一気に開花する才能もあります。

行動観察の分野で、思いのほか何もできなかった場合でも、逆に想定外に積極的に頑張れた日でも同じようにほめてあげていただきたいのです。
泣かずにその場で踏ん張れたことについても称賛の言葉が必要です。

・よく頑張れたね
・次はもっと頑張れるよ


 

この親御さんの言葉が絶対にその子のやる気を後押しするのです。


絵画や工作対策として

お子さんは基本的に常に幼稚園などではお絵描きをして、何かを作るという体験を積んでいるはずです。
現在通っている幼稚園によってはそれ以外の単元に力を注いでいる場合もありますが、お絵描きを全くしないという幼稚園は聞いたことがありません。
そこで求められているのは上手に絵を描くことではありません。

絵画や工作で配点部分になるのは、自分の想像力をそのまま絵画にできているかどうか?その自由度や創造性です。
何かを作るという作業において諦めずに根気よく取り組めるかどうか?です。

作品の出来栄え点などはあり得ません。
そこで評価されるのは取り組み方です。
やはり基本的に何らかの練習は必要です。
ご自宅でもお絵描きの際に、親御さんが言ってみれば良いのです。

「大きくなったらなりたいものを描いてみよう」

漠然としていて抽象的な表現ですが、実際にこのように設問は投げかけられるものです。
これに対して真摯に実技で応えられることが求められるわけです。


個性を発揮する力

絵画や工作ではお子さんの個性を試験官は見ているのです。
きれいな絵が描けることは何ら高得点につながることでもないのです。
様々な画材に触れておくという経験も必要です。
クレヨンやクーピー鉛筆というものについても、両方を自由に扱えることが求められます。
また、色も12色から16色と幅広く、

多くの色を扱える色彩感覚と自由な発想がどこまでその子の成長段階で備わっているのか?


が問われていると感じておいてください。

イメージしたものを絵にするということは、難しいことでもあります。
それでも、努力をして頑張って描いてみるという根気こそが、絵画や工作などでは問われる部分でもあるのです。
粘土細工で、決められたものをそのまま模倣するような課題もあります。
粘土に慣れていない幼稚園児はいないと思いますが、たまに粘土に触ることが苦手というお子さんもいます。

すべて、受検対策として一応、粘土にも普通に触れられるように教育をしておいてください。
無理強いはいけないのですが、粘土というのはお受験の工作部分では必ず顔を出すものでもあります。
ここは要注意です。
何事も、抜かりの無いようにに頑張ってみてください。


志望校の過去問をおさらいする

 

出題傾向というものや頻出問題は、年度が変わってもある程度影響を受けずに、受け継がれるものでもあります。
だからこそ、過去の出題傾向などを知っておくことがとても重要です。

志望校が何を一番高く評価するのか?
ペーパーなのか面接なのか?


そのあたりを念入りにリサーチして、お子さんにも無理なく準備を進められるように親御さんが必要な準備と、必要のないものを仕分けすることも時には重要事項なのです。

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