私立幼稚園や国立・私立小学校のお受験は、お子様のしつけや受験対策などで忙しい傍ら準備を進めなければなりません。
お受験当日、第一印象を良くするためにも身だしなみにも気を配りますよね。
面接では親子の統一感や清潔感など確認され、選考ポイントとなることがあります。
親子のお受験コーデは、濃紺のお受験スーツやワンピースが一般的ですが、最近ではいろんなデザインやセットでの販売など種類が多く迷う人も多いことでしょう。
そこで、今回はお受験ママの身だしなみチェックポイントや準備が必要なお受験グッズについてご紹介したいと思います。

目次

▼　お受験や学校説明会での母親の服装のポイント

▼　お受験ママに注意して欲しい身だしなみ

▼　お受験スーツ以外にも母親の用意するべきお受験小物

▼　さいごに

お受験や学校説明会での母親の服装のポイント

お受験では、清潔感と上品さが好印象へつながります。
お母様の服装の気をつけて欲しいポイントをまとめてみました。


上品で清楚な服装

学校説明会やお受験での母親の服装は濃紺のスーツやワンピースが定番です。
ワンピースとジャケットがセットになった濃紺のアンサンブルお受験スーツは、一年を通して着用できるので1着持っておくと安心ですよ。
自由な校風の小学校や幼稚園の場合は、ダーク系のスーツでも清潔感があれば大丈夫です。
幼稚園によっては、私服での受験が可能な園もあります。
私服の場合は、普段よりもきれい目な服装を心がけましょう。
受験する幼稚園や小学校の雰囲気に合わせた服装が望ましいです。

お受験スカートは、「ひざ丈」・「座りシワ防止」できちんとした印象に！

お受験では、カジュアルなパンツスタイルよりも女性らしいスカート・ワンピースが主流です。
説明会や面接、面接の待ち時間など 椅子に座る機会が多くあります。
着席時に上品な印象を与える為にもひざは隠しておきたいものですよね。
女性らしさと清楚な印象があるひざ丈スカートがお受験ママの定番です。
椅子に長時間座ると、体温でスカートなどの生地が温められ汗などの水分によりシワができやすくなります。
座りジワができると だらしない印象を与えかねません。
ウール100％やポリエステル混合は、シワができにくい素材なのでおすすめです。

ストッキングは自然な肌色が定番

出典：楽天【メアリーココ】

お受験は、フォーマルな場に近い服装が無難です。
お受験スーツは濃紺が多く、黒色のストッキングを着用すると、暗いイメージを与えかねません。
柄付ストッキングは、お子様よりもお母様が目立つ可能性もあり、清楚感を損ないかねません。
お母様の肌の色に合うナチュラルカラーのストッキングがおすすめです。

肌寒い時期に、入園・入学考査が多くあります。
お母様の寒さ対策に、スカートに隠れる丈のスパッツもおすすめですよ。
ストッキングは、伝線することもありますので予備に1つ持っておくと安心ですよね。

お受験には太めヒールの黒パンプス

出典：楽天【メアリーココ】

お受験スーツなど落ち着いた服装と相性がいいのが、黒色のパンプスです。
ヒールの高さは、5cm前後が一般的です。
5cm前後のヒールは、美脚効果も期待できます。
お受験では、試験会場まで公共の交通機関利用がマナーです。
歩くことも多いので、歩きやすい靴を選びたいものです。
細めのヒールよりも安定感のある太めのヒールが疲れにくいです。
歩く際のコツコツ音防止対策にヒールの底部分にゴムが取り付けられているかもポイントです。
お受験当日に靴擦れしないように履き慣らしておいてくださいね。

お受験ママに注意して欲しい身だしなみ

第一印象を良くするためにも身だしなみは大切です。
お受験前には身だしなみのチェックは忘れずに行いましょう。
お子様の受験なので、お母様は控えめな雰囲気にまとめるのが望ましいです。
お受験ママに気をつけて欲しい身だしなみについて まとめてみました。

清潔感のある髪型

　　
出典：東京ソワール　楽天市場店

髪型で顔の印象が変わると言っても過言ではありません。
品良く髪をまとめるには、黒や紺のバレッタなどが役立ちますよ。
お受験ママの服装の雰囲気を損なわずきちんとまとめてくれます。
髪の毛が短いお母様は、黒や紺のカチューシャも好印象ですよ。
おじぎをした時に前髪が顔にかからないように注意しましょう。
髪色は明るすぎず、落ち着いた色がきちんと感があります。

ナチュラルメイク

お受験では、清潔感のあるナチュラルメイクが基本です。
健康的な優しい母親を印象づける化粧を心がけましょう。
お受験本番が近づくにつれ お子様の事で忙しくなりますが、お母様自身のスキンケアも大切です。
肌荒れには気をつけ、お化粧がしやすいように手入れをしましょう。

ネイルは基本しない

お受験では、ネイルをする必要はありません。
もし、マニキュアをする場合には、透明やベージュ系の目立たない色を選んでください。

爪が伸びると細菌の数も増えてしまい衛生的ではありません。
爪は、適度な長さに切りそろえましょう。

アクセサリーは結婚指輪のみ

アクセサリーを身につけると華やかになりますので お受験では極力控えたほうが無難です。
もし、つける場合は、一粒ダイヤや小粒パール位にしてくださいね。
指輪は結婚指輪だけで十分です。
身につけるアクセサリーによっては、場違いな雰囲気になりかねません。
どうしてもアクセサリーを身につけたい場合は、受験する小学校や幼稚園の先輩ママさんや幼児教室の先生に相談するのが最適です。

無臭を心がけて

匂いは目には見えませんが、人が集まる場所でのエチケットの一つとして無臭が大切です。
意外と忘れがちなのがクローゼットの防虫剤の匂いです。
クローゼットに服をかけていると防虫剤の匂いが移ることはありませんか？
お受験スーツをクローゼットにしまっている場合は、着用1週間くらい前からお受験スーツに風を通しましょう。
普段から香水をつけるお母様は、お受験の日は香水を控えるようにしましょう。

お受験スーツ以外にも準備しておきたい お受験小物

受験する幼稚園や小学校からお子様の準備品についての指示があることでしょう。
ところで、母親はどのような準備が必要なのか悩みませんか？
お受験ママは、受験スーツをメインに用意しますが、これ以外にも用意するべきものがあります。
お受験の際に、すぐに準備できるように そろえておきましょう。
お母様の準備品をまとめてみました。

バッグ

お受験で使われるバッグは、床においても倒れない自立型が定番です。
急な雨にも安心して使える撥水加工が多くあります。
お受験スーツの色にあわせると、コーデがまとまりやすいですよ。
お受験グッズは、落ち着いた色を選びましょう。

サブバッグ

お受験では、荷物が多く持ち運びも大変です。
お受験バッグに入りきらないものを収納するのに役立つのがサブバッグです。
書類を曲げずに収納ができるようA4サイズ対応を選んでくださいね。
サブバッグもお受験バッグ同様に自立型がきちんとした印象を与えます。

スリッパ

お受験用のスリッパは、つま先まで布で覆われている形状が定番です。
黒や紺色の落ち着いた色できちんとした印象を与えます。
歩く際にパタパタと音がしないように防音されているタイプが多く足音が気になりません。
お受験用の上履きは、底面に厚みがあるので足の裏から冷えるのを防ぎます。

靴・上履き入れ

外履きやスリッパを持ち運ぶ際には、収納袋が必要になります。
お受験では、収納時や移動時に音がしない袋が好ましいですよ。

子供用上履き

子供用の上履きは、運動審査や行動観察の必需品ですよね。

年齢が低い子供向けの上履きには、
・面ファスナータイプ
マジックテープで足首を固定する
・バレータイプ
甲の部分にゴムベルトがある
・スリッポンタイプ
甲の部分がゴムなどで覆われている
の3種類に大きく分かれます。
お子様の上履きは、白色が定番です。
名前は周りから見えない箇所に記入しましょう。

シューズ入れ

子供の持ち物になりますが、シューズを準備の際にはケースの準備も必要になります。
お子様が出し入れがしやすいシューズケースを選んでくださいね。

書類ケース

書類ケースやファイルは、配布された書類をシワなどから守ります。
どこにあるのかすぐに分かるので、重要な書類を入れるのに適しています。

筆記用具

出典：楽天 【メアリーココ】

説明会やお受験当日には、悪目立ちしないような筆記用具・ペンケースを使いましょう。
ペンケースは、紺や黒などの落ち着いた色の音がしないシンプルな形状のものが好ましいです。

ハンカチ・ティッシュ

出典：楽天　【東京ソワール】

日常でも使うハンカチとティッシュは、お受験用に準備しておくといいですよ。
ハンカチはフォーマルなシーンで使えるタイプがおすすめです。
ポケットティシュは、かわいらしい柄物などは控え、無地のシンプルなタイプを選びましょう。

ソーイングセット

出典：楽天 【レディースシャツ通販コルレオニス】

運動審査で着替えた際などに、お子様の服のボタンが取れることもあるかもしれません。
もしもの場合に備えて準備しておくと安心ですよね。

子供の遊び道具

出典：楽天 【コレぴよの太鼓判】

空き時間などに子供が退屈しないように絵本や折り紙など持っておくと安心ですよ。
お子様がリラックスする為にも退屈させないように心がけましょう。

さいごに

お受験での服装は、受験する幼稚園や小学校の雰囲気に合わせることが基本です。
第一印象を良くするためにも、清潔感のある身だしなみを心がけましょう。

お受験は子供の試験のほか、家庭での教育方針や家族の団結力が重要になります。
面接では、しっかりアピールし、ハキハキと大きな声で答え、熱意をどれだけ伝えられるかがポイントです。
事前に志望動機や教育方針をしっかりまとめておきましょう。
また、面接までの待ち時間でも態度や様子を伺われているので、私語は慎み、静かに待ちましょう。
緊張して硬い表情になりがちですが、お母様が笑顔でいることでお子様はリラックスして望めることでしょう。