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成蹊小学校 受験対策について

自立、連携、創造を大きな橋として学校目標として教育を進めている成蹊小学校は毎年志願者数の多い私立小学校です。男女それぞれに考査日が設けられていることも特徴的です。倍率の方は4倍から5倍と比較的狭き門となっています。十分な準備期間を経て、本番臨むようにしてください。そして、親は成蹊小学校とは?どのような学校か?を深く認識することが求められます。

自立、連携、創造を大きな橋として学校目標として教育を進めている成蹊小学校は毎年志願者数の多い私立小学校です。
男女それぞれに考査日が設けられていることも特徴的です。
倍率の方は4倍から5倍と比較的狭き門となっています。
十分な準備期間を経て、本番臨むようにしてください。
そして、親は成蹊小学校とは?どのような学校か?を深く認識することが求められます。

目次

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成蹊小学校の1日目試験内容は

1グループ8名に試験官が2名という体制で所要時間30分のペーパー試験が行われます。
出題用紙は3枚です。
出題方法は校内放送のパターンです。
ペーパーテストは次の項目が頻出問題として毎年出されています。

〇お話の記憶
〇回転図形
〇重ね図形
〇四季の常識
〇鏡図形
〇展開図


 

成蹊小学校には図形問題が多い?

成蹊小学校では図形問題が多く出題されます。
つまり図形の問題を多く解くことが合格への早道です。

多くの図形が重なっているような図形問題は難易度も高く、図形を頭の中で描けないと解けない問題です。
できれば図形のパズルを自宅でも準備をして問題と同じようなパーツを選んで、具体的に検証をすることで子供の理解度も高まります。
ペーパーテストの上だけでは理解の糸口を探すことが困難です。

パズルで同じような形がない場合には、親が厚紙などで様々な図形のパーツを作って、子供と一緒に問題を理解していくという方法が一番具体的です。
何よりも自分で同じ形を作って図形問題を解くことで、習熟度が増します。
塾に通っていると、同じ間違いが多い問題に特化して、何度も解説をしながら学ぶ時間を設ける場合もあります。
成蹊小学校を受験する際には、図形問題は避けて通れませんので、子供にとっては得意分野に仕上げておくことが得策です。

 

積み上げた図形の数を考える問題

ブロックを積み上げた図を見て、ブロックの数を考えるという定番の問題で、最初はその子供も躓きます。
実際に見えていない場所にもブロックがあると、認識するのはなかなか困難な問題です。
この場合にも積み木などをプリントの図と同じように積み上げて、その中にも実はブロックが隠れていることを、子供に体感させてください。
そうすることで、空間図形の問題も、理解が早まります。

図形の問題も、感覚を持つことで大きく間違えることが少なくなります。
その際にも必要なのは実物を使って、図形を作り検証をしながら解答を導くという作業です。
細かな作業ですが、小学校受験の中でも特に難しい分野とされている図形問題は、根気よく何度も問題を解いて、間違いが少なくなるまで演習を積んだ方が良いでしょう。

 

ブロックを積み上げた時の立体図形問題

立体図形を見ただけで、苦手意識を持つ生徒もいます。
自分にはわからない、という先入観を持ってしまうと小学校受験のあらゆる分野で躓いてしまいます。
見えない積み木がその向こう側にある、という認識が子供の中で定着するまで、形を変えて類似問題を解くようにしてみてください

立体図形問題は、数をこなさないとなかなか理解が出来ない分野です。
普段から図形パズルなどに触れている子供の場合には、案外とスムーズに習得していきます。
ただ想像だけで答えをあいまいに探すのは点数獲得にはつながっていきません。
そこを理解しつつ、とにかく演習を積んでおいてください。
実物を使って視覚的に理解を深め、プリントに正しい回答を書くという二段階の理解が必要になる分野でもあるのです。

 

図形の問題をパーフェクトに解答するために

受験では苦手な分野を持つことで、一歩後退すると言われるほどに、しのぎを削るのが、当たり前のことなのです。
図形の問題についても、他の分野同様にとにかくおさらいを何度も行い、間違いを少なくすることがまずは肝心なことと言えるのです。
苦手なものは「図形問題」などと子供の意識の中に定着してしまうと、後から困った状態にもなります。
一度でも苦手、と言う意識が芽生えると、分野的には伸びることが大変になります。

苦手問題が明確に、図形問題であるならば、そこを徹底的に親子で修復をして、もう大丈夫というレベルまで引き上げる必要があります。
塾に通っている場合には、問題集などを使って、出来るだけブラッシュアップに努めてください。
少しでも躓いているようであれば、パズルや図形模型を実際に使って、親が子供と実験を行うように、組み立てて理解を深められるようにすれば、少しずつ図形問題が得意に変わります。

 

お話の記憶は鍛錬が必要?

成蹊小学校の出題の枚数は少なく、必ずお話の記憶は出題されると考えておいてください。
難易度も高いので、人の話を聞き入れて記憶にとどめるという訓練を何度も積み上げて、習熟度をアッvプすることが、お話の記憶対策です。
何よりもその、お話の内容に集中をして、一つの言葉も聞き逃さないでいようという意識の高さが必要になります。
そして物語をイメージして頭の中で自分なりに気になるシーンを描けることが必要になります。

もしも、何か他のことに気を取られてしまうと、音声から流れる大切なポイントを一瞬で聞き逃してしまいます。
お話の記憶には、やり直しということが出来ません。
成蹊小学校のお話の記憶は長く、お話についての質問が10問前後の質問がされます。
そのうえ、8問程度の正答率がないと、合格圏内に突入できません。

 


成蹊のお話の記憶

 

毎年の傾向として、お話の記憶の問題は、170秒程度の長さがあります。
情報が多く詰まっているので、問題を正確に解くためには、かなり集中をしないと絶対に成蹊小学校のお話の記憶はクリアできません。
相当量の問題をこなさないと、なかなか長いお話の記憶に対応ができません。
問題の中には、回答を迷わすようなものの名前などが入っている場合もあるのです。

一般的なお話の記憶と比べても、相当長いお話の記憶は何度も練習を重ねていくことで、成蹊小学校のお話の記憶に慣れて、スラスラと解けるようになります。
誰が何をどうしたということまで、聞き取っておく必要があります。
お話の記憶の途中でイメージ音楽が流れるような場合もありますので、惑わされないようにしましょう。


運動試験

所要時間25分の間に1クラス8名の体制で様々な運動の試験が行われます。
まんべんなく、いろんな運動にトライして、指示をきちんと守りながら運動試験に臨めることが一番の理想です。

〇カエル跳び
〇ボールでドリブルをする
〇ジグザグに走る
〇雑巾をかける
〇ボールを転がす


 

そのほかには少し変わり種の運動試験としては台車に乗って手で漕いで動かす運動やゴム跳びなどが実施されます。


2日目の行動観察について

 

1日目の試験を終えた子供はまだ疲れが残っている場合もありますが、行動観察については、シビアに観察されますので力を入れて臨むべきでしょう。
1クラス20名の子供が集まり試験官が3名体制で所要時間50分で行動観察が実施されます。
課題工作をみんなで行いますので、協調性が求められます。
そして幼児らしいコミュニケーション能力の有無を、つぶさに観察されます


面接での質問について

 

父親

英語教育に関してどのような興味をお持ちですか?
子供と普段どのように関わっていますか?
教育方針を教えてください。
子供の名前の由来を教えてください。
電車通学への不安はありませんか?

 

母親

成蹊小学校の魅力は何だと思われましたか?
育児上のエピソードを教えてください。
子供の性格について語ってください。
食事のマナーについて気をつけていることは何ですか?
昔と今との子育ての違いは何だと思いますか?
もしも子供は他人の子供に怪我をさせてしまったらどう対処されますか?

 

このような形で結構、核心を突いた内容の質問が多いことに気がつきます。
そして時事的に、問題になっている「子供に携帯を持たせることへの是非」や「パソコンの扱い」などへの質問が多いのが特徴です。
これらは、面接官が、親と子供の関わり方を垣間見るために、投げかける質問です。
これからのIT時代を迎えて、小さなころからパソコン学習や防犯上での携帯電話の使用などについての親の見解を、はっきりと述べる必要性もあります。

そして食事のマナーについての質問も案外と多いので、普段から子供の箸使いや食事のマナーなどについても食卓上、親として冷静に観察をして注意をすべき点は早い段階から注意をして、マナーよく食事を摂れるように心がけてください。
これらも受験準備の一環です。

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