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小学校受験に必要な自己表現力はどんなふうに育みますか?

自分のことを表現できるということは小学校受験には必要なことです。これからのお受験本番に行われる本番で面接や口頭試問などでは自分のことを、きちんと表現できることが何よりも重要なのです。そのためには、日々の生活でどんなことに気を付けて生活をすれば良いのでしょうか。 小学校お受験を経験するうえで度胸が大切ということを聞いたことがあります。 日本人があまり意識しない「度胸」というキーワードについて調査します。

自分のことを表現できるということは小学校受験には必要なことです。
これからのお受験本番に行われる本番で面接や口頭試問などでは自分のことを、きちんと表現できることが何よりも重要なのです。
そのためには、日々の生活でどんなことに気を付けて生活をすれば良いのでしょうか。

小学校お受験を経験するうえで度胸が大切ということを聞いたことがあります。

日本人があまり意識しない「度胸」というキーワードについて調査します。

目次

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小学校お受験は親と子供の度胸が決め手になる

子供のためを思って何でも代弁してきた親も、小学校受験の場合には、何よりも度胸が必要です。
格的に奥手の場合には、どうしても引っ込み思案になりがちです。
これは生まれつきに備わったものではなく、数々の経験や塾での鍛錬によって、芽生えるものです。
今の時点で、何をやろうとしてもなかなか度胸がなくて・・・と嘆いている親もまだまだ間に合う可能性があります。
まずは、子供に聞かれている質問については、口を出さずにまずは子供に答えさせるということが重要です。

親は、一歩引いて見守るという姿勢を貫いてみてください。
そうすると自然な状況で、自分の考えで言葉を発することが出来るようになるのです。
自分のことは自分で話すという習慣を身に付けることが先決です。
子供が次々と言葉が出るような環境を作り出すことは大切です。

〇家の近くのご近所付き合いからでも度胸は育っていく

 

公園で遊ぶときにも近所の子供が集まってきます。
その時に進んで、他の親との会話の機会を設ければ良いのです。
何か尋ねられた時にもハキハキと答えられるような子供で居られるように、親と一緒に度胸を少しずつ育めば良いのです。
子供がすぐに塾へ通いはじめたからといって、緊張せずに言葉がスラスラと出るようになるとは限りません。

どちらかと言えば日々の生活圏の中に自己表現力は育っていくのです。
自分の考えを自分で話すということが最終目標です。
このような表現力は、これから生きていくなかで大切なものです。

そこを外しては人間関係を構築できないからです。
子供が会話の中で自分の考えを話すことができたとき、親のリアクションは少し大げさといわれるくらい褒めてあげます。
その繰り返しを行っていくことが大切です。

●お友達に対しても自分の考えを述べる勇気

 

お友達に促されるままに、自分の中では本意でもないことを許容してしまう子もいます。
引っ込み思案でおとなしいということは、損をする場面にも出くわしてしまうのです。
例えば、小学校受験の行動観察の場面で、何かお友達に言われたとします。
今使っている道具やおもちゃを「貸して」と言われたときに、頭ごなしに「いや」と言うことで子供同士の間でも角が立ちます。
そこで自分の考えを素直に表現するとすれば
「いま使っているから、後で貸すね」
「少し待っててね」「一緒に使おう」などパーフェクトな回答です。

なかなかここまでの自己表現が、ままならない場合でも、まずは自分の考えを表現できることが先決です。
そこにも度胸が必要になってきます。
自分が話したいことをそのまま自己表現できるようになれば、子供同士の関係も常に良好に保てるのです。

これは素晴らしいことです。

〇自分の考えをまとめる練習

ご家庭の中でも子供へ何かを選択させる質問を投げかけてください。

例えば「今日はなにを食べたい?」という質問でも良いのです。
まずは即答が期待できる質問に慣れてもらうことが先決です。
そして自分の考えを少しずつ表現できるようになれば、少し難しい質問を投げかけてみるのも良いでしょう。
例えばその日、幼稚園や保育園であったことを聞き出してみるのです。

「今日はお友達と仲良くできた?」

「なぜ喧嘩をしちゃううのかな?」


このような質問の形で受け答えする側の子供は、自分の考えをまとめて話そうとします。

最初はたどたどしい感じであっても、頑張って自分のことを語ろうとする子供の様子を温かく見守ってあげてください。
やがて自分の話したいと思うことを相手に伝えることができるようになります。

子供も自分の言いたいことをまとめて話すようになります。
その時に聞く側の親が

「○○ちゃんが話してくれたら幼稚園(保育園)の様子がよくわかるわ」


と発言を肯定するような言葉を返すのです。
子供はその時点で満足感に浸るはずです。
自分の話したことが親に伝わった。
親もよくわかると言ってくれている。
そんな会話の繰り返しが子供の自尊心を育て、自己表現力にも繋がっていくのです。

 

相手に誤解されずに理解される喜び

自分の考えを表現した後に、きちんと自分の考えが伝わったという達成感はとてつもない満足感を伴うのです。
自分の思いや考えを自己表現するには5W1Hの基本を念頭に誰が・いつ・何を・どうしたのか ということを簡単に簡潔に伝わることが重要なのです。

とりとめのない話し方をしている場合には、質問を区切って、子供にも確実に相手に伝わる話し方を、教えてあげましょう。

まずは人の話をよく聞ける子供に育てることが必要です。
とにかく日々の生活の中で、親が指示を出したことについて、それが守れているかどうか?を確認する必要があります。
何度も、同じ話をしているのになかなか守れないというのは、話を理解できていないということになります。
話す力を育てるためには聞く力を持つ必要があるのです。
人の話を聞ける子供は、自分の考えを素直に表現できるようになります。

 




読書を通じてお話の理解を深める

読み聞かせをしているときに、時々子供に質問をしてみるのです。
主人公はどんなふうに考えていると思うのか?このお話はこれからどんな風になると思うのか?ということを、聞いてみるのです。
子供は読み聞かせの世界観中で自分の考えを述べてくれるようになります。
読み聞かせというのは、語彙力やお話を聞く力を育てます。
家の中に居ながらにして、自己表現力を育てるきっかけになります。

人の話をさえぎって自分のことばかりを語る子供も中にはいます。
これは、小学校受験の場面では、非常に悪い印象を与えてしまうのです。
質問を受けたことに対して、真摯に受け答えをするということが、求められるのです。
読み聞かせというのは、親子の絆や子供の表現力を育てるきっかけになるのです。


相槌を打つという素晴らしい行為が子供を持ち上げる

子供が何かを語るときに、必ず親はわかりやすい相槌を打ってあげましょう。
それが子供の自己表現を育てることになります。
親が優しく相槌を打つことで子供はもっと話をしたいと感じるようになります。
せっかく話しをしているのに、相槌も打ってもらえないというのは残念なことです。
子供の意欲も半減してしまいますので、気力もなくなります。
そうならないように、子供が機嫌よく話をしているときには、きちんと相槌を打ち快活に会話が弾むように聞く側も努力をするべきでしょう。

子供の自己表現力ばかりを求めても聞く側のスタンスが伴っていないと、話し出すほうも、気力が半減します。
それでも、会話がきちんと成立していることがわかれば、子供はどんどん自己表現力を高めていくのです。


語彙力を増やせばどんどんはなせるようになる

言葉を知るということは子供にとっては、最大の武器になります。
やみくもに悪い言葉を多く知っていても何の役にも立ちません。
正しい日本語を自分の気持ちに即して使い分けるようになれれば、本当の意味で一人前です。
言葉を知るということは本当に素晴らしいことです。
それに普段の生活の中で、ご両親や家族の会話が弾み、子供に語り掛ける機会も多い場合には、自然に子供の語彙力が育ちます。

つまり家庭環境の中で子供の自己表現力の源になる語彙力も育つわけです。
そう考えると、家庭での会話の質というものはとても重要であるということです。
人が聞いても感じの良い話し方や言い回しが出来る=家族がそのような話し方をしているということに繋がります。
何事も親は子供の鏡にならなければいけないことが、自己表現力を考えてもたどり着く結論です。


言葉をたくさん知っていればすべてがうまく行く

人と話し合うときにも、言葉を知らないと何も始まりません。
自分の言葉で自分の気持ちを表現することは、大切なことです。
語彙力を増やして自分の言葉で自分の表現力を生かせることで、話し合いもうまく行くということがわかるようになるのです。
そして自己表現力というのは、これから小学校受験の本番を迎えるにあたって、子供の力になるのです。
何と答えたら良いのかわからないときには自分の言葉で

「もう一度教えてください」



そう伝えれば良いのですお受験塾でも口頭試問や面接の際には頑張って答えることに意味があります。
何を聞かれているのかがわからないときには、「もう一度お願いします」と質問を再度してもらえるようにお願いすることを教えます。
子供には絶対に黙ったまま俯かないように教えています。
それが印象を悪くせずに済む方法です。
誰も、小学校受験の際に、理路整然とした回答を期待していません。
努力をして答えようとすること姿勢を考査しているのです。
そのあたりを理解したうえで、臨むようにしてください。


自分を表現することが大事

子供に、少しずつで良いので受験本番では自分の言葉で自分を表現することの意味を教えておきましょう。
それは無駄口をたたくということではありません。
そのあたりの善悪についても併せて教えておきます。
何でも先回りをして親が指図をすることで、子供は自己表現の機会を失くしてしまいます。
それでは何の役にも立たないのです。
聞かれていることを真摯に回答することに、大きな意味があることを知っておいてください。
親が自己表現力を育むことの意味を知ることで、対応も随分と変わってきます。

私生活の中でも小さな発言の機会を少しでも増やして、自分の言葉で相手に何かを伝えることの重要性を子供自身に認識させることが大事です。
度胸を持って考えをまとめて言葉を発するということも、場数を踏めば自然に出来るようにもなります。
そのためには、子供を温かく見守りそして、優しく自分で表現することを誘導できることが親としての役割になります。
少しずつ子供は言葉の役割や重要性を知るようになります。
やがて迎えるお受験本番では聞かれたことに的確に対応できるように、準備期間を大切にしながら自己表現力を育てるように親子で努力を続けてみてください。

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