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父親の熱意も必要!夫婦団結して子供の小学校受験に臨む家庭にするためにできる事

小学校受験には、比較的に母親と子供の二人三脚で挑むイメージがあるものです。お受験塾の送迎など、子供のお受験に母親の方が多く関わっていることが理由としてあげられます。実際に父親は働き盛りで家で子供と過ごす時間が短いという家庭が多いのです。一緒に家庭を築く父親には、小学校受験に関心を持って欲しいものですよね。

お受験は母親だけではなく父親の熱意も大切になります。
今回は、小学校受験に無関心な父親にお受験への理解を深めてもらうためにできる事と父親の重要性をまとめてみました。

目次
▼ 志望校で子供を学ばせたい!夫婦の熱意が受験準備には必要
▼ 小学校受験はお父さんとお母さんとしての意思が重要!子供のやる気にも影響する
▼ 親だからそこできる子供の受験準備!日常生活で子供の成長を感じる父親はお受験に強い
▼ 子供の小学校受験へ理解を深める!学校生活や卒業後の進路など志望校の情報収集が第一歩
▼ 面接官には見破られる!父親として子供との関わり方
▼ さいごに
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志望校で子供を学ばせたい!夫婦の熱意が受験準備には必要

親子の距離感で考えると、圧倒的に父親よりも母親のほうが子供の事に詳しく、子育てに熱心なものです。
お受験の相談を夫に持ち掛けても、父親の無関心な態度から夫婦喧嘩になる話もよく聞きます。
それでも、家族全体の問題として「小学校受験」に本気で向き合うという方針を決めた場合には、父親にもお休みの日には是非とも受験準備に付き添ってもらえるように、じっくりと話し合う必要性があります。

父親の多くが、まだ幼稚園児なのに受験準備などはかわいそうなのではないかという感情を抱くものです。
お受験に対して、父親は負の感情を持ち合わせるのが事実のようです。
ただ、それでは母親の精神的な負担が増加する一方です。
夫婦で十分に話し合い、小学校受験の方向性を夫婦共通の意思として確固たる決意のもと受験準備を進めるのが理想です。



どこまでも平行線の場合には

父親が小学校受験を渋る場合は結構多いのです。
小学校から苦労をして塾通いなどの経費をかけること自体に違和感を覚えてしまうのが本音のようです。
無理もありません。
父にとって、現代のお受験事情や公立以外の小学校に通うことのメリットなどは、情報としては乏しいのが現実です。
それ以上に、社会人生活が多忙であり「働き盛り」というのも子供の日常生活にまで目が行き届かない理由となります。

小学校受験では面接が必ず課せられます。
面接では、両親に家庭教育などについての子供に関する様々な質問が準備されているのです。
必ず聞かれる項目としては、「なぜこの小学校を志望するのか?」という動機です。
その時点でご夫婦の間で受験の方針が定まらずに、母親に押し切られる形で受験当日を迎えているようでは、真実味が伝わりません。
それを見て面接官は協調性のない親という判断を下すわけです。
夫婦揃って子供が志望校に入学させていただきたいと言う熱意がない家庭では、いかしかたない結果になるのです。
つまり、母親だけではなく父親もともに小学校受験に挑む家庭のお子さんは合格という結果に結びつきやすいのです。

小学校受験はお父さんとお母さんの意思が重要!子供のやる気にも影響する

父親の反対を押し切ってまでの小学校受験は好ましくありません。
またどうしても夫の同意を得られないという場合には、小学校受験を断念して中学受験まで先延ばしにする選択肢もあります。
それはシビアなようですが、小学校受験に相応しくない家庭環境と言わざるを得ません。

子どもの小学校受験のためならば両親で力を合わせるというスタンスが本来望ましいのです。
子どもの為という考えを持てる父親ならば最初は反対をしていたものの、興味本位で学校説明会などに参加するうちに自然な形で小学校受験を受け入れ始めたという声を聴く場合もあります。
つまり、「我が子のためならば!」という意思を強く持てるかどうかにかかっているのです。



基本的に無関心な父親は不利

小学校受験の主役は受験生であるお子さん自身です。
そして一緒に暮らす親御さんの立場というのも重要な存在なんです。
父親が小学校受験に対して全面的に協力的で、お子さんにも積極的な態度で言葉がけができていることはまさに理想です。
父親リーダーシップを取って受験対策をしていることを、子供が肌で感じることで「やる気」が出るものです。
父親の影響力は、絶大です。

基本的に受験も子育てと同じように、ある程度は参加して欲しいものですよね。
小学校受験の現状やメリットやデメリットなども赤裸々に伝え、サポート体制を共に作ってくれるように母親の方から父親に打診をすることで、丸く収まるというパターンが一般的に多いようです。

親だからそこできる子供の受験準備!日常生活で子供の成長を感じる父親はお受験に強い

父親に、子供が通っている幼児教室や受験塾に いきなり顔を出させるのは酷なものです。
塾などでは圧倒的に母親が同伴しているのが普通だからです。
幼児教室や受験塾の現場では、父親は黒子に徹しているという感じをうけました。
どの家庭でも、塾に父親が参加するというのは少ないケースでした。
それでも、必死に小学校受験の良さや志望する小学校の校風などを父親に伝えて、学校行事に家族全員で参加してみるというのも強行手段です。
学校の校風や生徒に触れることで、考えていた小学校受験のイメージが一掃されて「この学校ならば・・・」という好感度が上がる可能性もあります。



反対している理由は準備が面倒くさい??

普段は忙しく社会人生活をしている父親は、帰宅後に子供の受験勉強を見せられたりするのではないかと勝手な懸念を抱いている場合もあります。
その理由だけで、小学校受験を否定的に考えている父親も結構多いことを知っておいてください。
父親の思い込みで小学校受験に好意的ではない場合もあるのです。

  家庭で必要な小学校受験準備というものには、

  • 休日に家族でお出かけする経験
  • 家庭生活でのルールを守る
    など

日常生活に密接していることを父親に知ってもらうのです。
そうすることで、お子さんに数字や文字、英語を覚えさせることとは、かけ離れているということがようやく伝わるわけです。
あくまでも家庭生活の中で習慣を身につけることや社会のルールを学ばせることに重きをおくのだということがわかれば、これまで自分が小学校受験に抱いていたイメージが払拭されるはずです。

子供の小学校受験へ理解を深める!学校生活や卒業後の進路など志望校の情報収集が第一歩

例えば父親が都会育ちの場合には、私立小学校の存在や身近な人で通っていた人も多い場合があります。
その反面、地方出身の父親の場合には、私立小学校自体が稀な存在なのです。
お受験の環境を経験していない父親にとって、お子さんの小学校受験を理解するということには困難さを伴います。
父親として子供の小学校受験に向き合う際には、何をすべきなのか理解に苦しみかねません。
まずは、受験内容をすべて最初に開示して、父親としてどのような場面に同伴するべきなのかを伝えておくことが大切です。

父親の一存で何かを決めるという古風な家庭の場合には、かたくなに小学校受験に対しては理解を深められない可能性も高いのです。
そうなってしまうと、父親の価値観と母親の価値観の相違とが生じてしまうことになります。
夫婦で子育てや子供の将来についてきちんと話し合い、子供に向き合うことが子供の成長にも大切なのです。
子供が伸び伸びと安心して成長しやすい家庭環境を築くためにも夫婦円満であることが根本にあります。



志望校について父親の理解が必要

長い時間をかけてもなかなか受験に対して良いイメージを持たずに最後の方まで父親の協力が得られないという場合には、あいにく断念という選択肢を選ぶ必要があることも知っておいてください。
その場合には、父親の都合で 子供の将来の道を遮ったという気持ちが母親には芽生えかねません。

父親に小学校受験を理解してもらうためにも、志望校の学校生活や卒業後の進路について母親からプレゼンテーションをする必要があります。
志望する小学校に入学すると得られる何かをきちんと父親に伝えることは大切なことなのです。

面接官には見破られる!父親としての子供との関わり方

普段から仕事に忙しく子供との時間が少ない父親には、小学校受験に臨みたい理由やお受験のメリットなどについて十分に夫婦で話し合う時間を設けましょう。
お受験本番では、面接などで必ず聞かれることがあります。
その答えを日々子育てを通して、自分たちの間で答えを準備しておくことが賢明です。
ほとんどの私立小学校では、親子面接が課せられています。
ここでは父親の役割という内容で、父親に向けて面接官からの質問をされることを最初に覚悟しておくと良いでしょう。
父親の職業などは、小学校受験には何ら関係ないことなのです。
そしてある程度、父親への質問は種類が絞られることを知っておいてください。

よく聞かれる父親への質問内容は、次の通りです。

  • 休日のお子さんとの過ごし方
  • 志望理由
  • 小学校受験に賛成だったかどうか?

ある程度、子育ての経験を踏まえて答えると真実味が湧きます。
実際に仕事が忙しくお子さんと深くかかわる時間の余裕がないということは、どの家庭でもあり得ることです。
だからこそ、休日にはできるだけお子さんと一緒に過ごすように努力をしていることを率直に述べられると非常に好感度が高くなります。
例えば、最初の頃は小学校受験に対して疑問に思うことや お受験の必要性に理解できなかったことを述べ、受験準備を経てどのような気持ちの変化があったのかを正直に述べることは、父親の思いが面接官に強く響くことになります。



母親が父親を叱責している場面を子供に見せない配慮

受験の本番が近づいてくると、母親は塾などの現場に出向くことも多くなり、気持ちの上で余裕がなくなるものです。
それなのに、少しも協力をしてくれない父親に対して不満が爆発する場合も多々あります。
その瞬間をお子さんの前で見せないようにすることは親としての務めです。

あくまでも夫婦間の問題ですので、お子さんに激しくバトルをしている様子を見せてはいけないのです。
またこの機会に、母親に教育をすべて丸投げしている父親の態度も改められるように話し合う必要があります。



面接で見破られる夫婦関係

小学校受験ではお子さんのペーパーテスト行動観察だけが合否を決めるものではありません。
どちらかと言えば、親子関係やご両親の教育方針などを考査していると考えてもよいでしょう。
父親として、休日など親子の時間を作れる機会にお子さんとの触れ合いの時間を持たない生活を過ごしていると、お子さんのことに質問が及んだときに、なかなか答えられなくなります。

つまり、お子さんの教育には無関心であることが見破られるのです。
どれだけ取り繕ってもやはり面接官も百戦錬磨です。
父親がお子さんの教育に積極的に参加をしているかどうかという点はシビアに考査されているわけです。

さいごに

ご両親が小学校受験への後押しをしてくれる家庭のお子さんは、小学校受験の準備期間や試験当日に安心感を得られやすいのです。
親も一緒に頑張ってくれているという気持ちが、起爆剤になることが多々あるあります。
父親も塾の送迎に限らず、休日をお子さんと一緒に過ごす工夫や家庭の中での会話を多くもつなど身近な努力を重ねていただきたいと思います。

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